「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は28日、東京都の代々木第二体育館にて行われ、木下マイスター東京はT.T彩たまと対戦。ゲームカウント3ー1で勝利した。
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■4番手の吉村が宇田に競り勝つ
プレーオフ圏内を狙うKM東京は、第1マッチのダブルス起用の松島輝空、田添健汰ペアが躍動し2-0で勝利。続く第2マッチでも横谷晟が有延大夢相手に3-1で快勝を収め王手をかけた。3番手の松島のシングルスこそ落としたものの、4番手を担った吉村和弘が宇田幸矢を下し、今季9勝目を挙げた。
試合後に王凱監督代行は首位チーム相手の勝利に「素直にめちゃくちゃ嬉しい」と第一声。「今日は相手のダブルスには小林(広夢)選手、シングルスには神(巧也)選手がいなくてベストではなかったですが、彩たまさんは強いので、最後の勝負まで分からないなか勝つことができて良かったです」と勝利を喜んだ。
シングルスでは敗戦を喫した松島だが、ダブルスでの勝利に対して王監督代行は「この間中国の超級リーグに行かせて、その経験が生かせたのかなと思います」と8勝2敗の成績で中国からも評価を得た17歳の超級リーグでの挑戦に対して言及した。
年内最終戦となる29日には2位の琉球アスティーダとの戦いを控えるが、ベンチ入りメンバーには男子のエースでありTリーグでもトップクラスの張本智和が名を連ねている。
王監督代行は、張本智について「日本人選手の中で1番強い」と断言。「私たちの現状では失うものはない。立ち向かって挑戦者という気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。
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