Dialogue for Peopleについて
ダイアローグ・フォー・ピープル(D4P)
終わらない戦争、根深い差別、未来の見えない貧困...。
ふとニュースに目を転じると、
このような悲しい現実ばかりが世界を覆っているように見えてしまいます。
しかし、そこには生きる「人」がいて、
過酷な現実のもたらす悲しみや恐怖だけでなく、
同時にたくさんの喜びや希望も存在しているのです。
世界と自分はどこかで必ず繋がっていて、私たちはそれを分かちあい、
支えあうことができます。
Dialogue for Peopleは、困難や危機に直面する人々、
社会的課題の渦中にある地域に飛び込み、語り合い、写真や文章、動画、
音楽など様々な表現を通じて、ともに同時代を生きる全ての人々に
「伝える」ことを活動の主軸としています。
どこか遠くの問題に思えてしまう出来事について、誰もが考え、
自分の役割を見つける機会を創造し、
社会課題の解決につながるきっかけを生み出していきます。
Visionビジョン
すべての人の基本的人権が守られ、
さまざまな違いを超えて多様性が認められる世界
Missionミッション
さまざまな表現方法による「伝える活動」を通して、
世界の「無関心」を「関心」に変え、対話の礎を築く
継続的な社会のアップデートのため、
過去に学び、次世代を育む
D4Pの活動
社会課題の
当事者
情報の
受け取り手
活動内容
- 現地取材
- 執筆・メディア発信
- 講演・自主企画
- 教育プログラム
次世代育成など
主な取材テーマ
世界各地を取材し、
そこで出会う人々の声に耳を傾けながら、
多岐にわたるテーマを届けています。
-
戦争・紛争
-
難民
-
入管収容問題
-
差別・ヘイトクライム
-
災害・防災
-
性の多様性・ジェンダー
-
加害の歴史
-
人権
D4Pからのお知らせ
-
2024年分領収書の発行について(ご寄付をいただいている皆様へ)
2024.12.3
-
(復旧しました)【お知らせ】オンライン寄付のシステム障害について
2024.11.15
-
【冬のご寄付のお願い】同じ空の下 生きる「あなた」と歩んでいくために―D4Pの活動にあなたの力を貸してください
2024.11.13
団体概要
-
正式名称
特定非営利活動法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)
-
略称
D4P
-
所在地
〒165-0026 東京都中野区新井2-10-3 KSビル202
-
役員
-
代表理事
佐藤慧 / D4P事務局員
-
副代表理事
安田菜津紀 / D4P事務局員
中山大輔 / D4P事務局員 -
理事
石川梵 / 写真家・映画監督
小澤いぶき / 児童精神科医
在間文康 / 弁護士 -
監事
石井宏明 / 団体職員
潤間拓郎 / 行政書士
-
-
設立
2019年3月23日
-
法人格取得
2019年5月22日
-
認定取得
2022年1月7日
有効期間:2022年1月7日から2027年1月6日まで
番号:3生都管第1069号Dialogue for Peopleは認定NPO法人のため、ご寄付は税控除の対象になります。
寄付金控除のご案内 特定商取引法に基づく表示 -
関連文書
-
活動報告書等
Dialogue for Peopleの
活動をご支援ください
本サイトに掲載している国内外の取材、記事や動画の発信、自主企画の運営などの活動は、みなさまからのご寄付に支えられています。これからも、「無関心を関心に」「声なき声に光をあてる」ために、ご支援・ご協力お願いいたします。
寄付で支える所属ジャーナリスト紹介
-
Kei Sato
Photojournalist / Writer
佐藤 慧
さとう・けい
フォトジャーナリスト
/ ライター1982年岩手県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の代表。世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、紛争、貧困の問題、人間の思想とその可能性を追う。言葉と写真を駆使し、国籍−人種−宗教を超えて、人と人との心の繋がりを探求する。アフリカや中東、東ティモールなどを取材。東日本大震災以降、継続的に被災地の取材も行っている。著書に『しあわせの牛乳』(ポプラ社)、同書で第2回児童文芸ノンフィクション文学賞、『10分後に自分の世界が広がる手紙』〔全3巻〕(東洋館出版社)で第8回児童ペン賞ノンフィクション賞など受賞。
佐藤の記事一覧 -
Natsuki Yasuda
Photojournalist
安田 菜津紀
やすだ・なつき
フォトジャーナリスト
1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
安田の記事一覧
取材・発信のご協力を
いただいている
みなさま
-
取材協力
Barzan Salam氏
バルザーン・サラム
-
取材協力
曺 美樹氏
チョウ・ミス
-
取材協力
佐藤 一男氏
さとう・かずお
防災士
-
出演
荻上 チキ氏
おぎうえ・チキ
評論家/
ラジオパーソナリティ -
出演
東 小雪氏
ひがし・こゆき
LGBTアクティビスト/
公認心理師 -
出演
金 敬黙氏
キム・ギョンムク
大学教授
-
出演
石川 えり氏
いしかわ・えり
団体役員
-
出演
鎌倉 幸子氏
かまくら・さちこ
認定ファンドレイザー
行動指針
本行動指針は当会が活動を行う上で、留意すべき事項をまとめたもので、以下はその一部を抜粋したものです。
-
01受益者の利益を最優先に考える
我々が活動を行う最大の動機は、この世界において脆弱な状況に置かれている人々の苦痛を取り除くという点にあり、一部の人々の利益のためや、政治的目的の実現のための活動を行ってはならず、またそのように見なされてはならない。とりわけD4P関係者の直接的利益のためにその活動を利用しない。
-
02差別の禁止
我々の活動は、受益者の人種・皮膚の色・性・言語・信条・国籍・社会的地位・経済状況等の違いに関係なく、いかなる差別も行わない。活動の優先度はその必要性に基づいてのみ決定される。
-
03政治・宗教への利用の禁止
我々の活動は、特定の政治的・宗教的信条と結び付けて行わない。
-
04権力からの独立
我々の活動は、独自の方針と戦略を持つものであり、政府の政策と我々の方針が一致しない限り、いかなる政府の政策をも実行に移すことはない。また、その独立性を保つために、単一の資金提供者への依存は努めて避ける。
-
05活動地に対する尊重
我々が活動を行う地域や国において、その文化・社会構造・慣習を尊重するよう努力する。また、その活動地は脆弱であると共に、その状況に対応する能力を実際的、あるいは潜在的に有していることを理解し、可能な限り活動地での人員雇用や物資調達を通して、その能力の強化を図る。
-
06受益者の参画
我々の活動は、その受益者に押し付けられるものであってはならず、受益者が活動の計画・運営・実行に参加することは最も良い結果を生むものであることを理解する。
-
07事前評価
我々の活動は、受益者の優先的ニーズや現地状況、年齢/性別分布・文化的背景・脆弱性・現地の対応能力・実施職員の安全性等によって最適な手段を選択し、活動開始前に十分な評価を行う。
-
08将来の脆弱性の軽減
我々の活動は基本的ニーズを満たすと同時に、将来の脆弱性を軽減することにも向けられなければならない。受益者が長期にわたる外部からの援助に依存することがないよう努め、人道支援にはマイナス面も付随することを認めつつも、その影響がなるべく少なくなるよう努力する。
-
09事業の成果と評価・学習
活動を継続的に検証・評価し、将来の活動のための学習の取り組みを怠らない。可能であれば受益者参加型の影響評価とヒアリング・外部監査・内部学習を定期的に行う。
-
10活動の責任と情報公開
我々の活動は、受益者と我々の活動に対する支援者の双方に対して責任を有する。従って、受益者と支援者の双方に関連する点において、我々の立場は公開され透明性を有することを理解する。とりわけ活動における資金使途とその効果予測・結果・評価について、我々の活動を報告する必要性がある。
-
11職員の保護・管理・評価
職員が効果的な活動を行えるよう、必要に応じて安全確保ガイドライン・健康管理方針を策定し、適切な業務量管理とストレスの最小化に努める。また定期的な評価を行い、職務の目的・知識・スキル・行動及び態度に関する成果のフィードバックを行う。
-
12地球環境への配慮
その活動において、人間は自然環境と相互に影響し合いながら存在することを認識し、自然や生態系のバランスを崩す可能性について、可能な限り配慮する。
-
13発信時の留意点
我々の広報・宣伝活動においては、受益者を希望を失った存在としてではなく、尊厳ある存在として向き合うよう留意する。
-
14他の専門職との連携・協働・共有
その活動において、関連当局・他の人道機関・市民社会組織・専門職との連携と協働は推奨され、その相互の専門性を尊重し、必要に応じて情報共有を行う。
-
15活動における手段
その活動において、平和的な方法であれば特に手段は限定しない。また主たる活動は「伝える」ことであるが、必要に応じて直接支援も行う。
-
16行動指針の評価・更新
本行動指針はD4P役員によって定期的に評価され、受益者保護・組織運営の観点から、より良いものに更新されなければならない。
-
17行動指針の順守
活動において、何らかの葛藤が生じる場合、D4Pの存在意義に立ち返るとともに、本行動指針を順守するよう心がける。