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Next.jsがApp Routerの"次"に目指すもの

Next.js 15の新機能――Next.jsが次に見据えるキャッシュ制御

Next.jsがApp Routerの"次"に目指すもの 第3回

ダウンロード サンプルファイル (26.5 KB)

 Next.jsが提供する価値のひとつであるキャッシュ制御は、これからも進化を続けていきます。またexperimentalな段階ではありますが、 "use cache" という新しいディレクティブを使った新しいキャッシュ制御のパラダイムが提案されているので、本記事ではどのようなAPIになるのかを解説します。

対象読者

  • Next.jsの近年の改善点について知りたい方

前提環境

 筆者の検証環境は以下の通りです。

  • macOS Sequoia 15.3
  • Node.js 23.7.0
  • npm 10.9.2
  • Next.js 15.2.0-canary.61

キャッシュ制御の新時代へ

 第2回では、Next.jsというフレームワークが提供する特徴的な価値のひとつとして、キャッシュ制御を挙げました。App Routerの登場以降、Server ComponentsというReactの新しいパラダイムを導入しつつ、キャッシュ制御の機能も進化を続けています。

 とはいえ、App Routerを実際に利用している筆者から見ると「キャッシュ制御のAPIは試行錯誤の段階で、使いやすいものにはなっていない」といった印象を持っています。読者の皆さんも、大なり小なり、そういった印象をお持ちの方はいるのではないでしょうか。

 幸いなことに、開発者であるNext.jsチームにもそういった課題感はあるようで、新しいキャッシュ制御のパラダイムを提案してくれています。Next.js 15のリリースに合わせて、キャッシュ制御のこれまでとこれからを解説した記事がリリースされました。

 これらの記事を読み解くと、Next.jsがまったく新しい発想でキャッシュ制御を行おうとしていることがわかりました。そこで本記事では、Next.jsが次に見据えるキャッシュ制御の新しいパラダイムについて解説します。

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 中川幸哉(ナカガワユキヤ)

<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書、記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数。

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