概要
投稿主の家系には「がしゃがしゃさん」別名「がしゃがしゃのおじさん」という守護霊的存在がいる。その守護霊は子供にしか見えないそう。またがしゃがしゃさんは鎧を着ておりそれががしゃがしゃと音が鳴るからがしゃがしゃさんと呼ばれている。がしゃがしゃさんがいた歴史は意外と長く爺様が子供の頃には居たらしい。
がしゃがしゃさんは家に入った泥棒をとっちめたり、子供を守ったり、延焼を防いでくれたりしたそうだ。しかしそんながしゃがしゃさんには意外な弱点があった。それは怖がりであった。特に文明の利器には弱くカメラやヒーターにはビクついてるらしい。
また子供が川で溺れている際、助けに飛び込む父にそれを後を追うみたいにがしゃがしゃさんも飛び込んだ。しかしがしゃがしゃさんは泳げなかった。子供を助け岸に上がる父はがしゃがしゃさんがおぼれているのを知るや否や「きてんのに何やってんだバカかー!」と叫びまた川へ飛び込んだ。2回目飛び込こもうとしたさい冷静な兄が「……一度死んでるのに溺れるもん?」とツッコんだ。がしゃがしゃさんは川から背中を丸め立ち去った。
また家が取り壊される際、兄の方へと移り住み電気ケトルの着る音にビクついていると甥っ子が教えてくれたそう。