今に残る、儚い水路の忘れ形見
身近に残る水路の遺構をきっかけに始めた「相模原畑地かんがい用水」巡りであるが、その経路を辿ることができて実に感慨深いものがあった(灌漑と掛けてるんじゃないよ)。
極めて短い期間で役目を終えた水路であるが、各所に点在する遺構から往時の様子を偲ぶことは可能だ。しかしながら、遺構の多くは現在までたまたま残っているにすぎず、土地利用の変化や再開発などによっていつ取り除かれてもおかしくない存在だ。だからこそ今の状態を確認することができて良かったし、単純に水路巡り楽しかったです。
取材協力:相模原ゴルフクラブ