特集 2018年9月6日

365日サンダルをはく男が選んだ最強サンダル「ジャスタブル」!

「ジャスタブル」って知ってますか?
サンダルの季節が終わろうという時期に、どうしてサンダル記事!? と思われるかも知れませんが、ボク、一年中サンダルをはいてるから季節とか関係ないんですよ。

そんな、オールシーズン・サンダル人間のボクが、現在のところ最強のサンダルだと思っているのが「ジャスタブル」!

え……知らない? ボクも詳しくは知らないけど。

ネットを調べてもまったく情報が出てこないのに、「ドン・キホーテ」などでメチャクチャ売られているサンダル「ジャスタブル」の謎に迫ります。
1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。
犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー)

前の記事:ボクシング・山根会長みたいな「おもてなしリスト」を作ってみた

> 個人サイト Web人生

……というわけで今回は、販売している「ドン・キホーテ」に聞けば少なくとも何か分かるだろうということで、話を聞いてきました!

「ジャスタブル」の謎も何も、そもそも「ジャスタブル」自体知らないよ! という人も多いかと思いますが、がんばってついて来てください!
「ドン・キホーテ」のシューズ企画・開発担当者の川口さんと小長井さん
いきなりですけど、「ドン・キホーテ」でメチャクチャ売られているサンダル「ジャスタブル」って何なんですか?
弊社で企画して、お取引パートナー企業さんに製造してもらい、「ドンキ」で販売しているシューズのオリジナル(専売)ブランドです。サンダルだけでなく、ビジネスシューズとスニーカーも展開しています。
ああーっ、オリジナルブランド。だからほぼ「ドンキ」でしか見かけないんですね。ブランド名なのか、メーカー名なのか、すべてが謎で気になっていたんですよ。

「ジャスタブル」っていつ頃からあるんですか?
「ジャスタブル」というブランド名がついたのは2014年10月からです。
それ以前も「ドンキ」で安サンダルをよく買っていたんですが、その頃は「ワールドなんとか」とか「スポーティーなんとか」みたいな漠然とした名前がそれぞれについていて、統一したブランドってなかったですよね。
2012年頃「ドンキ」で購入し、はいていたサンダル。ロゴには「SOTISTICATE(都会的、知的)」の文字が……何だそれ!(「SOTISTICATE」は「ジャスタブル」の前身ブランドというわけではないそうです)
当時から、「ジャスタブル」と同価格帯のサンダルは販売していましたが、我々も手探りでやっていたので、今と比較するとまだまだお客様が求めるニーズを商品に反映しきれていないところがありました。

なので、「ジャスタブル」をはじめるにあたっては、コンセプト段階から取引先さんと一緒にアイデアを出し合い、はき心地やデザイン性にこだわったラインナップを用意しました。
なるほど。丈夫そうで格好いいサンダルが出ているなーと思って買った記憶があります。
2015年6月の写真では「ジャスタブル」をはいていました
この手のサンダルって、バックルの部分がちぎれちゃって買い換えるケースが多かったんですが、「ジャスタブル」をはくようになってから、それはなくなりましたね。

一回、中底がパカッとはずれたことがありましたけど。
えっ、本当ですか!?
北村さんのはき方は想定しなくていいと思いますよ。
一年中はいてたら、そりゃ壊れることもありますよね。基本的には、ものすごく丈夫なんで重宝してます!
中底がはずれた時の写真、ボクの思い出は「ジャスタブル」とともにある!?
店頭でも、値札がついていなくて、タグの色でざっくり値段分けされているというのは特徴的ですよね。
付加されている機能の数によって3つのタグに色分けしており、それぞれ1990円、1490円、990円(税抜)となっております。

※お店によって若干値付けが違う場合もあるそうです
あー、デザインによって原価が違うから値段が変わってくるんだと思ってました。機能の数によってなんだ。
こちらのサンダル(ボクがいつもはいているヤツ)だと、「軽量」「でこぼこ天」「マジック調整」と、機能が3つあるので青タグの1990円です。
青タグは最高ランクの証!
「衝撃吸収」「マジック調整」の2種で緑タグ
「備長炭」の1種なので白タグ。でも「備長炭」ひとつで脱臭、吸湿、抗菌の効果があるぞ!
「ジャスタブル」という、ひとつのブランドに統一することによって分かりやすくなった反面、その中で値段の違いがあると、店側の商品管理に手間がかかってしまうという面もあるので、値札を付けるよりもタグの色で分けちゃった方が分かりやすく効率的だというのもありますね。
サイズも「27.5」とかじゃなくて「M」とか「L」とか、ざっくりしていますよね。サンダルはともかく、シューズってそんなにざっくりしたサイズ分けで問題ないんですか?
サンダル、シューズともに「M」「L」「LL」というサイズ展開なんですが、今のところそれで何かご要望を頂いたことはありませんね。
はー、みんな意外と細かいサイズって気にしてないのかなー?
ボクはあまり興味ないんですが、シューズの方も3色のタグで展開
この靴が1490円って、メチャクチャ安くないですか!?
ちなみにボクがいつもはいているこのサンダル、商品名ってあるんですか?
ボクが「カッコいいサンダル」と呼んでいるコレ、正式名称はあるのかな?
商品名は特につけていないんですよ。
「ジャスタブル」ってネットでも売られていないし、商品名がないと、店頭に出ていない時に注文しようがないんですよ。
型番はあるんで……。こちらの商品の場合は「JT-A4019 BK」です。
ちなみに、「ジャスタブル」って「ドンキ」以外だとどこで売られているんですか? ウチの近所のホームセンターで見かけたことはあるんですが……。
えっ!?
それは、逆に教えていただきたいんですけど……。本来、ウチの専売品なんで他の場所で売られているということはあり得ないんですよ。
ええーっ!
一気に現場が不穏な雰囲気に……
まさか、工場から横流しされてるとか!?
そんなことはないとは思うんですが……。
ウチの近所の「ドイト」っていうホームセンターで売られていたんですけど……。
ああーっ「ドイト」。よかった! 「ドイト」は弊社のグループ会社なんですよ。それは問題ないですね。
グループ会社でいうと、「ドイト」や「MEGAドン・キホーテ」には置かれている可能性があります。
あー、ビックリした。サンダル業界の闇に手を突っ込んじゃったかと思いましたよ。
あーよかった!
今、「ジャスタブル」のラインナップってどれくらいあるんですか?
サンダルだと青タグが13種、緑タグが7種、白タグが13種です。シューズはそれぞれ3種ずつですね。

ただ、時期によってラインナップは入れ替わることもあります。
そこなんですよ、心配なのは……。ボクがはいてるサンダルが廃版になっちゃったらどうしようって……。
日焼けができるほどはいてるんですよ!
ウチの玄関、こんな感じなんですよ!?
に、人気がある商品に関しては、定番として残り続けるとは思いますが……。
お願いします! 残しておいて下さい!
努力します……。
せめて、廃版になる時には連絡ください! 買いだめするんで!
北村さん、今日は取材じゃなくて、直談判に来た感じですね。
必死にアピールし過ぎて、若干ひかれてしまった感が……
ちなみに「ドン・キホーテ」って今、何店舗くらいあるんですか?
国内では364店舗です(2018年8月10日時点)。すべての店舗に「ジャスタブル」が置かれているわけではないですが、靴の取り扱いがある店舗にはほぼ置かれていますね。
それだけの店舗数に、あのすさまじい陳列をされているわけですよね。
すさまじい陳列
実は「ジャスタブル」って、日本のサンダル売上げランキングのかなり上位にあるんじゃないですか?
確かに。「ビルケンシュトック」よりも売れていそうですよね。
具体的なデータは持っていませんが、かなりの数が出ているというのは間違いないですね。
すごい人数が「ジャスタブル」をはいているはずなのに、ここまでネットに情報がないというのもスゴイですよ。

ちなみに、今まで「ジャスタブル」に関する取材を受けたことは?
今回がはじめてです(笑)。
よーし、この記事で「ジャスタブル」の存在をネット界に広めますよ!
4RTくらいじゃないといいですけど。
読者のみなさん、拡散希望ですッ!
ジャスタブル・フォーエバー!

おたくの下駄箱にも「ジャスタブル」があるかも

詳細が分からないまま、毎日はいていた「ジャスタブル」のことが詳しく知れて、大満足だった今回の取材ですが、読者のみなさんがついて来れているのかが若干心配です。

でも、あれだけの数が売られている「ジャスタブル」。気が付いていないだけで、アナタの家の下駄箱の中にも「ジャスタブル」が潜んでいるかも知れませんよ!?
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