Microsoft社のWebブラウザ。IE、またはMSIE*1と略されることが多い。
当初NCSA MosaicをベースにしたSPYGRASS社の製品を元に作られていた。*2ただし、タグ拡張やOLEコンポーネント化などが繰り返し行われ今では原型を止めていない。
2000年から2005年あたりまでは、ブラウザのシェアの9割以上を占めていたが、その後、他のブラウザの台頭により3割程度まで低下し、特に近年ではGoogle Chromeにシェアを越されている。
Windows 10より後継ブラウザとしてMicrosoft Edgeが搭載されている。
IEは基本設計が古く、互換性維持を目的とした古い規格や機能への対応が必須となる。そのうえで最新のWeb標準に準拠するための開発が困難なため、IEの開発は打ち切られた。そして現代的なブラウザを提供することを目的としてEdgeの開発が進められた。
なおWindows 10では互換性維持のためにIE11も引き続き搭載されている。
2014年4月時点の最新バージョン、そして最終バージョンはInternet Explorer 11 。
WIndows 7以降のOSの利用者に対して自動アップデートが行われる。
以前はIE:macというMac版も存在したが、その中身はWin版とは全く別物であった。
こちらはバージョン5.2.3で開発が停止し、2006年1月31日に提供を終了した。