津田さんの著書Twitter社会論の中にあった「tsudaる技術」の解説を読んで、中継としてツイッターを使う場合にある程度登壇者の名前なんかを事前に登録しておいて簡単にツイートできるようにしたら便利かな?と思い付きサクッとグリモン書いてみました。
「TweetTheMinutes」を使うと、あらかじめ中継用のフォーマットと参加者の名前を登録しておき、簡単にツイートフォームに反映する事ができます。
Greasemonkeyスクリプトのインストールはこちらからどうぞ。
http://userscripts.org/scripts/source/62142.user.js
※要Firefox + Greasemonkey。Safari + GreaseKitでも動作確認しています。
ブックマークレットからも使えます。下記のリンクをブックマークに登録してください。
TweetTheMinutes
それでは続きでもう少し使い方を説明します。
TweetTheMinutesの設定
TweetTheMinutesを実行すると、Twitterの画面右上にあるメニューバーに「TweetTheMinutes」リンクが表示されます。ここから設定を行いますのでクリックしてください、
設定画面では、2つの項目を登録できます。
- Template:
- 中継で使用するテンプレートを登録できます。
- {$speaker} は予約語になっていて、この部分に選択されたSpeakerの名前が入ります
- {$status} は予約語になっていて、もともとツイート欄に入っていた文言が入ります。
- Speakers:
- 登壇者、参加者の名前を複数登録できます。
- 複数登録する場合は半角スペースで区切ってください。
「tsudaる技術」によれば、「発言者『内容〜』」というフォーマットが読みやすいとの事なので、そのイベントの共通ハッシュダグと合わせてこんな感じで登録すれば良いのではないでしょうか?
#hashtag {$speaker}『{$status}』
ハッシュタグは前に付けても後ろに付けてもいいと思いますが、フリーテンプレートなのでどちらでも大丈夫です。
「Save」を押すとCookieに設定が保存されますので、別のページに遷移した後でも同じ設定を引き続き使用できます。
TweetTheMinutesを使ってtsudaる
設定を行うと、ツイートを登録するテキストエリアの左側に Spearkers のボタンが表示されます。
複数人登録した場合はそれぞれの人のボタンが表示されますので、発言している人のボタンを押すとテンプレートがツイート欄に反映されます。発言者を意図的に表示しない場合は、「(なし)」のボタンを選択する事もできます。
{$status} を登録した場合は、先にツイート欄に内容を書き込んでから Speakersボタンを押す事も可能です(ただし連続で押すとおかしなことに)。
あらかじめ、登壇する人の名前を全て登録しておけば、複数人が入り乱れて話すパネルなどのシーンでもすばやく投稿できそうです。
まとめ
かなり思い付きで作ってしまって、しかも、まだ実践の「tsudaる」で試していないのですが、良かったら使ってみて感想などいただけたら嬉しいです。
投稿のテンプレートというか定型文的なものを登録する機能って、クライアントとかでは実装されてるんですかね。複数のテンプレートを登録できるスクリプトとか作ったら需要あるのかなぁ(独り言)。
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