Q92: secretaryにはいくつか意味がありますが、共通することは?

 A:secretaryとは、高い地位の人が「secretな件をまかせた人」




secretary
秘書、大臣、長官

secretaryの語源は、「(王様が)secretな件をまかせた人」。「秘密(の事務をまかせたほど、信頼している)部下」です。ですからsecretaryには、「秘書」だけでなく「長官」「大臣」という意味もあります。


王様が国の統治の事務をまかせた人は「大臣」。王様にとっては大臣も秘書ですね。大統領が事務をまかせた人は「長官」。社長や部長が事務をまかせた人が「秘書」です。


閣僚の肩書きなどにsecretaryは現代でも使われています。たとえばアメリカの財務長官はSecretary of the Treasury、国務長官は Secretary of Stateです。大統領は、この人たちに国家のsecretな件をまかせています。


また、secretary-generalは、国連の「事務総長」や自民党の「幹事長」などに使われています。




このコーナーでは、時事英単語や、英文を読む上で必須となる基本の英単語などを、イラスト入りのイメージトレーニング方式で楽しく解説します。 解説・監修は元ジャパンタイムズ編集局長の伊藤サムさんです。 

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