[2675] ゲーム温故知新

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<エコ規格法案とか出始めたりして>

■音喰らう脳髄[72]
 パティ・スミスをまるごと経験する
 モモヨ

■Episode of ガテン系デザイナー[25]
 ゲーム温故知新
 相子達也

■アナログステージ[18]
 博士と助手 3ラボ目「ありきたりのコンテンツを斬新に考える」
 べちおサマンサ

■セミナー案内
 8月開催イメディオセミナー


■音喰らう脳髄[72]
パティ・スミスをまるごと経験する

モモヨ
< https://bn.dgcr.com/archives/20090714140400.html
>
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この夏、フジロックフェスティバルにパティ・スミスがやってくる。いや、《この夏》なんて話じゃない。7月24日の出演、…だから来週の金曜日の話だ。

パティ・スミスって誰? という人は別として、彼女を知っている者、それも彼女の魅力に一度でもはまった者にとっては、けっこうな大問題。私も行きたい。ひどく行きたい。何が何でも行きたいくらいだが、その前後の私は、これまでデジクリで書いてきたように、新作のレコーディングにどっぷりつかっている。行きたくても8月末まで動けそうもないのだ。

ということで、8月にレコーディングが終わったら、絶対に観にいきたい、そう思っている映画が、彼女のドキュメンタリー映画《Dream of Life/パティ・スミス ドリーム・オブ・ライフ(原題)》。
< http://pattismith-movie.com/
>

上記サイト記事によると、8月29日から東京の二つの映画館で上映が開始されるようだから、スケジュール的にはバッチリ。レコーディングで疲れた頭をパティで癒す……いや、ぐちゃぐちゃに、もっともっと疲れさせてしまうつもりでいる。

実は、この映画、この4月に、すでに初号試写を観ている。字幕なしのヴァージョンも先行して観ていたが、初号試写を観た際、私は、パティの次から次へと乱射される言葉の洪水におぼれそうになった。

エドガー・アラン・ポーのことや《荒地》の詩人エリオットの言葉が引用されたり、バロウズやギンズバーグも登場する。つい、字幕に意識を奪われそうになる。ロック映画でありながらもそうとうに文学的だ。そして、ラストはランボーへのオマージュで終わる。

……映画が終わった後、パティという自我、スフィア=ガラス玉、水晶球の球面内部に投影された記憶のモンタージュをそのままに直覚させられたような、不可思議な気分を味わった。そんな混乱状態のままに真昼の街をさまよい、いつかしら映画とは直接関係ないヘルマン・ヘッセのことだとかをあれこれ考えていたのを覚えている。

いずれにしろ、そうとうに疲れた。人ひとりの人生、記憶を無理やり頭に詰め込まれたような気がする。パティという人格の移植。当然だが、咀嚼するにはまだ相当に時間がかかりそうだ。

モンタージュというのは映画の使い古された技法であるが、ここまで時間軸を切り刻んで、順序を錯簡させたものは、そう類を見ない。文学でいえば、プルーストの《失われた時を求めて》を読んだときの、あの酩酊感覚に似ている。

あと二度三度パティという水晶球の内部にどっぷりとつかって、そんな酩酊感覚をとことん味わいたいと思っている。ちなみに、大阪でも秋に公開が決定しているようだから、関西圏の皆さんにも、パティ体験、おすすめである。

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/
>

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■Episode of ガテン系デザイナー[25]
ゲーム温故知新

相子達也
< https://bn.dgcr.com/archives/20090714140300.html
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「ゲームセンターCX」という番組をご存じですか? なぜか作業服を着た「課長」の有野晋哉(よゐこ)がファミコンなどの古いテレビゲームをプレイして、ミッションをクリアするという番組。
< http://wwwz.fujitv.co.jp/otn/gamecenter/index.html
>

我々にとっては、懐かしいゲームが登場するので「あーあったあった」と楽しめます。人気のあったゲームや難しいところが話題になったゲームで、有野課長が苦労しているところが面白くて子どもとよく見ています。

横スクロールするシンプルな画面だけど、なかなかクリアできないところが子どもにとっては興味津々らしく何本か見ているうち、ついに息子が「うちに古いゲームはないの?」……来ました。ついにこの時が。実は古いゲームを懐かしむどころではなく、ほとんどのハードが納戸の奥にひっそりとしまってあったのです。

息子は小学校6年生。いま彼の頭の中のほとんどを占めているのがゲーム。寝ても覚めてもゲームのことばかり。それまではゲームキューブやゲームボーイアドバンスSP、DS、WiiにPSP(これは姉のモノ)でポケモンシリーズやマリオシリーズ、ファイナルファンタジーにドラクエと、まさに小学生の王道ともいうべきゲームライフを満喫していました。遊ぶのは一日一時間、週末は少しサービス、友達とプレイするときは大サービスと、姉の携帯電話よりは甘い制限ですが彼はちゃんと時間が守れるので、良しとしてます。

古いゲーム機は隠していたわけではなく、子どもが興味を持ったら出してやろうと考えていました。今のマシンとじゃあまりにも性能が違うので、無理矢理さわらせても飽きてしまうだろうなと思っていたわけです。

初めて目にするファミコン、スーパーファミコン、メガドライブなどなど。初めて手にするへんなコントローラーにドキドキワクワクです。まずは基本からということで「ゼビウス」をプレイ。縦スクロールのシューティングが新鮮なのと、敵の攻撃をかいくぐりながら進むスリルがたまらんと、早くも熱中モード。

ここでオヤジの面目躍如と「グラディウス」を引っぱり出して華麗なプレイを……で、できない(上上下下左右左右BAというコナミコマンドを後で思い出したのでした)。鮮やかなコントロールをするはずが、ガチョンガチョンとやられてGAME OVER。

ふふんと鼻で笑う息子を無視して「こっちやんなさい、こっち」とメガドライブでプレイするのは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。このゲームは傑作だと思います。敵を殺さないし武器も使わない。すごい高速スクロールでジャンプしながら、リングを取って様々なトラップをクリアしていきます。思った通り息子はソニックに夢中になって、3Dのソニック以外のシリーズを全てクリアしてしまいました。

息子の心に火を付けたもう一つの原因は、Wiiでネットから手に入れることができるバーチャルコンソールという機能です。これはアーケードゲームやファミコン、メガドライブなど、なつかしのゲームがWii用に移植されたもので500ポイント(500円)という手頃な値段で手に入れられ、クラシックコントローラーを使えばまさにファミコン感覚で遊べるのです。思わず私も、あれやこれやと買ってしまいました。ニンテンドーの思う壺です。

うちにはない懐かしゲームをもっとやってみたいというので、秋葉原に突撃することになりました。取り急ぎ私は1.5TBのHDDを買って、奥さんは銀座線末広町駅から合羽橋に突撃。息子と娘と私は中古ゲーム屋から攻めていきます。懐かしゲームのいいところは値段が安いところ。レアものは9,800円なんて値段がついていますけど大体1,000円くらいで買えます。

レトロゲーム屋の店内モニターに流れる「ゲームセンターCX」のテーマ曲(喜びの歌)に合わせて、足を踏みならしノリノリの頭にバンダナを巻いたお兄さんに子どもらが引きまくるというハプニングもありました。ファミコンのドラクエとゲームフリークを恐怖のズンドコ、いやドン底に落とした魔界村をゲットしたあとヨドバシ内を散歩。娘が見たいというアニメ系のお店もまわって終了です。

ゲームが古くても十分楽しめるのには少し驚きました。最近のゲームに慣れている息子やその友達も「すごい面白い」と夢中です。やはりゲームのおもしろさは、高性能なハードや高品質のグラフィックだけではないんですね。

そして、先日発売のドラクエIXを通販で予約した息子は、朝からそわそわ。お昼頃届くんじゃないかという私の話に、昼前から玄関でハンコをもって正座して待つことしばし。家の前に止まったペリカン便の車に「おぁぁー」と奇声をあげて飛び出す。これまた「うひょうひょーぃ」と奇声をあげながら(大丈夫か)早速プレイ開始の電源オンすれば、あの音楽が流れる。もう泣きそうになってる(笑)。息子は先月からゲームプログラミングの勉強をはじめました。

【あいこたつや】[email protected]

思ったより大きな喪失感。R.I.P. Michael Jackson/レトロゲーム屋前でジーンズのむちむちホットパンツにレインボーボーダーのニーソックスをはいた「お兄さん」が雨宿りしていました。娘の顔は引きつっていました。/私の手持ちポケモンは伝説のポケモン揃いで、みんなレベル100です。子ども相手に本気を出して大人げないなぁとたまに反省します。
< http://www.ggrafix.net/wp/
>

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■アナログステージ[18]
博士と助手 3ラボ目「ありきたりのコンテンツを斬新に考える」

べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20090714140200.html
>
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【前回のあらすじ】
自称・国内最先端の研究所に勤めるまつばら博士と助手の小松カヲリ。役に立ちそうもない電話の発明ばかりする博士に、だいぶ愛想を尽かし始めたカヲリくん。今回は、少しだけまともなお話です。
< https://bn.dgcr.com/archives/20090303140400.html
>

「カヲリくん、カヲリくん…」
「はぃ、はかしぇ… なんれすか…」
「今日は、平成何年何月何日何曜日かね…」
「記憶によると、平成21年7月14日の火曜日だと…」
「わしら、前回登場したの、いつだっけ…」
「わかりましぇん…」
「腹肥ばかり登場しているのを見て、嫉妬と同時に、ウチらの出番は本格的になくなったと危惧してしもーたよ。でも、こうやって登場できたということは、べちおくんも忘れてはいなかったわけだ」
「そうですね、とりあえずはもう、きわどいネタはやめましょうよ」
「なにを言っているんだね、きわどいネタなんて、なーんにもありゃせんわ」
「いやいやいや、そんなことないですよ。読む人読んだら、相当きわどいですよ。べちおさんの正体が、世にバレていないからいいようなものを…」

●画期的! でもないけど、どこもやっていないコンテンツ

「ところで、新しい開発品はどんな感じですか?」
「うむ、いい感じじゃよ。ただ、試作で検証するには、まだまだデータが足りない状態じゃけどな」
「どんな感じなんです?」
「なに、とってもシンプルかつ、世の人々の関心が高く、あちこちのWEBサイトで人気のコンテンツのひとつとなっているものじゃて」
「といいますと?」
「占い。しかも手相」
「手相ですか?」
「そうじゃ。手相占い。といっても、手に線を描いた画像を載せたり、バーチャル手相占いとか、真実の口に手を突っ込んで占う機械と違うけどね」
「といいますと?」
「WEBサイトにアクセスしてもらい、性別や年齢、簡単なプロフィールを入力後、手の平をWEBカメラに映す。WEBカメラで取り込んだ映像を、収集したデータを基に、該当するデータと比較して、診断結果を表示する。いま、そのデータを集めているんじゃけど、なかなか集まらんのじゃよ」
「ほうほう、それは面白そうですね」
「試しに、カヲリくん、このカメラに手の平を映してみたまえ」
「こうですか?」

〈コマツカヲリさんの手相診断結果〉

【運命線】すでに大きな分岐点に差し掛かっています。ここがあなたの今後の人生を左右する、重要なポイントになります。周囲の人物を見直してみることをおすすめいたします。
【頭脳線】上司に邪魔されている傾向があり、伸び悩んでいるようです。ときには思い切った決断を。
【生命線】病気や生死にかかわる事故にあわないかぎり、長生きします。
【結婚線】見当たりませんでした。

「博士、かなり当たっていると思いますけど、間違っているところもありますね。いや、間違っているというより、バグがありますね」
「まぁ、こういったらなんじゃけど、手相なんて統計学みたいなものだし」
「確かに、駅横とかで机だして占っている易者さん達も、経験値の差がありそうですよね。あ、この易者さんは、経験豊富そう…とか」
「手相って、成長するというじゃろ? その年代、その背景で掌線が変化してくるものだし、指紋と同じで、同じ手相というのはないしな」
「そうですよね。でも、手相で共通する事例はたくさんありそうですけど、細かいところまでのサンプルを、データベース化するのは大変そうですね」
「そうなんじゃ。運命線や生命線、結婚線なども、人によって違うしの。もしかすると、未知の掌線が存在している人もいるかもしれん」
「は? なんですか、未知の掌線って」
「こう、山手線のように、手の平に円を描いているような掌線とか、あちこちで分岐していて、複雑怪奇になっている、都心環状線みたいな掌線とか」
「いません」
「たとえば、この辺は浜崎橋ジャンクションのように、いつも血行が悪くなっているとか」
「だから、そんな人いませんから」

●あなたの掌線は何線?

「まぁ、よっぽど数奇な人生を送っていない限り、掌線の場所というのは位置が決まっておるじゃろ。たとえばじゃが、なにも一億人分のデータベースを初めから準備しなくても、別にいいのじゃ」
「なんですか、その数奇な人生って」
「ほれ、ワシの手相をみてみそ」
「うわ! なんですか? って、ぜんぜん分かりませんけど」
「ここが品川、ここ熱海ね。そんで、ここが名古屋。して、京都」
「東海道新幹線っていいたいだけですね、そうなんですね…」
「ブー。ただの東海道線じゃ! ほら、ここは新横浜じゃなく、戸塚じゃ」
「もう、ぶっていいですか?」
「まてまて、暴力はいかん。で、初めに膨大なデータを集めなくてもいいんじゃよ」
「といいますと?」
「アクセスして診断を受けた人の結果を、そのままデータベースとして取り込むのじゃよ」
「あ、なるほど」
「診断の初めに、簡単なプロフィールを入力してもらうのも、データベースから参照するのと同時に、ログ収集の役に立つし。診断結果を表示したあと、『診断結果はいかがでしたか?』と、簡単なアンケートを回答してもらうことで、より近く、より正確な診断結果を出す基にもなる」
「博士って、バカにしか見えないけど、ツボは外してませんよね」
「実はじゃな、このシステムは手相だけじゃなく、人相にも使えるし、日本人が大好きな風水にも応用できる」
「おー、風水診断は、ものすごく興味がありますね!」
「そうじゃろ。予め用意してある間取りのテンプレートに、ドアの位置やら家具やら、細かいアイテムを配置して診断するんじゃ。この辺ならR言語とか使わなくてもFLASHで作れるしの」
「そうですね、ある程度、診断結果として確立できているものは、プログラムを組まなくてもいけそうですよね」
「風水で重んじる、重要アイテムもセレクトできる、細かい気配り」
「なんですか、それ?」
「白いツボとか黄色いハンカチとか、身につけると急にモテモテになったり、パチンコで一攫千金を得られて、札束と美女に囲まれた広告に出演できる、ラッキーパワーが秘められた天然石とか」
「わーーーーーわーーーーーわーーーーーー!!」
「どうしたんじゃ?」
「ダメです、ダメです、ホント、そういう何気ない文章の冒険はやめましょううって…」

●間違ったエコロジー

「しかし、用途は広そうですよね、ホント」
「日本人って、他の事例とかに当て嵌めるのが好きな民族だし、当て嵌まると妙な安心感を覚えたりするからの」
「あー、それってありますね。わたし、ファッションなんかでも、どうしても周りの同世代とか気になっちゃいます」
「そうじゃろ? ワシみたいに白衣を着ていると見せかけて、実はボディペインティングじゃったとか」
「へ?」
「一年中、クール・ビズ! なんちてな。ウソじゃよ。でも、ボディペインティングって、衣食住の中でも一番のエコじゃな」
「それは違うと思います」
「慣れだよ慣れ。はじめはためらっていたものの、いつの間にかセーラー服を着て飲み会にいけるようになるのと一緒じゃって」
「……」
「そういえば、最近はCMでもなんでも、エコと表示させて謳っておけば、地球に優しくしています! みたいな風習が蔓延しておる。あれはいかん」
「といいますと?」
「CO2削減といいながらも、結局は…」
「あーー、博士、もうダメです、その先はダメです、ホントに、本当にやめましょうよ」
「だって、スーパーに売っている、大根や鶏肉にまでエコマークとか付いてそうな勢いだよ?」
「いいじゃないですか。博士、エコは既に企業内ではNGワードのカテゴリですよ。会社が打ち出したエコの曖昧さに、従業員がツッコミいれたら、家族が路頭に迷う時代ですから。もう、その話はやめたほうがいいです」
「そうなのかね?」
「はい、そうです。某牛丼チェーン店が太陽光発電を導入して、店の入り口に『ただいまの発電量○○kwh』とかデカデカと電光掲示板を設置しているのも、ツッコミ入れてはダメです」
「これ見よがしに、『うちの企業はエコロジーに全力を注いでいます!』っていう、ただの押し付けにしか見えないけどね…。あんな電光掲示板を設置するお金あるなら、残業代払えばいいのに」
「ですよね、黙ってやってこそ評価されるものなのに…。だいたい、真剣にエコに取り組んでいる会社って、そういう『ムダ』なものに投資しないですし、消費者が自然に気がついて評価する部分ですからね」
「商品で出せないご飯食べたら、刑事告訴されちゃうとか?」
「……。とにかく、企業のエコは批判したらダメです」
「そのうち、大手海外ブランドが、20万くらいするエコバッグ発売したり」
「アハハ、エコバッグを海外へ買いにいく、豪華エコロジーツアーとか」

【べちおサマンサ】[email protected]
FAプログラマーであり、ナノテク業界の技術開発屋。
< WEB SITE:http://www.ne.jp/asahi/calamel/jaco/
>
< Posterous:http://bachio.posterous.com/
> ←マメに更新してます。

・エコの曖昧さを回避するため、エコ規格法案とか出始めたりして。そういうことを平気でやる国だと、ちょっと思っていたり。/齋藤さん(わが逃走)の、『ねつ造された記憶』、あります、あります。ワタクシもお店の憶え間違いの多いこと。
・ムスメとムスコとご家庭バンドを結成。吹奏楽部でパーカッションや、友達バンドでドラムをやっているから、ドラム以外でと、ムスメはギター。ギター以外なら何でもいいよ…ということで、ムスコはドラム。オヤジは自然にベースに。ラボに置きっぱなしのベースで、数年ぶりにスラップを練習。楽しいなぁ/とりあえずはコピーをやろうと、ワタクシが選曲しようとしたら、即、ダメだし。仕方ないので、子ども達に選曲を任せると、マニアックな選曲。
・ダメ出しされた曲 <
>
・子どもたちの選曲 <
>
CANON ROCKは、3年くらい前に、Jerry Cくんが公開したのをきっかけに、YouTubeでブームになり、ワタクシも耳コピして遊んでいたり。/どうでもいいけど、弾けるのかね? と嘲笑っていたら、ぎこちないけど弾き始めていた…。仕方ないので、ベースパートを耳コピ始めた。あー、面倒だ。

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■セミナー案内
8月開催イメディオセミナー(一部)
< http://www.imedio.or.jp/seminar/
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20090714140100.html
>
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会場:ソフト産業プラザイメディオ
(大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC内ITM棟6階 TEL.06-7711-7007)
申込・詳細:サイト参照

●Web素材制作の便利アプリ ビギナー向けFireworks CS4入門
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09788
>
日時:8月1日(土) 13:00?17:00 ハンズオン
講師:森和恵氏(r360studio) 定員:10名 料金:10,000円

●Web制作のキホン ビギナーのためのDreamweaver CS4入門
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09790
>
日時:8月6日(木)13:00〜17:00 ハンズオン
講師:森和恵氏(r360studio) 定員:10名 料金:10,000円

●成果を出すEメールマーケティング! 企業成功事例に学ぶ
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09791
>
日時:8月7日(金)15:00〜16:30(予定) 聴講
講師:中西康治氏(株式会社エイジア) 定員:40名 料金:2,000円

●動くWeb広告制作の定番 ビギナーのためのFlash CS4入門
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09795
>
日時:8月27日(木)13:00〜17:00 ハンズオン
講師:森和恵氏(r360studio) 定員:10名 料金:10,000円

●Web担当者・ディレクターのためのWordPress入門講座
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09796
>
日時:8月28日(金)15:00〜17:00 聴講
講師:小嶋新氏(NPO法人しゃらく) 定員:40名 料金:3,000円

●『脱・やらず嫌い!』デザイナーのためのFlash AS3.0入門 前編
< http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=09797
>
日時:8月28日(金)13:00〜18:00 ハンズオン
講師:秋葉秀樹氏 定員:8名 料金:17,000円(後編割引あり)

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■編集後記(7/14)

義、我を美しく (新潮文庫)・池宮彰一郎「義、我を美しく」を読む、いや味わう(新潮文庫、2000)。池宮は長らく映画界に身を置き、69歳にして「四十七人の刺客」で小説デビューした。この作家の作品は斬新な視点がとてもおもしろかったが、いくつかに司馬遼太郎作品などとの類似表現疑惑が持ち上がり、「平家」以来新作を出版することなく、2007年に83歳で死んでいる。この文庫はまだそんな騒動が起こる前の、いわば絶頂期に、該博な知識と独自の視点で、現代日本を鋭く斬った痛快なエッセイだ。どこを読んでもおもしろくてためになる。涙するところもある。この中で、「流行語について」という一編がある。わたしもへんな日本語について度々文句をつけるが、言葉は生きものである、時流とともに変化するのは肯定すべきだ、使うのは自由だ、といった風潮を苦々しく感じながら仕方ないかとも思っていた。池宮は、それは「自由」ではなく「放縦」であると斬り捨て「言葉は生きものに違いないが、それだからこそ野放しにしてはいけない。国、民族の用いる言語は、その国の固有文化なのである。先人から受継いだ文化をわれわれは怠りなく後世に伝える責務を持っている」と書く。シンプルだが力強い。わたしも今後はその立場をとると決意。また「差別なき平等は悪平等であり、平等でない差別は悪差別である」というお釈迦様の言葉を引いて、いまや猖獗を極める「人権」というお題目の欺瞞を斬る。乱れた言葉、悪平等、悪差別、これらはみな戦後教育のもたらしたものであり、ひいては現在の日本の危機につながっている。民主党が政権をとったら、教育は更にひどいことになるのは火を見るより明らか。日本が日本でなくなる。恐ろしいことになって来た。「一度やらせてみるか」はチョー危険である(←正しくない日本語)。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101408157/dgcrcom-22/
>
アマゾンで見る(レビュー2件)

・パティ・スミスの映画。メモメモ。/きれいなビジュアルに慣れた子供さんが古いゲームを楽しめるというのは驚きであり、嬉しい。相子さんの手持ちポケモンをうちの甥に見せてやりたい……。/「診断結果はいかがでしたか?」か、なるほど。/サントリーが上場した理由がわかったよ。上場のニュースを聞いた時、疑問符が頭から離れなかったのだ。/官僚たちの夏 (佐藤浩市、堺雅人 主演) [DVD]「官僚たちの夏」の予告を見て、堺屋太一が語っていた話を思い出した。/マルチタッチトラックパッドの使い方を習得しなければ。便利すぎ。使用している指の数によっても動きが変わる。右クリックは二本でタップ。回転まで指でできちゃうのが素晴らしい。四本で表示されているウィンドウがすべて隠れ、デスクトップが表示できたり、逆にすべてのウィンドウが小さく並んだり(Expose)。習得したらマウスいらないかも。パームレスト部分が熱くなると、気分が悪くなって長時間使い続けられないので、クラムシェルモードで使うつもりではいるけれどトラックパッド楽しそう〜。省スペース用に外付けマルチタッチトラックパッドを作るってのはどう? MacBook ProやMacBook Airに慣れている人用に、デスクトップ機でも、とか。(hammer.mule)
< http://www.tbs.co.jp/kanryou09/
>  官僚たちの夏
< http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/156/0026/15602260026004c.html
>
堺屋参考人
< http://www.apple.com/jp/macbookpro/features.html
>
マルチタッチトラックパッドの動画