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食べ応え抜群のから揚げレシピ
スパイシーな台湾のから揚げ"大鶏排(ダージーパイ)"

スパイシーな台湾のから揚げ"大鶏排(ダージーパイ)"

台湾の屋台料理として人気のご当地から揚げだ。鶏胸肉をたたいてのばしたビッグサイズ。五香粉(ウーシャンフェン)のエスニックな香りに誘われて1枚ペロリ!鶏を味わい尽くすから揚げレシピを料理研究家の今井 亮さんに教えてもらいました。

“大鶏排”のつくり方

たたいて柔らかくなった鶏胸肉と、ガリッとした衣のコントラストがなんとも強烈。噛むたびに五香粉の風味がふんわり漂って、異国の町の風景が思い浮かぶよう。大判にかぶりついて食べるもよし、切り分けて食べるもよし。

おいしさのコツ!
薄くのばした肉はちぎれやすいので取り扱い注意!水分の少ない片栗粉に、粒の粗い白玉粉を混ぜた衣をまぶすことでガリッとした食感に。揚げ鍋が小さい場合は鶏肉を半分に切ろう。

材料材料 (1枚分)

鶏胸肉1枚(250g)
小麦粉適量
揚げ油適量
A
・ にんにく1片(すりおろす)
・ 生姜1片(すりおろす)
・ 醤油大さじ1と1/2
・ 酒大さじ1
・ 砂糖大さじ1/2
・ 胡麻油小さじ1
・ 五香粉小さじ1/2
小さじ1/4
B
・ 卵1個
・ 小麦粉大さじ4
・ 水大さじ2
C
・ 片栗粉40g
・ 白玉粉40g

1厚さを均等にする

鶏肉は皮を取り、包丁を寝かせて真ん中から切り込みを入れて左右に切り開き、厚みを均等にする。

厚さを均等にする

2叩く

ラップをかぶせて1cmほどの厚さになるまで麺棒でたたく。

叩く

3下味をつける

混ぜ合わせたAをバットに入れ、鶏肉の両面にたれを手で塗る。鶏肉にラップをぴったり貼りつけて、冷蔵庫で1時間ほど味をなじませる。

下味をつける

4粉と混ぜる

ボウルにBを入れて混ぜる。Cの白玉粉は、ある程度粗めの粒が残るよう指ですりつぶしてからバットに入れ、片栗粉と混ぜる。

粉と混ぜる

5揚げる

キッチンペーパーで鶏肉の水気を軽く抑える。小麦粉を薄くまぶし、Bをからめて、Cをしっかりまぶしたら、170℃に熱した揚げ油に投入。

揚げる

6仕上げ

まずは中火で5分ほど揚げる。火を強め、表面がカリッときつね色になるまでさらに3~4分揚げ、取り出して油をきる。

仕上げ
完成

教えてくれた人

今井 亮 料理研究家

京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 最強!から揚げレシピ」に掲載したものです。

cyu定番シリーズ 最強! から揚げレシピ
dancyu定番シリーズ 最強! から揚げレシピ
A4変型判(120頁)
2021年11月29日発売 880円(税込み)

文:安井洋子 写真:キッチンミノル

安井 洋子

安井 洋子

九十九里生まれ。東京に住んでみたけれど、海が恋しくなって葉山に移住。雑誌やウェブに食まわりの記事を執筆する。息抜きは、ナチュラルワイン好きの聖地・鎌倉でのひとり飲み。