面接に呼ばれたのは嬉しいが、何をどう準備して臨めばいいのかわからない人も多いのではないだろうか。
- 質問の答えに詰まってしまったらどうしよう…
- 何を聞かれるか分からなくて不安
- どんな服装・持ち物で行くのがベストなのか
そんな不安があるのは当然だ。
今回は転職面接の準備に悩んでいるあなたに、面接の準備から試験当日の流れまで、詳しく解説していく。
面接の準備期間は、1週間もあればじゅうぶん対応できる。
今回の記事のメインは「1週間で完璧!転職面接の事前準備」の章で解説するので、先に確認したい人はそちらから見てもらって問題ない。
面接官ごとに異なる注目ポイントを知ったうえで、面接の想定質問への回答を考えていこう。
この記事を見ていただいているあなたは「転職面接対策の大切さ」を感じているはずだが、まずは、面接の重要性から改めて解説していきたい。
応募書類の内容がどんなに良くても、それだけで採用が決まることはまずない。
たしかに採用のステップの中で書類の出来も大切だが、採用の可否は面接で決まる。
にもかかわらず、面接を「コミュニケーションが取れれば大丈夫だろう」と軽く見ている転職者は多い。
だからこそ転職面接の準備をしっかり行うことで、他の応募者と差別化する事ができるのだ。
ぜひ今回ご紹介するポイントで「実践できそうだ」と思うものは面接対策に取り入れてもらいたい。
目次
転職面接で判断される2つの項目
大前提として、面接では以下のようなことを判断している。
- 採用後に自社で働く姿を想像できるか
- 取引先の前に出しても恥ずかしくない人材か
したがって、面接時に
- 「この人とは一緒に働けない……」
- 「この人は恥ずかしくて取引先の前に出せない……」
こんなふうに感じさせてしまっては、採用されることはない。
限られた時間の中で、いかに自分の魅力を伝えられるかが大切なポイントである。
面接官によって「応募者を見る視点」が違う
その時に注意したいのが、面接官によって見ている視点が違うということだ。
面接官が面接で注目しているポイントを紹介していくので、誰が面接官なのかによってアピールする部分を変えると良いだろう。
転職の面接官は大きく分けて3種類
基本的に、一次~最終までの面接内容によって担当面接官が異なる。
たとえば、新卒採用の面接は人事部がおこなっているが、中途採用の面接は担当者が場合によって変わるのが特徴。
新卒と同じように人事部が担当する場合もあれば、
- 直属の上司
- 同僚や先輩社員
- 現場の管理者やマネージャー
- 経営層や会社の代表
など、場合によって面接官は変わる。
面接官によって、求めるものや見ているポイントが違うため、それぞれに合った面接対応が必要だ。
そこで今回は、面接で遭遇率の高い、以下の3種類の面接官への対応についてご紹介する。
- 人事担当者
- 現場の管理者やマネージャー
- 経営層や会社の代表
人事担当者が面接官のときは「社会人スキル」がポイント
面接選考が複数回にわたっておこなわれる場合、一次面接を担当することが多いのが、人事担当者である。
人事担当者は、面接者のマナーや身だしなみなど、社会人として求められる基本的なスキルを見ている。
具体的には、
- 身だしなみ
- 入室の際の挨拶
- 座り方や目線
- 受け答えの際の敬語
以上のような、社会人として必要なマナーや知識を身につけているかを判断しているのだ。
どんなに希望に合った能力を持っていても、社会人スキルが低いと判断されれば採用されないので注意しよう。
特に、座り方は面接が進むにつれて気が抜けがちである。
座り方の崩れは自分では気がつきにくいが、相手からはよく見えるので気をつけるべきだ。
なお、面接官が人事担当者でないときも、面接者を会議室等へ案内する役割を人事担当者が担っていることがある。
このようなときも、ちょっとした行動から社会人スキルをチェックしているので注意しよう。
現場の管理者が面接官のときは「自己アピール」がポイント
現場の管理者やマネージャーが面接をおこなう際に注目しているのは、以下の4つだ。
- 実務のスキルはあるか
- 即戦力になるか
- 一緒に働きやすそうか
- 自分たちのカラーに合っているか
中途採用の場合、即戦力がほしいと考えている企業は多い。
入社後に一緒に働く人が面接官の場合は、今までやってきたことを存分にアピールすることがポイントだ。
- どんなことをやってきたのか
- どのようなことでつまずき、どうやって乗り越えたのか
- これからどんなことをやっていきたいのか
これらを具体的に話すことで、相手は採用後に一緒に働く姿をイメージしやすくなる。
そうすることにより、
- 一緒に働きやすいか
- 自分たちのカラーに合っているか
という面接官の判断項目もクリアできる。
採用後に一番近くで働く面接官だからこそ、カラーの合っていない人材を採用することは避けたいと考えている。
自己アピールを通して、面接官が一緒に働く姿をイメージできれば、採用は近いのである。
経営層が面接官のときは「将来のビジョン」がポイント
最終面接や中小企業の採用面接で遭遇率が高いのが、社長や取締役をはじめとする経営陣との面接だ。
「社長と面接」「取締役と面接…」
そう聞くと、緊張で体がこわばってしまうが、できるだけ普段通りに挑もう。
経営層が面接で見ているポイントは、主に以下の2つだ。
- 向上心があるか
- 将来、会社に貢献してくれそうか
経営層は向上心のある人と一緒に働きたいと思っている。
また、自分が経営に携わっているからこそ、一緒に会社を盛り上げてくれる人材を求めているのだ。
このような面接官の場合、将来のビジョンをしっかり伝えることが大切である。
- どうして転職しようと思ったのか
- なぜその会社を選んだのか
- 入社後、自分はどうなっていきたいのか
- どのように会社に貢献していくつもりか
「なんとなく」「しようかなーと思っている」
というようなあいまいなものでは相手に思いを伝えることはできないし、一緒に働きたいと思ってもらうことはできない。
明確に、具体的に、将来のビジョンを伝えられるように、準備をしておこう。
ここまでご紹介した3つの面接官に対して「プラスの評価をしてもらう」ために有効なイメージ戦略がある。
具体的な面接準備と組み合わせることで大きな評価につながる事も多い。
面接官に「過大評価をしてもらう」心理的作戦
面接では、面接官に過大評価をしてもらうのも、採用につながるテクニックだ。
おすすめの心理的作戦は2つ。
- 「ハロー効果」を意識したイメージづくり
- 「対比効果」を利用した面接順の調整
ただし、あまりにもかけ離れたイメージを与えると、入社後、お互いに困ることになる。
あくまでも、ほんの少し背伸びをするくらいの感覚で挑んでほしい。
「ハロー効果」を意識したイメージづくり
ハロー効果とは、ある事柄を見るときに、1つの特徴によって全体のイメージが引きずられてしまうことをさす心理学用語だ。
たとえば、無名の会社から発売されている商品があるとする。
購入者はこの商品を有名な会社の商品と比べ、たとえ割高だったとしても、安心を求めて有名な会社の商品を選ぶ。
このとき無名の会社が、人気芸能人をイメージキャラクターとして起用していたらどうだろうか。
購入者は「この芸能人が紹介しているから安心だろう」という気持ちになり、購入率はぐっと高まるだろう。
転職面接でのハロー効果とは、一部のスキルや長所をアピールすることで、他のスキルもあるように思わせること。
プラスのハロー効果を生む対応
一番取り組みやすいのが、身だしなみと言葉遣いに注意することだ。
明るく挨拶ができ、身なりも清潔な人は、それだけで「仕事ができそうだ」と感じさせることができる。
マイナスのハロー効果を生む対応
反対にいえば、身なりが不潔だったり、適当な言葉遣いだったりすると、どんなに仕事のスキルを持っていたとしても採用されない。
これを「マイナスのハロー効果」という。
面接では、プラスのハロー効果を発揮できるようにしよう。
「対比効果」を利用した面接順の調整
面接での対比効果とは、応募者のなかに良い人材がいたときに、その人材と他の応募者と比べてしまうことをいう。
自分より先に面接した人に強いアピールポイントがあった場合、より強いアピールポイントがなければ対比効果によって落とされてしまう。
そのため面接は、できるだけ序盤に受けることをオススメする。
応募者の中で一番に面接を受けると「基準」にされてしまう可能性がある。
しかし、ハロー効果も併用することで、面接官に強いイメージを植えつけることも可能だ。
他の応募者よりも自分の印象を強く残せるよう、準備しておこう。
1週間で完璧!転職面接の事前準備
面接は、だいたい直前になって声がかかるものだ。
面接まで1週間もあれば、事前準備はしっかりできるので安心してほしい。
この章では、以下の残り日数に応じてやるべき準備を解説する。
- 面接1週間~2日前にやること
- 面接前日にやること
- 面接直前にやること
慌てずに、一つひとつ準備していけば、自信を持って面接に臨めるはずだ。
1週間~2日前までにやっておくこと
面接2日前までにやっておくべき準備は以下の7つだ。
- 面接で聞かれる質問への対策
- 自己PRの整理
- 応募書類の見直し
- 「逆質問」の準備
- スーツのチェック
- 面接時に応募書類を提出する場合は、書類の準備
- 筆記試験がある場合はその対策
それぞれ詳しく見ていこう。
また転職面接を突破するためには、この記事でご紹介する面接対策以外に「持ち物や服装」を完璧にする事も大切だ。
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面接で聞かれる質問への対策
面接で聞かれる質問への対策が、面接準備のメインといっても過言ではない。
どんなに面接までの時間がなくても、必ず準備するようにしよう。
質問対策のやり方は、想定される質問をいくつか書き出し、それについての回答を整理することである。
基本的な質問は「重要!面接でよく聞かれる基本の質問と回答例」に載せているため、よく読み込んでいただき自分だけの回答を作成していこう。
転職面接準備におすすめの書籍
また、より網羅するために書籍を参考にするのもよい。
オススメは、以下の2冊だ。
細田咲江(著)「転職・面接 準備とマナー、定番質問から揺さぶり質問の回答例まで」
小島美津子(著)「採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する」
具体的な質問も掲載されているので、参考にして自分の回答を用意しておこう。
書き出した想定質問とその回答は、繰り返し確認し、暗記できるくらいまでインプットしよう。
そうすることで、緊張する面接の場でも、パッと頭に回答が浮かぶようになる。
時間に余裕があれば、家族や知人などに模擬面接をしてもらうのもオススメだ。
本番さながらの模擬面接をすることで、あまり緊張せずに本番に挑めるようになる。
自己PRの整理をしておく
自己PRは面接で必ず聞かれるが、パターンが2種類あるのが厄介なところ。
ひとつめのパターンが、面接の質問の中で
- あなたの強みは何ですか?
- あなたが弊社で活かせると思うスキルは何ですか?
というように聞かれて答えること。
ふたつめが、「1分で自己PRをしてください」というように、時間を与えられて自由に話すこと。
質問の中で自己PRを聞かれた際は、端的に伝える必要があるが、時間を与えられた場合は、時間いっぱいに自己PRをする必要がある。
それぞれできちんと考えておかないと、
- 端的に聞きたいのに長々と話している…
- 「1分」と区切っているのに30秒たたずに終わってしまった…
というように、面接者にマイナスなイメージを与えてしまうので注意しよう。
応募書類の見直し
意外と忘れがちなのが、応募書類の見直しだ。
実はこれが大切で、見直さないまま面接に臨むと、応募書類に書いた内容と面接での回答が矛盾することがある。
たとえば応募書類には「ひとつの業務を極めたい」と書いたのに、面接試験では「いろいろな業務に携わっていきたい」と答えてしまう。
このように応募書類と面接の回答で内容が食い違っていると、面接官も信用できないと判断し、不採用になる。
そうならないよう、事前に応募書類の内容を確認し、想定質問への回答が矛盾していないかを確認しておくことが必要だ。
「逆質問」の準備をする
採用面接を受けたことがある人はご存知だと思うが、面接の最後にたいてい「何か質問はありますか?」と尋ねられる。
これを「逆質問」というのだが、逆質問に対して「特にありません」と答える人が多い。
ここで、ひとつ質問をするだけで
「この応募者は、うちの会社に興味があるんだな」
と、感じてもらうことができるので、ひとつは準備しておこう。
逆質問にもマナーはある。どんな質問でもいいわけではない。
ダメな質問例としては、
- ホームページや求人に載っていること
- 面接中に面接官が話した内容を再度聞くこと
- 待遇面について質問すること
ホームページや求人に載っていることを聞くと、「全然確認していないのでは……」と悪いイメージを与えてしまう。
面接中に面接官が話した内容を聞くのは、話を聞いていないと思われるので避けよう。
待遇面に関して聞くのは、業務内容よりも待遇を重視していると感じられるのでやめておくべきだ。
どうしても待遇面に関して質問がある場合は、内定後、または、応募前に確認しておくのが望ましい。
スーツのチェック
スーツの状態は「この間も使ったし大丈夫だろう」と、直前まで確認しない人が多いのではないだろうか。
前日あるいは当日になってから、汚れやしわに気がついても対処できない。
大丈夫だと思っても、早めに確認し、しみやほつれ、しわがないか自分の目で確かめてみよう。
もし不具合があっても、クリーニングに出したり、新しいスーツを買いに行ったり、状況に応じて対処することができる。
前日の夜や当日の朝になってから慌てないよう、事前にチェックしておくことが大切だ。
面接時に応募書類を提出する場合は、書類の準備
面接時に応募書類を提出する場合は、面接の準備などと並行して、応募書類の準備にも取り掛かろう。
間違っても前日に慌てて準備するようなことは避け、丁寧に作成することを心がけてほしい。
また、持参方法も丁寧さが大切だ。
面接場所へ行くまでに折れたり汚れたりしないよう、クリアファイルなどに入れて持参するのが好ましい。
クリアファイルの準備も忘れずにしておこう。
筆記試験がある場合はその対策
筆記試験がある場合は、試験対策も大切だ。
これについては、次項で詳しく解説するので確認してほしい。
筆記試験がある場合はすぐに対策しよう
転職の際の筆記試験は、次の3種類がある。
- 性格適性検査
- 能力適性検査
- 専門知識、論文
筆記試験はほとんどの企業で、性格適性検査と能力適性検査がおこなわれる。
専門知識や論文に関しては実施される企業が少ないので、今回は性格適性検査と能力適性検査について詳しく見ていこう。
性格適性検査の対策
性格適性検査は、協調性やストレス耐性、計画性などをみる試験のこと。
- 自社の雰囲気に合っているか
- 配属部署ではうまくやっていけそうか
- 担当業務に適合している人材か
というようなことを性格適性検査から判断する。
性格適性検査に関しては、変に構えることはなく、正直に回答すればよい。
ただし、あまりにも極端な回答は避けた方が好ましい。
たとえば、あなたはギャンブルが大好きであったとする。
性格適性検査で「ギャンブルが好きか」という問いがあった場合、素直に答えると「好き」だ。
しかし、素直に答えるのではなく、「どちらかといえば好き」程度に抑えておいた方がよい場合もある。
経理や事務といった堅実に仕事を進めていくことを求められる職種では、「ギャンブル好き」だと不採用になる可能性があるからだ。
業種によっても変わるので一概には言えないが、極端な回答は避けておこう。
能力適性検査の対策
能力適性検査は、SPIと呼ばれる試験と同じような内容で、基礎的な学力や論理的思考があるかどうかを検査するものだ。
能力適性検査は、準備なしに挑むのは避けた方がよい。
オススメの対策は、1冊の問題集を何回か解いてみること。
同じような問題が出題されることが多いので、解き方さえ理解できれば対応できるからだ。
筆者がオススメする問題集は、【テストセンター・SPI3‐G対応】転職者用SPI3 攻略問題集【改訂版】だ。
ある程度慣れてきたら、時間を計って解いてみるのもよい。
本番でほとんど同じ問題が出たときに焦らず得点できるよう、しっかりと対策しておこう。
前日までにやっておくべき4つのポイント
前日までにやっておくべき準備は、次の4つだ。
- 靴やかばんが汚れていないか確認する
- 行き方をチェックしておく
- 面接先のホームページを再確認する
- 面接後に出すお礼状の準備
面接での想定質問への回答練習や、能力適性検査の準備をしつつ、最終チェックしておこう。
靴やかばんが汚れていないか確認する
スーツと同様、靴やかばんも面接官に見られるポイントである。
きれいなスーツを着て、完璧な志望動機を答えたとしても、靴が汚かったり、かばんがよれていたりしたら、印象は下がってしまう。
せっかくのチャンスを逃がさないためにも、細かいところまで気を配るようにしたい。
面接会場までのアクセスをチェックしておく
面接に遅刻するのは、ありえないことだ。
事故などによって遅延していたとしても、影響なく面接時間に到着することが好ましい。
- 会社の最寄り駅までの行き方を何種類か想定
- 駅から会社までのルートを再確認
- 念のため、地図を印刷してもっておく
このくらいの準備が必要だ。
特に、駅から会社までの地図は印刷して持っておこう。
スマホやパソコンでスクリーンショットを保存しておけば大丈夫と考える人も多いが、当日駅についてから見られなくなる可能性もある。
筆者の経験では、
- スマホの充電を忘れていて電源が落ちてしまった
- SDカードのトラブルで画像が開けない
といった理由で遅れてきた応募者がいた。
これらは「準備ができない人」という印象でしかなく、もちろん採用もしなかった。
これを読んでいるあなたには、時間を守る応募者であってほしい。
面接先のホームページを再確認する
企業のホームページというのは、最新情報の更新が不定期なので、常に最新情報をチェックしておこう。
もしかすると今日、新サービスの発表があるかもしれない。
面接時に、いち早くその情報を絡めた回答ができれば、「最新情報も確認している応募者」として、周りから一歩リードすることが可能だ。
内定が欲しい企業であれば、なおさら、こまめに企業のホームページをチェックすることが大切だ。
面接後に出すお礼状の準備
「どうしてもここに入りたい!」という強い気持ちがあれば、面接後にお礼状を出すことをオススメする。
詳しくは最後の章でお話しするが、面接後すぐにお礼状を出すと、面接官の印象にも残りやすい。
当日に準備するのではなく、あらかじめ大枠を準備しておくようにしよう。
お礼状について詳しく知りたい人は、「面接後のビジネスマナーが採用を左右する」の章を確認してほしい。
面接直前に行ったほうが良い行動やタスク
面接の直前におこなう準備は、「身だしなみの確認」だけだ。
ここまできちんと準備してきたあなたなら、自信を持って面接に臨めるはずだ。
しかし、最後まで気を抜かないでほしい。
面接の直前、必ずやるべきなのは身だしなみのチェックだ。
何度も言うように、身だしなみというのは面接の合否を分けるといっても過言ではない。
にもかかわらず、面接練習や適性検査の準備で頭がいっぱいで、身だしなみについて気をつけない応募者が多い。
これではせっかくの準備が水の泡になる。
- 襟が折れていないか
- ネクタイは曲がっていないか
- スーツがよれていないか、しわがないか
- ズボンに汚れはないか
- スカートは折れていないか
- かばんはきれいか
- 靴は汚れていないか
- メイクが崩れていないか
- 髪型は清潔感があるか
- においが不快なものではないか
挙げたらキリがないが、面接官にとって不潔な印象や不快な印象にならないよう、細かいところまでチェックしてほしい。
面接をシミュレーション!入室前と面接中の攻略法
いざ面接当日を迎えたら、準備してきたことを出し切るようにしよう。
この章では、以下のような面接当日の流れを解説する。
- 面接会場での待機時のマナー
- 入室時のコツ
- 面接の想定質問とその回答例
どんなに練習してきたとしても、緊張してしまうのは仕方のないことだ。
- 入室手順を間違えた
- 回答を噛んでしまった
- 想定外の質問に対して、いい回答が浮かばない
このようなトラブルが起こったとしても、笑顔を忘れずに臨んでほしい。
常に笑顔を忘れないことで、前章でお伝えした「ハロー効果」も期待できる。
間違っても舌打ちや貧乏ゆすりはせず、落ち着いて対応しよう。
待機時の過ごし方マナー
会社に一歩入ったら、面接が始まっているものだと考えて過ごすこと。
受付での対応、控室での態度、すべて見られていると思った方がよい。
したがって、面接先に足を踏み入れたら、
- スマホでネットサーフィン
- 誰もいないからと控室で化粧直し
- 控室で隣になった応募者と大声で話す
このような行動は絶対にNG。
ついやりがちだが、能力適性検査の問題集を開くのもやめておこう。
着席したら、
- 部屋を見回して状況をつかむ(キョロキョロし過ぎるのはNG)
- 面接の想定質問への回答をシュミレーションする
- この後の流れをイメージする
というように、静かに自分だけでできる準備がおすすめだ。
常に見られていることを意識した過ごし方で待機しよう。
入室時のコツ
控室から面接に呼ばれたら、入室時からビジネスマナーや人柄を見られている。
意識しすぎても不自然になるが、適当に対応することはやめよう。
入室の手順は以下だ。
- 部屋に案内されたら、まずはドアを3回ノックする。ドアが開いている場合はノック不要。
- 面接官から「どうぞ」と声掛けがあるのを待つ。
- 「失礼します」と声をかけてドアを開ける。
- 入室したらドアの方を向き、しめる。
- 椅子の横に立ち、「座ってください」と指示があるまで待つ。
- 指示があったら「失礼します」と座る。
ドアを開け閉めするときに、勢いよく動かすのは印象が悪くなるので避ける。
また、動作を間違えたからといって、わざわざ戻ってやり直す必要もないので、そのまま面接を続けること。
筆者の経験で、入室時のノックの回数を間違えたからと、何度もノックをやり直していた応募者がいた。
このようなことをしても、面接官の印象は悪くなるだけなので、万が一間違えても、気にせず先へ進もう。
重要!面接でよく聞かれる基本の質問と回答例
実際面接の場で聞かれることが多い3つの質問と、その回答例をご紹介しよう。
自己紹介をしてください
「自己紹介をしてください」と言われた場合は、だいたい1分くらいで答えるのがポイント。
- どのような仕事をしてきたのか
- どのような長所があるのか
- 活かせるスキルはどのようなものがあるのか
このような内容を盛り込んで1分くらいにまとめておこう。
【同業他社の転職面接での回答例】
山田太郎と申します。
前職では、IT業界の営業職として、企業に向けた製品の販売や保守管理に携わってまいりました。
営業部門の目標に対して120%の実績を出し、社内で表彰されたこともあります。
今後はひとつの製品だけでなく、さまざまな製品の販売に携わりたいと思い、幅広い製品を取り扱っている貴社に応募いたしました。
本日はよろしくお願いいたします。
【未経験職種への転職面接での回答例】
田中花子と申します。
現在は不動産業界の営業事務として、4年間働いております。
営業事務の仕事は、営業担当者の仕事次第で自分の仕事量が変動します。
営業担当者をサポートする仕事もやりがいはあるのですが、能動的に仕事したいという気持ちが強くなり、転職を決めました。
わたしの長所である「傾聴する力」を活かし、クライアントの思い汲み取れる営業になることで、貴社に貢献していきます。
よろしくお願いいたします。
長所や短所を教えてください
長所や短所は、自己分析がきちんとできる人材かを判断されている。
特に短所は、入社後に業務に支障がないかどうかも見られているので、注意して答える必要がある。
自分の短所にきちんと向き合い、改善できるように努力していることをきちんとアピールすること。
また、長所・短所ともに、具体的なエピソードとともに話すことがポイント。
上辺だけの回答ではないことが伝わるはずだ。
【長所の回答例】
わたしの長所は好奇心旺盛なところです。
前職ではこの長所を活かして、新商品の開発や販売店舗の新規開拓に携わっていました。
新しいことを成功させるために、問題点の列挙、解決方法の検討・提案などをおこなっていたため、分析力にも自信があります。
【短所の回答例】
短所は、優柔不断なところです。
判断に時間をかけてしてしまいがちですが、考える時間を決めたり、判断する優先順位を決めたりすることで、業務が滞ることがないようにしています。
仕事をするうえで心がけていることはありますか?
この質問では、どのようなことを大切にして仕事をしているのかを見られている。
前職での経験を交えて話すと、具体的に入社後のイメージができ、好印象を与えることができる。
しかし答え方によっては、こだわりが強すぎて融通が利かないと思われてしまうので注意しよう。
【回答例その1】
わたしが仕事で大切にしているのは「自分で考えること」です。
すべてを上司や先輩に聞くのではなく、まずは自分で考え、それで合っているかを確認するようにしています。
前職では「きちんと考えて提案してくれる」と信頼を得ていました。今後も能動的に仕事へ取り組んでいくつもりです。
【回答例その2】
わたしが仕事で大切にしていることは「常に情報収集すること」です。
新しく始まる制度や法改正について、常に情報収集しておくことで、ミスを防ぐことにもつながります。
前職では、上司をはじめとしたスタッフから「新しい情報はあなたに聞けば間違いない」と頼りにされていました。
今後も書籍やニュースなどから最新情報を取り入れ、仕事に活用していきます。
長所や短所の回答例については下記記事で業界別に解説している。
【職種別】真似してOK!面接官に受けの良い「長所」と「短所」の例
転職活動では、就職活動と同じように面接という壁を越えなければならない。 面接では、志望動機の他に良く聞かれる質問がある。それは「長所と短所」だ。 人間、...
志望動機の回答事例
面接での志望動機の聞かれ方は、いろいろなパターンがある。
- この業界には多くの企業があるが、なぜ当社なのか?
- この職を選んだ理由は何ですか?
いずれにせよ、
- 自分が抱いている未来の姿
- 競合他社ではなく、面接先の企業に興味を持った理由
- どうしてその企業で理想とする自分になれると思ったのか
以上の3つの項目を入れて答えるようにすると、うまくいく。
【回答例その1】
わたしは大学時代にバックパッカーの経験があり、10か国以上の国を実際に見てきました。
そのなかで、家が貧しい子供たちと出会い、貧困が原因で学校に通うことができない子供がいる現実を目の当たりにしました。
学習意欲が高くても貧困が原因で学ぶことができない状況を、少しでも減らしたい気持ちが強くなり、海外の貧困対策に力を入れている貴社に興味を持ちました。
営業職は未経験ですが、バックパッカーの経験で培った交渉力やコミュニケーションスキルを活かして、貴社に貢献したいと考えています。
【回答例その2】
わたしは教育学部出身ということもあり、教育業界に興味をもっていました。
前職では学生を対象としたイベントの企画をおこなっていましたが、もっと「一人ひとりに寄り添った教育がしたい」という気持ちが強くなりました。
そんなときに、さまざまなセミナーを開催する貴社で講師の募集をしていると知りました。
教育を通して、人とのつながりを大切にする御社の企業理念に惹かれ、貴社でなら「一人ひとりに寄り添った教育がしたい」というわたしの理想を叶えられると考えました。
前職のイベント企画の経験で身につけた「人をひきつける話し方」を活かし、顧客満足度の高いセミナーを提供していきます。
自己PRの回答事例
自己PRは、面接によって答え方が変わってくる。
たとえば、「1分で自己PRをしてください」という質問であれば、1分にまとめた自己PRをする必要がある。
一方、質問の中で
- 自分のアピールポイントはどこですか?
- 長所をどのように活かせると思いますか?
といった感じで聞かれることもある。
どちらのパターンで聞かれてもいいよう、それぞれ準備しておくと安心だ。
回答内容は、自分の強みが面接官の求めているスキルと合致するかを考えて、準備すること。
どんなに気合を入れて準備しても、相手の求めているものをずれていたら響かないからだ。
また、応募書類に書いた内容と矛盾が生じていないことも、確認しよう。
【回答例その1】
わたしは5年以上、サービス業に携わってきました。
この経験から「相手のことを考えた話の聞き方」の大切さを学びました。
スタッフリーダーをしているので、クレーム対応をすることが多いのですが、お客様の話をきちんと伺い、こちらのミスはすぐに謝罪、誤解されている部分は訂正することで、お客様にご納得いただいています。
クレームを入れられたお客様がその後も来店されているのを見ると、「きちんとご納得いただけたんだ」と、とてもやりがいを感じています。
このような経験を活かし、貴社でもお客様からの信頼を得ていきたいと思っています。
【回答例その2】
わたしの「臨機応変に対応できる」というスキルが活かせると考えています。
前職でも、マニュアルに絶対従うのではなく、相手の幸福度も高くできる条件を探し、その都度、柔軟に対応していました。
依頼を断るときでも「代わりにこのような対応はできますよ」と提案することで、相手の気持ちも尊重しています。
その結果、「困ったときに助けてくれる」との評価を得ていました。
貴社でも同じように対応することを心がけ、縁の下の力持ちとして営業担当者のサポートをしたいと考えています。
面接でよく聞かれるネガティブ質問と切り返し例
ネガティブな質問は、たとえ本心がネガティブなものであっても、そのまま答えるのは避けた方がよい。
できるだけ前向きに答えられるように準備しておこう。
今回は、以下のふたつの質問に対する回答例を紹介する。
- 退職理由はなんですか?
- 転職回数が多いのはなぜですか?
以下の回答例を参考に、あなたならではの回答を考えてみてほしい。
退職理由はなんですか?の回答例
【回答例その1】
前職では5年以上、営業を担当していました。
営業はお客様の声を直接聞くことができ、とてもやりがいを感じていましたが、商品開発や保守は別部門が担当していたため、営業担当者だけでは、お客様からの要望に応えられないもどかしさがありました。
お客様の声をきちんと商品に反映したいという思いから、商品開発の仕事への転職を考えました。
貴社は保守にも力を入れており、一度世に出た商品に対するお客様のニーズも反映できるため、応募しました。
【回答例その2】
わたしは業務改善をすることで、より効率的に仕事をすることを大切にしています。
効率的に作業をすることで、人件費の削減・時間の削減につながり、会社の利益になると考えているからです。
前職でも多くの業務改善を提案し、実際に作業の効率化に貢献したこともあります。
しかし、前職では残業する人が評価される傾向にあり、効率化したことは評価されませんでした。
わたしは業務効率を上げた方が社会人としてのスキルは高められると考えたため、転職を希望しました。
前職での事務スキルや効率化を考えた働き方を活かし、経験のない採用部門でも活躍したいと思っています。
【回答例その3】
わたしは若いうちから活躍し、成長していきたいと考えています。
前職ではそれが叶うと思い入社しましたが、実際は年功序列の社風で、若手の成果はあまり評価されませんでした。
成果をきちんと評価し、若いうちから活躍することのできる企業へ転職したいと考え、応募しました。
貴社は、若いうちから役職者への登用があったり、責任のあるプロジェクトにも参加できたりすると聞いたので、わたしの思いにぴったり合っていると感じました。
持ち前の向上心を活かし、レベルの高い貴社の先輩方とともに貢献していきます。
転職回数が多いのはなぜですか?の回答例
【回答例その1】
わたしは「人と密接にかかわる仕事」がしたいと思っています。
最初に入社したセミナーを企画する会社では、当初講師として密接に人と関わっていたのですが、リーダーを任されるようになったことをきっかけに、お客様とのかかわりが薄くなってしまいました。
リーダーとしてのやりがいはあったのですが、わたしの大切にしている「人と密接にかかわる仕事」ではなくなってしまったため、退職をしました。
その後に入社した派遣企業では、求職者への求人紹介や応募書類添削業務を担当していました。
「人と密接にかかわる仕事」でもあり、求職者の派遣先が決まると喜んだ顔も見られ、とてもやりがいを感じていますが、より採用に特化した仕事に就きたい気持ちが強くなり、今回転職を希望しました。
【回答例その2】
新卒で入社した会社では、営業事務として社会人スキルを学びました。
その後の会社では営業担当として働き、自社製品の良さをお客様に伝えることの難しさを実感しました。
営業として働くなかで製品開発に興味を持ち、次の転職では製品開発部門で保守を担当しています。
新規の製品開発にもかかわってみたい気持ちが強くなったので、新商品の開発に力を入れている貴社へ応募いたしました。
【回答例その3】
わたしはキャリアアップするために転職をしています。
最初に就職した会社では、経理部門が細かく分かれており、わたしは日常の小口管理しか担当できませんでした。
他の業務も身につけたいという思いから転職し、債務管理、債権管理、経営分析をそれぞれの就職先で担当しました。
今までの就職先は中小企業が多く、件数もあまり多くなかったため、大きな企業での経営分析に携わりたいと転職を決めました。
面接時の退職理由の対策については下記記事にも詳しくまとめている。
面接後のビジネスマナーが採用を左右する
面接が終わったからといって、気を抜くのはまだ早い。
退室方法や、退社後の過ごし方にも注意が必要だ。
以下を参考に、最後まで気を抜かずに対応しよう。
面接後の退室方法のマナー
面接が終わるとつい気が抜けてしまいがちだが、会社を出るまでは面接が続いているといっても過言ではない。
退室時のマナーについて、以下の表で説明しよう。
面接の段階 | 守るべきマナー | ||
---|---|---|---|
面接終了時 | 面接官から面接終了を伝えられたら、椅子に座ったままお礼を言い、頭を下げる。 | ||
1人で退室するとき | ひとりで退室する場合は、席を立ち、その場で一礼。ドアを出る前にもう一度軽く頭を下げ、退室する。 | ||
面接官と一緒に退室するとき | 面接官の指示に従って動く。(先回りしてドアを開けたりしない。)ドアを開けてもらったり、エレベーターのボタンを押してもらったりしたら、お礼をいう。 | ||
退社時 | 受付や面接官の方を向き、お礼を言いながら頭を下げる。 |
退社するまでの間に話しかけられたら、きちんと返答し、雑談にも答えられる範囲で答えるようにする。
退社後、すぐにネクタイを緩めたり、髪をほどいたりせず、ある程度離れるまではきちんとした身なりで過ごすことが大切だ。
退社後にするべき「最後の一押し」とは
- 「ここに入りたい!」
- 「この会社で働きたい!」
と、強く希望している場合は、退社後すぐにお礼状を出すことをオススメする。
お礼状は、必ず出すべきものではなく、志望度が高い企業の面接後に送る「最後の一押し」の意味合いが強いもの。
どうしても入りたい企業に巡り合えた時には、忘れずに送っておこう。
送るタイミングは当日中が好ましい。
お礼状は、近年メールで送る人が増えているが、はがきで出すのもアリだ。
メールアドレスを知らない場合はハガキを使用し、そうでない場合はメールで送るようにしよう。
お礼状に書く内容は、以下の表を参考にしてほしい。
各項目 | メールで送る場合 | はがきで送る場合 |
---|---|---|
宛先 | 面接担当者宛て 名前がわからない場合は「面接ご担当者様」 | |
件名 | 簡潔に。面接日と名前 例)1/1面接のお礼 山田太郎 | – |
内容 | 時間をとってくれたことへのお礼 例)本日はお忙しいところ、面接の機会をいただき、ありがとうございました。 | |
面接の感想など 例)面接の中で伺った○○というお話が大変印象に残っております。 |
- (株)と省略せずに、株式会社と書く
- 最後に自分の名前や連絡先を記載する
といった最低限のビジネスマナーを守りつつ、採用への最後の一押しになるようなお礼状を送ってみてほしい。
それでも落ちてしまったら!3つの振り返りポイント
これだけ準備をしたにもかかわらず、万が一、面接に落ちてしまった場合、面接を振り返って原因を考えてみよう。
- 面接の受け答えが悪かったのか?
- 身だしなみがよくなかったのか?
- マナーが悪かったのか?
原因が思いついたら、次の面接では改善できるように準備する。
- より良い面接の回答を考える
- 清潔感のある身だしなみに整える
- ビジネスマナーについて、もう一度確認しておく
面接の振り返りをして、次の面接での合格につなげよう。
まとめ
採用試験は面接が最重要
採用後の姿をイメージできるか・取引先に恥ずかしくない人材かを判断されている
面接官によって注目ポイントが違う
- 人事担当者は、社会人としてのマナーを見ている
- 現場の管理者は、即戦力になるかを見ている
- 経営層は、やる気があるかを見ている
面接では、過大評価してもらうのもテクニック
- 「ハロー効果」を利用したイメージ操作は取り組みやすい
- 「対比効果」を利用した面接順の調整もおすすめ
面接の準備は1週間前からでも大丈夫
- 一番大切なのは面接の想定質問と回答を考えておくこと
- 面接会場への行き方は、事前に複数ルート確認しておく
- 最寄駅から会社までの地図は、必ず印刷して持っておく
- 直前に確認するべきは、自分の身だしなみ
面接当日の流れ
- 面接会場に一歩踏み入れたら、常に見られていることを意識する
- 手順を多少間違えても問題ないので、やり直したりせずに面接を続ける
- 面接後は、ある程度会場から離れるまで気を抜かない
- どうしても入りたい企業に巡り合えたら、お礼状を送って最後の一押し
- 万が一、面接に落ちてしまったら、振り返りをして次の面接へつなげる
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