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流行りのクラウドサービスを操ってみよう!Amazon EC2/S3環境構築のすべて

Amazon EC2を動かしてみよう
~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~

第3回

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 本連載では、Amazonが提供するクラウドコンピューティング・サービス「Amazon Web Services(AWS)」の概要から具体的な使い方までを紹介していきたいと思います。今回は、いよいよ仮想マシンのホスティングサービスである「Amazon EC2」の利用方法について詳しく紹介していこうと思います。

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はじめに

 前回は、「Amazon S3」を利用するための準備から、詳細な使い方までを紹介しました。

 今回は、いよいよ仮想マシンのホスティングサービスである「Amazon EC2」の利用方法について詳しく紹介していこうと思います。

これまでの記事

Amazon EC2を利用するための準備

 前回の記事にて、「Amazon S3」および「Amazon EC2」の利用登録について紹介しました。利用登録が済んでいれば、すぐにでも「Amazon EC2」を使うことが可能です。まだ利用登録をしていない方は、前回の記事を参考に利用登録を行ってください。

 「Amazon EC2」は、第1回目の記事でも内容や料金体系を紹介しましたが、「Amazon S3」と同様に完全従量制となっており、1時間利用するごとに0.1ドル(十数円)ずつ課金されていきます。その他、通信料も加算されますが、今回紹介する程度の内容であれば、Amazonに支払う料金は、わずか十数円~二十数円程度で済むと思うので、ぜひお気軽にお試しください。

証明書の取得

 まず、「Amazon EC2」を動かすには「X.509証明書」が必要となります。

 Amazon Web Servicesのページ上部にある[Your Account]の文字の上にマウスオーバーさせるとメニューが展開されるので、その中にある[Access Identifiers]のリンクをクリックします(図1)。

 クリック後に、サインインを要求された場合は、アカウント登録時(第1回の記事を参照)のメールアドレスやパスワードでログインしてください。

図1
図1

 次に、ページ下部の「X.509 Certificate」にある[Create New]ボタンをクリックします(図2)。

図2
図2

 「Create A New Certificate」のセクションで、証明書は1アカウントに対して1つしか発行できない旨が表示されます。Amazon Web Servicesで初めて証明書を発行する場合は問題ないので、[Yes]ボタンをクリックしましょう(図3)。

図3
図3
※注1

 既に証明書を発行したことがある場合は、ここで再発行すると古い証明書が利用できなくなるため注意してください。

 証明書を発行すると図4のページに遷移します。「Your Private Key file」の部分にある[Download Private Key File]ボタンと、「Your X.509 Certificate file」の部分にある[Download X.509 Certificate]ボタンをクリックすることで、証明書が入手できます(図4)。

 ここでダウンロードした秘密鍵と証明書は、「Amazon EC2」のAPIを操作する際に利用しますので、大切に保存しておいてください。なお、これらのファイルは再ダウンロードが可能です。

図4
図4

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この記事の著者

並河 祐貴(ナミカワ ユウキ)

TIS株式会社 / 社内ベンチャーカンパニー「SonicGarden」所属。オブジェクト指向開発、開発環境・ツール整備に従事した後、近年はRuby on Railsを中心としたオープンソース系ミドルウエアの検証 / 導入や、X...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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