iPadで人気の高い電子書籍ビューアと言えばi文庫HDです。このi文庫HDは青空文庫形式をサポートしていて、テキストファイルを用意しさえすれば、縦書きで文章を表示してくれます。
ただし、i文庫HDは青空文庫形式での画像表示には対応していません。青空文庫形式は挿絵や図版などをサポートしていますが、その形式で書いてもi文庫HDでは表示できない、ということです。
i文庫HDで画像を表示するには、HTMLタグの<img>を使います。フォーマットは以下のようになっています。純粋なファイル名だけでなくフォルダ名(パス)も指定することができます。
<img src="ファイル名">
ということで、画像があるフォルダを選択すると自動的にi文庫HDの青空文庫形式を生成するスクリプトを作ってみました。これはAdobe CS3以降であればPhotoshop、Illustrator、AfterEffects、Bridge、InDesign、ESTK (ExtendScript ToolKit) で動作します。
以下のスクリプトは、フォルダ内にあるJPEG形式を青空文庫形式に変換します。変換後はプレーンテキストが生成されるので、必要に応じて文章を追加することもできます。
ただし、i文庫HDは青空文庫形式での画像表示には対応していません。青空文庫形式は挿絵や図版などをサポートしていますが、その形式で書いてもi文庫HDでは表示できない、ということです。
i文庫HDで画像を表示するには、HTMLタグの<img>を使います。フォーマットは以下のようになっています。純粋なファイル名だけでなくフォルダ名(パス)も指定することができます。
<img src="ファイル名">
ということで、画像があるフォルダを選択すると自動的にi文庫HDの青空文庫形式を生成するスクリプトを作ってみました。これはAdobe CS3以降であればPhotoshop、Illustrator、AfterEffects、Bridge、InDesign、ESTK (ExtendScript ToolKit) で動作します。
以下のスクリプトは、フォルダ内にあるJPEG形式を青空文庫形式に変換します。変換後はプレーンテキストが生成されるので、必要に応じて文章を追加することもできます。
// i文庫HDの拡張青空文庫用に変換
// JPEGのみ
(function(){
var imageFolder = Folder.selectDialog("画像があるフォルダを選択してください");
if (!imageFolder) return; // キャセルされたら何もしない
var saveFile = File.saveDialog("保存ファイル名を入れてください", "*.txt");
if (!saveFile) return; // キャンセルされたら何もしない
var flag = saveFile.open("w");
if (!flag){
alert("ファイルを書き込めません。書き込み権限やファイルがロックされていないか確認してください");
return;
}
saveFile.encoding = "UTF-8"; // 文字コードはUTF-8
saveFile.lineFeed = "Windows";
var fileList = imageFolder.getFiles("*.jpg");
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
saveFile.writeln('<img src="'+fileList[i].name+'">');
}
saveFile.close();
alert("保存が終了しました。あとは画像と生成されたファイルまとめてZIP圧縮してください");
})();
i文庫HDはJPEG形式だけでなくPNG形式も扱えます。両方同時に処理したい場合は、以下のスクリプトになります。
// i文庫HDの拡張青空文庫用に変換
// JPEGとPNGが混在
(function(){
var imageFolder = Folder.selectDialog("画像があるフォルダを選択してください");
if (!imageFolder) return; // キャセルされたら何もしない
var saveFile = File.saveDialog("保存ファイル名を入れてください", "*.txt");
if (!saveFile) return; // キャンセルされたら何もしない
var flag = saveFile.open("w");
if (!flag){
alert("ファイルを書き込めません。書き込み権限やファイルがロックされていないか確認してください");
return;
}
saveFile.encoding = "UTF-8"; // 文字コードはUTF-8
saveFile.lineFeed = "Windows";
var fileList = imageFolder.getFiles("*");
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
var fName = fileList[i].name;
if ((fName.indexOf(".jpg") > -1) || (fName.indexOf(".png") > -1)){
saveFile.writeln('<img src="'+fName+'">');
}
}
saveFile.close();
alert("保存が終了しました。あとは画像と生成されたファイルまとめてZIP圧縮してください");
})();
文章を一切付け加えないなら、画像データ全てをZIP圧縮してしまうという方法もあります。i文庫HDだと画像集として開くことができます。
【古籏一浩】[email protected]
< http://www.openspc2.org/
>
デジタルサイネージ用に、縦方向のハイビジョン映像も用意してみました。60pの素材に関しては、試験的にMac miniをサーバーにして、外付けUSB HDDで運用しています。USBなのでちょっと転送速度は遅いのですが、大きな問題がなければMac miniを素材用のサーバーにしようかと思ってます。なお、暫定サーバーなのでIPアドレス/URLも暫定です。
・ハイビジョン映像素材(縦方向)
< http://118.22.25.23/HDTV/footage/HD/60p_vertical/
>
・ハイビジョン映像素材
< http://118.22.25.23/HDTV/footage/HD/60p/
>
・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集 発売中
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>
・電子書籍作成用ページ
< http://www.openspc2.org/eBook/index.html
>
毎度おなじみASCII.jpの連載。ここ数回は電子書籍データの作り方です。
・「今すぐ始める電子書籍制作入門 第1回 Kindle/iPad対応!電子書籍の作り方」
< http://ascii.jp/elem/000/000/543/543785/
>
・今すぐ始める電子書籍制作入門 第2回 EPUB/MOBI/PDFで作るiPad&Kindle写真集
< http://ascii.jp/elem/000/000/545/545856/
>