『コーダあいのうた』(21)女性監督による2本の佳作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/26f5bd475228c178aab790f79b810599「BSシネマ」『コーダあいのうた』
映画のことなら何でも書く映画ライターのブログです。
新作映画、映画コラム、名画投球術、雄二旅日記ほか 『ほぼ週刊映画コラム』 http://tvfan.kyodo.co.jp/category/feature-interview/column/week-movie-c
『コーダあいのうた』(21)女性監督による2本の佳作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/26f5bd475228c178aab790f79b810599「BSシネマ」『コーダあいのうた』
菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りの中、やっとつかんだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、最後は出演を拒否してしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯を懸けて追い求めたものは一体何だったのか。名優の内面に迫る評伝。最近、高倉健の没後10年、鶴田浩二の生誕100年ということで短い評伝を書いたのだが、その際、菅原文太も没後10年だから健さんと並べて…という案が出たのだが、調べてみると2人はタイプが違うし、東映での活躍の時期もずれるので並べて書くのは難しいとなった。しかもインタビューで健さんのことは嬉々として語った八名信夫や谷隼人も、文太さんについてもと水を向けると急に口が重くなった。という...『飢餓俳優菅原文太伝』(松田美智子)
「丸ノ内線・ゴジラ70周年記念 東京メトロオリジナル24時間券」
丸ノ内線の駅構内で「丸ノ内線・ゴジラ70周年記念東京メトロオリジナル24時間券」のポスターが目についた。でも『キングコング対ゴジラ』(62)で丸ノ内線を襲ったのはコングの方だったぞ。「丸ノ内線・ゴジラ70周年記念東京メトロオリジナル24時間券」
インタビューの関連で久しぶりにテレビ版「二百三高地愛は死にますか」(81)の方を再見した。『二百三高地』(80)(1980.9.7.蒲田トーエイ)『思えば遠くへ来たもんだ』と『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花』(蒲田ロキシー)からはしごをして、久しぶりに1日に3本も映画を見た。しかもこの映画は3時間余り。きっと途中で飽きるだろうと高をくくっていたのだが、思わず引き込まれてしまった。見る前は、なぜ今時日露戦争下の肉弾戦を映画化したのかという疑問があり、それは最後まで引っかかったのだが、この映画は平板の戦争映画とは一味違っていた。それは、戦争を国家的な人物(明治天皇(三船敏郎)、伊藤博文(森繫久彌)、乃木希典(仲代達矢)、児玉源太郎(丹波哲郎)…)とわれわれ庶民の両極から描いている点だ。普通の戦争映画は、戦...『二百三高地』
「『フィールド・オブ・ドリームス』みたいだったな」「社長がプロ野球球団を作るって…」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456997#google_vignette【ドラマウォッチ】「バントマン」(第10話)
【ほぼ週刊映画コラム】『ホワイトバード はじまりのワンダー』『はたらく細胞』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はいじめや差別、それに対する無償の愛の普遍性を描いた『ホワイトバードはじまりのワンダー』人間の体内の細胞たちを擬人化した『はたらく細胞』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1456635【ほぼ週刊映画コラム】『ホワイトバードはじまりのワンダー』『はたらく細胞』
『騎兵隊』(59)『騎兵隊』上映会https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5e0f411cf80ff623078d945ec7463acc「BSシネマ」『騎兵隊』
人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化した『はたらく細胞』が12月13日から全国公開される。原作漫画とスピンオフ漫画を基に、ある人間親子の体内世界で働く細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く本作で、人間親子の娘・日胡を演じた芦田愛菜に話を聞いた。「細胞たちに心からありがとうって言いたくなるような作品です」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1456382【インタビュー】『はたらく細胞』芦田愛菜
『隠し砦の三悪人』(58)戦国時代、秋月家の武将・真壁六郎太(三船敏郎)は、生き残った雪姫(上原美佐)と隠し砦に潜んでいた。六郎太たちは、一獲千金をもくろむ農民の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)に軍用金の黄金を背負わせて敵陣を突破し、友好国へ逃げ込もうとするが…。次々にふりかかる絶体絶命の危機を大胆に切り抜けていくハラハラドキドキの大脱出劇。『スター・ウォーズ』(77)のジョージ・ルーカスをはじめ、多くの映画作家に影響を与えた、黒澤明監督の傑作時代劇。佐藤勝の音楽も素晴らしい。(94.11.)もはや新たに書くことなどないと思うほど、もう何度も見ているというのに、またしても面白かった。これは一体どういうことなのだ。ところで、今回は、レナード・マルティンの『MOVIESGUIDE』で、この映画についての「三船...「BSシネマ」『隠し砦の三悪人』
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」第10話(最終話)
「皆が一歩前に踏み出せたエンディングでよかった」「殴る方法っていろいろあるんだと分かった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456477【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」第10話(最終話)
「うそが分かるってことは、本当が分かるってことでしょ」「もう凶悪犯とか、男女のドロドロとかいらない」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456375【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第10話)
『ノア約束の舟』(14)【映画コラム】自然の脅威にさらされた人間を描く『ポンペイ』と『ノア約束の舟』https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/800965/2「午後のロードショー」『ノア約束の舟』
「海に眠るな進兄。起きて家へ帰って」「いづみさんが鉄平の思いや消息を知る展開があると信じている」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456242【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第7話)
『トレマーズ』(90)今の時代の西部劇https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6eb690248ff9fa7e817918363ce66f42「午後のロードショー」『トレマーズ』
「元祖バントマンは佐野史郎さんだった」「人は誰かの犠牲精神によって生かされているんだ」https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1456216【ドラマウォッチ】「バントマン」(第9話)
中山美穂といえばやはりこの映画になる。『LoveLetter』(95)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3b4d1fc09d00ddd18310d37f9a473e23『青春18×2君へと続く道』台湾ではこの映画はとても人気があるらしい。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4800c4a5b73c6dc4f926d0a67ea9eb36中山美穂『LoveLetter』
モアナが壮大な冒険の末に故郷の島を救ってから3年。人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナは、人々の絆を取り戻すため立ち上がることを決意。風と海をつかさどる半神半人のマウイや島の新たな仲間たちと共に危険に満ちた冒険の旅に出る。海に選ばれた少女モアナが繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメーション・スタジオによる長編ミュージカル・アニメーション『モアナと伝説の海』(17)の続編『モアナと伝説の海2』が12月6日から全国公開される。本作の日本語吹き替え版で、モアナと共に旅に出るモニを演じた小関裕太に話を聞いた。「仲間がいるからこその楽しい歌や仲間の温かさをこの映画から感じてほしいと思います」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/intervi...【インタビュー】『モアナと伝説の海2』小関裕太
【ほぼ週刊映画コラム】『モアナと伝説の海2』『劇場版ドクターX』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はミュージカルアニメの続編『モアナと伝説の海2』人気シリーズの完結編『劇場版ドクターX』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1455863【ほぼ週刊映画コラム】『モアナと伝説の海2』『劇場版ドクターX』
『アナと雪の女王2』(19)なぜ、エルサに魔法=力が与えられたのかhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7dd0368c85d090926f2b7ba2022f7133「金曜ロードショー」『アナと雪の女王2』
『裸の拍車』(53)ユニークなロードムービーhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6de5dcc4afabc4f478a253f89ed8ab8d「BSシネマ」『裸の拍車』
「最後は海里とほこ美が幸せになれますように」「最終回で一気にスカッとしたいな」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1455733「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第9話)
『目撃』(97)午後のロードショーhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c751b5ad9eb2f481337dc90745a93070「BSシネマ」『目撃』
「もう9話なのに、ライバルになりそうな悪役が登場とは」「シーズン2、絶対必要だと思うんだけど」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1455592【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第9話)
「STEVENSPIELBERG,THENEWHOLLYWOODProdigy」(24・仏・独・ルクセンブルク)ハリウッドを代表する映画監督でプロデューサーのスティーブン・スピルバーグ。半世紀以上にわたり第一線で活躍を続けてきた彼が、自らの人生と映画、創作の源を明かすドキュメンタリー。「私の映画はどれも個人的で多くは家族がテーマ」と語るスピルバーグ。人格形成期に体験した両親の離婚や、ユダヤ系アメリカ人であるために味わった差別など、心の傷を反映した作品を多く手がけてきた。映画を作ることで傷を乗り越えてきたスピルバーグが「最後の秘密」を明かす。自伝的な『フェイブルマンズ』(22)は言わずもがなだが、例えば、『未知との遭遇』(77)の主人公でUFOを目撃したことでおかしくなる電気技師ロイ(リチャード・ドレイファ...「最後の秘密スピルバーグ映画と人生」(NHK)
『エアポート75』(74)1975年の正月超大作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d97f50f938095fff3a156c8b0bb7372a「午後のロードショー」『エアポート75』
『フィラデルフィア』(94)(1994.6.27.みゆき座)エリート弁護士のベケット(トム・ハンクス)は、エイズを宣告され、会社を突然解雇される。ベケットは解雇は不当な差別だとし、弁護士(デンゼル・ワシントン)を立てて訴訟を決意する。ブルース・スプリングスティーンの主題歌がアカデミー歌曲賞を受賞した。エイズという病に対して偏見がないと言えばうそになる。輸血などで感染した人たちには同情を禁じ得ないが、麻薬注射や同性愛などの性交による感染は、乱れ切った現代の社会生活に対する一種の警告のように感じるところがあるからだ。しかも、バスケットのマジック・ジョンソンのように、乱れた性生活の結果感染してしまった者が、病と闘うヒーローになる風潮にも疑問を感じていた。この映画は、そんなふうに感じる自分のような者にとっては、一...「BSシネマ」『フィラデルフィア』
「とてつもなく幸せな回だったからこそ次が怖い」「いろんな人の考察を読んでなるほどとなることが多いからまた1話から見直したい」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1455444【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第6話)
『はじまりのうたBEGINAGAIN』(13)【ほぼ週刊映画コラム】『はじまりのうた』「音楽は平凡な風景を真珠の輝きに変える魔法を持っている」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/21ab1ef824d57c7bc0c76a402c88bc62『はじまりのうた』『フォックスキャッチャー』のマーク・ラファロに注目https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6439df5787ea864480bcd12517d871db「BSシネマ」『はじまりのうたBEGINAGAIN』
「ヒーローの『人間たいがいめんどくさいって』という言葉に救われた」「毎回ハッピーエンドなのがいいですね」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1455421【ドラマウォッチ】「バントマン」(第8話)
『アナと雪の女王』(13)ディズニー創立90周年記念https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/543b98c7180580b285741551aca34f26『アナと雪の女王2』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7dd0368c85d090926f2b7ba2022f7133「金曜ロードショー」『アナと雪の女王』
【ほぼ週刊映画コラム】『ドリーム・シナリオ』『ザ・バイクライダーズ』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週は怪優ニコラス・ケイジの面目躍如『ドリーム・シナリオ』アウトローたちの栄枯盛衰『ザ・バイクライダーズ』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1455123【ほぼ週刊映画コラム】『ドリーム・シナリオ』『ザ・バイクライダーズ』
『ロイ・ビーン』(71)『西部の男』と『ロイ・ビーン』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/255f8c199bd273450ad11ce521f5586d「BSシネマ」『ロイ・ビーン』
『ILikeMoviesアイ・ライク・ムービーズ』(2014.11.27.オンライン試写)カナダの田舎町で暮らす高校生のローレンス(アイザイア・レティネン)は、映画が生きがいで、ニューヨーク大学でトッド・ソロンズ監督から映画を学ぶことを夢見ている。社交性に乏しい彼は唯一の友人であるマットと毎日つるみながらも、そんな日常が大学で一変することを願っていた。そして、高額な学費を貯めるために地元のビデオ店「Sequels」でアルバイトを始めたローレンスは、かつて女優を目指していた店長のアラナ(ロミーナ・ドゥーゴ)らと出会い、奇妙な友情を育んでいく。だが、ローレンスは自分の将来に対する不安から、大事な人たちを決定的に傷つけてしまう。レンタルDVD全盛期の2003年のカナダを舞台に、他人との交流が苦手でトラブルばかり...『ILikeMoviesアイ・ライク・ムービーズ』
『キノ・ライカ小さな町の映画館』(2014.11.27.オンライン試写)フィンランドの鉄鋼の町カルッキラに、映画監督のアキ・カウリスマキと仲間たちが誕生させた町で初めての映画館キノ・ライカ。深い森と湖、そして現在は使われなくなった鋳物工場しかないこの町で、住民たちは映画館への期待に胸をふくらませ、映画について口々に語り始める。カウリスマキと共同経営者の作家ミカ・ラッティが2021年に映画館をオープンさせるまでの様子や、住民たちがインタビューに応じる姿などをヴェリコ・ヴィダク監督がカメラに収め、カウリスマキが自ら館内の内装や看板設置などの作業に勤しむ姿も映しだす。映画館が完成するまでの様子を緩い感じで追っていくドキュメンタリー。さまざまな町の住民たちに加えて、カウリスマキ監督の『希望のかなた』(17)に出演...『キノ・ライカ小さな町の映画館』
『レッド・オクトーバーを追え!』(90)コネリーだけではありませんhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d5eb5819e196e3322230e09b112cb417「午後のロードショー」『レッド・オクトーバーを追え!』
『秋刀魚の味』(62)『文化の泉』から小津安二郎の遺作「BSシネマ」『秋刀魚の味』
『おとなのデジタルTVナビ』2025.1月号「生誕100年 鶴田浩二」
『おとなのデジタルTVナビ』(2025.1月号)「生誕100年鶴田浩二」(クリックで拡大)「BS松竹東急」(放送映画)『おとなのデジタルTVナビ』2025.1月号「生誕100年鶴田浩二」
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第8回)
「ほこ美の幸せはほこ美が決める」「ほっこーと海里はすんなりとは幸せになれないのか…」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1454948【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第8回)
共同通信社が発行する週刊誌『KyoudoWeekly』(共同ウイークリー)11月25日号で、『映画の森』と題したコラムページに「2024年11月の映画」として、5本の映画を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。出会いの連鎖で見せる群像劇『アイミタガイ』☆☆☆新たな集団抗争時代劇『十一人の賊軍』☆☆☆人気シリーズの最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』☆☆☆見る者を心地よくだます快作『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』☆☆☆密室サスペンス+青春ミステリー『六人の嘘つきな大学生』☆☆☆『映画の森』「2024年11月の映画」
『ザ・バイクライダーズ』(2024.8.21.東宝東和試写室)1965年、シカゴ。不良とは無縁の日々を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)は、けんかっ早くて無口なバイク乗りのベニー(オースティン・バトラー)と出会って5週間で結婚を決める。ベニーは地元の荒くれ者たちを束ねるジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら群れることを嫌い、狂気的な一面を持っていた。やがてジョニーの一味は「ヴァンダルズ」というモーターサイクルクラブに発展し、各地に支部ができるほど急速に拡大していく。その結果、クラブ内の治安は悪化し、敵対するクラブとの抗争も勃発。暴力とバイクに明け暮れるベニーの危うさにキャシーが不安を覚える中、ヴァンダルズで最悪の事態が起こる。アメリカの写真家ダニー・ライアンが1965~73年にかけてシカゴのバイ...ザ・バイクライダーズ
『博士と彼女のセオリー』(14)ホーキング博士を描いたhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a2133aec16162aee50797ed6f8927bdc「BSシネマ」『博士と彼女のセオリー』
『ドリーム・シナリオ』(2024.11.26.オンライン試写)大学教授のポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)は、妻(ジュリアンヌ・ニコルソン)と2人の娘と一緒にごく平凡な生活を送っていた。だがある日突然、何百万人もの人々の夢の中にポールが一斉に現れたことから一躍有名人となる。メディアからも注目を集め、夢だった本の出版まで持ちかけられて有頂天のポールだったが、ある日を境に夢の中のポールが人々にさまざまな悪事を働くようになり、現実世界の彼も大炎上してしまう。自分自身は何もしていないのに人気者から一転して嫌われ者になったポールは果たしてどうなるのか…。このところ『ボーはおそれている』『関心領域』『シビル・ウォーアメリカ最後の日』といった問題作を連作しているA24の製作映画。『ミッドサマー』(19)のアリ・アス...『ドリーム・シナリオ』
「『君という人がいてくれて僕は幸せ者ですね』って、もうこれはプロポーズだろ」「何て幸せで優しい世界。本当に大好き」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1454835【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第8話)
『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(1994.2.23.シネセゾン渋谷)1870年代のニューヨーク。若き弁護士のニューランド(ダニエル・デイ・ルイス)は、美しい令嬢メイ(ウィノナ・ライダー)と婚約したばかりだったが、メイのいとこで、夫と別居してヨーロッパから帰国した幼なじみのエレン(ミシェル・ファイファー)に強く引かれる。だが、格式と体面を重んじる保守的な社交界では、2人の恋は許されないものだった。女性初のピュリツァー賞を受賞したイーディス・ウォートンの小説をマーティン・スコセッシ監督が格調高く映画化。アカデミー衣装デザイン賞を受賞した。本来、自分の趣向とは合わないこの映画を見る気になったのは、スコセッシの監督作だからというのはもちろん、ジャック・フィニイの『ふりだしに戻る』の世界が再現されている...「BSシネマ」『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』
「鉄平を探せ!」「考察するにはまだいろいろなことが足らな過ぎる」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1454708【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第5話)
「ヒーローの言葉は胸に響く」「空振りしてもめげずに笑うのが藤堂さんの良さ」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1454715【ドラマウォッチ】「バントマン」(第7話)
『雨あがる』(00)原作・山本周五郎、脚色・黒澤明https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7b37ce5d912e84fef8be95003876b711「BSシネマ」『雨あがる』
『石原裕次郎昭和太陽伝』(佐藤利明)「西部警察」世代が知らない裕次郎がここにいる!!石原裕次郎三十三回忌に娯楽映画研究の第一人者が送る渾身の本格評伝。710ページの大冊。恐れ入りました。スター評伝参考文献2
小学生の頃、まさに“巨人・大鵬・卵焼き”だった自分から見ると、大鵬を脅かす存在となった北の富士と玉の海は敵役だった。1970年5月場所、同時に横綱となった北の富士と玉乃島改め玉の海。彼らに対して横綱としての晩年を迎えた大鵬が最後の意地を見せ、その後しばらく三つ巴の優勝争いが展開した。そして大鵬引退後に訪れた北玉時代。千秋楽の横綱同士の熱戦の後、勝敗の別なく、互いの健闘を称え合うかのようにうなずき合う2人に好感を持った。だが71年秋場所後の玉の海の急死によって北玉時代はあっけなく終わった。もし玉の海が生きていたら、北の富士の横綱としての寿命は確実に延び、2人がしのぎを削るような相撲が見られたはず。そう思うと残念でならない。北の富士といえば、72年初場所、貴ノ花の捨て身の投げに対して、北の富士がついた右手がつ...北の富士、玉の海、大鵬、旭國
【ほぼ週刊映画コラム】『六人の嘘つきな大学生』『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はだまされる快感が味わえる『六人の嘘つきな大学生』『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1454169【ほぼ週刊映画コラム】『六人の嘘つきな大学生』『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』
『夕陽の群盗』(72)ロバート・ベントンの監督デビュー作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7103d8162a11413e83f6b2ab6da60e15「BSシネマ」『夕陽の群盗』
ここのところ、スターたちの評伝を書くことが続いている。その際、参考にした文献を。『任俠映画が青春だった』全証言伝説のヒーローとその時代(山平重樹)60年代から70年代にかけて一大ブームを巻き起こした東映任侠映画の魅力を、関係者から取材した撮影秘話も交えながら再現。『任俠映画のスタアたち』(近代映画・田中雄二)邦画雑誌「近代映画」の記事を基に復刻掲載。高倉健、菅原文太等を通して“任侠映画のスタア”に憧れたあの時代を振り返る。『悪役は口に苦し』(八名信夫)日本を代表する名悪役の波瀾万丈の88年間の歩みを綴った自伝。『任俠映画伝説高倉健と鶴田浩二』上下巻(大下英治)時代劇の東映が危ない!高倉、鶴田の任侠路線に猛進!スターの確執、裏抗争、やくざの面子。霧と闇の中、新作がスタート。『キネマ旬報』2011.5下旬号映...スター評伝参考文献
火野正平を最初に認知したのは、テレビドラマ「飛び出せ青春」(72)の兵藤という足の悪い生徒役。レギュラーではなく、まだ本名の二瓶康一を名乗っていた。それが翌年、NHK大河ドラマの『国盗り物語』(73)で木下藤吉郎(羽柴秀吉)というはまり役を得て大ブレークしたのだから驚いた。秀吉役は何人もの名優が演じているが、火野の秀吉はその中でもトップクラスに入る名演であった。また、「傷だらけの天使」(74)の乾亨役は、当初は水谷豊ではなく火野で決まりかけていたという。火野の亨も見てみたかった気がする。一方、私生活では次々に女性と関係を持ち、プレーボーイとして世間を騒がせる男としても有名になった。当時、中学生だった自分は、特に二枚目でもない火野が何でそんなにもてるのか不思議だったことを覚えている。その後は、「長崎犯科帳」...火野正平逝く
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第7話)
「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1454164【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第7話)
「題名のない音楽会」公開収録(2024.11.18.東京文化会館)司会:石丸幹二、武内絵美指揮:田中祐子、東京フィルハーモニー交響楽団「クリスマス特集」Cocomi(フルート)、カニササレアヤコ(笙)「ミュージカル特集」井上芳雄、屋比久知奈人柄がにじみ出るような、石丸と竹内アナの歌と司会がなかなかよかった。【インタビュー】『太陽とボレロ』石丸幹二https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/92d107c8df1a9851a1400808a0f38f57「題名のない音楽会」公開収録
『スピード』(94)午後のロードショーhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1890e1ffa8465df1b53020aa7ecdd60a「BSシネマ」『スピード』
「人がすることの方が幽霊よりも怖い」「2人がいちゃこらしてるのがかわいい」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1454037【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第7話)
『アサルト13要塞警察』(05)『要塞警察』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/aba603c7db9da1586658d201b73bb69b「午後のロードショー」『アサルト13要塞警察』
「神も仏も何もしない。何かするのは全部人」「土屋太鳳ちゃんの全てに引き込まれる」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1453970【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第4話)
「満塁ホームランの後の打席が重要」「眠れない夜があるなら、起きられない朝があってもいいじゃない」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1453901【ドラマウォッチ】「バントマン」(第6話)
今回のお題は、二つの時代にまたがった『秘境』(46)。小品ながらなかなか面白い。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e5bd2558044e52870ee3e875d2508768ビデオ通話で西部劇談議『秘境』
「金曜ロードショー」『トップガン』『トップガン マーヴェリック』
『トップガンマーヴェリック』(22)SCREENONLINE「豪華すぎるにもほどがある!1986年に日本を騒がせた洋画たち」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/26ac702d12285593f08d3cd00b5b9b95映画検定有志と仲間による2022年映画ベスト10https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0b64c5eb1ec92a6fe3d8dc713f60703e【ほぼ週刊映画コラム】『トップガンマーヴェリック』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d157c0903eff57727a1ab6233698257fトム・クルーズ来日記録https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6abd7f3...「金曜ロードショー」『トップガン』『トップガンマーヴェリック』
【インタビュー】『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』コニー・ニールセン
古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、剣闘士(グラディエーター)として壮絶な戦いに身を投じる男の姿を描いたスペクタクルアクション『グラディエーター』。巨匠リドリー・スコットが監督し、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など5部門を受賞した同作の24年ぶりの続編となる『グラディエーターII英雄を呼ぶ声』が11月15日から全国公開される。本作で主人公となるルシアス(ポール・メスカル)の母ルッシラを前作に続いて演じたコニー・ニールセンに話を聞いた。「ローマの共和制の問題点は、今の世界が直面している数々の問題と重なる部分が多い」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1453697【インタビュー】『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』コニー・ニールセン
『ナイト&デイ』(10)平凡な女性が空港で偶然出会った謎の男は、世界から狙われる超一流のスパイだった…。トム・クルーズ、キャメロン・ディアス共演のスパイアクション。『文化の泉映画でたどる世界遺産』『外国映画男優名鑑』から。『ナイト&デイ』ジャパンプレミアを取材(2010.9.28.:六本木ヒルズアリーナ)「午後のロードショー」『ナイト&デイ』
【ほぼ週刊映画コラム】『グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声』『本心』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はまさかほろりとさせられるとは…24年ぶりの続編『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』デジタル化社会の功罪を鋭く描いた『本心』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1453568【ほぼ週刊映画コラム】『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』『本心』
『コルドラへの道』(59)(1975.9.12.ゴールデン洋画劇場)メキシコ反乱軍に襲われたアメリカの陸軍部隊を、5人の騎兵隊員(バン・ヘフリン、リチャード・コンテ、タブ・ハンター、ディック・ヨーク、マイケル・カラン)が救った。戦闘を見ていたソーン少佐(ゲーリー・クーパー)は、彼らを名誉勲章に推薦する。叙勲のため、また反乱軍を支援し反逆罪に問われた女性ギアリー(リタ・ヘイワース)を軍に引き渡すため、一行はコルドラ基地へ向かうが、途中で反乱軍に馬を奪われてしまう。過酷な道のりに、兵士の心は次第に荒れはじめるが…。メキシコ革命を背景にしたロバート・ロッセン監督の西部劇。クーパーと絡む5人のくせ者たち、崩れた色気を発散するヘイワースが見ものの映画。『軍法会議』(55)や『メリー・ディア号の難破』(59)同様、こ...「BSシネマ」『コルドラへの道』
『ゴジラ』(54)ゴジラ生誕70周年記念上映https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/cdab25e1ea54ad7d8af8021f131b5691「BSシネマ」『ゴジラ』
『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』(2024.10.31.TOHOシネマズ日比谷.完成披露試写会.東和ピクチャーズからの招待)将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺されたルシアス(ポール・メスカル)。全てを失い、アカシウスへの復讐を胸に誓う彼は、マクリヌス(デンゼル・ワシントン)という謎の男と出会う。ルシアスの心の中で燃え盛る怒りに目をつけたマクリヌスの導きによって、ルシアスはローマへ赴き、マクリヌスが所有する剣闘士となり、力だけが物をいうコロセウムでの戦いに参加する。帝政ローマ時代の剣闘士(グラディエーター)を描いた『グラディエーター』(00)の24年ぶりの続編。前作に続いてリドリー・スコットが監督。本作の主人公となるルシアスは、前作でラッセル・クロウが演じたマキ...『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第6話)
「海里がすごく素直になってきたのはほこ美のおかげだね」「ほこ美、サウスポー開眼!」https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1453410【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第6話)
『アンタッチャブル』(87)(1987.10.26.日本劇場)法律=正義ではないテレビシリーズの「アンタッチャブル」はうろ覚えでしかない。従って、ブライアン・デ・パルマがどこまで換骨奪胎を行ったのかは定かでないが、今まで彼に付いて回っていた、“ただのヒッチコックもどき”という評価は払拭されたのではないか。昔ながらのアメリカの正義を真正面から捉えながら、同時に今風のバイオレンス味も加味した盛り上げ方にはなかなかのものがあった。この際、エイゼンシュタインの『戦艦ポチョムキン』(26)の「オデッサの階段」からの戴きは、デ・パルマ流のサービスとして受け取っておこうと思う。この映画は、何より、キャストがいい。まず、禁酒法という一種の悪法が生んだ悪党アル・カポネを、楽しそうに演じたロバート・デ・ニーロの相変わらずの怪...「午後のロードショー」『アンタッチャブル』
『ナバロンの要塞』(61)(1972.10.7.~14.土曜洋画劇場)第2次大戦下、ドイツ軍はナバロン島の砲台によってケロス島を除くエーゲ海の島々を制圧。ケロス島ではイギリス軍兵士2000人が孤立していた。ドイツ軍の攻撃が1週間後に迫る中、連合軍は砲台を破壊するため、登山家のキース・マロリー(グレゴリー・ペック)をはじめとする特別部隊を送りこむが、彼らには次々に危機が降りかかる…。アリステア・マクリーンの傑作冒険小説をJ・リー・トンプソン監督が映画化した戦争映画の名作。アカデミー特殊効果賞受賞。ペックを中心に、デビッド・ニーブン、アンソニー・クイン、スタンリー・ベイカー、リチャード・ハリス、アンソニー・クエイル、ジェームズ・ダーレン、イレーネ・パパスらが共演。冒険戦争映画としてのスペクタクルな面白さに加え...「BSシネマ」『ナバロンの要塞』
「だから一緒にいればいいんだよ」「左右馬先生の優しさが伝わる温かい回だった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1453303【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第6話)
『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』(2024.011.9.オンライン試写)真面目な税務署員の熊沢二郎(内野聖陽)は、天才詐欺師の氷室マコト(岡田将生)の巧妙な詐欺に引っかかり大金をだまし取られてしまう。熊沢は、親友で刑事の八木(皆川猿時)の助けで氷室を探し出したが、氷室は熊沢にある提案をする。それは熊沢が部下の望月(川栄李奈)と共に追っている権力者の橘(小澤征悦)を詐欺にはめ、彼が脱税した10億円を納税させるので、その代わりに自分を見逃してほしいというものだった。熊沢は犯罪の片棒を担ぐことに戸惑いながらも、橘へのある復讐のため、氷室と組むことを決意。2人は癖者ぞろいのメンバーによる詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成し、壮大な税金徴収ミッションに挑む。『カメラを止めるな!』(17)の上田慎一...『アングリースクワッド公務員と7人の詐欺師』
「今回は杉咲花がかわい過ぎた」「毎回いづみさんが誰だか分からなくなる演出がすごい」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1453197【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第3話)
「中日愛を語るシーンだけでいいドラマに見えてきた」「バントじゃなくてたまにはホームラン狙いにいきましょうよ」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1453188【ドラマウォッチ】「バントマン」(第5話)
『六人の嘘つきな大学生』(2024.11.6.東宝試写室)大手エンターテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用の最終選考に残った6人の就活生への課題は「6人でチームを作り、1か月後のグループディスカッションに臨むこと」だった。全員での内定獲得を夢見て万全の準備で選考日を迎えた6人だったが、急に「残るのは1人だけ。その1人は皆さんで決めてください」という課題の変更が通達される。会議室という密室で、共に戦う仲間から一つの席を奪い合うライバルとなった彼らに追い打ちをかけるかのように、それぞれに当てた6通の怪しい封筒が発見される。そして次々に暴かれていく、6人のうそと過去の罪。互いが疑心暗鬼になる異様な雰囲気の中、犯人と1人の合格者を出す形で最終選考は幕を閉じる。悪夢の最終選考から8年がたったある日、スピラリ...『六人の嘘つきな大学生』
『海峡』(82)(1982.11.4.有楽座)健さんのストイックに耐える姿はいささか食傷気味である。この映画で感動を覚えたのも青函トンネルの貫通シーンぐらいのもので、後はひたすら耐える健さんと、それを陰ながら慕い続ける吉永小百合の姿を延々と見せられるのだから、もう勘弁という感じになるのだ。森谷司郎監督は、『八甲田山』(77)の成功以降、『漂流』(81)そしてこの映画と、自然に立ち向かう人間の姿をテーマにしているにも関わらず、スペクタクルの中で人間を描き切れずに空回りの大作を連発している感がある。そこにいつもながらの健さんの姿を置かれれば、見る側は「あーまたか…」という気分になる。単純に夢を成就させた男の姿として見ればいいのかもしれないが、主人公がかっこよ過ぎて違和感を覚える。また、脇役の描き方の失敗も大き...「BSシネマ」『海峡』
『南極物語』(83)(1983.9.12.日比谷映画)南極大陸に残された兄弟犬タロとジロと越冬隊員が1年後に再会する実話を基に創作。自然の力、南極の美しさや怖さ、そして犬たち…。これらは確かによく撮れているし、一見の価値はあるのだが、映画全体から見ると、もう一つ心に迫ってくるものがなかった。良く言えば、『キタキツネ物語』(78)を撮った蔵原惟繕独特の世界と言うこともできるのだが、どちらも人間が欠落しているのだ。高倉健(例によって、寒いところでのストイックな演技、ご苦労様)、渡瀬恒彦らが大熱演しているのは間違いない。だが、例えば、『マタギ』(82)で描かれた自然や動物と人間との関係、『八甲田山』(77)における自然対人間の、人間の部分が、この映画からは浮かび上がってこない。確かに、犬たちは見事な演技?を見せ...「BSシネマ」『南極物語』
【ほぼ週刊映画コラム】『レッド・ワン』『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はまさかほろりとさせられるとは…サンタクロースが誘拐された!『レッド・ワン』シリーズ最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1452857【ほぼ週刊映画コラム】『レッド・ワン』『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
『本心』(2024.7.26.アスミック・エース試写室)近未来、工場で働く石川朔也(池松壮亮)は、同居する母の秋子(田中裕子)から「大切な話をしたい」という電話を受けて帰宅を急ぐが、豪雨で氾濫する川べりに立つ母を助けようと川に飛び込んで昏睡状態に陥る。1年後に目を覚ました朔也は、母が“自由死”を選択して他界したことを知る。勤務先の工場はロボット化の影響で閉鎖しており、朔也は激変した世界に戸惑いながらも、カメラを搭載したゴーグルを装着して遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」の仕事に就く。ある日、仮想空間上に任意の“人間”を造る「VF(バーチャル・フィギュア)」の存在を知った朔也は、母の本心を知るため、開発者の野崎(妻夫木聡)に母のVF造りを依頼する。その後、母の親友だったという三好(三吉彩花...『本心』
『レッド・ワン』(2024.11.5.ワーナー神谷町試写室)クリスマスイブの前夜、コードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロース(J・K・シモンズ)が何者かによって誘拐された。心優しくマッチョなサンタクロース護衛隊長のカラム(ドウェイン・ジョンソン)は、サンタの存在を信じない世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャック(クリス・エバンス)と手を組み、サンタ救出のために世界中を飛び回る。だが、彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用してある恐ろしい計画を企てていた。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(17)『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(19)のジョンソンとジェイク・カスダン監督が三度タッグを組んだアクションアドベンチャーコメディー。例えば、クリスマスを信じない男が主人公のチャールズ・ディケン...『レッド・ワン』
第37回東京国際映画祭 審査員特別賞『アディオス・アミーゴ』
第37回東京国際映画祭。グランプリは吉田大八監督、長塚京三主演の『敵』。審査員特別賞にコロンビア製のマカロニウエスタンともいうべき『アディオス・アミーゴ』が選ばれたのは喜ばしい。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/532993018ce4b4ca971367dacdbb2cb7第37回東京国際映画祭審査員特別賞『アディオス・アミーゴ』
『ハムナプトラ2黄金のピラミッド』(01)(2005.4.10.日曜洋画劇場)『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(99)の続編。リック(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(レイチェル・ワイズ)は結婚し、アレックスという息子が新たなキャラクターとして加わった。ある日、一家は遺跡から黄金のブレスレットを発見。アレックスがそれを身に着けたところ、黄金のピラミッドの場所が映し出されるが、呪いでブレスレットが外れなくなってしまう。彼らがブレスレットの謎を探ろうと大英博物館に行くと、倒したはずのイムホテップ(アーノルド・ボスルー)が復活したことを知る。さて、この映画のルーツは大昔のボリス・カーロフ主演の『ミイラ再生』(32)。カーロフこそがフランケンシュタインの怪物とミイラ男のイメージを決定付けたのだ。それにしてもス...「午後のロードショー」『ハムナプトラ2黄金のピラミッド』
『駅STATION』(81)(1981.10.1.東洋現像所・技術検討試写会)この映画はいささか期待外れだったと言わねばならない。それは、主演・高倉健+脚本・倉本聰+監督・降旗康男という『冬の華』(78)のトリオに加えて、木村大作が撮影を担当すると聞いて、一体どんな映画になるのかという期待が大き過ぎたのかもしれない。この映画は、3つの時代に分けた一種のオムニバス形式なのだが、散漫な印象を受け、上映時間がとても長く感じた。例えば、最初の1968年の話で、射撃でオリンピック出場を目指す主人公の三上英次の苦悩とマラソンの円谷幸吉の自殺をダブらせるシーンでは、有名な円谷の遺書を挿入しているが、後に何も続かず、それっきりで終わってしまう。次の76年の殺人犯・吉松五郎(根津甚八)と妹のすず子(烏丸せつこ)、三上と飲み...「BSシネマ」『駅STATION』
【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第5話)
「前に進まなきゃいけない時は私があなたを殴ります」「奈緒さんのボクシング、構える角度や踏み込みがうまくなってきている」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1452692#google_vignette【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」(第5話)
『シコふんじゃった。』(92)相撲は際物でも、単なるスポーツでもないhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2eec70c151635bf89258350deb0b8848「BSシネマ」『シコふんじゃった。』
楳図かずおの漫画は主に小学生から中学生の頃に読んだ。『ウルトラマン』『少年マガジン』(66~67)『猫目小僧』『少年画報』など(68~76)『おろち』『週刊少年サンデー』(69~70)『漂流教室』『週刊少年サンデー』(72~74)その中で一つ挙げろと言われたら迷わず『アゲイン』『週刊少年サンデー』(70~72)を推す。元大工の主人公・沢田元太郎は65歳。偶然若返りの薬「アゲイン」を風邪薬と間違えて飲んで少年に若返りし、夕陽ヶ丘高校に入学して波乱を巻き起こす。後に楳図の代表作となる「まことちゃん」が元太郎の孫として登場する。シュールなギャグをちりばめながら、男女や老人についての問題の核心を描いていた。元太郎の年に近くなった今読んだら身につまされてしまうだろうか。『漂流教室』(1987.7.23.有楽町シネマ...楳図かずお『アゲイン』『漂流教室』
映画『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』東京国際映画祭来日スペシャルトークイベントが4日、東京都内で行われ、来日した出演者のポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、コニー・ニールセン、フレッド・ヘッキンジャーが登壇した。ポール・メスカル「リドリー・スコットは、どの瞬間にもアドレナリンを与えてくれる監督」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1452621『グラディエーターⅡ』トークイベント
「まさに横溝正史の世界だな」「北乃きいさんがとてもよかった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1452561【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第5話)
『トレイン・ミッション』(18)この列車はやばいぜ!https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/59dc2cd81a7576341554166a64a460e3通勤電車を舞台にした至極のサスペンスhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/cbdf9e92125e9be16498381d93953223「午後のロードショー」『トレイン・ミッション』
『北北西に進路を取れ』(59)(1973.12.20.木曜洋画劇場)逃げ場のない恐怖を上手に映画にした『淀川長治の証言20世紀映画のすべて』から『外国映画男優・女優名鑑』から『逃走迷路』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e0b39d1f8146c573e6ee24c9c6bd44ed「ヒッチコック・フェスティバル」からhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3accc015be853b44bf5dd26904687f5a「BSシネマ」『北北西に進路を取れ』
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』衣装展 「ゴジラポスター展」
『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』のコニー・ニールセンにインタビュー。折よく。東京ミッドタウン日比谷アトリウムB1で『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』衣装展をやっていた。ポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、コニー・ニールセン、フレッド・ヘッキンジャーが本編で着用した衣装を展示していた。日比谷シャンテでは「ゴジラ・ストア日比谷シャンテ出張所」が開催され、「ゴジラポスター展」も併設されていた。『グラディエーターII英雄を呼ぶ声』衣装展「ゴジラポスター展」
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1452513【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第2話)
『植村直己物語』(86)(1986.7.8.日本劇場)世界的冒険家・植村直己の半生と夫婦の愛を描く伝記ドラマ。監督・佐藤純彌、脚本・岩間芳樹、撮影・並木宏之、阿久津悦夫、音楽・村井邦彦、ウィリアム・アッカーマン、ウィンダム・ヒル。映画を見る前は、また『南極物語』(83)のような、スタッフ、キャストの労をねぎらう“ご苦労さん映画”なのかなと思っていたのだが、そうした先入観を見事に打ち破られた。植村直己という一人の男と自然との異常とも思える関わり方は、確かにスペクタクルの一つとして見せられるのだが、その裏で、日常生活ではむしろ凡人であり、落ちこぼれでもあったという、植村の弱点を同時にみせることによって、偉人でも超人でもない、一人の人間としての魅力を引き出すことに成功しているし、山や極地での危険な冒険にしか生き...「BSシネマ」『植村直己物語』
「鈴木伸之のコスプレとバッティングを見るドラマ」「今回も優しく熱いバントでした」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1452500#google_vignette【ドラマウォッチ】「バントマン」(第4話)
江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる中で起こった戊辰戦争を背景に、罪人たちが新発田藩の命令により決死の任に就く姿を描いた時代劇アクション『十一人の賊軍』が11月1日から全国公開された。本作の白石和彌監督と、新発田の地を守るため罪人たちと共に戦場に赴く剣術道場の道場主・鷲尾兵士郎を演じた仲野太賀に話を聞いた。「見ている人にとって、兵士郎が自己投影できるような役になるといいのかなと思いました」仲野太賀「この映画を見て仲野太賀みたいな役者になりたいと思う人が絶対に出てくると思います」白石和彌監督https://tvfan.kyodo.co.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/1452439【ほぼ週刊映画コラム】『アイミタガイ』『十一人の賊軍』https://blog.goo.ne....【インタビュー】『十一人の賊軍』白石和彌監督、仲野太賀
中條ていの連作短編集を基に、親友を失った女性を中心に思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇『アイミタガイ』が、11月1日から全国公開された。本作の草野翔吾監督と主人公・梓の恋人・澄人を演じた中村蒼に話を聞いた。「この映画が見た人にとって突っ張り棒みたいな存在になったらうれしい」「一見交わりそうもない人たちが、だんだんと点が線になっていく感じが面白い」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1452268【インタビュー】『アイミタガイ』草野翔吾監督、中村蒼
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週は先達の思いを引き継いだ2本思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇『アイミタガイ』仲野太賀が随一の活躍を見せる集団抗争時代劇『十一人の賊軍』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1452140【ほぼ週刊映画コラム】『アイミタガイ』『十一人の賊軍』
『エル・ドラド』(66)『リオ・ブラボー』の設定を踏襲https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3a0bcd37e1e7f4111f1dfecefab1aa36「BSシネマ」『エル・ドラド』
『おとなのデジタルTVナビ』2024.12月号「没後10年高倉健の世界」
『おとなのデジタルTVナビ』(2024.12月号)「没後10年高倉健の世界」劇場へ行こう!」(新作映画紹介)「BS松竹東急」(放送映画)『おとなのデジタルTVナビ』2024.12月号「没後10年高倉健の世界」
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『コーダあいのうた』(21)女性監督による2本の佳作https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/26f5bd475228c178aab790f79b810599「BSシネマ」『コーダあいのうた』
菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りの中、やっとつかんだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、最後は出演を拒否してしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯を懸けて追い求めたものは一体何だったのか。名優の内面に迫る評伝。最近、高倉健の没後10年、鶴田浩二の生誕100年ということで短い評伝を書いたのだが、その際、菅原文太も没後10年だから健さんと並べて…という案が出たのだが、調べてみると2人はタイプが違うし、東映での活躍の時期もずれるので並べて書くのは難しいとなった。しかもインタビューで健さんのことは嬉々として語った八名信夫や谷隼人も、文太さんについてもと水を向けると急に口が重くなった。という...『飢餓俳優菅原文太伝』(松田美智子)
丸ノ内線の駅構内で「丸ノ内線・ゴジラ70周年記念東京メトロオリジナル24時間券」のポスターが目についた。でも『キングコング対ゴジラ』(62)で丸ノ内線を襲ったのはコングの方だったぞ。「丸ノ内線・ゴジラ70周年記念東京メトロオリジナル24時間券」
インタビューの関連で久しぶりにテレビ版「二百三高地愛は死にますか」(81)の方を再見した。『二百三高地』(80)(1980.9.7.蒲田トーエイ)『思えば遠くへ来たもんだ』と『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花』(蒲田ロキシー)からはしごをして、久しぶりに1日に3本も映画を見た。しかもこの映画は3時間余り。きっと途中で飽きるだろうと高をくくっていたのだが、思わず引き込まれてしまった。見る前は、なぜ今時日露戦争下の肉弾戦を映画化したのかという疑問があり、それは最後まで引っかかったのだが、この映画は平板の戦争映画とは一味違っていた。それは、戦争を国家的な人物(明治天皇(三船敏郎)、伊藤博文(森繫久彌)、乃木希典(仲代達矢)、児玉源太郎(丹波哲郎)…)とわれわれ庶民の両極から描いている点だ。普通の戦争映画は、戦...『二百三高地』
「『フィールド・オブ・ドリームス』みたいだったな」「社長がプロ野球球団を作るって…」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456997#google_vignette【ドラマウォッチ】「バントマン」(第10話)
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はいじめや差別、それに対する無償の愛の普遍性を描いた『ホワイトバードはじまりのワンダー』人間の体内の細胞たちを擬人化した『はたらく細胞』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1456635【ほぼ週刊映画コラム】『ホワイトバードはじまりのワンダー』『はたらく細胞』
『騎兵隊』(59)『騎兵隊』上映会https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5e0f411cf80ff623078d945ec7463acc「BSシネマ」『騎兵隊』
人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化した『はたらく細胞』が12月13日から全国公開される。原作漫画とスピンオフ漫画を基に、ある人間親子の体内世界で働く細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く本作で、人間親子の娘・日胡を演じた芦田愛菜に話を聞いた。「細胞たちに心からありがとうって言いたくなるような作品です」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1456382【インタビュー】『はたらく細胞』芦田愛菜
『隠し砦の三悪人』(58)戦国時代、秋月家の武将・真壁六郎太(三船敏郎)は、生き残った雪姫(上原美佐)と隠し砦に潜んでいた。六郎太たちは、一獲千金をもくろむ農民の太平(千秋実)と又七(藤原釜足)に軍用金の黄金を背負わせて敵陣を突破し、友好国へ逃げ込もうとするが…。次々にふりかかる絶体絶命の危機を大胆に切り抜けていくハラハラドキドキの大脱出劇。『スター・ウォーズ』(77)のジョージ・ルーカスをはじめ、多くの映画作家に影響を与えた、黒澤明監督の傑作時代劇。佐藤勝の音楽も素晴らしい。(94.11.)もはや新たに書くことなどないと思うほど、もう何度も見ているというのに、またしても面白かった。これは一体どういうことなのだ。ところで、今回は、レナード・マルティンの『MOVIESGUIDE』で、この映画についての「三船...「BSシネマ」『隠し砦の三悪人』
「皆が一歩前に踏み出せたエンディングでよかった」「殴る方法っていろいろあるんだと分かった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456477【ドラマウォッチ】「あのクズを殴ってやりたいんだ」第10話(最終話)
「うそが分かるってことは、本当が分かるってことでしょ」「もう凶悪犯とか、男女のドロドロとかいらない」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456375【ドラマウォッチ】「嘘解きレトリック」(第10話)
『ノア約束の舟』(14)【映画コラム】自然の脅威にさらされた人間を描く『ポンペイ』と『ノア約束の舟』https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/800965/2「午後のロードショー」『ノア約束の舟』
「海に眠るな進兄。起きて家へ帰って」「いづみさんが鉄平の思いや消息を知る展開があると信じている」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1456242【ドラマウォッチ】「海に眠るダイヤモンド」(第7話)
『トレマーズ』(90)今の時代の西部劇https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6eb690248ff9fa7e817918363ce66f42「午後のロードショー」『トレマーズ』
「元祖バントマンは佐野史郎さんだった」「人は誰かの犠牲精神によって生かされているんだ」https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1456216【ドラマウォッチ】「バントマン」(第9話)
中山美穂といえばやはりこの映画になる。『LoveLetter』(95)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3b4d1fc09d00ddd18310d37f9a473e23『青春18×2君へと続く道』台湾ではこの映画はとても人気があるらしい。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4800c4a5b73c6dc4f926d0a67ea9eb36中山美穂『LoveLetter』
モアナが壮大な冒険の末に故郷の島を救ってから3年。人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナは、人々の絆を取り戻すため立ち上がることを決意。風と海をつかさどる半神半人のマウイや島の新たな仲間たちと共に危険に満ちた冒険の旅に出る。海に選ばれた少女モアナが繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメーション・スタジオによる長編ミュージカル・アニメーション『モアナと伝説の海』(17)の続編『モアナと伝説の海2』が12月6日から全国公開される。本作の日本語吹き替え版で、モアナと共に旅に出るモニを演じた小関裕太に話を聞いた。「仲間がいるからこその楽しい歌や仲間の温かさをこの映画から感じてほしいと思います」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/intervi...【インタビュー】『モアナと伝説の海2』小関裕太
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週はミュージカルアニメの続編『モアナと伝説の海2』人気シリーズの完結編『劇場版ドクターX』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1455863【ほぼ週刊映画コラム】『モアナと伝説の海2』『劇場版ドクターX』
『アナと雪の女王2』(19)なぜ、エルサに魔法=力が与えられたのかhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7dd0368c85d090926f2b7ba2022f7133「金曜ロードショー」『アナと雪の女王2』
『裸の拍車』(53)ユニークなロードムービーhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6de5dcc4afabc4f478a253f89ed8ab8d「BSシネマ」『裸の拍車』
『名盤ドキュメント』は「年下の男の子」と「春一番」の制作の舞台裏を、録音原盤のマルチ音声を聴きながら、ディレクターの松﨑澄夫、作曲家の穂口雄右、ギタリストの水谷公生、マネージャーの篠崎重らが、キャンディーズ(伊藤蘭、田中好子、藤村美樹)のアイドルを超えた、高い音楽性や声の魅力ついて証言する。穂口が「彼女たちはアイドルではなく一流のコーラスグループだった」と証言していたが、なるほどその通りだと思った。『伝説のコンサート“わが愛しのキャンディーズ”リマスター版』は、解散コンサート(1978年4月4日)や、NHK秘蔵の映像で構成した特集番組。2つ合わせておよそ2時間半あったのだが、曲を聴きながら自分の中学から高校時代を思い出し、懐かしさのあまり一気に見てしまった。これまでランと娘の趣里とはあまり似ていないと思っ...キャンディーズ特集『名盤ドキュメント』『伝説のコンサート“わが愛しのキャンディーズ”リマスター版』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は異民族が暮らすロンドンを舞台に描いたラブストーリー『きっと、それは愛じゃない』映画好きなら思わずニヤリとさせられる『枯れ葉』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1415819【ほぼ週刊映画コラム】『きっと、それは愛じゃない』『枯れ葉』
『明日に向って撃て!』(69)ビデオ通話で西部劇談議https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d181d2ae2c2593af8e6ac4cf73a058b8「BSシネマ」『明日に向って撃て!』
『マーベルズ』(2023.12.14.TOHOシネマズ六本木)アベンジャーズ最強ともいわれる女性ヒーロー、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)を主人公にしたシリーズ第2弾。監督は女性のニア・ダコスタ。キャプテン・マーベルが、アベンジャーズオタクで高校生ヒーローのミズ・マーベル(イマン・ベラーニ)と、宇宙ステーションに所属する敏腕エージェントのモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)とチームを結成する。サミュエル・L・ジャクソン扮するニック・フューリーも登場する。試写を見逃がし、ムビチケを頂いたのだが、結局公開最終日になってやっと見た。それは、マーベル映画はもう結構と思うところもあるからだ。前作の『キャプテン・マーベル』(19)からコロナ禍を挟んで4年後の続編ということで、前作の記憶がおぼろげになっているのに...『マーベルズ』
『スパイ・レジェンド』(14)コスナー、ブロスナン、80年代スターの復活『ドラフト・デイ』と『スパイ・レジェンド』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c4ae540d0a56c52f759c0056e61c6d16「午後のロードショー」『スパイ・レジェンド』
『めまい』(58)「妖艶な美女が観てみたい」キム・ノバクhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/754f3c9be228401cdcee37d2ef9add6c「ヒッチコック・フェスティバル」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3accc015be853b44bf5dd26904687f5a『マーニー』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b75c46c85768e8338d8862c27b384d51タイトル・デザイン、ソール・バスhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a3367add18ff10ee6d61a4bd7f99a4cb『めまい』から影響を受けた映画『アーティスト』https://...「BSシネマ」『めまい』
国民のどんな願いもかなうという魔法の王国ロサス。少女アーシャは、王国に隠された恐ろしい事実を知り、マグニフィコ王に挑むが…。ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念の最新アニメーション映画『ウィッシュ』が12月15日から全国公開される。本作の監督を務めたクリス・バックとファウン・ヴィーラスンソーンに話を聞いた。「ディズニーファンである私たちが、ディズニーファンである観客向けたラブレター」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1415578『ウィッシュ』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/421c2e99144f9d073b8dba8b86e00c14【インタビュー】『ウィッシュ』クリス・バック監督、ファウン・ヴィーラスンソーン監督
『チャーリーとチョコレート工場』(05)の誕生秘話が明かされるファンタジー超大作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が12月8日から全国公開された。本作の完全吹替版で、ウンパルンパ(ヒュー・グラント)の声を吹き替えた松平健と、警察署長(キーガン・マイケル・キー)役のチョコレートプラネット・長田庄平、神父(ローワン・アトキンソン)役の同・松尾駿に話を聞いた。「この映画を見て、皆さんも夢を見てください」https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1415612【インタビュー】『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』松平健&チョコレートプラネット
国立映画アーカイブで展覧会「和田誠映画の仕事」を見る。一昨年、東京オペラシティアートギャラリーで開催された「和田誠展」に比べれば規模は小さく、重複しているものも多いが、映画関連に限定した点では見やすい感じがした。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/10e123fda0d79bd4c3eff210e645f3cd『独裁者』アメリカ映画史講座チャップリンの歩みアメリカ映画史講座西部劇アメリカ映画史講座トーキーの誕生アメリカ映画史講座ギャング・エイジジョン・フォードキネマ旬報『七人の侍』キネマ旬報個展「OSCARⅡ」『シンドラーのリスト』『ペーパー・ムーン』『夜の大捜査線』『王様と私』『真昼の決闘』『アパートの鍵貸します』『道』『巴里のアメリカ人』『羅生門』『スティング』『ゴッドフ...「和田誠映画の仕事」
『エデンの東』(55)午前十時の映画祭https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9ee4f61785e2ed260f2bc467849ef3ce『東京暮色』(五反田)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7e5dbf1237deaf82faf7de898d758917「BSシネマ」『エデンの東』
『東京物語』(53)『山田洋次監督が選んだ日本の名作100本家族編』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4a79a6cbddeece8699a718f7bb5024f1東京の街歩きや歴史を紹介する番組https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fecb7183b91bebca9c4e1b2840161cc5「BSシネマ」『東京物語』
Netflix映画『REBELMOON』の来日記者会見が11日、東京都内で行われ、ザック・スナイダー監督、出演者のソフィア・ブテラ、ペ・ドゥナ、エド・スクライン、プロデューサーのデボラ・スナイダーが出席した。https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1415412『REBELMOON』来日記者会見
「部員たちと監督の全員が輝いている回だった」「まさかマー君出てくるとは思わなかった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1415293「下剋上球児」(第9話)
『グレムリン』(84)「金曜ロードショー」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b916e61f24171708f42c4c21af7953cf「午後のロードショー」『グレムリン』
『ローマの休日』(53)「ちゃんと観たことありますか?」オードリー・ヘプバーンhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f64acdf38588e036985f3da44701ca89「映画タイトル!大ヒットの法則」『ローマの休日』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1dd5b2e9ed04d020a68600579b4474a9「BSシネマ」『ローマの休日』
ロサンゼルス・エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平が、ロサンゼルス・ドジャースと合意したと発表した。破格の年俸はともかく、チーム力、けがのケアなどを考えると、順当な選択だと思う。「ホームラン・ブギ」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f998b3a0125f2daca6476ba11b8a915a大谷翔平ホームラン王を獲得https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/14094225a4fc66cc769f2eb5a896457eドジャースの本拠地であるドジャースタジアムは一度だけ訪れたことがある。2001年6月20日、午後4時過ぎ、ロス在住の友人がホテルに到着。チャイナタウンで軽く食事をした後、友人が運転する車でドジャースタジアムに向う。車は軽いいろは...大谷翔平、ドジャースへドジャースタジアムの思い出
『おとなのデジタルTVナビ』(2024.1月号)「劇場へ行こう!」(新作映画紹介)「BS松竹東急」『おとなのデジタルTVナビ』2024.1月号
『ある愛の詩』(70)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f649c3c1d9c6cec4d8d6fc9abedca516『夕陽の挽歌』(71)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2674e1eb0d4a3715255d9aab514fb578『おかしなおかしな大追跡』(72)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/847dff0162c98daab733bde273ed2912『ペーパー・ムーン』(73)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/fcf86a15a353f8f85f009106178fb6e6『バリー・リンドン』(75)https://blog.goo.ne.jp/tanar61...ライアン・オニールの出演映画
今回のお題は、サム・ペキンパー・フォード監督の『昼下りの決斗』(62)。ガンマンと西部劇俳優へのレクイエムhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f14113d05f80fedff0458bb913cae3f8ビデオ通話で西部劇談議『昼下りの決斗』
このところ、朝ドラ「ブギウギ」で趣里が歌った「ラッパと娘」(作詞・作曲:服部良一)が耳について離れない。この曲は笠置シヅ子のデビュー曲で昭和14(1939)年に発表されたもの。調べてみると、もともとの発想は、ハリウッド映画『画家とモデル』(37)で、コメディエンヌでシンガーでもあったマーサ・レイと、サッチモことルイ・アームストロングが掛け合いをする「パブリック・メロディー・ナンバー・ワン」から得たものだったという。「ラッパと娘」は、笠置のまるで黒人シンガーを思わせる歌いっぷりが圧巻で、笠置と掛け合う斉藤広義のトランペットをはじめ、バックの演奏も素晴らしい。とにかくすごい曲だ。何かの映画で使われてはいないかと思って探してみたら、あった。それが、戦後の昭和23年に笠置が出演した『舞台は廻る』(48)で、監督は...「ラッパと娘」『舞台は廻る』