裕隆・331とは、裕隆汽車が1991年から1995年まで生産していた小型セダンである。
B13型サニーの現地生産車で、車名は「331尖兵」を名乗っていた。
日産らしきエンブレムは装着されているが、中央の文字が「NISSAN」ではなく「SENTRA」であった。
エンジンは、ノーマルモデルにはGA16が搭載されていた。
1993年にはブランドを日産に変更。
この変更により日産のCIエンブレムやセントラの車名エンブレムが装着され、エンジンのヘッドカバーに書かれた会社名も「YUE LOONG」から「NISSAN」に表記が変更となっている。
この時期に前後してSR20エンジン搭載のスポーツグレード「SER」が追加された。
1994年にはマイナーチェンジを実施。
日本で言うところの後期型と同じデザインのテールランプが採用され、グリルなどの外装品のデザインも一部変更された。
1995年には生産を終了、B14型セントラへとモデルチェンジした。
余談ではあるが、日本で言う310型のサニーが台湾では「裕隆・303"サニー"」として90年代前半まで販売されており、一時期はこの331と併売されていた。
331はセダンのみであったが、ワゴンタイプ(日本におけるサニーカリフォルニア/ADワゴン)が「ADリゾート」の名称で販売されていた。また、日本では用意されていなかったピックアップトラックタイプも設定されていた。
331の生産終了後も長期間併売されており、1999年にはADリゾートがマイナーチェンジを実施、RV風の外装となり車名が「N-RV」に変更されている。
90年代後半にはピックアップトラックが、2001年ごろにはワゴンの生産を終了した。
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最終更新:2025/06/14(土) 08:00
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