人を呼んだ
健康遊具で遊ぼう!と決心したわけだが、一人だと周りの目が気になってしまうかもしれない。最悪のケースはお目当ての公園まで赴いたはいいが、遊具をそれとなく眺めるだけで家に帰り、遊具のことを思い出しながら風呂に入り床につき枕を濡らすことである。
そのため人を呼んだ。デイリーポータルZライターの江ノ島さんとトルーさんだ。今日は3人合わせて健康トリオだ。
体力測定健康歩道で体力を測定したい
まず初めに芝公園にある「体力測定健康歩道」に来た。ここは9種類もの健康遊具で各種体力を測定できるという、夢のような健康遊具テーマパークなのだ。前々から一通りやってみたかったのだ。
ディズニーランドに行きたい行きたいと言っていた子供がついに連れてってもらえた時、どんな表情をするか想像してみてほしい。今の私の表情である。
記録の個人差がすごい
1つ目の種目は「閉眼片足立ち」である。その名の通り、目をつぶり片足立ち状態をどれだけキープできるかを測定する。いきなり激しい運動ではなく平衡感覚から始めてくれるのは大人への配慮なのかもしれない。
3人とも大体30才くらいだよね、というぬるっとした取り決めにより目標スコアは30才の平均に定められた。閉眼片足立ちは平均90秒である。結構長くない?
もちろん遊びたい気持ちはある。あるが、謎の緊張感もある。最初の種目、そのトップバッターでいく勇気がないのだ。
私、トルーさんと計測したがそれぞれ100秒と31秒だった。この年の体力測定、結構個人差出てくるぞ......!
続けて立位体前屈(立ったまま手を前に下ろしていくやつ)、懸垂、振り子ジャンプと計測を行っていく。
とにかくご安全にいこう
計測を行っていく内に明らかになったのは、まぎれもなく我々の運動不足である。
計測しているだけで「結構いい運動になりますね」などと言っているのが余計にたちが悪い。
危ない!
「無理せずにいこう」「記録は狙わなくてもいい」「余力を残して終わろう」が合言葉になった瞬間である。ちょっとしたことですぐ洒落にならない怪我をする歳なんだ、おれたちは。
続く2人もどきどきしながら振り子ジャンプを行い、次の種目の腕歩行へ。
これはいけるかもしれない!
その他「後ろ幅跳び」「立ち幅跳び」「ジャンプ・ステップテスト」「垂直飛び」をこなして終了。しっかり運動した。疲れた......!
ちなみにこの9種目、それぞれの測定結果から運動能力のバランスを五角形のグラフで表せるようになっている。個々の種目の出来不出来ももちろん大事だが、それ以上にバランスが取れているかが肝要らしい。3人の運動能力は次の通りであった。