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秋吉敏子を取り上げたドキュメンタリー番組は、 目についた限り視聴し、その都度、深い感動と昂奮に包まれる。 今回もまた、液晶テレビの画面の前で、泣いてしまった。 なんて、素敵な人間なんだろう。同じ日本人として、 なぜかしら、誇らしげに感じてしまう。Yeaaaaah! 僕の妻は、僕の音楽に対し、頗る厳しく、 「あなたのは音楽ではない、音楽というのは、 モーツァルトやビル・エバンスのようなのが音楽なの」と宣う。 極論ではあろうが、ま、正論でもありませう。 だが、しかし。モーツァルトやビル・エバンスを引き合いに出され、 それでも尚、私がやってるは音楽であると、断言できる音楽家が、 いま地球上に何人いますか、百人に満たないであろう。 その百人に満たないうちの一人が、秋吉敏子である。 音楽をやっている人間に対しては、大概、 あなたにとって音楽とはの問いが発せられ、 私の全てですなんて答えが返されるのだが。 秋吉敏子は、違うのだ。 ジャズにとって私とはの命題を発し、全身全霊を懸け、 遂に、ジャズに自分を認めさせた。モノホンの音楽家、ですね。 敗戦国の国民として満州から引き揚げ、 一家を扶けるために、幼い頃から習い覚えたピアノ、 その技量だけを頼りに、進駐軍のクラブへピアニストとして赴き、 ジャズに出会い、ジャズに心奪われ、女だてらにジャズマンとして、 生きて行くと心に誓う。引き揚げ地の九州から東京、そしてNYへ。 おかしくて笑う朝もあったろう、 かなしくて背く昼もあったろう、 うれしくて酔う宵もあったろう、 くやしくて泣く夜もあったろう、 トシコ・アキヨシのジャズには、 トシコ・アキヨシの人生が、刻印されている。 代表作『孤軍』も、『ロング・イエロー・ロード』も、 自らの人生を重ね合わせたものだ。秋吉ジャズの説得力の所以である。 #
by blog-blues
| 2024-05-13 00:28
| 音楽狂室
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最早、訪う人も稀なガラパゴスと化した拙ブログへ、有り難いことに、 今も、足を運んでくださる古くからの常連読者の一人である、 「ペガサス・ブログ版」より、前々回のエントリ記事、 コメントを頂いたので、関連記事をUPしたい。 僕は、筋金入りの古参党員でありながら、 安保容認、自衛隊容認へと踏み出した、松竹氏の安保論こそ、 日本国憲法を護り抜くリアルな思量だと思う。 安保破棄、自衛隊解消では、到底国民の支持を得られず、 徒らに軍拡論に勢いと説得力を与えることになると考えるから。 僕自身の安保・外交の考えは、故大平正芳総理が提唱した、 「ハリネズミ国家・全方位外交」コレですね。 憲法9条は、戦勝国米国による敗戦国日本に対する、 恒久的武装解除だったと、僕は、考えている。 なぜ米国は、そうしたのか。 軍民一体となった日本が、死に物狂いで戦ったからだ。 米国は怖かったというか、不気味だったと思う。 日本の戦法は、特攻と玉砕ですよ。とても僕にはできない。 こんなファナチックな民族に武器を持たせたらとんでもないと、 実際に戦火を交えた米国は、心の底から感じ入ったのだと思う。 徒や疎かにする自民党安倍派、その後ろ盾である日本会議こそ、 国賊であろう。奴らを通すな。 ところが、その米国が掌返し、日本に再軍備を強要した。 それに対し、時の宰相吉田茂は、全知全能を振り絞り突っぱねた。 勿論、戦勝国の強要に敗戦国が、ゼロ回答など有り得るはずもない。 そこで生まれたのが、自衛隊である。なんと美しい存在であろうか。 内実は、軍隊に相違ない。然るに、自衛隊と強弁する。 世界中の軍隊が、自衛隊になればいいのですよ。 さすれば、自衛隊さえも不要となる。その時その日まで、 自衛隊よ永遠なれ。 自衛隊を自衛隊に留め置く、それが、目下の焦眉であり、 日米安保一辺倒の岸田政権は、非常に危ういと思う。 松竹氏の深慮を安保容認、自衛隊容認と問答無用で切り捨てる、 共産党の安保・外交政策って、一体どういうものなのか、 開陳してほしい。ま、開陳できないでしょうね。 だからこその問答無用であろう。そんな政党に、 僕の一票は託せない。シン・共産党を待望する所以ですね。 #
by blog-blues
| 2024-04-17 13:00
| ニュースの時間
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自分史上最高だと思っていた、 2021年発表の『天井桟敷の歌々』を上回る続編、リリースしました。 本作は、ぬ、ぬあんと、DTMではありますが、 ジャズのピアノトリオ、クァルテットをバックに、 一休宗純の一首をモチーフとしたファーストナンバーから、 結婚式の鉄板ソング中島みゆき『糸』に勝るとも劣らぬ、ホントだってば! 告別式にこそ歌われたいラストナンバーまで、全5曲。 ブルージーに演唱しているのであります。 このアルバムの面白さに気がつかねえようじゃ、 お前さんの前だが少々恐れ入ったね。なんてね。 前作同様、まったくのデモ音源であり、非販品なのですが、 「BLOG BLUES」読者限定ってことで、今回も特別頒布します。 要らね、なんて言いっこなしよ。 頒布ご希望の方は、ジャケット裏面に記載されている、 僕が主宰している企画制作の個人事務所「スルーパス」のアドレス、 [email protected] 宛まで、メールでお申込みください。 全国どこでも送料込みで、1枚1500円にて頒布します。 お支払いはCD到着後、同封の「払込取扱票」をご利用になり、 最寄りの郵便局(ゆうちょ銀行)で、払込んでください。 1500円+払込み手数料です。ごめんなさい、手数料はご負担願います。 よろしく! #
by blog-blues
| 2024-03-13 10:30
| 音楽狂室
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僕は、松竹氏には「シン・共産党」結成を期待していたのだが。 氏は、あくまで「ゲン・共産党」に非を認めさせ、党へ復帰し、 おお、それって、宮本顕治が徳田球一から党権力を奪取、 暴力革命から民主革命へ方針転換した、党史に倣うものですね。 好いじゃないか、徹底的に闘ったら好い。 「ゲン・共産党」が、いかに全体主義的政党か、 民主主義とはほど遠い政党か、白日の下に曝せば好い。 その闘いには、きっと明日が、ある。 田村智子新委員長って、あなた方が、自分たちの総意で、選んだんですか。 違うでしょ、今日からタムトモって、党中央に勝手に決められたんでしょ。 それを民主集中制っていうのなら、そんなもん、 はっきり言って、専制じゃんか。独裁じゃんか。 しゃんしゃん拍手し承認って、自分ってものがないの、 それで、国民の支持が得られると思ってるの、思ってないよね。 権力の横暴に対しては、時には、命をも賭けて闘う。 それが、共産主義者ってものなんじゃないんですか。 松竹氏の除名処分と、それに続く一連のバッシングは、 明らかに権力の横暴である。これを見過ごすような党員は、 草の根にはいないと、僕は、信じたい。 なぜ、韓国の民衆が、軍事政権を打倒し民主国家を打ち立て得たか。 光州事件で、軍事政権の横暴に、民衆が銃を取って、闘ったからだ。 銃を取れとは、言わないよ。銃なんて持ってないし、必要ないもん。 ただただ、志位前委員長の松竹氏への除名処分決定は間違っていた、 それを、おずおずと慎ましく、やんわり指摘した大山代議員に対し、 居丈高に難詰した田村新委員長の言動は、パワハラであった、と。 ただそれだけのことに対して、声を、上げることだよ。 たったそれだけのことさえできないの。そんな臆病者に、卑怯者に、 どうして民主革命が担えるんだ、担えるはずがないだろう。 除名決定の張本人、浜野って誰だよ。一般有権者の誰も知らねえよ。 一般有権者の誰も知らねえ人間が、党内で、圧倒的権力を揮ってる。 そんなの、民主国家における真っ当な政党じゃねえ、秘密結社だよ。 怖くって、そら恐ろしくって、とても投票できねえ。 いくら立派な政策を口にしても、だ。 勇気だよ、正義感だよ、間違っていることは、間違っていると、 声を出して、抗おうぜ。 ♪~古い船には新しい水夫が 乗り込んでゆくだろう 古い船をいま動かせるのは 古い水夫じゃないだろう なぜなら古い船も新しい船のように 新しい海へ出る 古い水夫は知っているのさ 新しい海の怖さを~ さあ、みんなして、草莽の党員もシンパも進歩的文化人も、 僕みたいな共産党に期待し共産党に投票してきた一般有権者も、 松竹氏の「除名処分は不当だ!」裁判闘争を支援しようぜ。 それで、負けて、「ゲン・共産党」が「ゲン・共産党」のままなら、 その時こそは、松竹さん、「シン・共産党」結成、一つ頼みますよ。 #
by blog-blues
| 2024-03-07 21:56
| ニュースの時間
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これだけでもう、今年は充実した一年であったと、いえますね。 前々回エントリの続編である。三浦しをんとその仲間たちによる、 「『罪と罰』を読まない」を読んで、食指が疼き、果敢にチャレンジ、 6部+エピローグからなる大長編を1日1部づつ、1週間で読了した。やたー! とにかく、べらぼうに面白い。もちろん、連れて行ってはくれない、 読むぞと、乾坤一擲の集中力を発揮して、はじめて、スゲー面白い、となる。 千ページ以上に及ぶ物語の発端から終結まで、時間的にどの位だと思います、 何十年ですよね、普通。それが、2週間、たったの2週間なんですよ。 空間的には、それがまた、大都会の片隅のほんの一角、 日本でいえば、新宿歌舞伎町くらいのエリア、そこだけで繰り広げられるの。 この凝縮度が、物語に途轍もない密度を与えているんですね。ドストの荒業。 で、次々に登場する人物が、揃いも揃ってヘンなの、エキセントリックなの。 物語は当然、ええーっ、そんなのありーぃ、の連続、 韓流ドラマも顔色なからしめる、ハラハラドキドキの超エンタメとも評せる。 僕はずっと、主人公のラスコーリニコフは、 黒澤映画『天国と地獄』の山崎努だと思ってた。あなたも、 そう思ってたでしょ。ところが、違うんだよなあ、これが。 山崎努は、俺がこんなに貧しく惨めなのは、社会のせいだ、 この社会を支配している奴らに、復讐するのだと臍を固め、 強靭な精神と怜悧な頭脳で完全犯罪を企てる、思想的確信犯であるが。 ラスコーリニコフと来た日にゃ。 社会的なことも、一応は、くっちゃべりますけどね。 そんなの言いわけ乃至カッコづけ、ヘタレの自己欺瞞でしかない。 俺の力はこんなもんじゃない、本気出しちゃいないだけと嘯く、 今日日の青年みたい、今日的なんですよ、ラスコは。 殺人も完全犯罪にはほど遠く、行き当たりばったりで、 たまたま殺人現場に来合わせた、無辜の人までも殺してしまう。 でもヘタレでも、ヘタレだからこそか、心根は優しい青年なの。 ラスコーが犯したのは、不条理殺人と呼ぶべき性質のものであり、 三浦しをんが論じた、近松の世話物『女殺油地獄』の放蕩息子与兵衛と、 通底するものがある。 黒澤映画の登場人物のような解りやすい人間では、ないのです。 然り、『罪と罰』には、解りやすい人間など一人も登場しない。 否、一概にそうではない、ラスコの母親プリへーリヤなんて、 実に、解りやすい。ってことは、典型的人物の造型はあるが、 類型的人物は出てこないってことなのだろう。ドストの剛腕。 それで描き切るのって、ものすごーく、大変なことだと思う。 それに挑み、達し得たのが、ドストの長編第一作『罪と罰』。 あまりに面白かったので、不埒なことを考えている。 『罪と罰』を越える、ドストエフスキー山脈の最高峰、 『カラマーゾフの兄弟』へ、次は、挑んでみようかと。 #
by blog-blues
| 2024-02-17 13:48
| 文学の風
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