以外なところに、以外に残っている古い道
とまぁ、なんとか明治時代に記されている道筋だけを辿って長後宿から江ノ島まで歩き通すことができた。結果的には藤沢街道の道筋が失われている湘南台を鎌倉上之道で迂回し、以南は藤沢街道と江ノ島道を辿ったという感じである。
国道467号線から藤沢宿へ下る際の坂道や、藤沢駅の地下道、江ノ島に渡る橋など、判定が甘いというか怪しいところは無きにしも非ずであるが、まぁ、おおむね明治の道だけを歩いて江ノ島に来れたといえるだろう。
今回分かったのは、古い道というのは私が思っている以上に残っており、意外なところに埋もれているものであるということだ。そして古道沿いには古いモノ、その土地の歴史を知る手がかりが数多く残されている。それらを確認しながら歩くことで、古道を十二分に楽しむことができたと思う。