育毛メソセラピーとは
育毛メソセラピーは、発毛や育毛に必要な成分を頭皮に直接注入する施術です。薄毛が気になる部分にダイレクトに浸透させることができるため、スピーディに高い効果を期待することができます。メソセラピーは性別に関係なく有効で、薬剤には、成長因子の生成を促進させる成分や栄養成分などが配合されており、美容クリニックによって様々なものがあります。
目次
こんなお悩みに
- 薄毛が気になる
- 新しい治療法を試してみたい
施術の特徴について
メソセラピーとは、注射や専用マシンなどを使って直接気になる部位に成長因子や栄養成分を注入・浸透させる施術で、育毛・発毛のほか、美肌やにきび、痩身など様々な分野で活用されている技術です。気になる部分へダイレクトに栄養成分を浸透させることができるため、高い効果を期待することができます。また、頭皮の環境を整えたり血行を促進する作用も期待できます。内服薬・外用薬による薄毛治療と合わせて、メソセラピーを使用することも可能です。
メソセラピーにはいくつかの方法があり、最も一般的な注射による注入のほか、レーザーやダーマペンなどの専用機器によって、頭皮に微細な穴をあけ浸透させる方法や、電気穿孔法(エレクトロポレーション)という特殊な電気パルスを頭皮に流すことで、一時的に細胞膜に隙間を作り、そこから栄養成分を浸透させる方法などもあります。注入する薬剤は美容クリニックによって様々ですが、成長因子、アミノ酸、血行促進作用のある成分などを配合していることが一般的です。使用する薬剤はカスタマイズもできるため、性別問わず薄毛に効果が期待できる施術です。
施術の特徴まとめ
- ダイレクトに頭皮に注入するため効果が期待できる
- 注射による施術のためダウンタイムが短い
- 発毛を促進する効果が期待できる
- 内服薬や外用薬による薄毛治療と併用できる
施術の詳細
- 施術時間20~30分程度
- 施術回数5回以上
- 施術間隔2~4週間に一度
- 価格1回 30,000~70,000円
-
麻酔
不要
(施術方法やマシンによっては使用する美容クリニックもあります) -
ダウンタイムや副作用(施術後の状態)
注射やレーザー、ダーマペンなどによるメソセラピーの場合、注入部位に赤みや出血、多少の痛みが生じます。通常は1週間程度で次第に落ち着きます。
施術後は血行が促進されるため頭皮にかゆみが生じることがあります。〇想定される副作用・リスク
かゆみ腫れ赤み痛みしこり内出血発疹アレルギー症状アナフィラキシーショックなど -
留意点
施術当日は入浴、運動、飲酒や頭皮を刺激するブラッシングなどは避けてください。
洗髪は施術翌日から可能です。
※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細は美容クリニックにご確認ください。
- 妊娠中あるいは授乳中の方
- 糖尿病、心疾患、腎疾患、高血圧の方
- アレルギーのある方
- 施術マシンによっては、ペースメーカー・金の糸などの金属類が体内にある方
施術の流れ
- カウンセリング
- 気になる部位について医師が診察し、症状に適した治療方法を決めます。診察によって当該治療が適応か判断し、適正な治療を行うことが大切です。
- 注射
- 薄毛が気になる部位に薬剤を注入します。マシンや治療方法によっては施術前に麻酔を行います。
よくあるQA
- 痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
- 注射やダーマペン、レーザーによるメソセラピーの場合は事前に麻酔を行うため、麻酔注射をする際にチクッとする程度です。
- 何回程度受けるのが良いのでしょうか?
- 一般的な薄毛治療はじっくりと腰を据え継続することが重要です。内服薬や外用薬を併用しつつ、メソセラピーは2~4週に一度のペースで5回以上行うことで効果が期待できます。
- 女性に効果はありますか?
- 女性の薄毛の要因には加齢やストレス、ホルモンバランスの乱れなどが複雑に絡み合っているといわれるため、男性の薄毛治療をそのまま適用することは基本的にはできません。ですが、メソセラピーの場合、頭皮の環境を整える成分や血行促進成分が中心である上に、導入する薬剤をカスタマイズすることができるため、女性にも適した施術方法とされています。
- 施術による副作用はありますか?
- 可能性のあるリスクとしては、薬剤によっては発疹、アレルギー症状、アナフィラキシーショックなどが挙げられます。副作用は事前に医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
- ダウンタイムはありますか?
- 注射やレーザー、ダーマペンなどによるメソセラピーの場合、注入部位に赤みや出血、しこり、多少の痛みが生じます。通常は1週間程度で次第に落ち着きます。また施術後は血行が促進されるため頭皮にかゆみが生じることがあります。