それでも飴噛みはやめられない
なんとも残念なオチがついてしまったが、それでも飴を噛むというのは飴を楽しむためのひとつの方法であると私は確信している。噛み砕くとその飴の個性がより強く感じられ、舐めるだけでは分からない一面を知ることができるのだ。
今回40種の飴を噛み砕いてみたが、やはり中にペーストが入っているものは総じて噛むのに適しているように思う。「食べる塩レモン」のように噛むことを前提にした飴も出てきているし、これからも私は飴噛みを楽しんでいこう。……と、その前に、まずは歯医者さんに行かなければ。
ちなみに今回一番気に入ったのは「無添加レモネードキャンデー」である。これは舐める、噛むに関わらず、普通においしかったので広くオススメしたい。
それにしても、甘い飴ではなく酸味の強い飴がおいしく感じられるようになったのは、年による変節というやつだろうか。一度にたくさんの飴を食べることもできなくなったし、歯も欠けたし、齢四十を前に色々な衰えを感じさせられた今日この頃である。