ストーン・リバー
2025-03-17T04:54:25+09:00
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冤罪・狭山事件の再審開始を!
Excite Blog
ツレと石川一雄と
http://burakusabe.exblog.jp/30625647/
2025-03-17T04:51:00+09:00
2025-03-17T04:54:25+09:00
2025-03-17T04:51:41+09:00
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2025年3月
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今日(17日)は、ツレ(イシハラビンちゃん)が亡くなって1年の日だ。本来であれば、自宅を訪問し、家族と思い出話に花を咲かせるところだが、ままならないのが恨めしい。
思い出すことはヤマほどあるが、とりわけ、「狭山」のことは忘れがたい。ツレの「裏情報」と私の「表情報」をやりとりし、おおっぴらには言えないことを、あけすけに言い合っていた。とても刺激的だったし、それが闘いの活力にもなっていた。
此度の一雄さんの急死をツレが存命であったら、どんなセリフを吐いていたろうかと思う。きっと、驚きはしなかっただろう。「ほれ、みてみい、こうなってしもたやないか!」とか、「くそ!思うつぼやないか!」などと、言ったかもしれない。そう、そんな危惧はずっと抱いていたのだ。
そして、ツレは、独自のネットワークを通じて集まってきた情報を整理し、全国各地の友人たちに発信し、それがまた波紋を呼び、情報は駆け巡ることになったはずだ。そういうことをやらしたら、ツレの右に出る者はいない。 しかし、もうそんなことをする者はいなくなってしまった。それだけをとっても、狭山闘争は大きな財産をなくしたと言えよう。ツレならではの貴重な「仕事」だった。 2023年12月20日(水)に交わしたメールビン 家令さん、当然のことを言ってますが、高裁で、主張できるかな。一雄さん、38㎏・・・心配ですね。7時起きは、楽ですわ。冬はこれでいきますわ。ささき 狭山ではそうはいかんでしょうね。軽口叩いた裁判長はこれまでもいたからね。痩せすぎだね。骨と皮だよ。 春三月 一人逝きしツレ 託されし夢 未だ見れず 彼方を飛ぶ
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信濃毎日新聞
http://burakusabe.exblog.jp/30625044/
2025-03-16T07:13:00+09:00
2025-03-16T07:13:04+09:00
2025-03-16T07:13:04+09:00
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2025年3月
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〈社説〉石川一雄さん死去 無実の訴え届かぬまま2025/03/14 09:31 無実を勝ち取るまで両親の墓前に手を合わせない、と心に決めていたという。その日はついに訪れないまま、石川一雄さんが86歳で亡くなった。 1963年に埼玉県で女子高校生が殺害された狭山事件で、無期懲役が確定した。事件から62年、最初に再審を請求してから48年になる。「部落差別が生んだ冤罪(えんざい)」だと訴え続けたが、裁判のやり直しには至っていない。 捜査は当初から被差別部落を中心に行われた。「犯罪の温床」というまなざしがあったと、静岡大の黒川みどり名誉教授(日本近現代史)は著書で指摘している。 確たる証拠はなく逮捕され、自白を迫られた。被害者の万年筆や腕時計といった証拠は「自白」に沿って見つかった。一審の死刑判決を経て否認に転じたが、有罪は覆らず、仮釈放されるまで、獄中での生活は31年余に及んだ。 2006年に東京高裁に申し立てた第3次の再審請求は、20年近くが過ぎてなお、結論が出ない。弁護側は万年筆のインクの成分を分析した鑑定結果を新たな証拠として提出している。 事件当時、被害者が使っていたインクに含まれるクロムが、石川さんの家で見つかった万年筆のインクには含まれていなかった。決定的な物証とされた万年筆が、そもそも被害者の物ではない可能性が高いということだ。 3回目の家宅捜索で万年筆が発見された経緯も、不自然と言うほかない。弁護側は、捜査当局が虚偽の自白を強い、証拠を捏造(ねつぞう)したと主張している。 この間、裁判官と検察官、弁護団による協議は60回余りも開かれてきた。それでも、事実調べをする実質審理は行われず、裁判所が専門家の証人尋問や職権による鑑定に動く気配もない。 再審を開始するかどうかの判断にこれほど時間を要すること自体が、再審制度の欠陥を映し出している。「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則を踏まえるなら、無為に時間を費やしてはならないことは明らかだ。 袴田巌さんは再審で無罪を得るまでに、逮捕から58年、再審を申し立ててから43年を要した。石川さんはさらに長く無実を訴えながら、年老いて病にたおれた。 旧態依然の再審制度の改定は、待ったなしだ。再審請求審の手続きについて、明文の規定がないに等しい現状を改める必要がある。与野党の議員連盟が議員立法に動いている。この国会でぜひ成立させなければならない。 ]]>
豊中支部機関紙「解放」第2235号
http://burakusabe.exblog.jp/30624539/
2025-03-15T12:54:00+09:00
2025-03-15T12:54:28+09:00
2025-03-15T12:54:28+09:00
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2025年3月
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声明
http://burakusabe.exblog.jp/30624354/
2025-03-15T06:59:00+09:00
2025-03-15T06:59:24+09:00
2025-03-15T06:59:24+09:00
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2025年3月
<![CDATA[石川一雄さんの死去にあたって 狭山事件で無実を訴えてきた石川一雄さん(86歳)が3月11日午後10時31分、入院先の狭山市内の病院で亡くなりました。石川一雄さんは、昨年の暮れに体調を崩して一時入院し、いったん自宅に戻りましたが、再び体調を崩し、3月7日に入院したあと、急に症状が悪化して帰らぬ人となりました。直接の死因は、誤嚥性肺炎でした。長い裁判闘争が次第に石川さんの身体を蝕んでいたのです。ようやく鑑定人尋問実現への展望が見えてきた矢先の石川一雄さんの突然の死を悲しむとともに、心から哀悼の意を表するものです。 石川一雄さんは、1963年に起きた狭山事件で、誘拐殺人事件の犯人という汚名を着せられ、以来62年間にわたって不撓不屈の精神で闘い続けました。別件で逮捕されてから32年間、刑務所のなかから無実を訴え続け、また1994年12月に仮出獄で出所してからは、えん罪を晴らすためにその身を削りながら全国を駆け巡り、無実を訴えました。また、1996年12月に結婚した早智子さんも、石川一雄さんとともに、支援の輪を大きく拡げてきました。石川一雄さんの人生は、まさにえん罪を晴らすための、そして正義と真実を取り戻すための闘いそのものでした。 狭山事件は、身代金を取りに現れた犯人を取り逃した警察が、その失態を取り繕うためにつくったえん罪事件です。また、被差別部落に対する予断と偏見のなかでつくられた部落差別にもとづくえん罪事件です。われわれ部落解放同盟は、60有余年にわたって石川一雄さんに汚名を着せてきた権力犯罪をきびしく弾劾してきました。 残念ながら、石川一雄さんは帰らぬ人となりました。私たちは、石川一雄さんの闘魂と遺志を引き継ぎ、必ずや狭山再審闘争の勝利の日まで闘い続けることを誓うものです。
2025年3月12日
部落解放同盟中央執行委員長
西島 藤彦●追悼集会
4月16日(水))13時~、日本教育会館大ホール(一ツ橋)
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第3次再審終了!第4次申し立てへ
http://burakusabe.exblog.jp/30623624/
2025-03-14T09:11:00+09:00
2025-03-14T09:11:29+09:00
2025-03-14T09:11:29+09:00
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未分類
<![CDATA[再審申立人の石川一雄さんが亡くなり、そのあとは、当然、早智子さんが引き継げると思っていたが、第3次は終了とのこと。19年も要し、あと一息とところまできているのに、ここで打ち切りとは、何と理不尽なことか!しかし、法的にそうなると言われれば、返しようがない。 先例もある。「名張事件」では、奥西勝さんが2015年10月4日に亡くなり、それに伴い、名古屋高裁は同年10月15日、第9次再審請求審の終了を決定。そして、同年11月6日、奥西さんの妹さんが名古屋高裁へ第10次再審請求を申し立てた。 また、「日野町事件」では、阪原弘さんが2011年3月8日に亡くなり、3月30日 に即時抗告審が終了。2012年3月30日、遺族が大津地裁へ第二次再審請求。 だから、狭山も早智子さんが第4次再審を申し立てることになる。これがいつになるのか?「名張事件」では半月後、「日野町事件」では1年後だ。「死後再審」ということになるが、何とも嫌な響きだし、また別の意味での困難さがあるような気もする。 しかし、どうのこうのと言ってはおれまい。一雄さんが命を削り、道半ばで旅立ったその道をしっかり踏みしめて、再審無罪まで行き着かねばならない。一雄さんの汚名を晴らす、その一念で・・・。
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豊中支部機関紙「解放」号外
http://burakusabe.exblog.jp/30622792/
2025-03-13T12:29:00+09:00
2025-03-13T12:29:42+09:00
2025-03-13T12:29:42+09:00
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2025年3月
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石川一雄さんの「追悼歌」
http://burakusabe.exblog.jp/30622606/
2025-03-13T06:51:00+09:00
2025-03-13T20:26:25+09:00
2025-03-13T06:51:25+09:00
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2025年3月
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石川一雄さん
http://burakusabe.exblog.jp/30622342/
2025-03-12T21:23:00+09:00
2025-03-12T21:23:24+09:00
2025-03-12T21:23:24+09:00
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2025年3月
<![CDATA[
※リンク先]]>
急告!「石川一雄さん、亡くなる」
http://burakusabe.exblog.jp/30621973/
2025-03-12T11:40:00+09:00
2025-03-12T11:49:49+09:00
2025-03-12T11:40:22+09:00
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2025年3月
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●「毎日新聞」3月12日]]>
「解放講座」第1講、豊中の歴史を学ぶ
http://burakusabe.exblog.jp/30621934/
2025-03-12T10:34:00+09:00
2025-03-12T10:55:09+09:00
2025-03-12T10:34:45+09:00
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2025年3月
<![CDATA[
3月7日、人権平和センターで「解放講座」第1講を開催し、21人が参加した。主催は、「狭山事件の再審を求める豊中市民共闘会議」。 本講座は、『私と狭山と部落問題』をテーマに、狭山事件で冤罪となっている石川一雄さんの再審無罪実現と、ここ数年、豊中市で連続している部落差別事件をふまえ、差別を許さないまちづくりをしていくことを目的としている。 第1回の講師は、部落解放同盟豊中支部相談役の溝口正美さんで、「『豊中水平社100年と豊中の先人たち』~貧苦と病苦と弾圧の中で倒れし者が追い求めたもの~」というテーマで講演いただいた。 溝口さんは、豊中のムラの歴史から話された。古文書では、馬や牛の記録の後に、ムラの人たちのことが記載されているものがあり、こうした扱い(差別)をされていたことがわかる。高台にあり、水に困る土地だったため、近隣の村との「水あらそい」で、死傷者が出たときには、豊中のムラに対する見込み捜査が行われ、狭山事件と同じ差別の構図があった。その他、信行寺や1996年まで存続し、豊中市の財政を支えた屠場についての話などもされた。 次に、水平運動・解放運動の先人たちとして、貧苦と病苦のために若くして亡くなった今西弥之助さん、山口賢次さんの紹介があった。そうした先人のバトンは、寺本知さんに引き継がれ、そして、山根匡雄さん、高畠光明さん、領家穣さん、山田晨次さんなど、いろんな人たちがそれぞれの立場で、豊中の部落にどう関わり、どんな取り組みを展開していったかを話された。今後の市民共闘のとりくみに大変参考になるものだった。 最後に、「よき日のために」ということで、反省しなければいけない点があるとしながらも、原点である『水平社宣言』から学ぶ大切さを話された。 歴史的な経過を所々、溝口さん自身の体験も入れながら話され、大変貴重な講座となった。溝口さんなりに、これからの市民共闘とりくみを示唆してくれたように感じた。 次回、第2講は「フィールドワークと学習会」を予定している。より解放の輪を拡げていきたい。 【報告:町田 大樹(豊中・狭山共闘代表)】]]>
「3.11」に思う
http://burakusabe.exblog.jp/30621028/
2025-03-11T09:23:00+09:00
2025-03-11T12:38:46+09:00
2025-03-11T09:23:06+09:00
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2025年3月
<![CDATA[この日のことは何度も書いてきたが、やはり、書かねばならない。 一つは、14年前の「東日本大震災」と「東電福島原発事故」だ。遠く離れている大阪でも揺れを感じたほどの大地震は、大津波を呼び、沿岸の町や村に壊滅的な被害をもたらし、2万人を超える人が犠牲になった。そして、未曾有の原発過酷事故が追い打ちをかけ、致命的な事態を招いた。日本はもちろん、世界が震撼し、各地から支援がなされもした。しかし、未だに傷跡は癒えず、町も村も人々の暮らしも復興からは程遠く、課題は山積している。 私の脳裏に焼き付けられているのは、2011年8月に塩釜や石巻に足を踏み入れ、その惨状を目の当たりしたときの風景だ。地震と津波に翻弄された町は、人の気配はなく、まだその時のままだった。
被災地を歩く(高台から一望する)
もう一つの「3.11」は、狭山事件の第1審で「死刑判決」が出された日だ。それから61年になる。今、第3次再審が「山場」最終段階」「大詰め」にあると言われている。5月に予定されている第65回三者協議で、弁護団が求めている鑑定人尋問について、裁判所が何らかの判断をすることも考えられるという。 そういう状況をふまえ、3月4日の三者協議に先立って、埼玉県庁で支援団体が行った記者会見で、これまではなかった協議の日程が事前に公表された。何らかの事情が背景にあったと思うが、イレギュラーな印象はぬぐえない。本来は、支援団体ではなく、弁護団がきちんと対応すべきだろう。そして、肝心なことは、弁護団は、協議後に記者会見でその内容を報告し、次回の日程も公表することだ。それで「完結」するのだが、残念ながら、そうはならなかった。 冤罪事件はいくつもあり、その一部は再審がなされ、無罪判決を勝ち取っている。狭山の支援運動は、比類のないものだが、なぜか一度の事実調べも実現できていない。運動のボリュームだけでは突破できない壁があるような気がする。その一つは、情報の発信・公開に消極的なことではないか。三者協議の内容を含め、どんどん、情報を周知し、今こそ!という機運を高めるべきだ。 家令裁判長の定年退官日は、2026年3月18日だから、彼が判断するのであれば、すでにカウントダウンは始まっている。鑑定人尋問(事実調べ)の実現に向けて待ったなしだ。弁護団は、道筋を明らかにし、支援運動と連携すべきだ。13日、東京で「活動者会議」があるが、熱のある議論が交わされ、実のある成果が出るように期待したい。]]>
朝日新聞への意見
http://burakusabe.exblog.jp/30620116/
2025-03-10T06:49:00+09:00
2025-03-10T06:49:06+09:00
2025-03-10T06:49:06+09:00
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2025年3月
<![CDATA[これまで、豊中市は部落問題を含め、「人権行政」を市政の柱にすえて、先進的な取り組みをしてきたことは、自他ともに認めるところです。そうした流れの中に今般の動画が位置づいているのなら、問題はないのですが、そうではない事情があります。 豊中市では、2019年から6件もの部落差別事件が連続して起こっています。何と市職員や教員が事件の当事者となっているものもあり、加えて、市や教育委員会の対応は杜撰を極め、事件を迷宮入りにするといった事態も引き起こされています。しかし、市や教育委員会は、こうした事実を全く公表していませんし、当事者団体への対応も極めて不誠実です。 記事では、「(市が)啓発に力を入れる背景には、差別がいまだに存在し、見過ごされているという現状がある」と書かれていますが、現実の部落差別事件には言及がありません。また、見過ごされているのではなく、市は意図的に見過ごしているのです。 市は、部落問題を知らない若い世代向けとも言っていますが、それ以前に、市職員や教職員、ひいては、市長や教育長の部落問題認識や向き合う姿勢こそが問題です。他者に啓発するのであれば、自らを顧みるのが先でしょう。 物事には表と裏がありますが、記事は表の部分だけを拾ったものです。だから、一部の読者からは、好意的なコメントが寄せられ、「豊中市さんは、ようやってはるなあ」という印象がもたれています。 ショート動画という売れ筋のツールで、部落問題の啓発をするというのは、素晴らしいとは思いますが、手放しで評価はできません。市の内部、足元で起きている部落差別事件を収束させるために、全力を尽くすことを最優先すべきです。記事にするのであれば、部落差別事件の続発という裏の部分も書いてほしかったと思います。 一連の事件は、市は「もう、終わった」と考えていますが、問題点や課題は置き去りにされたままになっています。だから、こうしたありさまでは、「次の事件」が起きないとも限りません。 部落差別事件に向き合うというのは、事件の背景や原因を究明し、差別の根っこに迫るしんどい取り組みです。それを不徹底ですまし、目新しい啓発で「やってます感」をふりまくのは、差別の隠蔽と同意です。その意味では、記事はそうした市の「目論見」を後押しするものです。 以上の指摘を考慮いただき、改めて、豊中市における部落問題の今を取材していただければと思います。
※「ショート動画」
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狭山「3.11」集会
http://burakusabe.exblog.jp/30619592/
2025-03-09T12:05:00+09:00
2025-03-09T12:05:11+09:00
2025-03-09T12:05:11+09:00
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2025年3月
<![CDATA[●「朝日新聞」3月9日
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近況と雑念
http://burakusabe.exblog.jp/30618857/
2025-03-08T09:51:00+09:00
2025-03-08T09:51:29+09:00
2025-03-08T09:51:29+09:00
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2025年3月
<![CDATA[今朝は4時半に目覚めてしまった。病院の日課は、6時(起床)、8時(朝食)、12時(昼食)18時(夕食)、21時(消灯)だ。午前と午後に約1時間ずつ、リハビリがあり、午後には、ドクターの回診もある。シャワーは、月・木の週2回。最初は9時には眠れなかったが、そのうちに病院のリズムになり、早寝するようになった。そのぶん、朝が早くなるのは仕方ない。 今日で、事故から40日、入院25日になる。骨折箇所は順調に回復し、あと一息というところか?壊死部は、見た目にも、見違えるほどよくなってきている。そして、2月26日から荷重訓練(3分の1)を始めたが、3月7日からは3分の2になると同時に、右側だけの片松葉になった。歩いているという感覚になり、左手も自由になった。 退院の日まで、油断なく、ルーチンをこなし、その日に備えたい。 ●3月3日の昼食
そして、まもなく「あの日」がやってくる。1年前の3月17日、ツレのビンちゃんが逝ってしまった。病室では暇があるので、昨年6月22日に開催した「さらば、ビンちゃん!Xの会」の記録の書きおこしにとりかかった。やらなければと思いつつ、ずっと手を付けないままだった、いや、付けられなかった。 しかし、自分が病院のベッドにいることもあって、時々、ベッドでのツレの姿と重ねてしまう。感傷に浸るのではなく、1年を迎えるにあたり、今が潮時だなと腹を決めた。その録音を聞きながら、「ああ、あんなこともあったなあ!あの人と、あんなことやったなあ!へぇ~、そんなことあったん?」などなど、さまざまなことが脳裏をよぎり、ビンちゃんの顔が浮かんできて、切なくなる。
そして、3月11日は、狭山事件で石川一雄さんに一審で「死刑判決」が出されて、61年の日でもある。その一雄さんは、年末に肺炎になり、危ぶまれたが、「何としても生き抜く」という強い意思で乗り切り、自宅で回復に努めているという。誰しも老いや病気、ケガ、事故と無縁ではないことを、わが身も含めて痛いほど知った1年でもある。]]>
第64回三者協議(報告)
http://burakusabe.exblog.jp/30617939/
2025-03-07T07:33:00+09:00
2025-03-07T07:33:06+09:00
2025-03-07T07:33:06+09:00
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2025年3月
<![CDATA[各都府県連合会担当者 様 2025年3月5日事 務 連 絡 部落解放同盟中央本部中央狭山闘争本部 第64回三者協議の報告の送付 狭山第3次再審闘争勝利にむけた日々のとりくみに敬意を表します。3月4日に第64回三者協議がひらかれましたので、別紙の通り、報告を送付します。参考にしてください。 ご承知の通り、前回の三者協議で、弁護団は、証人尋問の早期実施を求める意見書を提出、協議の場で、まず4人の鑑定人の証人尋問を実施するよう求めました。一方、検察官は、従来通り、証人尋問には反対すると述べました。今回の三者協議に先立って、弁護団は、これまでの弁護団の主張書面を整理した意見書、証人尋問における尋問事項を追加する書面とあわせて、4人の証人尋問の必要性について意見書を提出し、あらためて証人尋問の実施を求めました。これらの書面をふまえて、次回の三者協議が4月上旬におこなわれることになりました。弁護団の求める証人尋問実現にむけて、大詰めの局面です。東京高裁第4刑事部(家令和典裁判長)が、弁護団の求める鑑定人の証人尋問をおこなうよう一層世論を拡大する取り組みを全国各地で進めてくださるようお願いいたします。また、再審法改正の今国会での実現にむけて、正念場です。地元国会議員への働きかけや国会請願署名などの取り組みもあわせて進めていただけますようお願いします。 東京高裁に証人尋問を求める署名は、早急に集約して、3月末までに中央本部に送付くださるようお願いします。 以 上
第64回三者協議について(報告) 部落解放同盟中央本部 (1)証人尋問を求める意見書などを提出(2025年3月3日) 弁護団は、三者協議に先立って、3月3日、これまでの弁護団の主張を整理した意見書、証人尋問の実施を求める意見書、および、尋問事項を追加する事実取調請求書を提出しました。弁護団は、18年以上におよぶ第3次再審請求で、新証拠を278点提出するとともに、最初の再審請求申立書(2006年5月23日)から始まって、再審請求補充書や意見書など、新証拠の意義を説明し、再審開始を求める弁護団の主張を記載した書面を89通提出しています。一方、検察官は、2022年7月29日に、弁護団が再審請求で提出した新証拠とそれにもとづく主張に対する反論を論点ごとにまとめた意見書を提出しました。今回、弁護団が提出した意見書(弁護人の主張の整理について)は、この検察官意見書の項目に対応するかたちで、検察官意見にたいする弁護団の反論について、いつ、どういう書面を提出したかを索引のようにまとめたものです。 弁護団がこれまで提出した主張書面(再審請求補充書、意見書など)を時系列で整理した一覧表や、脅迫状(読み書き能力、筆跡、指紋)、足跡、血液型など、論点ごとに整理した一覧表、提出した新証拠とそれに対応する補充書の一覧表、そして、第3次再審請求における証拠開示の経過と開示証拠によって作成された新証拠の一覧表といった別表が添付されており、第3次再審請求において弁護団が、どういう新証拠にもとづいて再審開始を求めているかが理解できるようになっています。また、前回の三者協議(1月14日)で、弁護団は証人尋問の早期実施を求める意見書を提出し、協議の場で、筆跡、万年筆、自白にかかわる4人の鑑定人の証人尋問をまず実施してほしいと述べました。今回、その4人の証人尋問の必要性について意見書を提出し、あらためて証人尋問の実施を求めました。 さらに、2022年8月に事実取調請求書を提出以降、検察官から反論が出され、弁護団が再反論の新証拠を提出していることをふまえて、筆跡やスコップ、血液型、殺害方法などについて、証人尋問における鑑定人への尋問事項を追加する書面を提出しました。 (2)第64回三者協議(2025年3月4日) 2025年3月4日、第64回三者協議がひらかれました。東京高裁第4刑事部の家令和典・裁判長と担当裁判官、東京高等検察庁の担当検察官、弁護団からは、竹下、高橋、小野、近藤、七堂、河村、小島、山本、指宿、壬生の各弁護士が出席しました。 協議で、検察官は、万年筆インクについてのL鑑定、スコップについてのF意見書に対する反論を5月なかばまでに提出するとしました。上記の通り、弁護団は、三者協議に先立って証人尋問の必要性についての意見書など3通の書面を提出していましたが、裁判所は、これをふまえて次回の協議をおこなうとしました。次回の三者協議は4月上旬におこなわれます。弁護団は、証人尋問・再審開始の実現にむけて全力で取り組んでいます。今後、東京高裁第4刑事部(家令和典裁判長)は、弁護団の意見書提出を受けて、証人尋問をおこなうかどうか決定します。鑑定人の証人尋問・再審開始の実現にむけて大詰めです。東京高裁第4刑事部が鑑定人の証人尋問をおこなうよう一層世論を拡大する取り組みを全国各地で進める必要があります。さる2月5日には、狭山事件の再審を求める会事務局長でルポライターの鎌田慧さん、落語家の古今亭菊千代さん、評論家の佐高信さんが、証人尋問を求める署名を東京高裁第4刑事部(家令和典裁判長)あてに提出し、要請行動をおこないました。この日提出された署名は、個人署名が、19,220筆、団体署名が、48団体です。これまでに提出された署名は総計で、個人署名540,965筆、団体署名は2,437団体になりました。鎌田さんらは、石川一雄さんが86歳をむかえ、年明けに体調をくずしたことにもふれて、一日も早い証人尋問の実施と再審開始を裁判所に求めました。こうした幅広い市民の声と、61年以上も無実を叫び続ける石川一雄さんの訴えを受けとめ、証人尋問の早期実施、再審開始をおこなうよう裁判所に求めましょう!(証人尋問を求める署名は早急に集約し、中央本部に送付してください) (3)今国会で再審法改正を実現しよう! 議員連盟が再審法改正案のたたき台を承認。今国会での成立めざすことを確認 さる2月26日に、超党派の「えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」(会長:柴山昌彦・衆議院議員(自民党)、幹事長:逢坂誠二・衆議院議員(立憲民主党)、事務局長:井出庸生・衆議院議員(自民党))の総会がひらかれ、再審法(刑事訴訟法)改正の骨子案が了承されました。改正案骨子は、①再審請求人側から請求があれば、裁判所は相当と認めるときには検察官に証拠開示を命じなければならない、②裁判所が再審を開始した場合に検察の不服申し立てを禁止することを柱とするものです。 柴山会長は、「問題は法改正の内容とスピード」「えん罪被害者の迅速な救済が妨げられてはならない」と述べ、議員立法を今国会で提出、成立をめざす方針を確認しました。このたたき台を各党で検討し、法案にまとめることになっています。議連参加議員は全国会議員の過半数となっており、今国会で議員立法として再審法改正法案の提出、可決成立が実現可能な状況になっています。この通常国会(会期は6月22日まで)において、再審法改正を実現するために、正念場です。先日、部落解放同盟として院内集会をひらき、地元国会議員への要請行動も実施しました。さらに、わたしたちは、地元の国会議員へ、議連への参加の働きかけと要請を進める必要があります。日弁連は3月25日に「今国会での再審法改正の実現を求める院内会議」を開催し、市民の声で議員立法による再審法改正の実現を求めていくことにしています。わたしたちも、石川さんの思いを受けとめ、狭山再審の一日も早い実現をめざすためにも、集会に積極的に参加するとともに、国会議員への働きかけをさらに強めましょう。 あわせて、再審法改正を国会に求める請願署名、地方議会での意見書採択運動、首長の賛同表明などの取り組みを進めましょう。以 上 ]]>
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