These Are The Days Of Our Livesとはイギリスのロックバンド、QUEENの楽曲である。
概要
1991年2月にリリースされたアルバム「イニュエンドウ」からのシングルで、ヴォーカルのフレディ・マーキュリーの誕生日である1992年9月5日にリリースされている。
作詞作曲のクレジットは公式には「QUEEN」となっているが、のちにインタビューなどでドラムのロジャー・テイラー作であることがわかっている。Radio Ga Gaのころから大分落ち着いた作風の曲が増えてきているがこれはその極地ともいえるかもしれない。だって車が好きだーとかあの曲調で歌ってたんすよ?
フレディによるサビの1人2重唱、泣きのギターソロと聞きごたえ十分。
当時余命幾ばくも無いフレディの美しい、しかし力強い歌唱は聞くものを惹きつけて止まない。
PV
この曲はPVも作成されており、フレディの生前最後に撮影されたPVといわれている。
PVはアニメバージョンとメンバーが映ったバージョンと2つ作られている。
元々はアニメのみにする予定だったのがフレディの意向で2つ作られたと言われる。
アニメはウォルト・ディズニー・スタジオが製作、ある若い男女が描かれている。
メンバーが映ったバージョンはモノクロの映像の中でメンバーが楽器を演奏している様子が収められている。
ロジャーはコンガを叩いているが実際の曲でも叩いているわけではなくただのマイムである。(実際に叩いているのはプロデューサーのデイヴィッド・リチャード)
…そしてこの映像、見てみるとどこか違和感がないだろうか?
4人同時に映るカットがほぼないのである。(ギターソロ明け、ラストサビに1カットだけ)
実はこのPV撮影時、ギターのブライアン・メイがプロモーションのため国外に行っており、ブライアンは数週間後に別撮りしていたのである。
言われてみると確かにブライアン以外の3人のカットはいくつかあるけど…と合点がいくと思う。
よーく見てみると先述の4人映るカットも合成されているのが分かると思う。
ライブパフォーマンス
前作・「ザ・ミラクル」でもうツアーはやらない宣言をしていたクイーン、このアルバム「イニュエンドウ」でももちろんツアーをしていないのでオリジナルメンバーによるライブ映像は存在しない。
1991年11月24日にフレディが亡くなり、それを受けて開催された1992年フレディ追悼コンサートではオリジナルメンバー3名+ジョージ・マイケルとリサ・スタンスフィールドの両名をヴォーカルに据えて演奏された。
また、大きなものでは2005年、QUEEN+Paul Rodgers名義でライブが行われた時にロジャーがヴォーカルを担当、ドラムを自動演奏に任せ歌い上げた。
サビのハモリをブライアンが担当、またバックの映像に1970年代に日本を訪れた時の映像を流し、観客の涙を誘った。
ちなみにこのライブではこの曲に続きRadio Ga Gaが演奏され、引き続きロジャーがヴォーカルを担当。ロジャーファンを大いに沸かせたとか。
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