自分が知りたい分野の情報は、RSSリーダー「Feedly(フィードリー)」に集中させて多読しています。
未知の領域でも多くのウェブサイトを購読することで、多読できる環境を構築して知識を上げていきます。私は、ブログを2018年夏ごろに始めましたが、ブログ上手な方々をFeedlyに次々と追加して記事が目に触れやすいようにしてきました。
機能限定版であれば無料なのでこういう便利なものは使わない手はありません。自分の興味ある分野のメディア、ブログをFeedlyに集中させれば、一気にその分野の知見が高まるでしょう。
Feedlyとは何か。使い方によっては多読・速読で高速成長を促すことができるツールです。
ブックマークから探してアクセスするのがおっくう…
Feedlyの使い方、さらに多読・速読に役立つコツもご紹介します。
Feedlyとは
Feedlyとは、RSSリーダーです。
RSSとはニュースやブログなど各種ウェブサイトの更新情報の配信を取り扱う文書フォーマットです。Feedlyでは、このRSS情報を取得して1箇所で読めるようにしてくれるサービス、アプリです。
お気に入りのサイトやブログをFeedlyで購読しておけば、新規記事がみるみるとたまっていきます。ニュース系はざっくり読み、世の中の動きを知る。お気に入りブログは、時にはタイトルのみ、時には気になったものは時間をかけてとことん読む。
こうすることで、良質な記事を自分から積極的に探しに行かなくても読む機会を獲得することができる(最初の購読アクションは必要)。
私の場合は、ブログ運営の改善に役立てていますがもちろん他の分野にも応用ができます。趣味に、ビジネスに、興味のある分野をFeedlyに集約することで溢れんばかりの情報をパソコンや手のひらのスマホで読むことができます。
ニュースサイトとの違い
SmartNewsや、Line Newsは、世間一般のNewsのまとめサイトです。Feedlyは、自分で集める情報を選びます。RSS配信に対応していれば、ニュースメディアでも個人のブログでも購読ができます。
- 自分の関心のあることを登録する。
- 自分の知りたい情報のみに絞れる。
- 世間一般の人が興味ある情報が集まる。
- 情報は多種多様。
Feedlyのプラン(無料/有料)
Feedlyには無料と有料のプランがあります。
しかし、個人の用途であれば無料でいいでしょう。私も使い始めて以来、ずっと無料プランです。無料だと購読できるメディアが100までとなっています。もう何年も使っていますが、購読と解除で整理することで70くらいに維持できています。
- 無料
- 登録できるメディアやブログは100個まで
- フィードが3つまで作れる(もっと作れているのだが…)
- モバイルとPCで利用可能
有料プランの料金はこの記事投稿時点(19年8月)のものです。
- 5.41ドル
- 無料版すべての機能
- 購読数、フィードに制限がなくなる
- Googleキーワード対応
- メモとハイライト
- パワーサーチ
- プレミアムフォント
- シェア(LinkedIn, Buffer, IFTTT, Zapier, Hootsuite)
- 保存(Evernote, Pocket, Onenote)
- 記事のアップデートが10倍早くなる
- 広告外せる
- サポートがつく
- 18ドル
- Pro版すべての機能
- いろいろシェアできる
- フィード
- ボード
- メモやハイライト
- Googleニュースやアラートとの連携強化
- Twitterフィード対応
- Team Newsletter
- SlackやMS Teamsに対応
- SSO/SAML
Feedlyが使える環境・アプリ
Feedlyはほとんどのデバイス(PC、タブレット、スマホ)で使うことができます。しかし、残念ながら日本語化はされていません。
Feedly – Smart News Reader
Feedly Inc.無料posted withアプリーチ
Feedlyの使い方(日本語で解説)
PCでの利用をベースに、Feedlyの使い方を説明します。PCの場合、高速に読み流すためのショートカットがあり非常に便利です。スマホは補完的に使うのが良いと感じています。
ユーザー登録
Feedlyの利用にはアカウントが必要です。Feedly内でアカウントを作るか、GoogleやFacebookなどのアカウントでログインすることができます。
- Googleアカウント
- Facebookアカウント
- ツイッターアカウント
- Microsoftアカウント
- Evernoteアカウント
画面構成
フィード(Feeds)
フィードは、購読したサイトの新規記事がたまっていく場所です。「Today」や「All」を使うことが多くなると思います。
- Today
- 本日配信された記事一覧
- Read Later
- 後で読む記事一覧
- All
- 日時関係なく、全ての記事一覧
- Recently Read
- 読み終わった記事一覧
ビューの変更
ビューは、フィード内に貯まっていく記事一覧の見え方を変更します。次の4通りあります。
- Title-Only View
- MagazineView
- Cards View
- Article View
個人的におすすめは「Title-Only View(タイトルだけ)」です(職場での内職が捗り…)。
購読(追加)
ググって興味のあるサイトを見つけたら、Feedly上でRSS情報が取得できるか確認します。
左サイドバーにある「+」ボタンからメディア、ブログを追加します。
▲ URLを入れます。サイトがRSS配信に対応していれば検索語に候補が出力されます。(少ないのは見なかったことにしてください。いつも検索ばっかに頼っています)
▲ Followを押すと、どこのFeedにいれるか聞かれるので適当な場所を選択します。これでFeedsに記事が配信されます。
購読解除(削除)
▲ なんのビューでも良いのですが、購読を解除したいメディアを選択します。(ライフハッカーさんを例にしていますが、意味はありません。これからも購読します)
右上の「・・・」ボタンを押すとメニューが表示されるので「Unfollow」すれば購読が解除されます。
並べ替え
▲ 並べ替えは、記事一覧の右上上部にある「…」を押します。私は「Oldest」で古い記事から読むようにしています。こうしないと時間が取れないときに古い記事がいつまでたっても読み終えることが出来ません。
Most Popular | 有料機能みたい |
---|---|
Popular + Latest | 人気、かつ最近の記事を上から並べる |
Latest | 最近の記事を上から並べる |
Oldest | 古い記事を上から並べる |
サイトで見る (Visit Website)
Feedlyで記事を読むときに、Feedly内で読めるときとウェブサイトに行かないと続きが読めないときがあります。当ブログの場合、意図的に後者の設定をしています。ウェブサイトで記事を読む場合は、記事のタイトル、または記事下部にある「Visit Website」をクリックします。
後で見る(Read Later)
後でじっくり読みたいなぁ、というときはツールバー左の「Read Later」を使います。
共有アクション
共有のアクションは記事上部にあるツールバーにまとまっています。
たくさんのオプションはあるのですが、全部を使う人はいないと思います。後で見る、オプションとしては「Read Later」かPocket、Evernote、共有はツイッターやFacebookといったところだと思います。
Read Later | あとで読む |
---|---|
Save to board | Save to board |
Save to Evernote | Evernoteへ保存 |
Save to Pocket | Pocketへ保存 |
Copy link to clipboard | リンクをコピーする |
Share to Buffer | Share to Buffer (SNSをビジネス用途に使うサービスっぽい) |
Share via Email | メールでシェアする |
Share to Hootsuite | Hootsuiteでシェアする (ソーシャルメディア管理システムらしい) |
Share to LinkedIn | LinkedInでシェアする |
Share to Twitter | ツイッターでシェアする |
Share to WordPress | WordPressでシェアする (悪用禁止、記事転用で使われる可能性あり) |
その他 |
|
Feedly5つのTips
ショートカットを使いこなす
Feedlyはショートカットを使いこなすことで高速に記事を閲覧できます。
私がPCメインで使う理由がここにあります。
分類 | ショートカット | よく使う | 操作 |
---|---|---|---|
ヘルプ | ? | ⭐️ | キーボードショートカット |
ナビゲーション | gt | TodayのFeed | |
ga | ⭐️ | AllのFeed | |
gf | お気に入り | ||
gl | ⭐️ | 後で読む | |
go | ソース全体の管理 | ||
gi | インデックス | ||
shift+j | 次のソース、コレクション | ||
shift+j | 前のソース、コレクション | ||
r | ⭐️ | リフレッシュ | |
リスト操作 | j | ⭐️ | 次の記事を開く |
k | ⭐️ | 前の記事を開く | |
n | 次の記事を選択する | ||
p | 前の記事を選択する | ||
shift+a | 全てを既読にする | ||
選択操作 | o | ⭐️ | 選択状態の記事を開く |
v | 記事のオリジナルを新しいタブで開く | ||
m | 選択状態の記事を既読にする | ||
x | 既読にして消す | ||
s | 後で読む | ||
b | バッファー | ||
c | Evernoteへクリップする | ||
shift+v | プレビューする |
有益な情報のみを購読する
無料プランで100までのサイトを購読することができます。
ググって気に入ったサイトを登録していくとよいと思います。ポイントとしては、そのブログやメディアが「自分にとって有益かどうか」、有益なサイトのみ登録していくと一気にその分野の知見が高まります。
購読メディアを整理する
長く購読していくと、サイトが更新されなくなるサイトが出てきます。また、配信される情報に新鮮味がない、マンネリ化しているサイトも中には出てきます。
そういうサイトは断捨離していきます。
利用可能な購読数は100、不要なメディアが増えてしまうと、その分有益な情報が埋もれてしまいます。相手先には申し訳ないですが、興味が薄くなったら購読整理したほうがよいでしょう。
▲ 自分のプロフィールアイコンを押して→「Organize Source」を押します。購読メディアの一覧画面に映ります。
▲ リストの右側に薄くゴミ箱が出現します。ここから購読解除をすることができます。どのくらいの頻度でメディアが更新されているか、前回の配信はいつかも表示されるのでこの管理画面からのほうが削除の判断がしやすいです。
職場で見れないときは後で見る(Read Later)
ここだけの話しですが、職場などでウェブ閲覧をすると現在では大抵の企業でアクセスできるウェブサイトを制限しています。何を見ているかもログとして残るのでやたらと記事を直接見ないほうがよい。
少なくともFeedlyサイトにアクセスさえできれば、対象のサイトがアクセス制限されていたとしても記事の内容を見ることが出来ます。但し、対象のサイト側で記事内容が全出力するように設定していなければタイトルと概要のみになります。
会社ではちょっと読めないなって時に使えるのが「後で見る(Read Later)」機能。フラグを立てて、帰りの電車で記事を読むことがあります。
時間がないときはタイトルだけでも読む
Feedlyはサイトをたくさん登録すると、あっという間に記事が貯まります。
休暇などでFeedlyからはなれると場合によっては、4桁の記事が貯まります。全部見るのはとても無理なので、こういう場合はショートカット「j(次の記事へ)」「k(前の記事へ)」などを使って、タイトルだけでも読みます。
興味のあるところだけストップして記事を読みます。
Chromeアドオンで簡単購読
Chromeウェブストアで、Feedlyのアドオンがあります。
▲ ググってウェブサイトを訪れて、Feedlyで購読したいなって時にさっと購読アクションをとることが出来ます。シンプルだけど良い機能。
まとめ
RSSリーダー、Feedlyの使い方やコツの紹介でした。このサービスなくなると本当に困ります。
ということで、練習に一つ登録してみましょう↓
これがやりたかったの?
うん、このためだけにこんな記事を書いたw
コメント
[…] フォローしてもらうのは嬉しいのですが、最近はFeedlyなどの便利なツールが増えているのでわざわざこの【フォロー機能】を表示させる意味はあまりないと思います。。 […]