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爽やかな強い芳香を持つセージがアクセントのパスタです。乳製品や米、生ハムといった特産品を使ったしっかり旨味のある北イタリアの家庭料理を、料理家の山内千夏さんに習いました。
乾麺より生麺になじみのある北イタリアの家庭で、気軽に食べられているパスタといえばこれ。コツは何といっても、躊躇なくたっぷりとバターを使うこと。やさしいセージの芳香と相まって、するりと胃に収まります。
生パスタ | 240g(*) |
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バター | 60g(食塩不使用) |
セージ | 1枝 |
塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
パルミジャーノ・レッジャーノ | 適量 |
*生パスタはリングイネを使用。タリオリーニ、フェットチーネなどお好みで。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、湯量の1%の塩を入れてパスタをゆでる。
フライパンにバター、セージを入れて弱火にかけ、焦がさないように注意して、セージの香りをバターに移す。
ゆであがったパスタを2のフライパンに入れて和え、塩、胡椒で味をととのえて器に盛る。好みでパルミジャーノをふる。
やまのうち・ちなつ●料理家。製菓メーカーで商品企画に携わった後、イタリアへ料理留学。以降、定期的に現地で家庭料理を学んでいる。湘南の自宅で料理教室を主宰。著書に『トルタ・サラータ イタリア式塩味のタルト』(文化出版局)など。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:鹿野真砂美 撮影:宗田育子