1日の疲れをお風呂時間でリセットする方も多いのではないでしょうか。しかし、お風呂は水垢や皮脂汚れ・石けんかすなど汚れが付着しやすい場所です。普段のお掃除では手が回りにくく、自分では対処できない頑固な汚れにお悩みの方もいるかもしれません。
ハウスクリーニングのプロに依頼すると隅々までピカピカに仕上げてもらえますが、気になるのが料金体系です。
ここでは、お風呂・浴室クリーニングの料金相場と、業者へ依頼するメリットについて解説します。お風呂・浴室の頑固な汚れや黒カビなどにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
▼ お風呂・浴室クリーニングの料金の相場
お風呂・浴室のクリーニングの作業内容
お風呂・浴室クリーニングの作業時間
▼ お風呂・浴室クリーニングを業者選びのコツとメリット
損害賠償保険に加入しているか
作業車の駐車スペースを確保
最低3社に見積り依頼
水回りをまとめて依頼してコストダウン
ホームページで口コミなどをチェック
ビフォーアフターの写真を参考にする
▼ 浴室クリーニングを業者へ依頼するメリット
▼ まとめ
お風呂・浴室クリーニングの料金の相場
お風呂・浴室クリーニングを業者に依頼する場合、地域や坪数によって多少の変動はありますが、料金相場は約12,000~16,000円です。クリーニング業者によって料金の幅がある他、セット価格などの設定も変わってきますので、ホームページなどで確認することをおすすめします。
オプションの内容や料金相場については下記の表を参考にしてください。
オプション内容 | 料金相場 |
鏡の曇り止めコーティング | 1,000~3,000円 |
防カビコーティング | 2,000~3,000円 |
換気扇の分解洗浄 | 2,000~5,000円 |
浴室乾燥機付き換気扇洗浄 | 10,000~12,000円 |
風呂釜洗浄(お湯を沸かす装置の洗浄) | 5,000~10,000円 |
エプロン内部洗浄 | 4,000~8,000円 |
椅子や桶など小物類洗浄 | 無料~1点500円 |
お風呂・浴室のクリーニングの作業内容
基本的な作業内容は以下の通りです。業者によっては清掃範囲に含まれず、オプションになる場合もあるのでホームページなどで確認してください。作業場所に不明な点がある場合は、作業当日までに確認しておきましょう。
浴槽
浴槽のしつこいザラザラ汚れや水垢をスッキリと綺麗に落とします。
床・天井・壁
床の黒ずみ、天井や壁の皮脂汚れ、石鹸かすなどを専用のクリーナーやブラシで綺麗に洗浄します。
ドア
石鹸かすや水垢など、家庭用のクリーナーでは落としにくい汚れを、プロならではの専用道具で汚れを落とします。
蛇口・シャンプー台など
金属部分は水垢や石鹸カスが付きやすく汚れが目立ちやすい場所です。裏側まで専用洗剤でピカピカに仕上げます。
排水溝
浴室で一番汚れがたまり、家庭では対処しにくい場所です。排水溝を分解し、ヌメリや皮脂汚れなどを徹底的に除去して嫌なニオイも解消します。
鏡
水垢やくもりが原因で見えにくくなっていませんか。クリーニングを依頼することで、綺麗な状態が長続きします。
お風呂・浴室クリーニングの作業時間
浴室クリーニングにかかる作業時間は、一般的に2~3時間程度が目安です。作業をする人数や汚れの程度・オプション内容によって、多少前後することがありますので、見積り時に確認しておきましょう。
クリーニングを依頼していない小物類は、あらかじめ浴室の外に出しておくとスムーズに作業を開始できるので、時間短縮につながります。お風呂前の脱衣所も軽く片付けておいてください。
お風呂・浴室クリーニングを業者選びのコツとメリット
ここでは、お風呂・浴室クリーニングの業者選びのポイントをご紹介します。
損害賠償保険に加入しているか
クリーニング業者を選ぶ際には、経験実績や対応の良さはもちろんですが、損害保険に加入しているかどうか確認することも大切。損害保険に加入していれば、作業中や作業後に物を壊してしまったなどのトラブルが起こった場合、損害額を弁償してもらえるからです。
浴槽のエプロンや換気扇などの複雑な部品を分解して作業するので、トラブルにきちんと対応してくれる業者に依頼してください。ホームページなどで確認できない場合は、電話で直接問い合わせることをおすすめします。
作業車の駐車スペースを確保
予約時に見積りを依頼することも忘れないようにしてください。追加料金が発生する可能性があるものの一つが、駐車料金です。クリーニング当日は、作業車の駐車スペースを確保しなければなりません。自宅に駐車できない場合は、近くの有料駐車場を確認しておき、当日の駐車料金は依頼者が負担することになります。
最低3社に見積り依頼
お風呂・浴室のクリーニングを検討する際には、最低でも3社ほど見積りを依頼しましょう。サービス内容の違い、細かなオプション設定や料金なども業者によって変わってくるからです。業者によってはセット価格などを設定しているケースもありますので、ご自身に合ったプランを探すことをおすすめします。
何社か見積りを取って比較することで、クリーニングの知識も増え、ご自身の中で一定の基準ができます。そのため、高すぎる業者やオプションの取捨選択がしやすくなるでしょう。また、各業者得意な分野が違いますので、その部分にも注目してください。
水回りをまとめて依頼してコストダウン
浴室だけでなく、洗面所やトイレ・キッチンなど水回りをまとめて依頼すると割引がある業者も存在します。業者にクリーニングを依頼すると、1カ所だけでも「出張費」が発生するため、浴室以外の水回りに気になるところがある場合、まとめてクリーニングを依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。まとめて依頼する場合の料金も含めて見積りで確認することをおすすめします。
ホームページで口コミなどをチェック
最近では、インターネットで申し込みが完結する業者も少なくありません。その場合、当日まで業者とコミュニケ―ションを取らずに依頼することになるため、あらかじめ顔写真や口コミなどをチェックして、クリーニング業者の人柄などがわかると安心です。
口コミだけでは不安な場合は、直接電話をしても良いでしょう。自宅に来てもらうので、不安要素は取り除いておくのが賢明です。
ビフォーアフターの写真を参考にする
浴室クリーニングを依頼したことがある人のSNSなどを検索してみると、ビフォーアフターの写真がアップされていることが少なくありません。そうした写真をチェックするのもおすすめです。業者目線のホームページだけを参考にするよりも依頼者のリアルな声が確認できるので、浴室クリーニングのイメージがつかみやすくなるでしょう。
浴室クリーニングを業者へ依頼するメリット
浴室のカビや汚れが気になっていても、長時間掃除に時間がとれないという方は多いのではないでしょうか。そんな時は、クリーニング業者への依頼を検討することをおすすめします。
自分でする掃除と業者に依頼するクリーニングでは、使用する道具がまったく違います。特殊な専用洗剤や場所ごとに適したブラシなど、プロ仕様の道具を駆使して徹底的に隅々の汚れまで対処し、ピカピカに仕上げてもらえるでしょう。
また、自分では気が付きにくい汚れや、落とすことを諦めてしまった頑固な汚れもプロの手にかかれば簡単に落とすことが可能。クリーニング後も汚れが付きにくく、カビの発生を抑制する効果が期待できます。防カビコーティングを施せば、カビが付いても自分で簡単に落とせるようになるのも嬉しいポイントです。
不衛生な浴室は、健康を脅かしかねません。特に、小さなお子さんがいるご家庭の場合は、日常的な掃除の中にプロの手を活用することで、快適な環境を作るのがおすすめです。
業者にクリーニングを依頼する場合にはコストがかかりますが、依頼してよかったという意見が少なくありません。豊富な知識と経験があるプロにクリーニングをお任せして、作業中はゆっくりとご自身の時間を楽しんでも良いでしょう。
まとめ
お風呂・浴室はハウスクリーニングの中で依頼する方が非常に多い場所です。湿気の多い場所に発生する黒カビや排水溝・換気扇の汚れなど、ご自身で掃除をしてもなかなかきれいにならないケースも少なくありません。いろいろな洗剤や道具を試してみても落ちない汚れに疲れてきたら、ハウスクリーニングを検討することをおすすめします。
さまざまなオプション設定もありますが、おおむね20,000円程度で快適なお風呂生活を手に入れられるでしょう。 ハウスクリーニングの業者は全国に数多くありますので、サービス内容や補償内容などを確認の上、慎重に選んでください。
料金体系やサービス内容が気になる場合、まずは業者に問い合わせることから始めてみてはいかがでしょうか。