喪男アニメ「ジェニーはティーン☆ロボット」

シェルドン先生…シェルドン先生っ…(;´Д`)ああーっ!
このアニメはまさに「アメリカ版すげこまくん」だぁーっ!


正直私、カートゥーンアニメは「パワパフ」と「サムライジャック」と「シンプソンズ」(はカートウーンに入るんかな?)をちょびっと見たことあるぐらいなのですが、侮っていた…こんな素晴らしい作品があるというにも関わらず、あまりにもチェックを怠っていた!
どれみっちの穴で紹介されてた「パワーパフガールズ・ドウジンシ」の元ネタとかが結構分からんかったのでぐぐってみまして、でまあ「ジェニーはティーン☆ロボット」を紹介しているサイトにたどり着いたのですが、これが…素晴らしいとしか言いようがない…読むと愛がビンビン伝わってくるレビューと、それによって語られるアニメの内容が…実際見てもいないのに心に響くっ!特にシェルドン先生がらみの話が!
あ、スイマセン突っ走っちゃってホント…えーと、それじゃあ一応ストーリーと主要キャラの説明をはてなキーワードから抜粋しときますね。

地球を守るために作られた少女型ロボット、ジェニー(正式名称Global Robotic Response Unit XJ9)の日常を描く。


…こんだけで良いのだろうか…まあパワーパフガールズも殆ど同じようなストーリーともいえるしな…
で、主役のジェニーの設定が

ジェニー(声:佐々木亜紀/Janice Kawaye)…ジェニー・ウェイクマン(またはXJ9)。生まれたときからティーンエイジャーなロボットの女の子。身長180cm、体重は不明。内蔵の武器と変形機能で街の犯罪者から宇宙の侵略者まで幅広く退治する。好きなものはイケメン男子。トレモートン高校に通っている。


>好きなものはイケメン男子。
…('A`)
まあ、ひとまず置いておきましょう。他にも脇役は色々居ますが、ここではとりあえず真の主役であるシェルドン大先生について。

シェルドン(声:深津智義/Quinton Flynn)…シェルドン・リー。トレモートン高校に通うギーク(おたく)でメカの天才な男の子。ジェニーに一目惚れし、ストーカー気味にあちこち追い回してはジェニーを困らせている。

>ギーク(おたく)でメカの天才
>ジェニーに一目惚れし、ストーカー
ってまんますげこまくんやん。すげこまくんは自分でロボ(ダッチワイフ)を作っちゃいますが、シェルドン先生は他人が作ったロボに萌えまくっているのだ。やはり脳内彼女とかは自分で一からハンドメイドするよりかは他人が製作してくれたものの方が良いのだろうか。他人の内面、自分の予想もつかない一面というのは完全俺製作のキャラでは作りにくいものですからな。ちょいと話題がずれたね。でまあシェルドン先生の紹介文で抜けてる最も重要な要素がキモメンであるということなのです。オタでストーカーでも、イケメンだったら、心優しいシェルドン先生は初回でジェニーと結ばれハッピーエンドだったはずなのに…(´;ω;`)ウウッ…
まあシェルドン先生の話からちょいとその喪男っぷりを伺いましょう。
まずシェルドン先生登場の回から。

シェルドンはフィギュアとメカが好きな、ちびでオタクのいじめられっ子。そんなシェルドンにジェニーが腕の修理を頼んだからもう大変。一発でジェニーを好きになってしまったシェルドンがあちこちつきまとい、ジェニーはみんなに笑われるわボーイフレンドができたとウェイクマン博士に誤解されるわで大弱り。

多分このウェイクマン博士というのが日本語に訳すと「永野のりこ」とかそんな名前の人になると思うのですが、それはそれとして、シェルドン先生はジェニーの腕を治してあげたのにこのキモがられよう…('A`)

ジェニーは何とかしてシェルドンから離れようと、街で暴れる”ロンリーハートクラブ(女に振られた腹いせに街を破壊する困った組織)”を退治しに出動する。

しっと団アメリカ支部が!というか子ども番組なのにこんな喪男総進撃みたいな話をして大丈夫なんでしょうか。

ロンリーハートクラブのボスにまでシェルドンをボーイフレンド呼ばわりされたジェニーはついにキレてしまい、シェルドンの前で「あんなさえない変わり者よく知らないしボーイフレンドでも友達でも何でもないの!!」と言い切ってしまう。

……('A`)

シェルドンは大ショック!身動きできないジェニーに代わってクレーンを操作しロンリーハートクラブを倒してからジェニーを解放するも、シェルドンはそのまま家に帰って寝てしまう。

…しぇ、シェルドン先生!(´;ω;`)ブワッ
一応このあと流石にいたたまれなくなったジェニーがシェルドン先生に「(恋人としては無理だけど)友達なら」ということでハッピーエンドとなるのですが、ロボット相手でもこのキモがられっぷりと「お情けの付き合い」程度に見下されるとは、初っ端から凄い喪男っぷりを発揮してくれます。

他にもシェルドン先生は大活躍。
例えばこの回、シェルドン先生はジェニーをデートに誘うのですが、誘うだけでキモがられます。相手がロボットだったので大丈夫でしたが、訴訟大国アメリカのこと、人間相手だったらセクハラ認定即逮捕になってたでしょう。日本でも神奈川県とかだったら迷惑防止条例違反で逮捕です。

今日もジェニーをつけ回すシェルドン。お手製の大げさなマシーンで瓶ジュースを開けると王冠をジェニーにぶつけ、隙を見てジェニーに話しかける。動物園に新しくできる爬虫類のコーナーに、ジェニーをデートに誘いたいのだ。しかしジェニーは”デート”という言葉に思い切り拒否反応を示し「蛇は興味ないの」とやんわり断る。でもシェルドンは一日中ジェニーのそばで蛇の話をしてしつこくデートに誘おうとする。

アメリカの喪男はタクシードライバーからの伝統なのか、デートでわざわざキモがられるところに誘いますね…これも喪男の性なのだ('A`)

シェルドンはめげず「君の好みの男になるよ」とジェニーに言い寄るがそれは無理な話だった。なぜならジェニーの好みは”素敵なロボットの男性”だったから。それに慌てたシェルドンは思わず「ロボットには感情がないから君を愛せない」と口走ってしまい、ジェニーを傷つける。

「愛があれば有機物と無機物の差なんてない、俺の愛で君を変えて、俺に惚れさせてみせるよ」(意訳)というシェルドン先生。漢らしすぎて僕は思わず失禁しそうになりましたが、その愛もイケメン(ロボ)スキーのジェニーには伝わらないのだ('A`)
そして

”シルバーシェル”と名乗るヒーローロボットが現れジェニーに代わって猛牛ロボットを退治しようとする。その姿を一目見て「理想のタイプだわ!」とジェニーはベタ惚れ

('A`)

恋する乙女と化したジェニーにそんなシルバーシェルのダメな姿は目に入らず、自分の武器で目障りな猛牛ロボットを倒してしまう。さらにシルバーシェルはその手柄を横取りするが、ジェニーはそんなことお構いなし。自分のような女の子を冷淡に扱うクールなシルバーシェルをさらに好きになってしまうのだった。

…たとえロボットでも、やはりイケメンのDQNが好きにきまっとる!という恐ろしい洞察力を持った人間がストーリーを作ってるようです。

爬虫類コーナーのセレモニー会場では立食パーティが行われていた。しかしそこに、展示してあるはずの爬虫類が現れ、会場はパニックに。なんとシルバーシェルを呼び寄せるため、ジェニーが爬虫類を逃がし騒ぎを起こしていたのだ。だがいくら騒ぎが大きくなってもシルバーシェルは全く現れない。

そして騒ぎの中で危険な大蛇が逃げ出してしまう。大蛇はシェルドンに迫るがジェニーは「シルバーシェルが来てくれるから」と助けようとしない。だがシェルドンは蛇に体を締め上げられながらも「君がそう思うなら、多分」と言うだけだった。しかしこのままではシェルドンが死んでしまう。仕方なくジェニーは大蛇に立ち向かい、これを撃退する。歓声に沸く会場。でもやっぱりシルバーシェルは来なかった。

シェルドンの家への帰り道、ジェニーはシルバーシェルへの熱烈な愛を口にする。そして「あんな奴どこがいいんだよ。もしかしたらロボットじゃないかも」と言うシェルドンに「言わないでよ!あたし傷ついちゃう」と言い落ち込むのだった。そして去っていくジェニーを見送ったシェルドンはいらいらしながらガレージに向かう。「全部お前のせいだぞ!お前は愛想を尽かされるはずだったのに!」そこには”シルバーシェル”が。シルバーシェルの正体はパワードスーツを着たシェルドンだったのだ。でも今さら本当のことを言えばジェニーをさらに傷つけてしまう。「こんなの作るんじゃなかったよ」シェルドンは深く後悔するのだった。

ああーっ!シェルドン先生!(;´Д`)
こんなにも優しい心を持ったシェルドン先生も、自分で作ったイケメンDQNロボには敵わないのだった!きっと美奈代ルートのすげこまくんとかあったらこんな感じだったんだろうな…

日本のオタクはマルチがちぃ覚えたとか素子タンが人形になって萌えるとかやっぱり人外かしらねぇとかいってますが、違う!違うんだ!アメリカのオタクはもう悟っている!キモメンは、ロボットとかの人外にもキモがられる!これが宇宙の真理だ!考えてみればロボットだからって、なんで好き好んで俺みたいな駄目人間を愛してくれるってんだ!?ありえん!(;´Д`)ロボットだって、イケメン(ロボ)が好きだ!
キモイ人間はどこまでいってもキモイので、結局ロリだろうがショタだろうがロボとか動物とかまで行ってもキモがられて愛されないのです。トホホ('A`)

シェルドン先生のそれ以外の活躍はこの話とかこの話とかあるようですが、どのエピソードを見てもシェルドン先生の喪男ぶりに文章読んでるだけで感極まりそうになります。まあ何がそんな僕の心の琴線に触れるのかっていうのは、向こうのサイトを見ていただければわかるかなと思います…。
ということでこのブログは今まで「ジョージ秋山ファンサイト」として運営してきましたが*1今後は「ジェニーはティーン☆ロボット(のシェルドン先生)ファンサイト」として頑張っていきたいと思います(`・ω・´)

…ごめんなさいスイマセン、ケーブルテレビ引けない貧乏暮らしなんでそんなファンサイトとか無理というか資格がないですハイ、喪男アニメとかって紹介してホント申し訳ないですid:tochigami さん(;´Д`)
誤解を解いておくと、「ジェニーはティーン☆ロボット」は別に喪男だけのお話ではなく、喪えも萌えもあふれる素晴らしいカートゥーンですよ〜。


いや実際に見たことはないんだけど。

*1:今適当にでっち上げました、スイマセン(;´Д`)