まずは何も言わずにこちらを見てほしい。
このポスト、3時間ほど時間をあけてから連投したのだが、かなりの人たちが本当に新幹線で大阪出張に行っていると信じていた。
これさえあれば、いつでも新幹線に乗っていることに出来るのか……!!
出張への憧れから、すごいものをこの世に生み出してしまったのかもしれない。
出張してると大人っぽい
新幹線で出張するのはかなり大人っぽいし、優雅さもある。
飛行機ほど速いわけでもなく、電車ほどせわしなく乗り換えることもない、あのゆったりとした時間。でも確実に目的地に近づいており、一眠りしてから目を開けると、結構遠くまで来ているのだ。
ただの旅行ではなく仕事で新幹線に乗っているというところに、大人っぽいかっこよさがある。私も新幹線に乗って出張に行きたい!!!
実際に出張に行くには転職しないと無理そうなので、気分だけでも味わいたいと、新幹線のテーブルだけつくってそこでご飯を食べることにした。
出来上がったのはこちら。
どのようにつくったか早速説明していこう!!
発泡スチロールを削る
この夏に新幹線に乗ったので、朧げな記憶を頼りに実物大の大きさに描いてみた。
そういえば今年の4月に、人から巨大発泡スチロールをもらった。これをベースに背もたれにしていこう!
めちゃくちゃ邪魔だとおもいつつ、捨てないで半年耐えて良かった。これで作っていこう。
テーブルを作る
次はテーブルをつくっていこう!!
やはり物をのせる台なので、木でしっかり作った方がいいだろう。
ここに来て、あと2日ぐらいで完成させないといけないことが発覚した。この新幹線テーブルは、Maker Faire Tokyo 2023 というイベントに展示で持っていくつもりなのだ。
時間あると思ってのんびりつくっていたら意外となくて皺寄せがきてしまった。やばい!!
テーブルの縁の盛り上がりには、紙粘土を盛った。乾くまで1日待っている暇がないのでドライヤー2台を2時間ずっと当て続ける荒技で乾かすことに。ブレーカーが落ちないことを祈るしかない。がんばれ、ブレーカー……!!
気づけば出来上がっていた布張り
次は布を張り込む作業だが、1枚も写真がない。焦っていて余裕がなかったのだろう。
一晩中ぬい続け、気づけば外が明るくなっていた。
ネット見つからない問題
ここまでつくって、ネットをつくってないことに気づいた。新幹線のイスには、ペットボトルとか、ちょっとしたものを入れるネットがついていたはずだ。
気づいた時点で深夜10時をまわっていた。今から買いに行くのは、24時間営業のドンキホーテぐらいである。一応行って見たが、それっぽい網は売ってない。店にいた人の服がちょっと網っぽいな……とも思ったが、着てる服くださいともいえず、とぼとぼ家に帰るしかなかった。どうしよう。
家にあるものでどうにかできないだろうか……と考えていたときに、当サイトのライター、唐沢むぎこさんが、オクラのネットのサコッシュをつくる記事で、網を手作りしていたことを思い出した。網、作れるのでは……!?
いい感じの紐がなかったので、マスクの紐をつなぎあわせてつくったが、意外と違和感なく、それっぽい!!
周りは針金でつくり、そこに結びつける形にした。今年イチのファインプレーかもしれない。