概要
1枚の皿にチキンライス・ハンバーグ・ナポリタン(または焼きそば)・エビフライ・フライドポテト・プリンなど
子供が好みそうな料理を、少しずつ盛りつけて出される。
おまけにおもちゃなどが付いている場合もある。
盛り付けされる皿も、新幹線をかたどっていたりキャラクターが描かれていたりと、子供心をくすぐる工夫がされている。
ターゲットを小学校高学年に絞った「お子様定食」(場所によっては「キッズ定食」「小学生定食」)も存在し、お子様ランチを若干大人っぽくした見た目となっている。
お店によっては「お子様ラーメン」「お子様うどん」「お子様カレー」「お子様チャーハン」etc、味付けを甘くした料理を出すところもあり、小さ目のお皿、楽しい見た目、おもちゃなどはお子様ランチと同じ構成となっている。
国際線の機内食でも子供向けの機内食が用意されているが、こちらは事前に予約が必要だが特別食の扱いなので大人でも頼める。
多種類の食材が必要になる割に分量が少ないため、店側にとっては利益率が低く、
子供連れを引き付けるための広告費とでも言うべき商品である。
そのため、大人が注文しようとすると断られることも多い。
しかし、高級レストランで味付けと材料は同じで量を減らした子供向けフルコースを用意したところ、子供だけでなく小食な女性や高齢者にも思わぬヒット、看板メニューになったところもある。また、一般レストランでも女性や老人、懐古厨(グルメ界の大きいお友達?)からの需要も大きいため、そうした人向けに「大人様ランチ」(店によっては「大人のお子様ランチ」「大人様プレート」の名称も)という別メニューを用意、あるいは期間限定で提供する店も存在する。
余談だが、トンカツ、ナポリタン、サフランライス(またはドライカレー)を盛り合わせた料理であるトルコライスも、「大人のお子様ランチ」と呼ばれることがある。
『伝染るんです。』には「子ランチ」なるものがある、「子供をあまり好きじゃないコック長」がいるレストランで
お子様ランチから「お」と「様」と愛情を抜いた奇抜すぎるメニューである。
大人ぶろうとする女の子にわざとお子様ランチを振る舞うのも、よく見る光景である。
発祥は1930年、百貨店の三越と意外と古い。子供向け洋食として提供されたのがはじまり。翌年に松坂屋上野店でも(花見や上野動物園が近く子供連れが多かったので)同様のメニューが考案された。はじめはあまり振るわなかったが、後のエドワード8世来日歓迎の旗を立てる、グリコのオマケを参考にしてメニューを改良したところヒットし、これが定番になったという。
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