アンビエントメディアの夜明け[10]つぶやきを物理変換するアンビエントがジェットタイムラインプリンター
── 川井拓也 ──

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操作していないのに動作している。しかもインテリジェントに。

「アンビエントメディア」の定義をクリアする、新しいガジェットを開発しました! その名も「タイムラインプリンター」です。これはTwitterのつぶやきを物理的に紙に変換するプリンターで、Macから特殊なソフトウェアを使って制御します。

さて、この「タイムラインプリンター」どう使うのでしょうか?

Ustreamでは、中継を見ている人からさまざまなコメントが、ソーシャルストリームを通じて寄せられます。通常、これらのソーシャルストリームはiPhoneやiPadで中継しているスタッフやキャストが見ます。中継の視聴者が多ければ多いほど、このソーシャルストリームの流れは速くなり、見ていくのが大変になります。

そこで「タイムラインプリンター」の出番です。業務用レシートプリンターに、特殊なソフトウェアから特定のハッシュタグのツイートをリアルタイムでプリントし続ける「タイムラインプリンター」は、FAXのロールペーパーのようにどんどん物理的な長さにソーシャルストリームを変換していきます。



中継が盛り上がり、コメントが増えるほどプリンターからの紙の長さが長くなっていくわけです。iPhoneなどでは見落としてしまうようなコメントも印刷されているため、拾い忘れがありません。

Twitter連動のラジオ番組を持つラジオ局や、各地で立ち上がりつつあるUstream対応スタジオなどに、現在導入が進んでいます。ソフトウェアを開発したのは永山さんというプログラマーで、販売をヒマナイヌが担当しています。価格は5万円。内訳がプリンターが3万円、ソフトウェアが2万円です。

「タイムラインプリンター」は百聞は一見にしかず型の製品なので、初回のみ無料デモを行っています。ご連絡いただければ、制御用のMacとプリンターをお送りしますので体験してみて下さい。先週は「世界万能選手権」で使われ、今週はスペースシャワーTVの番組で試験的に用いられます。

「操作していないのに動作する」プリンターは、「インテリジェントに」動作します。興味ある方は是非ご連絡下さい。

【川井拓也 / Takuya Kawai】
< http://www.3331.jp/
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mail:[email protected] twitter @himanainu_kawai
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