白木義一郎(しらき ぎいちろう)とは、元プロ野球選手・政治家である。故人。
OB | |
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白木義一郎 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1919年9月20日 |
没年月日 | 2004年1月25日 |
身長 体重 |
174cm 66kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 1946年 |
引退 | 1952年 |
経歴 | |
選手歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
慶應義塾商工学校に進学。エースとして活躍し、3年時には春夏連続で甲子園大会に出場。夏の東京地区大会では大会前に足首を骨折したものの、自らギプスを壊して強行出場し、チームを甲子園大会出場へと導いた。
卒業後、慶應義塾大学へ進学。大学でもエースとして活躍していたが、1941年に応召。
初年度の1946年、新人ながら投手陣の軸として奮闘し、同期入団の大下弘とともにセネタースの顔として活躍。59試合に(うち48試合は先発)登板し、30勝22敗、防御率2.58という成績を残し、最多勝利のタイトルを獲得。なおこの年、セネタースが挙げた勝利数は47勝であり、ほとんどが白木が挙げたものであった[1]。
1947年、前年同様チームのエースとしてリーグ最多の59試合に登板し、26勝を挙げ、防御率1.74で最優秀防御率のタイトルを獲得。ただ、現在もNPB記録として残っているサヨナラ敗け9度を記録し、リーグワーストの25敗を喫するなど、踏ん張りきれない場面も見受けられた。
1948年、防御率2.79とまずまずの成績を残したが、7勝12敗と負け越し。
1949年、16勝を挙げて復活。1950年には、4試合連続無四球完投、当時のNPB記録となる74イニング無四球を記録し、14勝を挙げた。
1951年、肩の故障により。4勝10敗、防御率4.06と低迷。シーズン終了後、阪急ブレーブスへ移籍。
1952年、9試合の登板で0勝に終わり、同年限りで現役を引退。
1956年、創価学会系無所属として参議院選挙に出馬し当選。日本プロ野球経験者としては初の国会議員となった。
1964年には公明党結成に参加し、以降は近く同党の幹部として活動。参院選で通算5回当選している。
抜群の制球力を武器に、人を食ったような投球で打者を翻弄した技巧派右腕。一方で四球を極端に嫌がり、ストライクを取りに行ったボールを痛打される場面も見受けられた。また、野手としても通算7本塁打、18盗塁を記録するなどセンスを発揮している。
ピッチャーゴロをわざと一度キャッチャーに渡してからアウトを取るという、パフォーマンス的なプレーをすることが多かった。
チームメイトたちから顎の長さをいじられることもあったという。
通算:7年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 242 | 160 | 16 | 97 | 98 | --- | --- | .497 | 1725.0 | 307 | 534 | 694 | 542 | 2.83 |
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最終更新:2025/01/11(土) 04:00
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