ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

オルニトミムス

おるにとみむす

中生代白亜紀後期にアメリカ、カナダに棲息していた小型~中型の雑食性恐竜。

データ編集

名前は「鳥を模倣する者」と言う意味。中国語では「似鳥竜」(スゥニャオルン)と呼ぶ。

姿かたちがダチョウに似ている事から、日本では「ダチョウ竜」の愛称もある。

発達した脚部、体の半分近くを占めるが特徴で、のない状の木の実昆虫小動物などを丸呑みして食べたり、水中の微細な生き物を嘴で濾し取って食べたりしていたようだ(保存状態の良いオルニトミムスの嘴化石から、の嘴のように多数のスリットがある事が判明している。鴨はスリットがある嘴で水中の微生物を濾し取って食べるが、昆虫や植物も食べる)。


近縁種はモンゴル中国スペインからも発見されており、日本でも群馬県神流町で背骨の一部が見つかっている。原始的な種と進化した種の間に外形的な違いは少なく、かなり完成されたボディ・プランをもっていたようである。収斂進化でダチョウの仲間が出現したのも当然かもしれない。


いくつかの化石から、群れを作って行動していたことが判明している。


最近の発見により状に羽毛を持っていた事が判明。これは飛翔の為ではなく、求愛などのディスプレイや、抱卵の際、卵を覆って保温・保護すると言う行動に役立てたと考えられている。

映画ドラえもんのび太の恐竜2006』では原作では生えていなかった羽毛までしっかりと描かれていた。


恐竜ファンタジー漫画、竜の国のユタでは以上の点で雑食性で大きさもそれほど無い点等から「騎るは易く食せば美味」と称され、ナノスの竜使いに非常に人気の種と描かれている。


関連タグ編集

獣脚類 ダチョウ オルニトミモサウルス類

関連記事

親記事

オルニトミムス科 おるにとみむすか

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 18554

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました