2日目の今日は、朝ものんびり目に起きだしてホテルで朝食。今回泊まったRiver Terrace Innというホテルは、他のNapaのダウンタウンにあるホテルと同様、ホテル内にちょっとしたワインバーがあり、つくりもおしゃれです。気持ちのよいテラス席があり、ややヤラセっぽい感じがしますが外にはガチョウが数羽います。
ゆっくりチェックアウトをして、2日目のワイナリーめぐりへGo。
1
Beringer Vineyards
ナパのダウンタウンからは大分離れていますが、ここも全米各地のワイン屋にそのワインが置かれている有名どころです。
ナパの他のワイナリー同様、庭園がとてもきれいに手入れされています。有名どころだけあってお土産屋もかなり充実。
ここのテイスティングは高いコースと安いコースの2種類あって、私達はせっかくなので高い方を試しました。一番印象に残ったのがサーブしてくれたお姉さんの発言。その恰幅のいいお姉さんは、その昔NYに住んでいたのが、自然に目覚めてヨセミテで植物の研究をするパークレンジャーとして働き、その後さらに転職してワインの道に進んだそうです。「パークレンジャーの次はワイナリーなんて多彩ですね。」と言ったら、「いや、ワインも土から育つブドウから作られてちょっとした自然の状態の違いから変ってくるものだから、植物と同じで、それで興味が湧いたのよ。」という返事が返ってきました。ワインに対してこういうとても自然な(&正しい?)入り方をするのはいかにも素直なアメリカ人だなあ、ととても感銘を受けました。
総合評価 ★★★☆☆
2
Clos du Bois
次は、ナパを離れ、ソノマ方面へ。目的地は、Clos du Bois。ここを選んだ理由は、シャルドネ好きの私としてはおいしいシャルドネで有名なRussian River Valleyに行ってみたかったから。Clos du Boisは、以前何度か買ったことがあり結構好きだったのでこちらに決定。そんなわけで、ナパから車で約50分かけ、ついに到着したRussian River。
え・・この小川・・・?!なんとしょぼい。。
まあ、気を取り直して近くのClos du Boisへ。あまりに何もないど田舎にあって目立たなかったので見逃しそうになった。敷地内に入ると、工場風の建物とブドウ畑が広がり、Napaのメイン通り沿いのチャラい雰囲気とは違って、まじめにワインを造っているという感じ。
テイスティングは、なんとわずか5ドル。しかもこのワイナリーが誇るワインが6種類でてきます。そして一杯一杯、お兄さんが熱く解説してくれます。どれもとてもおいしかった。
そして、悩んだ挙句、Briarcrest 2004 Cabernet Sauvignonを購入。すると、なんとテイスティングに使ったワイナリーのロゴ入りワイングラスまでお土産にもらってしまいました。素晴らしい。テイスティングはこうあるべきです。田舎のまじめで上質のワイナリーに感銘。再び、一同高飛車Opus Oneへの怒りが再燃しました(笑)。ちょっと遠いですが、足を伸ばす価値は十分にあります。
総合評価 ★★★★★
この後は、ゴールデン・ゲート・ブリッジを渡りながら、SFに帰りました。いよいよ明日はアメリカ最終日です。
More Winery Scenes