[2891] ジオタグ写真を楽しもう

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《東京は毎日、溶けてしまうんじゃないかという暑さです》

■気になるデザイン[46]
 路線図のいいとこ悪いとこ
 津田淳子

■装飾山イバラ道[60]
 便利鍋たちの良いとこ悪いとこ
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[39]
 ジオタグ写真を楽しもう
 おかだよういち

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■気になるデザイン[46]
路線図のいいとこ悪いとこ

津田淳子
< https://bn.dgcr.com/archives/20100720140500.html
>
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東京は毎日、溶けてしまうんじゃないかという暑さですが、みなさんお元気ですか? 私はそんな猛暑もなんのその、日々、次号の『デザインのひきだし』のリサーチや別の書籍の取材などで、炎天下の中を歩き回っています。

そんな中、先日乗った電車の中で、ちょっと気になったことが。

先日、ある製造メーカーに取材に伺ったときのこと。現地の最寄り駅「みずほ台」でカメラマン、デザイナー、私の3人で待ち合わせをしたのですが、3者ともにドキドキしながら電車に乗っていたのです。

どうしたわけかというと、池袋から東武東上線に乗車し、みずほ台駅まで行こうとしていました。3人別々に乗ったんですが、3人とも東武東上線にはほとんど乗ったことがなく、駅や電車内の案内表示を頼っての乗車です。私は一応、事前に調べていた「川越」行きの電車に乗ったのですが、座った場所から見える、電車内のドア上に貼ってある路線図に「みずほ台」がない! おまけに乗っている電車が停まる駅がその路線図の駅名と違う!?

時間に余裕がなく、乗り間違えたら即遅刻。そんな状況もあり軽く慌て、とりあえず次で降りようかと思い、席を立ってすぐ横のドアの前にたつと......そのドアの上に貼ってある路線図には、「みずほ台」がちゃんとあり、かつ、駅名も合っている。むむむ?

実は、ちょっと電車のことをわかっていれば簡単なことだったんです。まず、私のように電車に詳しくない方のために、ちょっと説明を。東武東上線は池袋と寄居を結ぶ電車で、途中の主要な駅に和光市/川越/坂戸などがあります。

そして、その東武東上線と乗入れている東京メトロ有楽町線という電車があり、これは新木場と和光市をつなぎ、途中の主要な駅に有楽町/飯田橋/池袋/小竹向原などがある。有楽町線は和光市までくると、電車によってはそのまま東武東上線に乗入れて、川越方面に行くことができる。

どちらも池袋と和光市駅を通っている。といっても、両線は平行して走っているだけで、池袋と和光市以外の途中駅は、どちらの電車もそれぞれ別の駅になっている。

ここまで書けばおわかりいただけたかもしれないが、私は池袋から東武東上線に乗っていた。でも、電車内で見ていた路線図は有楽町線のもの。そして席を立って見た路線図が東武東上線のもの。つまり、乗り入れをしてるため、電車のドア上には左面に有楽町線、右面に東武東上線の路線図が掲示されていたというわけ。なので、東武東上線では池袋の次は「北池袋」なのだが、私が見ていた路線図では「要町」となってしまい、軽くパニックになっていたのだ。

この2線の関係を知っていれば、何も慌てることもないことなのだが、私はよくわかっていなかったので、非常に慌てた。でもこれは私一人がわからなかっただけで、みんなはそんなことないんだろうなぁ、と自虐的に思っていたところ、他の2人も同じようにわからなくなって、そのうち一人は、電車を間違ったと思って、乗り換えようとし、遅刻! いやぁ、私だけじゃないではないか!(鼻高々)

これ、どちらの線でこの車両を使うときでもわかりやすい路線図って、つくれると思うんだけど、どうしてそうしないのかしら? まあ、今回のように100%の人が迷うわけではないと思うけど、初めて乗った人は、ドキッとした人多いと思うんだけどなぁ。

でも、他の日本の路線図がわかりやすく出来てるから、この程度のことが気になるのかしら? というのも、海外に行ってよく思うのですが、海外の電車内の路線図は、左右のドア上のどちらか一方は、必ず進行方向と逆順に駅が書かれてますよね!

日本の電車だと左右のドア上に貼られた路線図は、左右どちらを見ても、電車の進行方向と同じ向きに、駅名が書かれています。でもそのためには、左側用、右側用の路線図を印刷しないといけません。

でも海外では1パターンしか路線図をつくらず、それを左右どちらのドアの上にも掲示しているので、どちらか一方は進行方向と逆向きになってしまうのだ。これ、特に初めてでわからない土地に行くと、けっこう戸惑います。それを考えると、日本の路線図の多くは、日本人の細やかさがよく現れてるなぁと思います。

持ち上げてるんだか下げてるんだかわからないコラムになってしまいましたが、基本的にはよく出来ているものの、もう一歩、改善してもらえると、よりわかりやすくなるのに! というところです。でも、これは路線図の問題とは言いにくいですが、首都圏の路線図はあまりに電車が入り組んでて、知らない人から見たら、すっごーく難しいですよねぇ。

【つだ・じゅんこ】[email protected]
平日毎日、更新中! デザインのひきだし・制作日記
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■装飾山イバラ道[60]
便利鍋たちの良いとこ悪いとこ

武田瑛夢
< https://bn.dgcr.com/archives/20100720140400.html
>
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このところの暑さと、数日前のお墓参りで少々夏バテぎみの私。それでも何があっても毎日するのが「料理」だ。料理好きかと聞かれれば「好きな方です」と答えられそうになってきた最近だけれど、夏になると外気温に反比例して料理熱が冷める。本当にさっぱりと冷める。今、世の中の自炊人のかなりの数がウンウンとうなづいた気がする。夏だけはなぜだか知らないけど、料理なんてしたくないのが本音だもの。

テレビ番組でも、キッチンで火を使わずに済む方法を提案する電子レンジ調理とかをよくやっている。いわゆる「時短」で、時間も手間も節約してエコな生活をというやつ。私もかぼちゃの煮物なんかは、電子レンジで蒸し料理ができるマストラッドなどを使うのが定番。今回は、そういった「便利鍋」たちの良いところと悪いところを考えてみたい(私の知っている鍋限定で)。

●電子レンジ調理容器の場合

私の持っている電子レンジ調理容器「マストラッド」は、黒色で深型のパピヨットという種類で、ショップチャンネルで購入したもの。これは最近流行のシリコン製の容器で、電子レンジ調理のために使う。蓋の裏に溝がある独特の形状で、中の蒸気をうまく循環させるそう。触った感じはやわらかいゴムのようでよく曲がる。

・マストラッド
< http://www.mastrad.jp/
>

実際に使う時は、切ったかぼちゃと砂糖としょうゆなどで作った煮汁を一緒に入れて、電子レンジにかけるだけ。一度で全部仕上げずに、数分ごとに開けてかぼちゃの上下を入れ替えて、混ぜながら作ると味が均一になる。色が黒いパピヨットは、雰囲気があって見た目も素敵で食卓にもそのまま出せる。調理に使わなくても食器がわりに十分使えるのが便利だ。

耐熱温度が220℃と高いので電子レンジだけでなく、オーブン料理もできる。グラタン皿として使ってチーズがとけても、このやわらかい容器はへっちゃらなのだ。内側はツルツルなのでチーズがこびりついても洗うのも楽だし、食器洗い器にもかけられてらくちん。しまうところがなくても、食器棚の上の奥の方のデッドスペースへ、つぶして押し込めることができる。シリコン食器なので、割れる心配が一切ないのも気楽だ。

悪いところを言うならば、色が黒いせいか綺麗に洗っておいてもうっすら水の跡が白く残った感じになるところ。そして通販番組のショーで見たほど、自分の料理レパートリーが広がるわけではなかったところ(これは自分のせい)。

●圧力鍋の場合

メイン料理となるとやっぱり、しっかり作ったおいしさが必要なので、圧力鍋や保温調理鍋の登場となる。どちらも火を使う時間はかなり節約できるので、暑い夏には重宝だ。

圧力鍋は、2年くらいはどの鍋を買うか悩んでいたと思う。カレーを作るたびに、「圧力鍋があったらなぁ」と思い続けていた。そして「WMF」のパーフェクトプラス4.5Lを楽天で購入。実売価格にはかなりの幅があるのでよく調べて買った。

・WMF 貝印
< http://www.kai-group.com/jp/products/brand/index/wmf/
>

この鍋は流線型のハンドルが美しいし、フタについたハンドル部分は外れるのでとても洗いやすい。そして圧力のピンが大きいので見やすいのと、調理中に音がほとんど出ないのもポイントで決めた。私にとって初めての圧力鍋なので、圧のかかり方などは他と比較ができないけれど、豚の角煮やカレー、おでんの大根、骨まで食べられるさんまの煮たのなどに大活躍している。ステンレスの鍋だと焦げつきやすいかと心配だったけれど、少々焦げても洗うと落ちるので、そこそこ綺麗なまま保つことができている。

悪いところを言うならば、やっぱり重たい。本体約3kgに、料理の中身3kgくらいが追加されて6kgくらいの重さになる。フライパンじゃないので、ふるうわけではないけれど、ガスレンジのとなりの口に移動するだけでも「フッ!」と力が入る。

洗う時にも鍋の中でお湯を湧かしてふやかしたりするので、6kg位の鍋をシンクまで移動させる。これではどんどん腕力がついてしまう。

他のマイナス点は、消耗品のパーツの値段が高いところ。シリコンのパッキンは圧を保つのに一番大切なので堅くなる前に交換が必要だけれど、これが送料込みで3千円くらいはかかってしまう。どの圧力鍋でもパーツが高いのは同じみたいなので、しょうがないけれど。

一度持ち手の反対側にある補助ハンドルを焦がしたことがある。これは私が使用ルールを守らず、火を大きくしすぎたせいだ。鍋の外にはみ出さない程度の火の大きさにするのが厳守みたい。替え用のハンドルを買って交換する時に、貝印のサポートの人と電話で話した。

まず、焦げてボコボコになったハンドルがなかなか外れないのでどうやって外すのかを聞くと、「特にコツはないです。あえて言うなら「力づく」で。」とコントのようなことを平気で言われたのがおかしかった。「力づくでやれだって。」と隣で鍋と奮闘していただんなさんに言うと、心おきなく力を入れられたようでガツッっと外れた。新しいハンドルを入れる時も力づくで。ドイツ製らしい男っぽい作りの鍋かもしれない。

そして、圧力鍋についていつも気になっていることがある。通販番組のショーなどでよく見る「1分調理」と言ううたい文句だ。1分なのは「加圧時間」であって、料理ができあがるまでの時間ではないのにと思ってしまうのだ。実際はこれに「沸騰させるまでの時間」と「圧が抜けるまでの時間」がしっかりとかかるのを、テレビではほとんど言わないことが多いと思う。それでも普通に作るよりはだいぶ時間短縮になるので、あったら助かる鍋には違いない。

●保温調理鍋の場合

保温調理鍋は、内側に入れる内鍋と外側の保温鍋とが分かれていて、内鍋だけを火にかけて料理を十分に沸騰させてから保温鍋に入れて、後は置いておくだけで調理が進むというもの。「シャトルシェフ」は人に勧められたのをずっと覚えていて、いつか欲しいと思っていた鍋。沸騰までのガス代しかかからないことになり、かなりエコな鍋だ。普通の鍋を毛布でくるんで保温してる人もいるというので、保温調理は昔からある調理方法のようだ。

・シャトルシェフ
< http://www.thermos.jp/Products/kitchenware/shuttlechef.html
>

最近になって16cm浅型という小さいサイズが出たので、卓上でもコンパクトに使えそうということで購入した。温かいご飯を入れたまま、仕事場へ持って行くのも便利だと思う。

実際使ってみると、鶏のもも肉もやわらかくゆであがるし、圧力鍋だととけてしまいそうなじゃがいもも煮くずれなかった。使い方は鶏のもも肉とゆで汁を入れてしっかり沸騰させたら、フタをして保温鍋に内鍋を入れる。保温鍋のフタをしっかり閉めたら後はゆであがるまでほっておけばいい。1時間後でもグツグツいいそうに熱々だ。

保温鍋の外側は熱くならないので、ダイニングテーブルに置きっぱなしで大丈夫なのも良い。ガスレンジがあくのでその間に他の料理ができる。もちろん料理を食べている間の保温用にも使えるので便利だ。沸騰状態で保温鍋にしまった料理が、数時間後まで熱々なのはびっくりする保温力。味をしみ込ませる料理に向いている。

圧力鍋と違って、内鍋とフタと保温鍋しかパーツがないので、細かな部品管理が苦手な人にも保温調理鍋はお勧めできると思う。フタをなくさない限りは買い足すパーツもない。

悪いところは特にないけれど、保温で加熱するので時間短縮できる鍋ではないのを、間違って買ってしまうと合わない人がいるかもしれない。鍋の前にいる時間は短いけれど、調理全体にはそれなりに時間がかかる。

まだまだ活用しきれていないので、もっと使わなきゃと思うけれど16cmのサイズは大きいじゃがいもなら3つでいっぱいなので、もっと大きいサイズの方が良かったかもしれない。

しかし、保温鍋は「鍋いっぱいに料理を入れて沸騰させ、その熱を全体にまわして調理する」もの。鍋の半量作るという訳にはいかない性質のものなので、作る料理の量でサイズをしっかり見極めて買う必要がありそうだ。便利なので大きさを分けて複数持っているユーザーが多いのもシャトルシェフの特徴。

こうしていくつかの便利鍋を見てみると、自分のライフスタイルに合うことはもちろんのこと、「自分の性格に合うもの」を選ぶことが一番大切だと思う。自分がせっかちさんなのか、おっとりさんなのか、何をめんどくさいと感じるタイプなのかをしっかり分析してから購入すると失敗しないと思う。

鍋を変えるだけで料理が変わり、料理が変わると生活が変わっていくのは実感している。でもやっぱり、早く涼しい季節になってほしいぃ。まだ夏休みはこれからなんだけれど......。

【武田瑛夢/たけだえいむ】 [email protected]
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/
>

最近インコが飼いたくてYouTubeの動画をいくつも見てしまう。鳥のホケッとした雰囲気がいいし、しっかりとこちらを見ながらテケテケ歩くのとかがツボ。

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■おかだの光画部トーク[39]
ジオタグ写真を楽しもう

おかだよういち
< https://bn.dgcr.com/archives/20100720140300.html
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前回は、撮影中にiPhoneやGPSロガーで緯度・経度情報を自動的に記録し、撮影した写真のメタ情報の中に撮影場所の位置情報を埋め込む話をしました。今回は、そのジオタグが付いた写真を楽しむ方法をご紹介します。

iPhotoやiPhoneのアルバムアプリには撮影地を表示するモードがあります。
< http://flic.kr/p/8k1umS
>
< http://flic.kr/p/8k1ux3
>

たくさんの写真を閲覧する時に、どこで撮ったかがすぐにわかって便利ですし、旅の軌跡なども地図上で再確認できて楽しいです。

しかし、ローカル環境で自分だけでジオタグ写真を見てるのはもったいない。ネット上で多くの人と共有して、ジオタグをもっと活用してみましょう。

まず、写真共有サービスといえばココ。この連載のサンプルフォトの置き場所でも使っているので、みなさんも目にする機会の多いFlickrで、ジオタグの付いた写真を見てみましょう。
< http://flic.kr/p/8fWshM
>

写真の右横の欄に地図が表示されています。マウスを地図の上に持って行き、中心に近づけると地図がアップになります。
< http://flic.kr/p/8k1erE
>

そして、その地図内でマウスをクリックすると地図が大きく表示されます。
< http://flic.kr/p/8jX3tk
>

が、しかしちょっと地図が残念な感じですよね。そこで、インターネット上で地図と言えばやはりGoogleです。ジオタグフォトを楽しむ場合は、Googleのサービスを使ってみましょう。

オススメは、「Panoramio」です。
< http://www.panoramio.com/
>

Google傘下のサービスなので、IDを持っていれば他のサービス共通で同じものを使えますから、サインアップしてください。
< http://flic.kr/p/8k1aus
>

アカウントが出来たら、早速ジオタグ付きの写真でみんなと共有してもいいものを選びアップロードします。自動的にメタ情報を読み込んでくれるので、自分で入力するのはタイトルやタグのみです。任意で追加します。Panoramioのサービスの性格上、風景写真や建物など場所に関係するものを掲載してください。アップロードして数日後に、Panoramioの中の人が確認したアイコンが表示されるようになります。
< http://flic.kr/p/8jWYDp
>

アイコンにマウスをのせると「この写真はGoogle Earth掲載用に選ばれました」と表示されます。そう、さすがGoogleのサービスだけあって、Panoramioの中だけでなくGoogle Earthアプリでも、ユーザーがアップロードした写真が共有され地図に重ねて表示されます。ひと手間で二度おいしい感じがします。

では、Panoramioでアップロードした写真の詳細画面を見てみましょう。
< http://panoramio.com/photo/37539860
>

先程のFlickrと同じ写真ですが、地図が詳しいと楽しさが全然違いますよね!そしてここからが、ジオタグフォト共有サービスの本領発揮です。「地図上に表示」のメニュー内の「人気」タブを見てみると、他の多くのユーザーが日本中、世界中で撮った写真が地図上に散りばめられて表示されます。どれも美しい素敵な写真ばかり。観光地のお土産屋さんで手に取って見る絵葉書よりもきれいな写真ばかりです。
< http://flic.kr/p/8jWZgT
>

気になる写真をクリックすると詳細が表示され、TwitterやFacebookにtweetし更に共有することもできます。

自分がよく行く場所でも全然知らない風景や、行ったことのない時間帯の写真が掲載されていたりして「ここにこんなのあったんだ!」とか「ここからの夕日はこんなにきれいだったのか!」など再発見があったり、自分では思いつかなかったアングルや撮影位置の参考になったりして、「次行ったときはこんな感じのを撮ろう!」と勉強になります。

また、行ったことのない場所でも、写真を見ることでガイドブックにも載っていないような情報を得ることもできますし、行く予定などまったくなかった場所でも、写真を見ることで行ってみたくなるかもしれません。

そして、あなたが撮ってアップした写真は、見た誰か見知らぬ人に感動を与えているかもしれませんし、それがきっかけでその人がその場所へ足を運んでその風景を見たかもしれません。ジオタグフォト、素敵じゃないですか!

先程、Google Earthとも共有されているのでそちらにも表示されることに少し触れました。実際に見てみましょう。
< http://flic.kr/p/8k1f3f
>

Google Earthのレイヤパネルの、「Panoramioの写真」という項目にチェクを入れておくと、衛星写真上の撮影場所にアイコンが表示され、クリックすると写真が出てきます。Google Earthはパソコン用に無料でダウンロードできますし、iPhoneやiPadやAndroid用のアプリもあるので、さまざまなデバイスで楽しめます。
< http://earth.google.com/intl/ja/
>

そして最近では、Google Maps上でのストリートビューの中にも、その場所の周辺に関するユーザーがアップした写真が表示されるようになっています。これにもPanoramioの写真が共有されています。
< http://flic.kr/p/8jYu8Z
>

夏休みに旅行に行く予定の人も、家の近所を散歩するだけの人も、ジオタグフォトをいっぱい撮って、いっぱいアップして、多くの人と共有すると新たな発見があるかもしれませんよ!

【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.info/
> < mailto:[email protected] >
< twitter:http://twitter.com/okada41
>

一昨日、兵庫県佐用町のひまわり畑に写真撮りに行ってきました。Rawで撮ってまだ現像してないので写真はお見せできませんが、iPhone4で動画を撮ってiMovieで繋いだものをアップしました。夏! って感じです。
<
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■セミナー案内
RIAコンソーシアム・ビジネスセミナーXVI
〜ユーザ視点での開発プロセス:成功事例の裏側〜
< http://www.riac.jp/2010/07/b-xvi.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20100720140200.html
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今回のセミナーでは、好評だった前回・前々回の事例紹介を、もう一歩その裏側に進めてみたいと思います。ビジネスの本質的な部分を如何に形にしていくか、その開発プロセスの段階ごとに、どういった苦労や工夫があったのかを開発者の視点も交えて語って頂きます。提案時から要件定義、実装の様々な段階で、ビジネスの成功を支えている現場の知恵と苦労。そんな一端をご紹介できればと企画しました。

日時:7月28日(水)14:00〜17:30(13:30より受付開始)
会場:秋葉原UDXカンファレンス
< http://udx.jp/conference/map.html#map
>
料金:3,000円
主催:RIAコンソーシアム
申込:http://www.riac.jp/2010/07/b-xvi.html

内容:
・「ビジネスにとって価値あるRIAであるために」
 〜実践を通じて学んだRIA開発プロジェクト留意点〜
・「XPLATFORM事例」
 1)XPLATFORMの製品・事例(日本・韓国)紹介
 2)日立システムの考えるRIA採用のメリット
・ユーザの使い勝手を考え抜いたカート設計
 〜利用シーンと商品特性に合わせたカートとは?〜
・「RIA市場動向2010レポート」
 〜全国500名に対するRIA(Webアプリケーション)意識調査結果〜

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■展覧会案内
「SHISEIDO BEAUTY MODERN」展
< http://www.shiseido.co.jp/bcl/info/sbm2010.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20100720140100.html
>
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会期:7月21日(水)〜25日(日)11:00〜19:00
会場:ワードホール(東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル9階)
内容:「新しい女性の美しさとは何か?」常に提案し続けた資生堂のクリエイターが、次世代のビューティーをデジタル動画映像で表現した「SHISEIDO BEAUTY MODERN」展を開催。作品は宣伝制作部のアートディレクターと、ビューティークリエーション研究所のヘア・メーキャップアーティストからなる4組のチームが協同制作した。モデルには、ICONIQ、蒼井優、蛯原友里、長谷川潤の4名が参加している。

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■編集後記(7/20)

・竹内政明「名文どろぼう」を読む(文春新書)。前に読売新聞の看板コラム「編集手帳」の切れ味がすばらしいと書いたが、2001年からの6代目執筆者が竹内さんである。「本書は引用だらけの本である。ひとさまが心血を注いで編み出した言葉や文章を借りてきて、勝手放題に使わせてもらった。それこそ〈自己本位〉の産物だろう」と書くように、秘密のネタ帳(コレクション)から古今東西の名文を引き出し、結婚と四季、正と誤、老いと実り、批評と悪口、名前と災難、酒と詭弁、バクチと運など33にわけてまとめている。しゃれた言葉や気の利いた言い回し、味のある文章を、ただ並べるだけではなく、変幻自在、絶妙に配置する。なんというおもしろい切り口だ。巻末にこの本で引用した名文のブックリストが200以上ある。たぶん、ネタ帳のごく一部ではないかと思う。残念なのは、こんな名文をどうやって集めたのか、その秘密までは触れていないことだ。コツコツ読書する、ってことだとは思うが。手紙と名文カテゴリにあったのが、引用した名文で最短の3文字、これには泣ける。清と濁カテゴリのまとめは名文引用ではない自作であった。「政界もこのところ、澄むと濁るで大違いの様相を呈している。(略)日本再生という有権者のセツボウ(切望)がゼツボウ(絶望)に、キボウ(希望)がキホウ(気泡)のあぶくに変わらないことを祈る。」すでにそうなっている......。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166607456/dgcrcom-22/
>

・iPhoneの絵文字。そこに記者会見時のマラドーナがいる。下記URLのiPhone絵文字一覧の左から二つ目、上からも二つ目。iPhoneとDoCoMoの対応表、全然印象が違うのがいくつかある。気をつけよう......。/三連休は、というか最近ずっと、徹夜続き。規則正しい生活って何? 今月末までは忙しい。急なお仕事が入って、しんどいけれど嬉しいよ。ほんと仕事があるのはありがたい。フリーランスだと波が激しくて、ない時の不安感といったら、そりゃもう。規則正しい生活ができるぐらいの能力があればなぁ。/徹夜になる一番の原因は能力不足。本やセミナーでわかったつもりになっていても、仕事だと、その「つもり」が通用しない。原因不明のエラーに頭を抱える。検索すると同様の悩みを持つ人たちがいっぱい。ネット上に解決方法が見つからないものも多いが、解決方法やヒントが示されたサイトを見つけると著者に心から感謝。てんぱっている時は、自分がインターネットのありがたみを一番享受しているしているんじゃないかとまで思うわ。(hammer.mule)
< http://iphoneac.com/beginner6.html
>  絵文字対応表