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カンボジア太郎の備忘録 https://note.com/cambodiataro

人生の半分以上をカンボジアで過ごし、セミリタイヤした今もカンボジアで暮らすおじさんの備忘録。 カンボジアについて、ふと興味を持ったことを書き記します。歴史、文化、食、流行などなど。

カンボジア太郎
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カンボジア
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2022/12/25

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  • 【カンボジアニュース】大手不動産会社Golden Treeが第3四半期決算を発表、会社は楽観、監査人は懸念

    カンボジアの大手不動産会社Golden Treeは、グリーンボンドとしてカンボジア証券取引所に上場している唯一の不動産会社です。商業ビルV TrustやサービスアパートメントAmara Residenceなどを運営しています。Golden Treeのクイ・バット前会長は、別会社CIC(Cambodian Investors Corporation)やPark Cafeチェーンのオーナーで、国際的不動産チェーン・センチュリー21のカンボジア代表でもありましたが、今年の8月に詐欺容疑などで逮捕されています。今後のカンボジア不動産業界の指標として今回の発表が注目されていました。 同社の四半

  • 【カンボジアニュース】プラットフォーム争い激化、GrabがNham24を買収

    12月30日、配車サービスを中心としたプラットフォーム大手Grabが、フードデリバリーを中心としたプラットフォーム大手のNham24を買収することが発表されました。Nham24はカンボジア独自のプラットフォームで、フードデリバリーだけでなく、宅配サービスや長距離バス路線運営など、多角化を図っていました。カンボジアマーケットでは、フードデリバリーアプリへの新規参入が増えるほか、カンボジアの大手財閥ロイヤルグループやABA銀行など他業種からも積極的な参入が見られ、今後のプラットフォーム争いが激しさを増すと見られる中での買収発表でした。Grabは過去にも、カンボジアを含む東南アジアにおけるU

  • 【カンボジアニュース】DMMの仮想通貨盗難は北朝鮮による犯行と判明、カンボジアとの関係性も

    仮想通貨の取引業務を手がけるDMM Bitcoinで、今年5月に発生したビットコイン4502.9BTC(約482億円相当)の不正流出について、12月24日に警察庁やFBIなどは、北朝鮮のサイバー攻撃集団による犯行と特定したことを発表しました。 北朝鮮政府関連のサイバー攻撃集団「Lazarus Group」の1部門である「TraderTraitor」が今回のビットコイン不正流出に関与し、今年3月にLinkedIn上でTraderTraitorが転職活動に関するリクルーターになりすまし、DMM Bitcoinのウォレットの管理を委託していたGincoの従業員に接触したことです。この従業員

  • 【カンボジアニュース】第2回日カンボジア外務次官級協議が開催

    12月18日、プノンペンで第2回日カンボジア外務次官級協議が開催され、船越健裕外務審議官はウン・ラチャナ外務国際協力省長官と会談を行いました。 今回の協議では、日カンボジア両国の「包括的戦略的パートナーシップ」を強化するために、安全保障や防衛協力、新たな協力アプローチ、経済関係、民主的発展等、幅広い二国間関係について議論が行われました。また、地雷対策や平和維持・構築などの協力や、ミャンマー情勢を含む地域・国際情勢についても幅広く意見交換を行い、地域・国際場裏での連携を更に強化していくことを確認しました。 同日、船越外務審議官は、プラック・ソコン副首相兼外務協力大臣を表敬しました。両

  • 【カンボジアニュース】秋葉国家安全保障局長のカンボジア訪問

    カンボジアを訪問した秋葉国家安全保障局長は、昨日20日9時からフン・セン上院議長を表敬し、上院議長からは「リアム海軍基地の改修が終わった後の最初の外国艦船寄港について、海上自衛隊艦船を招待したい」旨の言及がありました。 秋葉局長とフンセン議長上院議長表敬での会談 その後、ローズウッドホテルで、ネット・サブーン副首相らとの昼食会談が行われました。サブーン副首相はフン・セン政権下で、昨年まで長らく国家警察長官を務めていた人物です。またディ・ヴィチア国家警察副長官などが同席していることが確認できます。ヴィチア将軍はマネット首相の義弟にあたり、国家警察において中央治安局を統括するほか、テロ対策

  • 【カンボジアニュース】フン・セン上院議長:リアム海軍基地に日本の艦船の寄港受け入れを表明

    政府系メディア・フレッシュニュースなどによると、フン・セン上院議長は今朝9時から行われた秋葉国家安全保障局長との会談で、アメリカなどから懸念が表明されているリアム基地問題に触れ、基地の改修工事が終了した暁には、最初に寄港する外国艦船は日本になるだろうと発言しました。 会談の中で上院議長は、カンボジアを含めた近隣国は日本を良きパートナーとして評価しているとし、この地域での日本の役割を賞賛するとともに、自由で開かれたインド太平洋戦略への支持を改めて表明しています。また、日本と中国のさらなる対話を推奨する旨、言及しています。 今年の7月にカンボジア訪問した上川外相は、マネット首相との会談

  • 【タイニュース】日本人特殊詐欺グループの摘発

    12月18日にタイ警察が発表したところによると、タイに拠点を構える日本人特殊詐欺犯が摘発されました。背後にいる暴力団を立証できない事案が大半の中で、容疑者の1人は山口組の構成員だと発表されています。 1つ目の拠点は、プール付きの豪華なヴィラで、携帯電話、タブレット、コンピューター機器など42点のほか、コールセンターのかけ子の会話映像や騙された被害者情報なども見つかりました。ここで逮捕された日本人はタカユキとハジメと名前が報道されています。 2つ目の拠点はチョンブリー県の別の住居で、日本人男性3人が逮捕されています。携帯電話、タブレット、ホワイトボードなどが押収され、捜査の結果、被害

  • 【カンボジアニュース】中国はカンボジアへの支援継続を主張、融資停止を否定

    12月17日に、汪文斌駐カンボジア大使は、「カンボジア国民の生活計画に関連するインフラ整備プロジェクトにおいて引き続きカンボジア側を強力に支援していく」とコメントし、中国政府のカンボジア支援継続を明らかにするとともに、中国がカンボジアへの融資を停止したとの報道を否定しました。 これに先立つ12月11日ロイター通信は、12月10日に発表されたカンボジア公的債務公報のデータによると、カンボジアの対中国債務は2024年第3四半期までに2%減少し、1月から9月まで中国からの新たな融資がなかったことを報道しました。報道により一部メディアにおいて、中国経済の失速によるカンボジア支援の方針変更が懸

  • 【カンボジアニュース】秋葉国家安保局長がカンボジアとフィリピンを訪問予定

    秋葉剛男国家安全保障局長は、17日から21日までフィリピンとカンボジアを訪問中です。秋葉氏は地域情勢や安保分野の協力について、両国政府関係者との意見交換を行う予定だと日本政府が発表しました。 日フィリピン両政府は今月5日、同志国に防衛装備品などを無償で支援する「政府安全保障能力強化支援(OSA)」の文書に署名しています。カンボジアは中国との経済や安保面での連携を深めており、アメリカからの懸念が生じています。 また両国は、最近注目されている闇バイトの指示役など、トクリュウを始めとする反社勢力の拠点としても注目されており、カンボジアへは警察庁や内閣官房の高官が意見交換などを目的に訪れて

  • 【カンボジアニュース】ADB報告で不動産のシャドーバンキングなどによる金融危機に懸念

    地元紙Cambodianessは、アジア開発銀行 (ADB) が12月13日に発表したカンボジアの国別診断調査報告をもとに「カンボジアの経済発展は危機に瀕しており、経済基盤の狭さと不動産市場におけるシャドーバンキングの野放図な拡大によって引き起こされる金融崩壊の危険に脅かされている」と報じています。 https://cambodianess.com/article/adb-study-shadow-banking-lack-of-diversification-threaten-cambodias-growth-ambitions カンボジアにおけるシャドーバンキングの台頭は、政策

  • 【カンボジアニュース】アメリカ海軍艦艇がカンボジアに寄港か

    共同通信によるとアメリカ海軍の艦船が16日にもシアヌークビル港に寄港する方向で調整していることが分りました。同港は中国の支援を受けて拡張工事が進むリアム海軍基地に近い場所に立地し、カンボジア最大の深海港です。日本政府による長年の支援によって現在も拡張が続けられています。 CNNなどによると、カンボジアは2017年にアメリカとの合同軍事演習を取り消し、2020年にはアメリカが支援したリアム基地内の施設解体も行っています。その後は中国の援助で拡張工事が進み、昨年12月には中国海軍の艦船2隻の寄港が確認されていました。アメリカ政府は基地が中国海軍の国外拠点となることを懸念しており、今回の寄

  • 【カンボジアニュース】プノンペン拠点の特殊詐欺事件、34人目となる「道具供給役」を逮捕、被害は約30億円

    カンボジアを拠点にした巨額特殊詐欺事件で、新たにグループの犯行道具などの供給役の男がフィリピンから移送中の飛行機内で逮捕され、9日午後2時半頃に成田空港に到着しました。これで逮捕者は34人になりました。 警察によりますと、佐々木洋平容疑者(36)は水に入れると溶けて証拠隠滅できる紙などの犯行道具や生活必需品を日本からフィリピンの拠点に供給していたということです。日本にいた佐々木容疑者はプノンペンの拠点が現地当局の捜索を受けたことを受け逃亡し、その後フィリピンに潜伏していましたが、10月に現地当局によって身柄を確保されていました。 フィリピンで拘束された佐々木容疑者 この事件を巡って

  • 【雑文】国際的な資金洗浄の規制強化とカンボジア

    資金洗浄(マネーロンダリング)を防止する手段として、実質的支配者に関する規制の変更が国際的に注目されています。米国やEU等における規制の変化も顕著です。 ムーディーズの発表した「実質的支配に関するホワイトペーパー」によると、犯罪者は資金洗浄を行うために不動産などの新たな種類の資産や手段に手を伸ばしていますが、これに対する規制も変化しています。不動産や不動産所有は、イギリスやシンガポール、ニュージーランドなど各国の最近の規制変更においても主要議題になっています。 ムーディーズ「実質的支配に関するホワイトペーパー」 イギリスでは新たな規制措置により、国内に不動産を所有したり関係する取引を

  • 【カンボジアニュース】TBSがカンボジア政府と提携か

    フォット・ハク観光大臣は日本カンボジア協会の加藤和則専務理事兼事務局長を代表とするTBSホールディングス代表団らと、10月中旬に会談しました。クメールタイムス記事では「日本の著名なメディア企業TBSがカンボジアの遺跡や歴史、自然の観光地のほか、伝統文化、料理、地元産品に焦点を当てた番組を制作し、日本国民の認知度を高めて、多くの観光客を誘致する」と報じられています。 観光大臣とTBS代表団らの集合写真クメールタイムス記事トップ(10月17日) 観光省発表によると制作されたコンテンツは、日本全土に28局のネットワークと1,000万人を超える視聴者を持つ企業であるTBSホールディングスを通じ

  • 【雑文】国家公安委員会の「マネロン」年次調査書に「トクリュウ」を初記載、犯罪収益を海外に持ち出して洗浄と指摘

    犯罪によって得た収益の出所を隠し捜査機関による検挙を逃れようとするマネー・ロンダリング(マネロン・資金洗浄)について、国家公安委員会が作成した調査書が、昨日11月28日に公表されました。「対テロ」だけでなく「犯罪」によるマネロンについても注目が集まっており、その一部として匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)についても明記されました。 今年の調査書には首都圏の連続強盗事件にも関与しているとみられるトクリュウが、マネロンを行っている主体として初めて記載され、「強盗や特殊詐欺、悪質なリフォーム業など様々な犯罪で得た資金を風俗営業などの新たな資金獲得活動にあてるなどし、犯罪収益を還流させな

  • 【カンボジアニュース】昨年拘束のアンロンベン拠点の特殊詐欺で4人が再逮捕

    カンボジアを拠点に特殊詐欺を行っていたとして、佐賀県警組織犯罪対策課は11月27日、太民太容疑者(55)ら男性4人を再逮捕しました。複数のメディアの報道によると、他に再逮捕されたのは、神奈川県大和市上和田、自称自営業の武内徹(35)、兵庫県芦屋市公光町、無職の麦谷祐太(33)、京都府宇治市羽拍子町、無職の松原準一(53)の3人です。 今回の4人を含む日本人7人は昨年5月、カンボジアのタイ国境アンロンベンの特殊詐欺拠点で現地警察に身柄を拘束され、その後日本に強制送還されました。他の3人は帰国後に逮捕されたものの、今回の4人については警察が任意で事情を聴くなどして、慎重に調べを進めていま

  • 【雑文】過去の報道から新たに浮き彫りになる、反社とカンボジアのつながりの一角

    現代ビジネスの記事「山口組・高山清司氏と定例懇談「浪川会」トップ、異例の引退劇の理由《九州ヤクザ道仁会・浪川会同時トップ交代へ》」などによると、九州で抗争していた2つの暴力団のトップ交代が行われるようです。その一方の浪川政浩(朴政浩)氏は潤沢な資金源を持つことで知られ、半グレ人脈から他の指定暴力団トップまで幅広く交友関係を持っていました。山口組の高山清司若頭や神戸山口組の井上邦雄組長とも頻繁に会合を持っており、特に高山若頭とは毎月のように弘道会の本拠である愛知まで出向いて会っていたとも報じられています。 浪川会はカンボジアとつながりのある組織の1つとして以前より名前が取り沙汰されて

  • 【カンボジアニュース】シェムリアップでオタワ条約第5回検討会議が開催

    対人地雷禁止条約(オタワ条約)は1999年に発効し、現在は164か国・地域が締約しています。この条約は対人地雷の使用、開発、貯蔵、生産、保有、移譲等を全面的に禁止するものです。検討会議は5年毎に開催されており、来年第22回締約国会議は日本が議長を務めることになっています。 ウクライナは条約の加盟国ですが、米国やロシアは非加盟です。オースティン米国防長官は20日にウクライナがロシアに対して地雷を使用することを容認すると明らかにしています。供給するのは一定期間後に電池が切れるなどして使用できなくなる種類だとしていますが、市民が事故に巻き込まれる懸念は拭えません。 24日にはシェムリアッ

  • 【雑文】闇バイト=トクリュウ=暴力団=フィリピンそしてカンボジア(NHK、新潮などの報道を見ての感想)

    自称「ルフィ」が統率するグループによる連続強 盗や特殊詐欺に絡んで、指示役とされる4人が フィリピンから強制送還されてから1年半以上が経過しました。60億円以上が奪われたとされる事件が、いま改めて注目されています。 11月18日のNHK報道では、ルフィーグループとJPドラゴンの関係が明らかにされました。それに続き本日発売の週刊新潮では、JPドラゴンと広域暴力団との関係性が報じられています。 JPドラゴンは元暴力団員らがフィリピンを拠点に立ち上げた犯罪グループです。フィリピン国内での違法賭博など様々な事業に関与しているとみられ、その規模の大きさから日本の暴力団の関与が噂されていました

  • 【カンボジアニュース】カンボジア拠点で特殊詐欺、フィリピンに逃げた責任者ら4人逮捕

    カンボジアを拠点に特殊詐欺の電話をかけたとして、埼玉県警は18日に清原淳容疑者(30)ら4人をフィリピンから航空機で移送し、日本の領空で詐欺容疑で逮捕しました。 このグループをめぐっては、詐欺などの容疑で既に29人が逮捕、起訴されていますが、当局によると清原容疑者は拠点の責任者をしていたとみられ、確認された被害は全国29道府県で総額約30億円と推計されています。 同時に移送されたのは、いずれも住所不詳、無職の上田鴻志(27)、沢田昌哉(44)、鈴木清二(30)の3容疑者です。4人はカンボジアの首都プノンペンにある拠点のマンションで、特殊詐欺のかけ子を管理していたとみられ、カンボジア

  • 【雑文】カンボジアに住む日本人の光と影

    カンボジアへの送金や投資を斡旋している業者らが、日本料理店など健全な商売を営む人々に対して、誹謗中傷したり恫喝するなどの事例が散見されています。そのような言動は、海外においても輩の習性なのでしょうか。 また、そういった輩は政府高官や現地弁護士などとの関係性を誇示するほか、長年に渡りインターネットでの発信を積極的に行うなどして、表層的な信頼性を自己アピールしているようです。 昨年来、その一部が摘発され報道されている特殊詐欺のほか、最近は闇バイトの指示役なども注目されてきましたが、それらはまだ氷山の一角です。反社の活動は、マネーロンダリングなど幅広く取り沙汰されています。 在留邦人の

  • 【カンボジアニュース】小企業貸付指標の四半期報告が発表 不良債権比率9%に増加、建設業では20%に

    カンボジア信用機構(CBC)は、小企業貸付指標四半期報告(2024年第3四半期)を発表しました。CBCは金融機関から情報を集積し、貸付審査にその情報を提供しています。四半期報告では、小企業の貸付申請状況、貸付状況、不良債権情報などを取り纏めています。 今回の報告では、貸付申請が対前期比で件数5.7%増の約58万件、金額9.9%増の126億1700万ドルとなりました。件数の内訳は、運転資本20.0%増、農業20.8%減、アセット・ファイナンス14.4%増、建設16.3%減、その他8.5%減となっています。また、貸付状況では、貸付口座数が対前期比0.5%減の約185万口座、残高は前期末比

  • 【カンボジアニュース】日本政府高官のカンボジア捜査当局訪問

    昨日11月12日午後、カンボジアを訪問中の内閣官房国際テロ情報集約室の河野真情報収集統括官が、カンボジア国家警察本部においてディ・ヴィチア副長官兼中央治安局長と会談し、両国の協力と情報交換について話し合われました。国際的な資金洗浄における捜査協力なども注目されます。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジアニュース】韓国の捜査トップがカンボジア訪問

    本日2024年11月12日、カンボジアを訪問中の韓国の禹鍾壽(ウ・ジョンス)国家捜査本部長が、カンボジア国家警察のディ・ヴィチア副長官兼中央治安局長と会談を行いました。会談においては法執行における協力手順や犯罪者の逮捕、犯罪予防や国境を越えた犯罪の対策について議論されました。 ヴィチア副長官執務室での会談風景 今年の1月には、カンボジアを訪問した警察庁国際捜査管理官の篠原英樹警視長らが、複数の当局高官らと類似の会談を持ったと伝えられていました。 篠原管理官は過去に愛知県警本部長等を務めた人物で、昨年11月に放映されたNHKスペシャル「追跡“ルフィ”事件~匿名・流動型犯罪の衝撃~」では

  • 【カンボジアニュース】プノンペン都内の特殊詐欺拠点摘発で多国籍の606人逮捕

    11月6日プノンペン都内メンチェイ区ストゥンメンチェイ3町のオンライン詐欺拠点が摘発されました。7日時点の報道では200人を超える超える大掛かりな拘束が行われ、国籍は中国とパキスタン人との事でした。政府系メディア、カンプチアトメイ紙によると、警察は監禁されている被害者からの通報を受け、直ちに行動を起こし、オンラインギャンブルに関与する外国人を発見したとのことです。また国家警察関係者のコメントとして、救出された被拘禁者は国外追放される一方、犯罪行為の首謀者や財産所有者は法的手続きに直面することになるだろうと報じています。 8日になってより詳細な情報が確認できました。地元中国メディアなど

  • 【カンボジアニュース】プノンペン近郊でオンライン詐欺拠点摘発 1000人規模の逮捕

    本日24日午後、プノンペン郊外約30kmに位置する大規模オンライン詐欺拠点で、国家警察のディ・ヴィチア副長官兼中央治安局長の指揮により、大規模な摘発が行われました。当局関係者によると1000人規模での拘束が行われているとのことです。 この拠点のオーナーは、先だって運転手である警察官が射殺され、誘拐された中国人です。もともとはNAGAカジノの金貸しから台頭し、現在は国会正面にあるホテルのオーナーでもあると言われています。誘拐から数週間後に解放されたとの当局情報が一部で報道されたものの、現在まで消息は明らかになっていません。今回の摘発で拘束されたかどうかも不明です。 数年前からこの

  • 【雑文】相次ぐ「闇バイト強盗」の裏側

    秋山元警部は「闇バイト強盗」の再発生を予期していた。闇バイト強盗が起こる仕組みは、平成4年に暴力団対策法ができみかじめ料など今までの収入が減少し、オレオレ詐欺で稼ぐようになったことに由来している。暴力団同士での特殊詐欺グループの売買も行われている。 そういったグループが特殊詐欺だけにとどまらず、様々な犯罪を行うグループに成長。闇バイトで集めた末端要員(受け子やかけ子など)のうち、話術などの能力がなく特殊詐欺で使えない人間が、タタキ(強盗)に回される。 暴力団にはそれぞれシマ(縄張り)がある。強盗が関東各地でバラバラに起きているのは、それぞれの上部組織の承認があるからだ。トクリュウと

  • 連続強盗事件の背後にトクリュウの影、ルフィの次は、ジョジョなどの名前も

    関東で一連の強盗事件が相次ぐ中、警視庁は本日18日にも神奈川県警、埼玉県警、千葉県警との合同捜査本部を立ち上げることを決定しました。闇バイトで実行役を募り、組織的に強盗を繰り返すグループがあると思われます。 直近では昨日、千葉県の住宅で強盗事件が発生。現場から行方不明だった娘を警察が保護し、監禁の疑いで男を逮捕しました。警察は、関与したとみられる他の容疑者の行方を追っています。その他の事件ではガラスを割って押し入り、住人を縛って脅す乱暴な手口のほか、全身を殴られ殺される事例など、残忍な犯行も確認されています。 昨年のルフィ事件はフィリピンからの指示でした。また沖縄における闇金事件で

  • 【雑文】地球の歩き方カンボジア編のKindle版(電子書籍)が今日だけ特売499円

    地球の歩き方カンボジア編のKindle版(電子書籍)が、今日だけ特売です。なんと499円。 D22 地球の歩き方 アンコール・ワットとカンボジア 2024~2025 (地球の歩き方D アジア) www.amazon.co.jp 2,200円 (2024年10月13日 12:58時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください

  • 【カンボジアニュース】世界銀行の半期報告 GDPは順調に成長するが、不動産不況と不良債権増加に懸念

    世界銀行は、10月7日に「東アジア・大洋州地域半期経済報告」を発表しました。報告書では、東アジア・大洋州地域の途上国は、世界の他の地域よりも急速な成長を続けているが、パンデミック前には及ばないと評価しています。 カンボジアの物価上昇率は2022年に5.5%まで上昇したものの、2024年は2.2%に低下すると予想されています。また今後は2025年2.2%、2026年2.2%と安定する見込みです。 経済成長については、2024年のGDP成長率予測を5.3%(2024年4月予測5.8%)に引き下げました。2025年は5.5%、2026年は5.5%と予測しています。成長は外需の回復に伴う輸

  • 【カンボジアニュース】プノンペンの地価は深刻な下落傾向

    カンボジアの地価は深刻な下落傾向にありますが、10月4日のディプロマット紙報道によると、ナイト・フランクが発表した指数では、プノンペンの住宅地とオフィス地の平均価格は、2020年第2四半期から2024年第2四半期の間に、それぞれ34.5%と35.7%と大幅に下落していることがわかりました。これらの情報については、筆者が7月の投稿「不良債権が急増、不動産は下落が続く」で発信していました。カンボジア国内で懸念されていた噂が、海外でも注目されるようになってきました。 またCBREによると2023年

  • 【カンボジアニュース】特殊詐欺グループ12人を日本に移送し逮捕

    8月にベトナム国境バベットで保護され、カンボジア当局によって勾留されていた12人は、昨日6日午後に、プノンペンからバンコクとクアラルンプールに向けて出発する2便に分かれて移送されました。 今日未明に日本の領空に入ったところで、連行している茨城県警や宮城県警など4県警による合同捜査本部の捜査員に、特殊詐欺に関与した疑いで逮捕されました。成田空港と羽田空港にそれぞれ到着した容疑者は、茨城県内の複数の警察署に移送され、取り調べを受けることになっています。警察は特殊詐欺グループの実態解明を進めています。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力くださ

  • 【カンボジアニュース】カンボジア拠点の特殊詐欺グループ残党をフィリピンで身柄拘束

    TBS報道によるとフィリピン当局は、カンボジア拠点の特殊詐欺グループのメンバーとみられるササキ・ヨウヘイ容疑者(36)の身柄を、今月1日にマニラの路上で拘束したと本日発表しました。男には日本から逮捕状が出ていて、今後、強制送還される見通しです。 ササキ容疑者は過去に日本で勤めていた介護施設で、入居していた高齢者にうその投資話を持ちかけ、300万円以上をだまし取ったなどとして、埼玉県の裁判所から逮捕状が出ているということです。 また、ササキ容疑者は、カンボジアを拠点としていた特殊詐欺グループのメンバーとみられています。 この特殊詐欺グループをめぐっては、カンボジアからフィリピンに拠点

  • 【カンボジアニュース】カンボジアに逃亡し、タイで逮捕されていた八木容疑者が、別の詐欺で再逮捕、カンボジアでは他の犯罪者も潜伏中の可能性

    新型コロナの給付金詐欺を起こした後、カンボジア、タイに逃亡し、大阪府警に逮捕された八木佑樹容疑者が、新たに詐欺の疑いで10月2日に再逮捕されました。関西テレビの報道などによると、動機について「海外移住がしたくて詐欺をしていた」と供述しています。八木容疑者は新型コロナウイルスの持続化給付金100万円を騙し取った疑いで逮捕されていましたが、同様の手口で給付金900万円を騙し取った疑いで再逮捕されたものです。 当初カンボジアに潜伏していた八木容疑者は、何らかの理由でタイに移動したものの、不法滞在の疑いでタイ警察に身柄を拘束されました。その後入管施設から護送車を奪って逃走しカンボジアへの逃走

  • 【カンボジアニュース】シアヌークビル特殊詐欺事件のリクルーター役2人逮捕

    カンボジアのシアヌークビルを拠点にした特殊詐欺グループのメンバーを集める「リクルーター」役だったとして、警視庁暴力団対策課などはいずれも職業不詳の東京都北区の吉田武生(46)と埼玉県川口市の氏家利洋(40)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕し、3日に発表しました。 2023年4月、カンボジア南部シアヌークビルのメアリービーチホテルを拠点に特殊詐欺の電話をかける「かけ子」役の日本人の男19人が日本に移送され、警視庁が男らを詐欺容疑で逮捕しました。その後、別のリクルーター役の男2人も逮捕していました。 朝日新聞によると、吉田容疑者らは19人のうち知人の数人に対し、「稼げる仕事がある」などと日本

  • 【カンボジアニュース】キハ183の旅客試験走行開始

    10月2日、カンボジアの鉄道を運営する民間会社ロイヤル鉄道は、JR北海道から輸入したキハ183系を利用し、プノンペンからシアヌークビルまでの旅客試験運行を行いました。 事前にロイヤル鉄道から発表されていた9月28、30日、そして10月1日はいずれもキャンセルになったとの未確認情報で、この日が初試験運行だったと思われます。 当初、試験運行は9月28日から10月2日までの4回と発表されていた。これはその後3回に修正した公式発表。 9月28日、10月1日プノンペン発シアヌークビル 9月30日、10月2日プノンペン発バッタンバン 車内の写真は皆さん非常に楽しげで、昔の日本の鉄道旅の特別な

  • 【カンボジアニュース】8月に保護の日本人12人に逮捕状、来週にも移送か

    8月にベトナム国境バベットで現地当局に保護された日本人12人に対して、日本の警察が詐欺の疑いで逮捕状を取ったことがNHKによって報道されました。日本に特殊詐欺の電話をかけて現金をだまし取った疑いがあるとして、12人は来週にも日本に移送される見通しで、警察は逮捕してグループの実態解明を進めることにしています。 ベトナム国境バベットの全景、右下が国境施設 報道や関係者などによると、助けを求める邦人からの連絡を受けた日本大使館からの要請を受け、カンボジア国家警察がバベットの拠点を摘発したところ、拠点からは複数の携帯電話やリストが見つかり日本側に提供されました。日本で捜査を進めた結果、12人

  • 【カンボジアニュース】日系金融機関に清算命令

    ウェッジホールディングス(東京都江東区)は9月17日、タイの持分法適用関連会社で金融事業を行うグループリース(GL)のカンボジア子会社GLファイナンス(GLF)が、9月12日付でカンボジア国立銀行から、ファイナンスリーシングライセンスを取り消し、会社の清算を命じる通知を受けたと発表しました。書簡には15日以内に独自に精算人を選定する必要があると記載されていたようです。GLFは事実の確認と対応について法律顧問と協議中だとしています。 GLFは2012年設立で、オートバイローンを中心とする金融事業を手がけています。特にホンダのバイクの購入時にローン営業していたと言われています。報道による

  • 【カンボジアニュース】不動産の不良債権急増で大手銀行が契約違反

    S&P Global Ratingsが9月12日に発表した「Your Three Minutes In Cambodian Banking:Covenant Breaches Point To A Survival Of The Fittes」によると、カンボジアの3つの大手金融機関、ACLEDA Bank、Hattha Bank、LOLC はいずれも契約におけるコベナンツ違反であると指摘しています。コベナンツ違反とは、金融機関が機関投資家との借入契約で定められた財務比率等の特定の条件を満たさない場合を指します。 カンボジアにおける不動産不況などによる不良債権(NPL)の増加

  • 【カンボジアニュース】官民合同会議で日本人の安全や犯罪に対する懸念について言及

    第28回カンボジア・日本官民合同会議が開催され、植野篤志日本大使とスン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会(CDC)第一副議長が共同議長を務めました。 スン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会(CDC)第一副議長©️CDC この取り組みは、2007年6月14日に安倍晋三首相(当時)とフン・セン首相(当時)が署名した日カンボジア投資協定の締結を受けて設置された2国間の枠組みで、年に2回カンボジアに進出した日系企業が抱える投資環境上の課題を政府に提言する、日本特有の取り組みです。 ©️CDC会議風景©️CDC 地元紙キリポストでは「サイバー詐欺と人身売買の増加が日本の投資家を遠

  • 【カンボジアニュース】昨年カンボジアから逃走した特殊詐欺G幹部が逮捕、1名は日本で公開手配

    ベトナムを拠点とした特殊詐欺に関与したとして、埼玉県警などは川原林由徳容疑者(40)ら20~40代の7人を詐欺容疑で逮捕し、27日に発表しました。また県警は同日、八田公洋容疑者(37)を公開手配しました。9月23日午後3時20分ごろ、川口市内の駅にいたことが確認されています。 埼玉県警が公開した写真23日に川口市内の駅で撮影された八田容疑者=埼玉県警提供 八田容疑者がこの特殊詐欺グループのトップ、川原林容疑者がナンバー2で、当初はカンボジアにあった拠点を昨年9月にベトナムへ移したとみられています。 八田公洋容疑者と川原林由徳容疑者らは、昨年9月にプノンペンの特殊詐欺拠点が摘発を受けた

  • 【雑文】キハ183系の現況

    日本から輸入されたキハ183系ですが、当初の発表と異なり、いまだに旅客輸送が開始されていません。9月20日にロイヤル鉄道担当者からお聞きしたコメントは以下の通りです。 ロイヤル鉄道担当者コメント --- 車輌の再塗装は現在80%程度の進捗状況。遅延している旅客輸送の開始については、現時点では公開できる情報は無い。輸入当初のHET色に近い色への再塗装については経営判断との回答。日本の鉄道ファンらの要望が影響したのかとの質問に対しては「ノーコメント」との回答だったが、「日本人も含め多くの人に注目されている」としている。 --- 22日にプノンペン駅に行ってきました。ロイヤル鉄道カ

  • 【カンボジアニュース】カンボジア拠点の特殊詐欺グループの幹部を福岡で逮捕

    カンボジアを拠点にしていた特殊詐欺グループの幹部とみられる男2人が、埼玉県警に逮捕、送検されました。詐欺の疑いで逮捕されたのは、カンボジアを拠点にしていた特殊詐欺グループの幹部、佐々木啓斗容疑者(32)と藤本賢太容疑者(27)です。藤本容疑者は、東京都八王子市で発生した特殊詐欺事件に関わっているとして、2022年11月から警視庁に公開手配もされていました。いずれも容疑を否認している模様です。 
佐々木容疑者は、グループ内で「ボス」や「先生」と呼ばれリクルーターの給料を管理し、藤本容疑者はリクルーターや受け子に指示を出すなどしていたとみられています。 2人は受け子などに顔や自宅、運転免

  • 【カンボジアグルメ】和牛さいとうの宮崎牛食べ放題

    久々に「カンボジアグルメ」カテゴリーの投稿です。昨晩プノンペンに到着し、友人の経営する和牛さいとうを訪問しました。 丸亀うどんやPizza 4P’sと同じビルの3階フロアです 巷では、新たに始めた「和牛食べ放題コース」29ドルが話題になっているようですが、実は焼肉コースの他に「すき焼き&しゃぶしゃぶコース」もあります。今回は焼肉とすき焼きの2つをいただきました。 焼肉で最初に来たのは和牛と豚、鶏のセット。食べ放題では、アラカルトの部位を取った後の端切れを提供するため、部位は選べません。とは言えオーストラリアWagyuではなく、独自輸入した宮崎牛を食べ放題とは驚きです。この次は

  • 【雑文】不動産の売り手は急増、買い手は減少。供給過剰は今後も続くが、日本人は買い手が多い。

    カンボジアで不況だと言われている不動産と観光の2つの分野について、今まで自分なりの考証をしてきましたが、多くのご意見や情報を頂戴しています。今後も引き続き、注視していきたいと思います。今日は不動産に関連して、いくつかのURLを紹介します。 写真①② 「外国直接投資と外国人購入者の減少により、マンションの供給過剰が続く」 カンボジア英字新聞キリポストより引用 2022年12月26日記事です。供給過剰についてはだいぶ前から認識されていました。多くのコンドミニアムが完成後も明かりが乏しく、居住者が少ないことがわかります。 https://kiripost.com/stories/con

  • 【カンボジアニュース】不動産の供給過剰な実数が判明。売れ残りの住宅は5万件、コンドは7万室

    カンボジアの不動産は供給過剰、資金調達の制約、市場の信頼感の低下によりいくつかの課題に直面しています。AMRO (Asean+3 Macroeconomic Research Office)が発表したレポートでは、「これらの解決には何年もかかる可能性が高い」と表現されています。 レポートによると、分譲住宅の平均吸収率は20%強、コンドミニアムは30%強です。売れ残り(供給過剰)数は分譲住宅が2023年に61.5%増加し約5万軒、コンドミニアムは約7万2千室と、カンボジアの人口や需要から比較すると異常な数値が判明しました。 さらに、「市場の低迷と需要の低迷により、デベロッパー間の競争

  • 【雑文】カンボジアの観光業の現状と展望

    カンボジア国立銀行や国際機関などによると、カンボジアの今年の経済成長率は約5.8%と予測されており、好調な観光業がその牽引役の1つだと言われています。また、観光省によると、2024年上半期にカンボジアを訪れた外国人観光客は約260万人で、前年比22%増と発表されています。 報道や発表では好況なのに、不況な実感との乖離 カンボジアでは前年度比何%増といった景気の良い報道を多く目にします。しかし観光地であるシェムリアップに住んでいる身として、そのような実感は全くありません。 観光省の統計上「外国人観光客」の数として発表されているのは、実は「外国人入国者」数です。入国者の約60%は国境

  • 【雑文】カンボジアの観光業は回復しているのか

    私の住むシェムリアップは、アンコール遺跡観光の拠点です。観光業は好調との報道や発表が相次いでおり、肌感覚との差に違和感があったので、ちょっと調べてみました。 まずは、アンコール遺跡の入場券販売数を改めて可視化してみました。カンボジアに来る観光客の大半は、アンコール遺跡を訪れるでしょうから、入国統計を利用した分析よりもこちらのグラフのほうが観光業の実態に近いと思われます。月別の比較をしてみると、コロナ前と同様の波が戻ってきたことが見て取れますが、その数はコロナ前の半分以下であることがわかります。(データは2016年1月から2024年8月まで、アンコールエンタープライズの月次公式発表を

  • 【カンボジア生活】2025年の祝祭日が決定

    2025年の祝祭日は以下の通り 1月1日 新年 1月7日 虐殺勝利の日 3月8日 国際婦人デー 4月14〜16日 クメール正月 5月1日 国際労働者の日 5月11日 仏誕節(ビサックボーチア) 5月14日 シハモニ国王誕生日 5月15日 農耕祭 6月18日 モニク王太后誕生日 9月21〜23日 盆(プチュムボン) 9月24日 憲法記念日 10月15日 故シアヌーク国王を讃える日(命日) 10月29日 シハモニ国王戴冠記念日 11月4〜6日 水祭り 11月9日 独立記念日 12月29日 カンボジア平和の日 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協

  • 【雑文】閑散としていたシェムリアップ新空港で観光業を憂う

    9月4日午後にシェムリアップ新空港に到着しましたが、広大な新空港に飛行機は一機だけしか駐機していませんでした。到着口のディスプレイを見ても便数が少ないことに驚きます。今後どうすれば観光が回復するのか、近いうちに自分なりに考えてみたいと思います。 着陸したばかりの機中から新空港を撮影 統計を調べてみると、アンコール遺跡の入場券を購入した外国人観光客はコロナ前の半分にも回復していませんでした。夏休みの影響で、2024年8月の国籍別1位は意外にも日本で6,468人です。 8月のアンコール遺跡入場券販売数 2019年 158,124 2023年 59,148 2024年 67,480 20

  • 【タイニュース】ビザ免除措置を利用しての陸路入国を暦年で2回までとする措置を撤廃

    タイ政府は、ビザ免除措置を利用しての陸路入国は暦年で2回までとする措置をとってきたが、2024年7月15日より解除されました。 タイ入国管理局は2017年より、ノービザでタイへの入出国を繰り返すことによってタイに長期滞在するいわゆる“ビザラン”の取り締まり強化の一環として、ビザなしでのタイ入国について、陸路利用の場合は年間2回までに限定するとの規定を設けていましたが、この措置が解除され、回数制限なく入国できることになりました。 ※関係者からの情報ですが、タイ政府による公式発表は確認できておりませんので、この情報を利用される場合には、自己責任でお願いします。 当ブログは「にほんブロ

  • 【カンボジアニュース】プノンペンで中国人の銃撃戦、運転していた警官が死亡、現場から誘拐か?

    昨日27日夜、プノンペ都ダンコー区ロルー町でベンツにピックアップトラックが衝突し、銃撃事件が発生しました。 車を衝突させて停止させた後、3人の犯人がフォード車から降り、AKライフルを使用して被害者の車に発砲しており、計画的な襲撃事件と推測されます。 襲撃を受けた車(メルセデスベンツ S560L、ナンバープレート2BV-5779)にはカンボジア人の運転手を含む3人の乗客が乗っていましたが、運転手は病院へ搬送途中に死亡しました。助手席にいた中国系の乗客も重傷を負っています。死亡したのは国家警察に所属するコン・ウッティ警察中佐(36歳)と確認されています。 後部座席にいた残る1人も中国

  • 【カンボジアニュース】不良債権急増を受け、政府はローン再編措置を発表。不動産不況は継続し、2026年も45%程度の空室か

    不動産不況による不良債権の急増を受け、政府はローンの再編などについての特例措置を発表しました。カンボジア国立銀行(NBC)を通じて幾つかの条件を緩和し、現地報道によると銀行やマイクロファイナンス機関が23億ドル以上を注入できるようになります。 NBCの通達によると、銀行やマイクロファイナンス機関は2024年末まで預金準備率を9%から7%に引き下げることが可能になるようです。さらに、信用リスク分類に関する規定を緩和することに合意し、2025年末まで融資を不良債権に分類せずに最大2回まで再編できるようになりました。 国立銀行の通達 独立系不動産総合コンサルティング会社として世界最大である

  • 【カンボジアニュース】アンコール遺跡群での朝日夕日鑑賞が容易に、首相が観覧時間の延長を発表

    首相は昨日22日夜に、在任1年を記念して国民への特別メッセージを公開しました。 その中で首相は、「専門家や文化芸術省と協議した結果、アンコールワットの公開時間を現在の午前5時から午後5時30分から、午前5時から午後6時に調整することを承認しました。」と述べ、閉園が30分延長されたことを発表しています。 また、「プレループ、プノンバケン、プノンクロムでは、公開時間を午前7時から午後7時までから、午前6時から午後7時までに調整します。現在午前7時から午後5時30分まで開いている他の寺院は、今後は午前6時から午後6時30分まで一般公開されます」と述べ、朝日夕日鑑賞で有名な遺跡について名前

  • 【カンボジアニュース】今度は「出し子」がカンボジアから帰国し逮捕

    20日に、特殊詐欺の「出し子」の男がカンボジアから帰国したところを警視庁に逮捕されました。 木村晋嗣容疑者(28)は、仲間が市役所職員になりすまして、70代の男性に「医療費の還付金の申請手続きができる」などと嘘をつき、男性が振り込んだ現金約50万円をATMから引き出した疑いが持たれています。 木村容疑者は犯行後、カンボジアに出国していましたが、20日に成田空港に帰国したところを逮捕されました。木村容疑者は容疑を否認していて、カンボジアに出国した理由について「仕事のためだった」と供述しているということです。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックに

  • 【カンボジアニュース】中小企業の建設分野の不良債権比率が15.3%に。カンボジア信用機構発表

    カンボジア信用機構(CBC)は、2024年第2四半期報告を発表しました。CBCは、カンボジア国立銀行(NBC)、カンボジア銀行協会(ABC)、カンボジア マイクロファイナンス協会(CMA) 、国際金融公社(IFC)の支援を受けて2012 年 3 月に正式に発足し、各金融機関の信用情報を集積して、貸付審査にその情報を提供しています。 CBCの報告によると、個人向けの不良債権比率は、2020年第1四半期1.61%だったものが、2021年第1四半期2.24%、2022年第1四半期2.35%、2023年第1四半期3.28%と増加傾向でしたが、昨年は急激に増加し、2024年第1四半期は6.03

  • 【カンボジアニュース】特殊詐欺に関与した邦人12人を保護

    高収入を謳った虚偽の求人広告に騙され、カンボジアで特殊詐欺活動を強要された可能性のある日本人12人が、ベトナム国境のスヴァイリエン州バベットで、カンボジアの警察当局に保護されました。 バベットの全景。多数のオンライン詐欺拠点があると報じられている 今月3日に3人、7日に9人がそれぞれ保護されましたが、幹部ら数人が逃走し、当局が行方を追っています。昨年のプノンペンの摘発から逃走した幹部のうち2人は、隣国ベトナムに潜伏しているところを拘束されるなど、犯罪組織の連携や国際化が進んでいるとも言われており、今回の逃走経路も注目されます。 プノンペンから逃走したが、隣国ベトナムで拘束され、日本に送

  • 【カンボジアニュース】H5N1鳥インフルエンザ感染で15歳少女が死亡

    ベトナム国境に近いプレイヴェン州で感染した15歳の少女が、8月20日に死亡しました。発症の数日前には、大量の鶏が死んでいたのが確認されており、少女を含む複数の村人が、死んだ鶏に触れて調理していたとの証言があります。保健省によると人間の感染症例は今年10人目で、初の死亡例です。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジアニュース】プノンペンの住宅開発プロジェクトの20%が停止または中止

    カンボジア地元メディアキリポストによると、資金不足、法律や所有権の問題、支払いの滞納が、プノンペンの住宅開発(ボレイ開発)に大きな打撃を与えています。中国不動産バブルの崩壊の影響を受け、20%のプロジェクトが一時停止または中止している模様です。 多くの開発業者は最小限の初期資本でプロジェクトを開始し、進行中の建設資金を販売から得られるキャッシュフローに大きく依存している為、販売が停滞するとすぐに資金ショートし開発が止まると指摘されています。 また、近年の景気低迷は世帯収入に多大な影響を与え、新規物件購入の減少だけでなく、購入約束の不履行も引き起こしています。開発業者と長期支払いプラ

  • 【カンボジアニュース】王毅外交部長がオンライン詐欺等の蔓延について言及

    8月15日、タイのチェンマイでカンボジアのソクチェンダ副首相兼外務国際協力大臣は中国の王毅外交部長と会談しました。 会談の中で王部長は、「中国側は終始中国・カンボジア関係の発展を中国周辺外交の特殊で重要な位置に置き、カンボジア側と新しいバージョンの中国・カンボジア運命共同体行動計画の実行を契機に、ハイレベルの交流を緊密にし、実務協力を深め、安全協力を強化し、人的交流を強化し、中国・カンボジアの全面的戦略協力の質の高い発展を推進し、両国人民により良い幸福をもたらすことを望んでいる。」と述べました。 また注目されているカンボジアにおける犯罪活動については、「中国とカンボジアの法執行安全

  • 【カンボジアニュース】反政府デモが予定されているとして、全国で警備を強化

    「United for Nation」グループは、8月18日にプノンペンの王宮前で集会を開くよう呼びかけている模様です。この集会は、カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯(CLV-DTA)計画を含む政策を非難するためのもので、当局の規制を無視した集会での衝突のリスクに注意してください。 デモに近づかないこと、遭遇した場合には近隣の店舗などに避難すること、参加者と誤解されるような言動は控えることを推奨します。服装などで参加者と誤解される可能性もありますので、注意してください。 親日国と言われるカンボジアですが、8月11日に在日カンボジア人による大規模なデモが日本で行われたことにも留

  • 【カンボジアニュース】不動産不況で不良債権がさらに増加:銀行6.8%、マイクロファイナンス8.3%

    カンボジア国立銀行は、7月19日に2024年上半期の業績と下半期の計画に関する半期総括会議を開催しました。 中央銀行関係者330人が集った、半期総括会議の様子半期総括会議でスピーチをするチア・スレイ総裁 開会の挨拶においてチア・スレイ総裁は、2024年上半期の不良債権率は銀行で6.8%、マイクロファイナンスでは8.3%へと増加したことを明らかにしました。また、銀行による貸付の伸びは2.6%と過去20年間で最低のレベルとなっています。これらの要因を受けて、カンボジアの銀行及びマイクロファイナンスの収益性は急速に悪化しています。 銀行(青色線)、マイクロファイナンス(黄土色線)の不良債券利

  • 【カンボジアニュース】日本人女性が転落し重傷を負った建物に不審な情報

    プノンペン中心部のバンケンコン3町で、3階ベランダから布を使って逃げ出そうとした女性が転落しました。地元紙によると事件は5月17日午前0時30分頃に発生し、重傷を負った女性は日本国籍と報道しています。女性は現場から地元病院に搬送されましたが、その後バンコクに緊急搬送された模様です。 転落当時の現場の様子。4階のベランダの手すりに布がぶら下がっているのがわかる。(写真の下部は、地上ではなく中2階)現場では、通り掛かったトゥクトゥク運転手らが女性を助けた現場での搬送の様子 その後、事件現場周辺を調査した現地ジャーナリストの報道によると、アパートメントは月5000ドルで中国人が一棟借りしてい

  • 【雑文】金正男暗殺事件とカンボジア

    クアラルンプール国際空港でちょっと回想。 2017年に金正男が暗殺されたのが、ここターミナル2だった。前日は市内中心部の5星ホテルに宿泊し、死亡時にも大量の現金を持っていた彼が、 LCC専用のターミナル2を訪れたのには理由があった。 死亡時の金正男の所有物。大量の現金が確認できる。 彼は中国の庇護のもとにマカオに拠点を構えており、家族と住む自宅のほかに愛人の住むコンドもあった。クアラルンプールからマカオへ直行便を飛ばしているのは、ここから出発するエアアジアだけだった。 アメリカの工作員と接触したランカウイ島からクアラルンプールに戻った後、マカオに戻るとの情報が漏洩していたようだが、

  • 【グルメ】台湾で小籠包を食べ歩いてみた

    台北で食べた小籠包のまとめ。 台北小籠包① 京鼎樓 上海発祥の小籠包ですが、台湾では肉汁が多く入っているものを小籠湯包と区別して、広く親しまれています。鼎泰豊で有名なように、小ぶりで皮が薄く肉汁が多いものが一般的なようです。このお店も鼎泰豊で修行した兄弟が独立して作った店らしく、方向性は一緒でした。看板メニューの緑の烏龍茶小籠包や海老焼売、カンボジアのそれと比較したくて頼んだ香腸も美味でした。 台北小籠包② 鼎富楼餐庁 江蘇・浙江料理店。ここでも小籠包が食べれましたが、上海風で皮が厚かったです。中華料理は大人数の方が、いろいろ楽しめて良いですね。ここでも先週プノンペンで呟いた

  • 【カンボジアニュース】不動産バブルはついに崩壊するのか?

    主に中国からの資金流入により、過剰な不動産開発が行われていたカンボジアで、バブルの崩壊が懸念されています。米国議会の出資によって設立されたラジオ・フリー・アジア(RFA)の記事「カンボジアの不動産バブルはついに崩壊するのか?」から要旨を抜粋してご紹介します。 資金不足に陥った開発業者は、客の前払金なしでプロジェクトを完了するのに苦労しており、購入者の土地の権利をローンの担保として利用するという手段に頼っています。 経験の浅い開発業者が業界に参入し、銀行を介さない融資を提供しましたが、金利は12~13%と高利だった。ポンジスキームなどで詐欺容疑で逮捕されるプロジェクトも頻発しています

  • 【カンボジアニュース】ラタナキリ州で地震の揺れ

    ラタナキリ州に近いベトナム領土内で、本日28日11時35分に地震が発生しました。Googleでは近接するカンボジアとラオスも影響を受けた国として表示されています。 アメリカ地質調査所のデータでは、観測拠点がないために、カンボジアでの揺れのエビデンスは表示されていませんが、震源地からバンルンとほぼ同距離にあるラオスの観測拠点はIntensity Ⅳの色分けで表示されているのが確認できます。 ラタナキリ州での揺れは軽微なものだったとのことです。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【雑文】日本における黒人奴隷より、ヨーロッパ人による日本人奴隷貿易に注目したい

    日本における黒人奴隷問題が注目されているようなので、5冊ほど手元の本を読み返してみました。私としては寧ろヨーロッパ人による日本人奴隷貿易に注目して欲しいと思います。 日本に来た黒人奴隷は、宣教師などが連れてきた極小数のみが確認されています。織田信長の小姓として知られる弥助は、イエズス会の宣教師ヴァリヤーノが日本に連れてきて、信長が譲り受け「奴隷ではなく」家臣としています。「信長記」には「彼男健やかに器量也爾も強力十之人に勝タリ」と描写されており、当時の人々に高く評価されたことがうかがえます。 一方で、海外へ連れ去られる日本人奴隷は数多くの記録に残っています。秀吉の御伽衆だった大村由

  • 【カンボジアニュース】アルコール看板撤廃の動きが地方に広がる

    7月8日にソー・ソカー副首相兼内務大臣が、「飲酒の抑制は交通事故の減少に貢献する」として、公共の場からアルコール広告を撤去するよう求めたことを受け、州レベルでの広告排除が進んでいます。 ソカー副首相はアルコール規制法の可決が遅れていることに不満を示し、「アルコール広告が急増しているにも関わらず、政府は僅かな収入しか得られず、国民は間接的にアルコール宣伝に資金を提供している。このような状況は受け入れられない」とコメントしています。 アルコール規制法は 2015年に起草されたにも関わらず、未だに施行されていません。法案草案の主要条項には、21歳未満の者、妊婦、酩酊状態にある者へのアル

  • 【カンボジアニュース】フィリピンへの移動を画策していた反社グループの残り4人をセブ島で捜索中

    16日にカンボジアを拠点とする日本人特殊詐欺グループの構成員4人が、フィリピンの首都圏パサイ市とパラニャーケ市で逮捕されました。現地まにら新聞によると18日の単独インタビューにおいて、ホセ・ナルタテス首都圏警察総監は、同じグループに属しているとみられる別の容疑者4人がセブに潜伏しているとみて捜査していると明らかにしています。 同グループのリーダー格とみられる澤田昌哉容疑者(43)は、16日午前11時すぎにセブ・パシフィック航空の国内線でセブからマニラ空港に到着した際に入管職員がによって逮捕されました。また同日午後2時頃には、当局が首都圏パラニャーケ市のBFホームズにある澤田容疑者の滞

  • 【カンボジアニュース】パスポートなしで中国から連れて来られた未成年2人を詐欺拠点から救出

    2024年5月、湖南省出身の16歳未満の中国人少年2人(小海君と小淘君、どちらもパスポートは作成したことが無い)は、インターネット上の求人広告を見て、その高額な給料に惹かれ、広西チワン族自治区で働くことを決断しました。5月17日に詐欺会社のスタッフが迎えに来て、西チワン族自治区に到着しましたが、更に別の車に移送され不法に国境を越えさせられました。まずベトナムに連れて行かれ、その後更にカンボジアのシアヌークビルまで陸路で3泊4日の旅をしました。彼らはカンボジアのオンライン詐欺拠点に一人あたり16,000ドルで人身売買されました。 シャオハイさんは組織の隙をついて、中国にいる父親に助けを

  • 【カンボジアニュース】カンボジアでの特殊詐欺容疑者をフィリピンで逮捕

    本日16日午前、フィリピンの首都マニラ近郊のニノイ・アキノ国際空港で、大宮簡易裁判所から詐欺容疑で逮捕状が出ていたサワダ・マサヤ容疑者が現地当局により逮捕されたとの現地報道がありました。 また午後2時頃には、恐喝や詐欺容疑で逮捕状が出ていたスズキ・セイジ(29)、ウエダ・コウジ(27)、キヨハラ・ジュン(29)の3人の容疑者をマニラ近郊のパラニャーケ市で逮捕した模様です。 サワダ容疑者は入管施設に、ほかの3人は警察の拘置施設に収容されている模様です。4人はカンボジアを拠点とする特殊詐欺グループのメンバーとみられています。 2023年7月に警察庁は、「SNSを通じて募集する闇バイ

  • 【カンボジアニュース】タケオ州でアルコール広告看板撤廃の通達

    タケオ州知事は、州の景観や秩序が損なわれとして、州内の全てのビールやアルコール広告の看板を、1週間以内に撤去する旨の通達を本日15日付で発表しました。 プノンペン都内に溢れるアルコールの広告 カンボジアではレストランや雑貨店などの看板を、ビール会社が自社ロゴを入れて無料制作し、その後の看板税も代行するケースが一般的です。アルコール単体の広告だけでなく、大量にあるロゴ入り看板も対象となるのか、また他州への波及や国として追認するのかどうか、今後の対応が注目されます。 ビール会社による雑貨店の看板ビル会社によるレストランの看板小規模な店まで、ビール会社による看板提供は一般的だ 当ブログは

  • 【カンボジアニュース】マオ・ソパン国軍副司令官の日本訪問

    日本訪問中の国軍副司令官兼陸軍司令官マオ・ソパン大将は、統合幕僚長の吉田圭秀陸将と陸上幕僚長の森下泰臣陸将、そして木原稔防衛大臣を表敬しました。 陸上幕僚長の森下泰臣陸将表敬統合幕僚長の吉田圭秀陸将表敬木原稔防衛大臣表敬 今回の表敬で吉田統合幕僚長からは「ハイレベル交流が継続的に実施され、PKOやHA/DR(Humanitarian Assistance/Disaster Relief:人道支援/災害救助)分野を始めとする防衛交流が進展していることを歓迎するとともに、更なる日カンボジア防衛交流の活発化に期待を寄せている」旨の発言が発表されています。 また陸上自衛隊の富士学校を訪問する

  • 【カンボジアニュース】不良債権が急増、不動産は下落が続く

    不良債権の急増 カンボジア国立銀行の発表した2023年度の銀行監督報告書によると、商業銀行・特殊銀行の平均不良債権比率は、2018年末2.2%、2019年末2.0%、2020年末2.1%、2021年末2.0%と横ばい状態でしたが、2022年末は3.1%、2023年末は5.4%に急増しました。マイクロファイナンス機関では更に多く、不良債権比率は6.7%になっています。この主要因は不動産不況と見られています。 尚、日本の所謂バブルにおける都市銀行の不良債権比率は、崩壊後の1998年に5.1%、その後ピークを迎えた2001年には8.7%となりましたが、その後改善しています。金融庁の金融

  • 【カンボジアの歴史】ポルポト派の教科書

    旅を続け調査をする中で、ポル・ポト派の出版した教科書を手に取る機会がありました。また、これらの教科書を執筆したご本人からお話を聞くことができました。教育を否定し学校を閉鎖したポルポト派ですが、幹部子女や側近の少年兵の教育を目的として、独自の教科書を作成していたことを初めて知りました。 印象深かった点を紹介します。 「カンボジアの総人口は1976年には770万人で、(政権末期の)78年には840万人に増加。その後79年から80年にかけてベトナムによって250万人以上が虐殺された、このまま続くとカンボジア人は絶滅してしまう」と書いてあります。このようなプロパガンダ教育が30年前まで行わ

  • 【カンボジアニュース】上川外相のカンボジア訪問、首相との会談でリアム海軍基地にも言及

    7月5日に到着した上川外務大臣は、日本時間の6日午前、カンボジアの首都プノンペンでフン・マネット首相と会談しました。 この中で上川大臣は「両国の連携分野は着実に拡大しており、今後は人材育成や日本の技術活用に重点を置いて協力していきたい」と述べています。そして、上下水道や港湾施設の整備、デジタル、安全保障など幅広い分野で協力し、戦略的なパートナーシップを深めていくことを確認しました。 マネット首相からは、上川大臣の訪問を歓迎する旨述べるとともに、長年にわたる日本政府・日本国民からの支援に感謝する、「包括的戦略的パートナーシップ」の下で、両国間の協力をさらに発展させていきたい旨のコメン

  • 【カンボジアニュース】ポイペトでインドネシア人ら30人が乱闘で逮捕、在留数は激増し10万人を突破か

    6月27日の未明、タイ国境のポイペトで大規模な乱闘が発生し、30人以上の外国人が逮捕されました。逮捕が行われたのは、バンテイメンチェイ州ポイペト市プサーカンダル町サマキメンチェイ村にあるコディン・リゾートです。 警察によると、逮捕された人々は主にインドネシア国籍でしたが、中国国籍の人も何人かいる模様です。棒や石を使用しての激しい乱闘が行われているとの通報を受け、州軍事警察は部隊を派遣し容疑者を逮捕、負傷者は治療のために病院に搬送されました。 乱闘現場の様子乱闘現場の様子 これに先立つ5月4日、プノンペンのインドネシア大使館はポイペトにあるミートプム・レストランで「コミュニティーミー

  • 【日本とカンボジア】航空自衛隊機C-130がカンボジアへ

    防衛省の発表によると、インド洋及び東南アジア方面における航空路及び地域の特性を把握するとともに、輸送機(C-130H)運航要員の国外任務遂行能力を維持及び向上させ、在外邦人等の輸送、国際平和協力活動等の運航に対応できる態勢を確保することを目的に、本日23日から29日にかけて第1輸送航空隊による長距離洋上航法訓練が実施されます。 目的地はカンボジア(シェムリアップ・アンコール)のほか、インド(ビアー・サバーカー)、ラオス(ルアンパバーン)です。小牧基地の第1輸送航空隊からC-130Hが1機、隊員約20名が参加します。 海上自衛隊艦船のシアヌークビル港への寄港は、2000年代になってか

  • 【カンボジアニュース】プノンペンでの麻薬摘発で日本人を含むグループを逮捕

    6月21日に行われたプノンペン都警察長官の会見によると、ソー・テット国家警察長官の指示のもと6月16日〜17日にかけて行われた作戦において、ケタミンを主とする145kgの麻薬を押収し5人を逮捕したとの発表がありました。 21日に行われたプノンペン都警察長官による記者会見(警察発表) 容疑者のうち4人は台湾人で、1人が日本人です。国家警察からクメール語表記で発表された日本人容疑者の名前は直訳するとノムラ・ソキジ(76歳)となります。ソキジはクメール語に記載する際に誤記があった可能性があります。逮捕当時の写真からは腕に刺青が確認できます。 摘発現場での記録写真。恒例の日本人の胸にも刺青か?

  • 【日本とカンボジア】誰がカンボジアで最初の在留邦人だったのか?

    敗戦後に残留日本兵としてカンボジアの独立紛争に関わり、(1954年当時には既に日本に帰国していた)只熊元大尉のような特殊な事例は抜きにすると、ご兄弟でカンボジアに滞在されていた鈴木さんが最初の在留邦人のようです。この兄弟とカンボジアの不思議な関係についても、後日改めて書こうと思います。 ---- 初代吉岡大使の寄稿(1966)より以下抜粋 日本とカンボジアの国交が開かれてから最初の日本の使臣として、カンボジア王国駐在を命ぜられ、1954年3月19日バンコクを経て任国に向かい(中略)機上から降りて、カンボジア政府の代表者や、当時カンボジアにただ2人しかいなかった日本人(現在は140人

  • 【カンボジアニュース】日本から輸入した列車がプノンペンまで試運転、7月に運行開始予定

    公共事業運輸省鉄道局によると、ロイヤル鉄道が日本から輸入しシアヌークビル港で改修工事を行なっていたキハ183系の試運転を、本日8日に南線シアヌークビルからプノンペンの区間で行いました。 本日の試運転でもかなりのスピードが出たようですが、旅客輸送においては南線(プノンペン=シアヌークビル)では最高時速を80キロに設定し、現状より大幅に高速化される模様です。 本日の試運転の車窓の様子改修が終わりシアヌークビル港内の引き込み線を走るキハ183系 従来の車両と比較して客席環境が格段に改善されることから、隣国タイ・バンコクに繋げる企画を期待したいところですが、プノンペンからタイ国境ポイペトに

  • 【タイニュース】タイでの日本人バラバラ殺人事件の容疑者2人をラオスで拘束

    タイで日本人男性の切断された遺体が見つかった事件で、男性を殺害したとして逮捕状が出ている男2人が、隣国ラオスで身柄を拘束された模様です。 暴力団関係者の加藤拓也容疑者(50)と鈴木浩斗容疑者(27)は3月、タイの首都バンコク近郊で椛島良介さん(47)を殺害し、遺体を切断して遺棄した疑いが持たれています。加藤容疑者らは逃亡していましたが、ラオスの首都ビエンチャンで現地警察によって身柄を拘束されたということです。この後、2人はタイに移送され、逮捕される見通しです。 被害者の椛島さんは、日本からタイに移動する際には、SNSに、ファーストクラスを利用している投稿を載せるなど、経済的に潤沢

  • 【カンボジアニュース】バッタンバンで大量の銃器を押収

    カンボジア西部バッタンバン州の住宅に大量の武器が隠されているとの情報があり、4日午後に州警察が押収した。 南部シアヌークビル州の当局からの情報提供を受け、州警察はバッタンバン州サンカエ郡タポン集合村サムダッチュ村の住宅を家宅捜索し、銃器40丁や銃器改造に使用される器具を発見し、カンボジア人女性を逮捕した。バッタンバン州裁判所のトゥック・ヴィニット次席検事の指揮のもとに、バッタンバン州警察だけでなく、シアヌークビル州警察のノップ・パニャ副長官らが現場での捜査に参加しているところが注目される。 押収した銃器にはAK-47自動小銃11丁、M16アサルトライフル4丁、M4カービン銃2丁など

  • 【カンボジア生活】オンライン日本映画祭が今日からスタート

    国際交流基金のオンライン日本映画祭 Japanese Film Festival Online 2024が、本日から始まりました。 カンボジアでは映画22作品、テレビドラマ2番組が無料(要アカウント登録)で無制限に視聴できます。 映画 22作品 ・銀河鉄道の父 (2023) ・ハケンアニメ! (2022) ・メタモルフォーゼの縁側 (2022) ・そばかす (2022) ・線は、僕を描く (2022) ・梅切らぬバカ (2021) ・騙し絵の牙 (2021) ・マイ・ブロークン・マリコ (2022) ・土を喰らう十二ヵ月(2022) ・劇場版 おいしい給食 卒業 (2022) ・ベ

  • 【カンボジアニュース】シアヌークビルに日本人経営のカジノがオープン

    5月17日に、シアヌークビル州知事らが参列のもと、Grand La Vogueホテル&カジノの開業式典が開催され、正式にオープンしました。このカジノホテルは日本人経営とのことです。 現地報道によると、ヤマモトコウジ最高経営責任者(CEO) は、「私たちの使命は、伝統的な日本のおもてなしとモダンなシティリゾートを組み合わせ、世界中からの観光客を惹きつけるユニークな体験を提供することです」と、プロジェクトについて説明しています。 また同氏は「ラ・ヴォーグは2018年にオープンしており、グランド・ラ・ヴォーグも同じビジョンを持っています。私たちラ・ヴォーグ・グループは、お客様はも

  • 【カンボジアの歴史】イエイ・マウ②「国道4号線の祠」

    「タニの呪い」を引き起こしたイエイ・マウについて、頭の片隅で気になっていたのですが、そういえば過去にその名前を聞いたことがあったかもと、ふと思い出したことがあります。 一昨年、中国企業の投資による高速道路が開設される以前は、プノンペンからシアヌークビルに向かう人々は、国道4号線を利用していました。その国道沿いで、プノンペンから丁度100キロメートルに山越えをする地点があり、その周辺はピックニルと呼ばれており、峠を越す前の路肩には多くの祠が建てられていました。多くのドライバーが休息地として利用しており、道中の安全を祈願してから旅を続けていましたが、その時の思い出が蘇りました。確かあの場

  • 【カンボジアニュース】シンガポール史上最大の30億ドル資金洗浄事件の犯人が、カンボジアと日本に強制送還

    シンガポール政府入国管理庁(ICA)が6月2日に発表したところによると、シンガポール最大の30億ドルのマネーロンダリング事件で有罪判決を受けた犯人のうち、更に3人の男性が国外追放されました。3人はいずれも中国福建省出身で、複数の国のパスポートを持ち、シンガポールへの再入国を禁止されています。カンボジア国籍のSu Baolin(42歳)とキプロス国籍のSu Haijin(41歳)は、それぞれ5月25日と28日にカンボジアへ強制送還されました。また、トルコ国籍のVang Shuiming(43歳)は6月1日に日本に強制送還されています。 左から順にSu Baolin、Su Haijin、V

  • 【告知】第6回プノンペンのど自慢日本人大会

    第6回プノンペンのど自慢日本人大会が、6月23日に開催予定です。出場枠はあと残り僅かのようです。 出場者、スポンサーいずれも募集中ですので、興味のある方は実行委員会までご連絡ください。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジアの歴史】イエイ・マウ①「タニの呪い」

    カンボジア王国の南部のカンポット州タニに、地元の人に日本平原(ヴィール・チャポン)と呼ばれる場所があります。先月訪問した際に、ここは太平洋戦争当時に日本軍が建設した飛行場跡であることがわかりました。現地で聞き取りを行う中でタニの古老から、「日本軍の駐留していた時代に、この辺りに住んでいた多くの人が、イエイ・マウに呪い殺された」との伝承を聞きました。 現在の日本平原日本平原に残る建物の基礎の跡 地形を弄ったことに怒ったイエイ・マウ(黒いお婆さん)と呼ばれる強力なニアック・ター(土地の精霊)が、日本軍に徴用され空港建設作業に従事した多くのカンボジア人を呪い殺したのだそうです。「日本に雇われ

  • 【カンボジアニュース】カンボジア国境付近で野生の象の群れを発見

    5月29日、タイ天然資源環境省国立公園野生動植物局は、カンボジア国境に近い東北部ブリラム県のドンヤイ野生保護区で撮影された51頭のゾウの群れの写真を公開した。 残念ながら保護区はタイ側だけで、カンボジア側は国境ギリギリまで開墾され、農地になっている。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジア生活】ラオス国境のメコン川の滝

    カンボジアを縦断する大河メコン川は、ラオスとの国境地帯において、数十キロに渡って渓流や滝が続く。 コーンの滝として知られるこの滝幅は10,783mで世界1位、流水量は11,600m3/sで世界5位(雨季のピークには世界トップクラスかも)。仏領インドシナだった19世紀後半、中国までの航路を開発しようと何度も試みられたが、いずれも失敗に終わっている。そのため、ラオス側デット島 (Don Det) とコーン島 (Don Khon) との間に連水陸路となる鉄道が敷設された。 私が訪れたこの場所は、コーンの滝のカンボジア側の一部分で、ソペアクミット滝或いはプレアニミット滝として知られている。

  • 【カンボジア徒然草】プノンペンの第3環状道路を習近平通りに改名。と、そこからの四方山話。

    カンボジア政府は、プノンペン都外周の第3環状道路を「習近平通り」に正式に改名しました。改名式典は28日にプノンペンの平和宮殿で開催され、フン・マネット首相と王文天駐カンボジア中国大使が出席しました。 フン・マネット首相と王文天駐カンボジア中国大使 首相は「習主席のカンボジアの発展への歴史的貢献に感謝する」と述べ、「中国の支援はカンボジアの社会経済発展に寄与するだけではなく、政治的独立も強化する」と、国防長官が近日訪問予定のアメリカを意識したとも思われる評価もしています。因みに、中国大使は近日中に離任の予定で、後任には中国外交部の報道官で、日本のニュースでもお馴染みだった汪文斌氏が着任の

  • 【カンボジアグルメ情報】

    料理の名前はカットナー・トゥックプネー(ខាត់ណាទឹកភ្នែក)。直訳すると、カットナーの涙です。カットナーは日本語ではカイランと呼ばれる野菜です。生あるいは半生の牛肉と一緒に食べます。まさに涙が出ました。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジア徒然草】ラタナキリの州都バンルンで朝ごはん

    カンボジアの地方の食堂に来ると、高級な木製のテーブルをよく目にする。庶民的なお店でも、重厚なものが無造作に使われている。古来、森の国だったカンボジアだが、残された森林はもう少ない。 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【カンボジア徒然草】ラタナキリ空港跡を再訪

    国道の整備に伴い、空港が閉鎖されて久しい。街の急速な発展とともに周囲には建物が増え、滑走路には小さな独立記念塔が建設中だった。空港がこの場所で再開される事は無さそうだ。 空港の滑走路に、建設中の独立記念塔 昔はプノンペンから陸路だと2泊3日の旅だったので、空路が一般的だった。道路は街中でも極めて劣悪で、舗装されてない赤土の滑走路だけが町で唯一、平らだった。飛行機から降りた私の前を子供たちが横切り、滑走路を通学路にしていたのを思い出す。 当時の空港の上空写真。赤土の滑走路が見える。最後に使われていた新しい空港ターミナル当時のプノンペンからのフライトの機中 当ブログは「にほんブログ村」の

  • 【カンボジア生活】ドリアンの季節到来

    カンボジアではドリアンの収穫期がやってきました。果物の王様とも呼ばれますが、その強烈な匂いでも有名です。実は臭くなるのは時間を経てからなので、収穫直後に食べてみると匂いは殆ど無く、仄かな香りと美味しさだけを味わえます。 収穫したてのドリアンの山ドリアン農園ドリアンはこんな感じで木になります採りやすい低い枝に、こんなに密集して成ることも 当ブログは「にほんブログ村」のランキングに参加中です。1日1回のクリックにご協力ください。

  • 【日本とカンボジア】仏誕節と日本人町とうどん

    明日はヴィサックボーチア(仏誕節)で、カンボジアの祝日です。釈迦が生誕、大悟、入滅した重要な日であるとされており、仏舎利塔のあるここ古都ウドンでも、同じ日に起こった3つの奇跡へ想いを馳せ、釈迦の徳に対して礼拝するための儀式が行われます。日本では、灌仏会や花祭りとして馴染みがあるかもしれません。 (写真1)山頂に仏舎利塔のある、ウドン山の夕焼け ウドンに近接するピニャールーには、17世紀当時に日本人町があり、朱印船貿易によって多くの日本人が往来していました。ちょっとしたフィールドワークをしてみましたが、古からの日本との繋がりにも想いを馳せたいと思います。 (写真2)ウドン近郊ピニャール

  • 【カンボジアニュース】カンボジア初の日本型住宅開発プロジェクトがプノンペン南部で開始

    2024年5月18日、ミーン・チャンヤダ・プノンペン都副知事や谷内一智日本大使館公使らの参列のもと、プノンペン都南部に広大な土地を保有する財閥INGホールディングスと小島組、UR Linkageの間で覚書が締結されました。 INGが保有するプノンペン都南部の埋立地一帯ではカンボジア最大のショッピングモールであるイオンモール・メンチェイが開業するなど、今後の開発が期待されています。副知事はスピーチの中で、以前は湿地帯であったこの地域への投資を決定した日本企業2社を賞賛するとともに、フンセン大通りを始めとして、公共インフラの建設に多額の資金と所有地を費やしている、INGグループを賞賛し

  • 【カンボジアニュース】訪韓中のマネット首相夫妻との昼食会に尹大統領夫人が出席。5ヶ月ぶりに公の場に。

    韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が、韓国を公式訪問したカンボジアのフン・マネット首相夫妻との昼食会に出席しました。大統領夫人が公の場に姿を見せるのは、尹大統領とオランダ訪問から帰国した昨年12月15日以来、約5カ月ぶりとなります。 大統領室が当初発表した日程には大統領夫人の出欠が記されていませんでしたが、本日16日午前の修正日程で出席することが確認されていました。首相の公式発表素材には、マネット首相夫人のアップはあるものの、大統領夫人の大きく映ったものは確認できませんでした。メインテーブルに座っているグレーの服を着た女性の後ろ姿が、小さく確認できます

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