「とうとう此処へ呼ばれたか……人の子よ。今 この時より、人類の安寧を約束しよう」

「お前は…吾輩を知っているか？吾輩はお前を知っていたぞ。随分と前からな」

CV：速水奨

基本情報

概要

スマホゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』に登場するガンナーヒーロー。

元はカードの一つ、『荒れ狂う天空王 ぶれいずどらごん』。

2022年12月3日に開催された6周年記念イベント『＃コンパスフェス 6th Anniversary』内の『#コンパスニュース』にて2023年のオリジナルヒーロー第壱弾として発表。

2023年1月30日から実装日までの間にはイベント『ぶれどらのたまご』が開催。バトルに勝利すると極稀に実装時に「ぶれいずどらごん」に変化する「ぶれいずどらごんのたまご」が手に入った。

その後、2023年2月25日の公式生放送『#コンパスニュース＆TEPPENバトル2023 2月シーズン大会』内の『#コンパスニュース』にて詳細が発表され、2月27日のメンテナンス後に実装された。

新規イラストはピエール77世と同じ布施龍太氏、テーマ曲は『Leia』『Reon』などを手がけた「DJ'TEKINA//SOMETHING」ことゆよゆっぺ氏が担当する。

キャラクター

悠久の時を生き、幾億の世界の空を駆けてきた、温度自在の炎の息を吐く「どらごん」。

城壁都市や魔法都市、天空都市など様々な世界を巡り、様々なものを見てきたようで、若い王子や幼い女王、ドワーフやハイエルフ、星詠みの民なる者達、果てには宇宙生命体にまで出会ったことがあるという。

そんなぶれいずどらごんが愛しているものが『人間』であり、「人の子」であるプレイヤーにはあらゆる厄災を防ぐ加護があるという自身の鱗を持って行かせ、人類の危機になりうるものから護り、時に戦士達への試練として自ら立ちはだかる。

ときどき人間に攻撃されることもあるそうだが、気にせず無数の世界で人類を救い続けるのだという。

ただ、多くの物事を知ってきてはいるものの、唐辛子を知らずに食べてその辛さに悶絶してしまうなど、まだまだ知らないものもあるらしい。

容姿・コスチューム

銀色の身体に黄と青の角を持った巨大な龍。頭部には紋章のような模様がみられる。

その大きさは同じ巨体のニーズヘッグと並ぶか、それ以上。

カラーバリエーションは前述した『ぶれどらのたまご』イベントにより、オリジナルを含め全30種類ものカラーが存在する。

コスチュームは全身機械姿『きかいどらごん』、全身メタリック姿『めたるどらごん』が存在。

季節限定では全身骸骨姿『ほねどらごん』、水生生物姿『みずどらごん』が登場している。

初音ミクコラボではミクコスチュームも登場した。

ヒーローの特徴

リリカやソーンなどと並ぶ、全ヒーロー最長の通常攻撃範囲と高めの体力倍率を持ったガンナー。

得意カードは『近』『遠』。攻撃倍率が1.05とガンナーとしては低めであり、『貫』カードのダメージは出しづらいため、ダメージカットへの対策としての『破』カード、敵への足止めや追撃ができる『止』カードがおすすめ。

最大の特徴は空中を飛行することができるヒーローアクション(HA)。

使用すると前方へ飛行しながら、地上に向けて攻撃力の約1.5倍ものダメージを与え怯ませられるブレス攻撃を行う。通った地面には約7秒残留する火炎エリアが残り、敵の行動を制限させることができる。

長押ししている間は通常の移動よりも速く前方へ飛行し続けるため、扱いとしてはスプリンターの「ダッシュ」に近い。

【HAによる飛行の特徴】

• 飛行高度は使用時から徐々に上がっていき、最高高度に達するとその高度を維持したまま飛び続ける
• 最高高度は現在飛行している場所の床の高さで決まる。その場に床が無い場合は高度が徐々に落ちていく
• 使用中は体力が徐々に減少する。飛行時間が長いほど減少する割合は増加していく
• 体力が残り約25%以下になる、または壁や障害物にぶつかると飛行を解除し強制的に地上に降りる

飛行中はステージ内の段差を乗り越えられるほか、最大高度ならば「グレートウォール」などの高台を登ることができたり、「って～！つっぺる工事現場」や「Hello :-) irregular World」のような床が無くなるステージでは一時的に飛んで穴を越えることも可能。地上のみに判定のある敵の攻撃カードや一部のHSなどが当たらなくなるため緊急時の回避手段として利用もできる。

ただ、飛行高度はすぐに最高高度に到達するわけではないため、「グレートウォール」などの高台は十分な助走が必要であり、使用した直後に地上からの攻撃に当たる場合がある。上空に飛んでいてもガンナーの通常攻撃など全ての攻撃がすぐに当たらなくなるわけではないため、空中から一方的に攻撃するとしてもその場の状況判断も必要になってくる。

また、飛行中は体力が徐々に減り、体力が残り25%以下になると地上に降りてしまうという仕様上、延々と飛び続けることは出来ない。この点は非常に厄介であるため、HAを活かすのならば「神技官 アンジュ・ソレイユ」などの体力を持続回復する『続』『癒』カードは必須となる。上方修正によりかなり減るスピードが遅くなったため、長時間飛び回るのでなければ通常の『癒』カードでも代用可能。

ブレス攻撃の方は、実装当初は少々微妙だったが上方修正により低、中耐久のヒーローであれば一度怯ませてからそのまま焼き尽くせるような高威力となっている。

ただし敵視点としてはいつ飛んでくるのか分かりやすく、着地を狩れる絶好のチャンスを与えることになるため使用には注意が必要。それでも『防』カードを強制的に切らせることができるだけかなりの高性能である。

アビリティ『ほのおのいき』は通常攻撃をヒットさせた際、ヒットさせた相手の足元に火炎エリアを生成させるというもの。

持続時間は約4秒間とHAのものより短いものの、火炎エリアの1回目のダメージは、通常攻撃のヒットとほぼ同タイミングで発生するため、本来単発攻撃であるぶれどらの通常攻撃は見た目以上にダメージを与えやすくなっている。敵がスタンやダウンで動けない場合は、その分多くダメージを与えられるのも強力な点。

なお、火炎エリアは「ひめたる力の覚醒」や「創霊の加護タイオワ」などの攻撃力をアップできる『強』カードの効果は受けないが、「おかあさんだーいすき」や「連合宇宙軍シールドブレイカー」といった敵の防御力をダウンさせる『弱』カードでダメージを増やせる。

ヒーロースキルは前方超遠距離に細い線上のブレスを放ち、そのブレスが通過した位置に大爆発を起こす『荒れ狂う奔流 ぶれいず・ばーにんぐ』。

ブレスと大爆発は即死級の超ダメージを与えられる上、貫通攻撃なので『防』カードや『強』カードなどで防御力を強化しても防ぐことはできない。また、大爆発の後にはヒーローアクションのものよりもダメージの大きい火炎エリアが生成される。

発動から攻撃まで時間はかかり、当たることは少ないものの、爆発と火炎エリアはCポータルを覆えるほどの広さであるためや、遠距離からのや妨害やポータルキーの防衛に扱うことも可能であろう。

広い通常攻撃範囲で味方の後方から攻撃支援が出来るほか、アビリティやHAによる火炎エリアで敵の行動を制限する妨害も出来る。HAの飛行も駆使すれば、行けない場所はほとんどない。

味方と息を合わせて援護しつつ、火炎エリアで有利な展開を進め続けられれば、ぶれいずどらごんの前に『壁』などは存在しないはず。

関連動画

関連タグ

#コンパス マルコス'55

• ソーン=ユーリエフ、魔法少女ルルカ…ぶれいずどらごんと同じくカードからヒーローとして実装された繋がり。
• ピエール77世…スプリンターのヒーロー。絵師繋がり。

カップリング・グループタグ

人の子よ、誇るが良い！実に気高き勇姿であった……