石井:
築地場外のお店で売ってる殻つきアーモンドです。お店やってるので仕入れでよく行くんですけど、あんまり見かけないものがあるとついでに買ってみるんです。
石川:
いいなー、そういう買い物。
石井:
この殻つきアーモンドは、けっこう前に見かけて買ってみたら「え、うま!!」ってなって。それまで殻つきのアーモンドなんて食べた記憶がなかったのに。
石川:
うん、あんまりないですよね。
石井:
でもそれ以降は、「なぜ今まで殻つきじゃないものを食べていたんだろうか」みたいな。
林:
そんなに。
石井:
いや、飛び上がるほどのうまさではないかもしれないけど。でも確実にうまい。しみじみ、うまいんですよ。
それ以降、アーモンドは必ず殻つきを買ってます。習慣が変わるぐらいにうまいんです。
林:
滋味な感じ?
とかいって、食べたらきっと「うまっ」とか言うんだろうな。 石井さんから食べてくださいよ。
一同:
(笑)
林:
(食べて)うん、うまいね。いや、おいしいですよ。これ。 食べ始めよりも、うん、3噛み目ぐらいから一気においしい。
べつやく:
口の中に広がる感じ?
林:
広がる広がる。
べつやく:
(食べて)あ、香ばしい。そうだね、何回か噛むと香ばしい香りが口の中に広がる。
林:
仕掛け花火みたいな感じですか。
べつやく:
うん、そういう美味しさがある。 確かに「殻つきの方がいいな」ってなるね。
石川:
(殻のまま嗅いでみて)この時点で普通のより香りがある気がしますね。
べつやく:
そう、香りが殻で保たれるんだと思う。
石井:
もしかしたら水分もほんのちょっとだけ保たれるんですかね。殻なしよりも。
石川:
(食べて)普通のと全然違いますよ(笑)
これ塩は入ってます?
林:
殻のまま塩味付けてるんじゃない?
べつやく:
たぶんこの割れてる隙間からちょっと塩入ってるんだよ。
石川:
あーなるほど。そのせいか、塩気もちょうどいいです。 あとこれ、剥くというワンステップがあるのがよくないですか。
石井:
そう、そうなんですよ。
石川:
そのまま食べれると、作業しながらとか無意識にありがたみもなく食べちゃうことがよくあるから。
林:
この味、「アーモンドってこういうものだったんだ」感ありますね。
べつやく:
素材の味がするもんね。
石川:
アーモンドの再発見。
石井:
ねえ。こんなもんで「素材本来の…」とか言わされるとは思わないじゃないですか。でも、言っちゃいますよね(笑)
石川:
そもそもアーモンドって殻に入ってるものというイメージがないじゃないですか。
林:
ね。これまで剥いてた人、すごい大変だったでしょ、って。
石川:
ははは。これも誰かが割ってるんですかね。
べつやく:
たまに割れてないやつもあるね。
べつやく:
林はさ、昔だったら殻ごと食べてたかな。
※林さんが若いころにピスタチオを殻ごと食べていたというエピソードがあります。
林:
それはさ、物を知らなかったからだよ!
べつやく:
でもさ、ピスタチオも「殻つきピスタチオ」って書いてあればきっと剥いてたよね。
林:
そのとき食べたのはファミマで買った無印のやつだったね。
石井:
とりもちうずらさんもサラミのビニール剥かずに食べてたって言ってましたよね。
石川:
「ビニール付きサラミ」って書いてもらわないと(笑)
この殻、梅の種に似てますよね?外側に果肉があったのかな。
石井:
(検索して)たしかに、梅みたいに外に果肉があるみたいですね。
石川:
果肉は「すっぱいキュウリ味」って書いてある。
べつやく:
美味しくないってことなんですかね。種はおいしいのに。
石井:
これは人に会うときに持ってくと喜ばれますよ。
べつやく:
「ちょっといいものもらった」みたいな感じはあるかもね。
石川:
どういう時に?
石井:
家で食べ物持ち寄って飲み食いしましょうみたいな時とか。あと、手ぶらで行くのもなんかなっていう時に。
べつやく:
あんまりいいもの持っていっても過剰なシチュエーションってあるよね。このぐらいの感じがいい。
林:
かといって、カール持っていくわけにはいかないし。
石井:
ははは。いまやカールはけっこう喜ばれるかもしれないですよ。
べつやく:
「関西行ってきたんですか!」ってなるよね。
※貼るAmazonリンクがないのでカールを貼っておきます
※このリンクからお買い物していただくと運営費の支えになります!
おもわず買いたくなる商品紹介記事をまとめたページを作りました。
無性に散財したいときはこちらへ!→商品紹介まとめページ