レイシストをとことん守る愛知県警
愛知県警犬山署は3月1日、犬山市体育館で行われた犬山春節祭の会場前で2時間にわたって嫌がらせ街宣 を行なったレイシスト集団のリーダー格の男=敷島通信(@shikishima2600)こと山下俊輔を、街宣後2時間にわたって春節祭会場内で自由に行動させた。この対応は、人権擁護の観点から非常に問題がある。
敷島通信こと山下は名古屋の古株の行動右翼であり、2009年には西村修平らとともに中華料理店のアルバイト店員の中国人に集団で嫌がらせを働くなどしたこともある(在特会・中国人居酒屋店員嫌がらせ事件 http://togetter.com/li/53708)。
嫌がらせ街宣は2月28日に「頑張れ日本!全国行動委員会 愛知県本部」の主催で、3月1日に愛国倶楽部/在特会愛知支部ほかの主催で、春節祭会場の目の前10mの場所で2日間連続で行われた(2月28日の街宣の様子)。
なお在特会愛知は、前週22日にも大須での差别街宣で抗議してきた外国人に襲いかかるなど非常に粗暴な行動をしている(https://www.youtube.com/watch?v=bF3edhdIKVU)。
警察がカウンター行動を抑えにかかる場合、常に「トラブル防止」という名目が使われ、この3月1日の嫌がらせ街宣への抗議に対しても「トラブル防止」を理由にカウンターは道路対岸に強制的に移動させられている。また、カウンター側にのみ警官が向き合うように立ち、差别街宣をしている側は実質フリーで動きまわることができたのも問題である。
昨夏の国連人種差別撤廃委員会(CERD)で日本の警察がレイシストをアシストしていると指摘されたばかりだが、このようなことを続けていれば警官がレイシズムに加担しているとみなされてもしょうがないといえる。CERDのブリーフィングでは、警官を対象にレイシズムに対して適切な対応が取れるように教育の必要があることも指摘されていたが、この映像を見れば一目瞭然のように、愛知県警においては憲法の定める表現の自由と行政警察の権限、どのような行動がマイノリティの権利侵害となりうるかといった、基礎的な教育や指導すら行われた形跡がない。
9 Notes/ Hide
- hiromasaumeda liked this
- taizung liked this
- kazumi61021 liked this
- taku97 liked this
- monaco135fan liked this
- sho-jo-ji reblogged this from cracjpn
- toddismycopilot liked this
- cracjpn posted this