さて、前回に引き続き、梨花女子大学での取材報告とまいりましょう。ただいま校内に入り、適当な場所を見つけ、荷物を下ろし準備万端ととのった状態というところです。
この人の出入りの多い場所は、帰ったあとで調べたところ学生文化会館ということでした。なにしろ、出入りが多い建物で、入った直後に出てくる学生までいます。ここにはコンピュータ室や銀行、サークル部屋などの学生に必要な施設がそろっているようですが、私たちはそのようなことは知らず、何かイベントでもあるのかねぇ、それとも、書類でも提出にきているのかしらん? 等と話しながら人の流れを見ています。
この人の出入りの多い場所は、帰ったあとで調べたところ学生文化会館ということでした。なにしろ、出入りが多い建物で、入った直後に出てくる学生までいます。ここにはコンピュータ室や銀行、サークル部屋などの学生に必要な施設がそろっているようですが、私たちはそのようなことは知らず、何かイベントでもあるのかねぇ、それとも、書類でも提出にきているのかしらん? 等と話しながら人の流れを見ています。
まずターゲットになったのが、ジーンズにサンダル姿の二人組。二人ともノースリーブの白地のTシャツに黒を基調にしたプリント。片方の子はモノクロ不連続ドット柄タンクトップとの重ね着スタイル。首からピンクの携帯を下げ、左肩に布製ベージュのショルダーをかけています。長めの髪は後ろで、くるっとひとまとめにし、長めのシルバーイヤリングを付けています。ピアスではありません。一重まぶたのクールな目鼻立ち、ふっくらとした皮膚感が若さを感じさせる韓国美人です。
もう一人は、フレンチスリーブ風のTシャツに、金あしらいの茶色のショルダーを右肩にかけ、胸の上までくる髪を素直に流し、鼈甲色の眼鏡をかけた大きな目が愛らしい子です。日本でも若い女性達に金色はブームとなっているようですが、韓国でも同様でメタリックなファッションが多く見られるようです。ジーンズも一時はダメージドが流行っていましたが、この二人はトラディショナルジーンズベースでした。
まずは気軽に明るい声で「アニョハセヨ!」と声をかけます。「アンニョンハセヨ」というカタカナ語ではありません。この言葉だけは数年前に韓国の人からお墨付きをもらった、ネイティブな発音ですからね。
でも、後が続かない。あ、は、は、は。
本当は「チョギヨ!」とお声掛けしてから「アニョハセヨ!」が良いようです。「チョギヨ!」はお店で人を呼ぶときにも使えます。食堂でメニューを見て、注文するときに「チョギヨ!」、お土産品を買うときに「チョギヨ!」、道を尋ねるときに「チョギヨ!」、可愛い子を見つけたら「チョギヨ!」です。
さて話を戻しますが、声をかけたら自然に立ち止まってもらえます。この時に二人組というのが良いのです。二人組だと何かあったときにはお互いに助け合えるという意識が芽生えて、警戒心が半分薄らぎます。これは、技術です。って、なんのだ、、、。
さて、次の言葉は、、、、。硬化しつつある頭をフル回転させて次の言葉を絞り出します。写真はサジンだからぁ、「サジン チゴド ジュセヨ」(あ、痛っ! 違った)「サジン チゴド トゥエヨ」。二人は目を見合わせています。こちらは反応を待つばかりです。ハングンマルの「サジン チゴド ジュセヨ」は「私の写真を撮ってください」という表現になります。これが、「トゥエヨ」で終わると、撮らせてくださいということで、まったく意味が逆になってしまいます。
お互いに顔を見合わせた彼女たちは、くすっと笑いながら「トゥエヨだって!どうする」のような会話を交わしています。この内容に関しては、あくまでも私の推測の域を出ていませんけれど。そこで、すかさずハングルで書かれた書類を手に取らせます。
書類には、私はアーティストで、作品作りに協力してください。写真と名前の公開もお願いします、等と書かれています。さらに、私の著作物を出し、作品を見せて行きます。でも、作品は過去の「浮き世娘絵」等は見せません。花シリーズ(Flower)のようなきれいめのイメージを見せます。
もちろん、美しい作品を作るつもりではいるのですが、まだスタイルが決まっているわけではありませんから。ここら辺は韓国の「ケンチャナヨ」精神を発揮できればいいのです。
参考:浮き世娘絵&花シリーズ(Flower)
< http://homepage.mac.com/hal_i/blogwavestudio/LH20041126071352/
>
【HAL_】横浜在住アーティスト [email protected]
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
>
新刊「塗り絵で親しむ俳句の世界」(桃園書房)著者名・飯田晴山
「Shade 9 ガイドブック」BNN新社「ArtRageで絵を描こう!」BNN新社
「Photoshopバージョンブック」毎日コミュニケーションズ
「Illustratorバージョンブック」毎日コミュニケーションズ
もう一人は、フレンチスリーブ風のTシャツに、金あしらいの茶色のショルダーを右肩にかけ、胸の上までくる髪を素直に流し、鼈甲色の眼鏡をかけた大きな目が愛らしい子です。日本でも若い女性達に金色はブームとなっているようですが、韓国でも同様でメタリックなファッションが多く見られるようです。ジーンズも一時はダメージドが流行っていましたが、この二人はトラディショナルジーンズベースでした。
まずは気軽に明るい声で「アニョハセヨ!」と声をかけます。「アンニョンハセヨ」というカタカナ語ではありません。この言葉だけは数年前に韓国の人からお墨付きをもらった、ネイティブな発音ですからね。
でも、後が続かない。あ、は、は、は。
本当は「チョギヨ!」とお声掛けしてから「アニョハセヨ!」が良いようです。「チョギヨ!」はお店で人を呼ぶときにも使えます。食堂でメニューを見て、注文するときに「チョギヨ!」、お土産品を買うときに「チョギヨ!」、道を尋ねるときに「チョギヨ!」、可愛い子を見つけたら「チョギヨ!」です。
さて話を戻しますが、声をかけたら自然に立ち止まってもらえます。この時に二人組というのが良いのです。二人組だと何かあったときにはお互いに助け合えるという意識が芽生えて、警戒心が半分薄らぎます。これは、技術です。って、なんのだ、、、。
さて、次の言葉は、、、、。硬化しつつある頭をフル回転させて次の言葉を絞り出します。写真はサジンだからぁ、「サジン チゴド ジュセヨ」(あ、痛っ! 違った)「サジン チゴド トゥエヨ」。二人は目を見合わせています。こちらは反応を待つばかりです。ハングンマルの「サジン チゴド ジュセヨ」は「私の写真を撮ってください」という表現になります。これが、「トゥエヨ」で終わると、撮らせてくださいということで、まったく意味が逆になってしまいます。
お互いに顔を見合わせた彼女たちは、くすっと笑いながら「トゥエヨだって!どうする」のような会話を交わしています。この内容に関しては、あくまでも私の推測の域を出ていませんけれど。そこで、すかさずハングルで書かれた書類を手に取らせます。
書類には、私はアーティストで、作品作りに協力してください。写真と名前の公開もお願いします、等と書かれています。さらに、私の著作物を出し、作品を見せて行きます。でも、作品は過去の「浮き世娘絵」等は見せません。花シリーズ(Flower)のようなきれいめのイメージを見せます。
もちろん、美しい作品を作るつもりではいるのですが、まだスタイルが決まっているわけではありませんから。ここら辺は韓国の「ケンチャナヨ」精神を発揮できればいいのです。
参考:浮き世娘絵&花シリーズ(Flower)
< http://homepage.mac.com/hal_i/blogwavestudio/LH20041126071352/
>
【HAL_】横浜在住アーティスト [email protected]
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
>
新刊「塗り絵で親しむ俳句の世界」(桃園書房)著者名・飯田晴山
「Shade 9 ガイドブック」BNN新社「ArtRageで絵を描こう!」BNN新社
「Photoshopバージョンブック」毎日コミュニケーションズ
「Illustratorバージョンブック」毎日コミュニケーションズ