2023年12月25日、中国国家新聞出版署は2023年12月25日付けの中国産ゲームの『版号』取得タイトル一覧を公開した。前回の交付は11月30日付けだったので、約4週間後の新規交付となった。
今回は合計105タイトルが版号を取得しており、版号審査が再開されてから初めて1回の審査で100タイトル超の版号取得となった。
テンセントとUbisoftの『Assassin’s Creed:Jade』が版号を取得
今回『版号』を取得したタイトルの中で注目作はテンセントが開発を行う『Assassin’s Creed:Jade』や上海のゲーム会社『月胧吟(Dimcroon)』が開発中の『火环』が挙げられる。同作は中国国内でも前評判の高いアクションRPGでTapTapだけで76万の事前登録者を集めている。
他にもテンセントの『逆战:未来』『塔瑞斯世界』やNetEaseの『萤火突击』『四方域之诗』なども版号を取得している。
国家新聞出版署及び遊戯産業網の統計によると、2021年の版号交付数は748タイトルで、中国産タイトルが672タイトル、海外産ゲームが76タイトル、2022年は合計512タイトル、中国産が468タイトル、海外産44タイトルとなっている。
これに対し2023年は合計1075タイトルに対し版号が交付され、中国産が977タイトル、海外産が98タイトルと22年と比べ倍以上の版号が交付されたことになる。
12月25日付け 版号取得タイトル内訳
12月25日付けにて公開された版号取得タイトル内訳は以下の通り。
【中国産ゲーム版号取得タイトル内訳】
モバイル:102作
PCクライアント・サーバー型:10作
合計:105作
*PCクラサバは同時取得タイトル含む
版号取得タイトル一覧:こちら
当記事まとめ
■まとめ
・中国産ゲーム105作が版号取得
・テンセントとUbisoftの『Assassin’s Creed:Jade』が版号取得
・23年は22年の2倍の版号が交付