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鉗子(カンシ)とは、主に手術での止血等に用いられるハサミ型の器具のことである。別名はフォーセップ(英:forceps)、シザープライヤ(Scissor Plier)。ものを掴んだり、抑えたり、けん引したりすることに用いられる。材質は金属やプラスチック。
先端の把握面に鉤(コウ)というかぎ爪が付いているかどうかで、有鉤鉗子と無鉤鉗子とに種類が分かれる。有鉤鉗子は皮膚や筋層などの硬い組織を掴むのに用いられ、無鉤鉗子は粘膜、血管、リンパ節などやわらかい組織を掴んだり剥離したりすることに用いられる。
その他、先端の形状などによりケリー鉗子、コッヘル鉗子、ペアン鉗子などに細かく種類と用途が別れる。例えば、ケリー鉗子はペアン鉗子よりも細長いので、より深い部位の操作に用いられる。ペアン鉗子はコッヘル鉗子とよく似ているが、先端が鉤状でないという点で異なる。先端の微細な形状で異なる種類の鉗子は、柄の部分の溝などの特徴で見分けられるようになっている。
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最終更新:2025/05/15(木) 10:00
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