塩麹ポークカレー〜ピザ
2013年 02月 12日
我が家のカレーは,玉ねぎ炒めたらほぼ完成というフィールド向きの作り方なのだが,最近は,市販のルーも使ったカレーでいろいろ試したりもしているので,末っ子が,そちらの方の味も気に入ったらしく,「ぼったりした茶色くて味の濃いやつ」というリクエストになった。
トマト缶で増量できないので,作るのはちょっと面倒だが,多分この旨味が上がった豚肉はそちらのほうが合いそう。市販のルーを使わないで,市販のルーを使ったようなカレーに挑戦するということにして,ブラウンソースっぽいものを作り始めた。
ちなみに私が作る市販のカレー・ルーベースのものは,ポーク系の獣脂で作られたカレーとハヤシカレーのルーを半分ずつ入れて,後適当に味を整えたもの。で,肉はチキンが多い。豚肉やシカ肉も使うがビーフカレーは,そういえばほとんど作ったことがない。
一応,チョコレート(2/3枚)を足している。出来上がりが普通のフライパンの8分目を目処にしているので,それに合わせて具と水の量を調整している。こういうタイプだとナンプラーとかエスニックには振れなくなるので,ともかく今回は塩麹による塩味と風味増強に期待して,後は何もたさない。例えば,お好みでお好み焼きソース(1/3カップ)を足せば,もっと市販のそれっぽくなってくる。
後は,塩麹に浸けた豚肉と別に蒸しておいた野菜を入れて煮こむだけ。塩味に併せてに全体の量を調整して作ると,ちょうど我が家の1食分ぐらいになった。
かくして,市販のルーを使ったカレーそっくりの,個人的感想としては,とびきりうまいカレーが出来た。塩麹により,塩味がともかくとんがらないで,肉の旨味が引き出される感じ。煮こむ時間がない場合とか良いかもしれない。玉ねぎはベース用に炒めた2個分とは別に,小玉ねぎ4個分を半分に切って一緒に煮込んでいるが,時間かけて煮込まずとも非常に美味しいので,食感を楽しむ程度に形を残せる。これも末っ子のリクエストに合わせているのだが,玉ねぎを食べることを楽しみたい向きにはポイント高い。
「この肉,ものすごく美味しいね。」と模試から戻ってきた肉食の長男が言う。末っ子は,「これ,天国だよなぁ」と呟きながら,普段の倍以上おかわりして動けなくなってそのまま寝てしまった。
玉ねぎ炒めるの面倒だが,これくらいでそれだけ喜んでもらえるなら安いものだ。いや,次回は玉ねぎ炒めるの手伝ってもらおう。
末っ子に麺棒使わせたら,以前からやりたかったらしくすごく楽しそうに4枚ほど作ってくれた。幼児期から経験している粘土作りの延長線上みたいな楽しさがあるから,代替のコツさえ教えれば楽しんでくれる。不整形になっても,切り落として後で形を整えてやればいいので,ともかく平たく伸ばしてもらえればOK。いつもどおりフライパン→グリルで1枚,その間に逆にグリルで上面焼く分進めて,交換する。これとオーブントースターに放り込む分はなんとなく長方形になっていればそれでいい。というわけで,3枚,4枚はあっという間に焼ける。
私の料理は,基本フィールド向きなので,野外ならダッチオーブンで次々作るわけで,普通の台所が使えれば,インフラ的には贅沢すぎる状況なので,短時間に適当にたくさん作ることなら任せろ,だ。
カレーもピザも大好きだし
こういうおいしげな写真を続けて見ると
はい、見てるだけで目がくらくらします。
C-Cさん料理ブログ別に作ってもいいかもですね。
忙しいから無理って、はいそうですね。