オーソレ、何それ?
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o_sole_mio00
2010-04-04T22:48:49+09:00
ja
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私、o_sole_mioが好きな歴史、旬の話題、
賞味期限の切れた話題等を
適当に書きつづります。
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2010年の桜便り
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4月最初の週末は穏やかな晴天に恵まれ絶好の花見日和となりました。
昨年は帰国したばかりで花見どころではありませんでした(といいますか週末は雨だったと記憶しています)。今年は、今日の午後から散歩がてらに武庫川の河川敷にいってみました。この界隈では夙川沿いが有名で、そちらはこの週末はかなりの人出だと思います。こちらも開花が進み、満開まであと一息でしたが、桜のカーテンもきれいで(写真上)、花見をする人たちでにぎわっていましたが、自転車が堤の道路沿いにたくさん止まっており、この地域からの花見客がメインのようでした。
4月は入学や転勤など、いろいろな始まりの月であります。私もまた1年で担当が変わり(幸いなことに今回は転勤はありませんでしたが)、また慣れない日々が始まりました。まあ「慣れない」という状態に慣れてしまいましたが。
ということで、今年も慌しい1年になりそうです。
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Weblog
2010-04-04T22:28:40+09:00
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春の京都:今回のテーマは「龍馬」です
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三連休の中日に京都に行ってきました。今回のテーマは「龍馬」です。
関西に引っ越してから、何度も京都に行っていますが、大河ドラマ「龍馬伝」に影響され、家族より龍馬ゆかりの場所に行きたいとのリクエストがあり、龍馬巡りのプチ旅行となりました。
まずは、JRから京橋で京阪電車に乗り換え、伏見へ行きました。伏見は日本酒の醸造工場があることで有名ですが、幕末の舞台でもありました。象徴的な場所は、志士達の逗留場であった旅館「寺田屋」です(写真上)。寺田屋は薩摩藩士の内ゲバである「寺田屋騒動」や龍馬が幕府側の追手により襲撃されたのを後に龍馬の妻になるお龍の機転により危機一髪難を逃れるという、逸話の舞台でもあります。この寺田屋、昔ながらの姿の残しており、龍馬が襲撃されたときの、銃弾や刀傷の跡が展示されていますが、京都市の調べによると、戊辰戦争の伏見鳥羽の戦いで焼失したとされています。従って、この寺田屋は維新後に再建されたものであれば、龍馬が襲われた際の弾や刀傷の跡は残りようもないのですが。まあ、京都市街の史跡のように「石碑のみ」というものよりは、昔の様子をしのぶことができて、これはこれで、よいか、とも思います。
次に京都三条に行き、新撰組活躍の舞台となった池田屋に行きました。池田屋も当時志士達の逗留場となっていましたが、新撰組が襲撃し、20人の志士を斬殺あるいは捕縛しました。現在、池田屋は同名の居酒屋となっており、店の前には石碑が立っています(下の写真)。
また、三条通りには、やはり幕末で活躍した土佐の佐久間象山と長州の大村益次郎が殺された場所に石碑が立っていました。近くには織田信長が殺された本能寺もあり、京都の歴史はもしかしたら「暗殺の歴史」なのかもしれません。ちなみに龍馬が暗殺された場所も河原町通りを三条から四条に向けて下ったところ(醤油商「近江屋」跡)にありますが、コンビニの前に石碑が立っているだけと聞き、行くのは止めました。
三条を一筋南の小さな通り(河原町と木屋町の間)が龍馬通りと呼ばれ、海援隊の京都本部があった、木材商「酢屋」跡があります(現在はギャラリーとなっています)。龍馬通りを抜け四条通りから祇園を通り、つき当たりが八坂神社です。八坂神社を抜けて丸山公園を通り、秀吉の正室、北政所ゆかりの寺、高台寺をすり抜けると、龍馬の墓のある京都護国神社があります。護国神社では千を越える志士の墓がありますが、龍馬は共に凶刃に倒れた中岡慎太郎ととに祀られています。龍馬の墓所からは、京都が一望でき、何故か近くにあった桜の木が、この時期に関わらずほぼ満開を迎えていました(写真下)。
坂本龍馬といえば、日本初の貿易会社である亀山社中(後の海援隊)を興し、薩長同盟を進め倒幕の原動力たらしめた、あるいは新政府のアウトラインとなったと言われる「船中八策」を献策するなど、野にありながら新しい日本の礎を作った人物とされ、またその自由奔放な生き様は今なお多くの人を挽きつけてやみません。こういった人物像が偶像かどうかの議論を別にして、沈滞したムードが漂う現在において、彼のような風雲児的な人物に憧れるというのは無理もないかなと思います。それと龍馬を演じる福山雅治さん、かっこよすぎです。
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歴史
2010-03-23T23:23:29+09:00
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バンクーバーオリンピックを振り返って
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先々週開幕したバンクーバーオリンピックも今週末で終わります。
冬季オリンピックといえば、小学生のときに見た札幌オリンピックの「日の丸飛行隊」以来、ノルディックジャンプに注目していますが、今年はスイスのシモン・アマン選手が個人では、前々回のソルトレイクシティ以来の2冠を達成しました。オリンピックで金メダルを4個獲得したジャンプの選手はアマン選手が初めてだそうです。ご覧になった方も多いと思いますが、テレビでアマン選手の身体能力についての特集がありましたが、踏み切りの正確さと抜群のバランス感覚が、強さの秘密だそうです。銀メダルを取ったポーランドのアダム・マリシュ選手とともに日本人と変わらぬ体格にも関わらず、圧倒的な強さを誇っています。1998年の長野オリンピック以来ルール改正により身長の低い日本人選手は不利になったと言われていますが、アマン、マリシュ両選手の活躍は、日の丸飛行隊復活のヒントがあるのではないかと思います。
日本選手ですが、残念ながら今年もメダルはならず、ベテランの葛西紀明選手が一人気を吐いた印象があります。葛西選手は37才とジャンプ競技では大ベテランの上、16才からシニアで活躍していますから非常にキャリアの長い選手です。オリンピックこそ個人のメダルはありませんが、ワールドカップなど国際競技では実績を残していますし、そのアグレッシブな飛型からヨーロッパでは「カミカゼ」と呼ばれる人気の高い選手だそうです。試合後、次のソチオリンピックを目指すとのことですが、フィジカルの強さにも定評があり、是非「オヤジジャンパー」として頑張ってもらいたいと思います。
ジャンプといえば、現役引退していたフィンランドのヤンネ・アホネン選手が、現役復帰し、個人戦のメダル獲得に挑戦していましたが、結局メダル獲得はなりませんでした。アホネン選手は、史上最も成功したジャンプ選手の一人で、ワールドカップの表彰台に上がった回数が100回を超える唯一の選手ですが、不思議なことにオリンピックの個人戦のメダルを獲得していません。ジャンプ競技は風など気象条件によって結果が左右される上、オリンピックは4年に1回しかないため、実力のある選手が必ずしもメダルがとれるとは限らないようです。アホネン選手も葛西選手もオリンピックでいつもの実力が不運にも発揮できなかった選手なのだと思います。
カーリングは前回トリノオリンピックの「カーリング娘」達の活躍で人気のでは種目ですが、今年も「カーリング娘」改め「クリスタル・ジャパン」は残念ながら予選突破・メダル獲得とは行かなかったようです。本日、カナダ-スウェーデンの決勝戦を見回したが、改めて奥の深い競技だと認識させられました。終盤カナダが圧倒的に優勢でしたが、最後の最後でカナダチームの手元から勝利がするりと落ちてスウェーデンに行ってしまった、という結果でした。スウェーデンチームに運があったこともありましたが、第9エンドに敢えて点を取らずに最終第10エンドで後攻を維持するなど、運を呼び込むためのゲーム戦略が物を言ったのではないかと思います。
メダルが期待されたフィギュアスケートは男子で高橋選手が銅、女子で浅田選手が銀と期待通りの結果でしたが、女子では金メダルが期待された上、浅田選手とは同い年のライバル、キム・ヨナ選手が圧倒的な差で金メダルを獲得したので喜び半ば、といったところでしょうか。男女ともに採点基準について物議を醸しましたが、スポーツにはルールがあってそのルールを最大限に利用した選手・チームが勝利するのは道理なので、今回の結果については、そのルールに基づいた結果として受け入れるしかないと思います。しかしルールがそのスポーツの「あるべき姿」に叶っているかは、常に考え、必要があれば見直していく必要があると思います。ソチではフィギュアスケートの採点基準も今回とは違ったものになるかもしれません。その変化に日本選手が適応しているを願っています。
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スポーツ
2010-02-28T00:08:58+09:00
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今見ている海外ドラマ
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最近、週末ごとに見ているドラマがあります。
アメリカにいた時、月曜日の夜7時からCHUCKというドラマをやっていました。コメディー系のスパイアクションもの、といったもので、主人公のチャックは、家電品店のPCコーナーのさえない店員ですが、ある日大学時代の友人から送られた電子メールに暗号化されたアメリカの膨大な機密情報を脳内に「インストール」されてしまいました。そのためその機密情報に関係したものを見ると頭の中に詳細がフラッシュバックするようになってしまいさあ大変、CIAとNSAのエージェントにつきまとわれ、世界一頼りないスパイとしてテロなどの犯罪に立ち向かうことになった、というのがあらすじです。
向こうで見ていたのは2ndシーズンでしたので、チャックが何故特殊能力を身につけたのかなどの背景が分からずに見ていました。彼のガールフレンドに扮したCIAの美人エージェントやチャックの働く家電品店に強引に働くことになったいかついNSAエージェント、そしてチャックの愉快な同僚や世話焼きのお姉さんなど、彼の「ミッション」を巡るどたばたストーリーを楽しく見ていました。
最近また観たくなって、レンタルビデオ店やDVD店などで探していたのですが、「24」や「ER」などのような知名度がないためか見当たらず、先日アマゾンで検索していたらありました。ただ、DVDのコードが北米向けだったのですが、幸いなことに向こうでDVDデッキを買って日本にもって帰っていましたので、早速シーズン1を買いました。最初から見るとこれまでの背景が何とか理解できました。チャックに電子メールを送った大学時代の友人は、チャックを退学に追い込むは、彼女を取るはひどいことばかりチャックにしていますが、実はチャックのことを守ろうとしていた、とかその友人とチャックの彼女(のふりをしているCIAエージェント)も訳ありだったなど、まだ見ている途中なのでこれからいろいろな「事実」が出てくるのでしょう。
キャストは、以前から知っている俳優はいませんでしたが、一押しはCIAの美人エージェント、サラ・ウォーカー役のイボンヌ・ストラホフスキで、キュートでセクシーでアクションシーンもかっこいいです。オーストラリア出身で、渡米まもなくオーディションでこの役を射止めたそうです。チャーリーズエンジェルの続編があるのなら是非キャメロン・ディアスの代わりにイボンヌ・ストラホフスキを!と言いたいです。
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Weblog
2010-02-20T23:16:22+09:00
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「国母バッシング」はフェアなのか?
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バンクーバーオリンピックが始まりましたが、ある日本代表選手の言動が波紋を広げております。
バンクーバーオリンピックが始まりました。16年前の今頃(丁度リレハンメルオリンピックの頃)、バンクーバーには1ヶ月いたことがあります。テレビでバンクーバーの町並みを紹介されるのを懐かしく見ています。
スノーボードの日本代表、国母和宏選手が、バンクーバーへの移動で日本代表の制服を「だらしなく」着こなし、更には到着後の記者会見でも反省の色を見せずに悪態をついたため、この報道で日本全国から抗議が殺到したようです。抗議先は、報道機関やJOCなどの競技連盟、はたまた国母選手が在学している大学まで及んでいるようです。
こういった世論の反応を受けて(?)、全日本スキー連盟は国母選手の競技出場辞退を決めたそうですが、橋本聖子日本選手団長はこれを却下、競技には参加させることでひとまず決着がついたようですが、帰国後関係者に何らかの処分が下されると見られています。
この騒動、個人的には複雑な思いで見ています。いわゆる「体育会系」的な観点からは彼の態度はとんでもないでしょうし、一般的な社会常識から考えると彼は全くなっていない、と思います。今、大学生ということですが、一般的な会社で彼を雇いたいと思うところはないでしょう。彼がこの先一般社会の住人になりたいのであれば、今回の一件を教訓としてよく考えてもらいたいと思います。
ただ、いま全国に広がっているバッシングは国母選手とって果たしてフェアなものなのか、ということは非常に疑問です。彼は高校生のときトリノオリンピックにも出場しており、実はそのときも態度の悪さが問題となりました。競技連盟側もその事情は知っていたでしょうから、競技直前になってこの問題を深刻に考えるくらいなら事前に指導するなり、代表選定で外すなどの対応をすべきだったと思います。今回の騒動の責任は国母選手だけでなく、周りの大人たちにもあると思いますし、見方によれば本人よりも責任は重いでしょう。
国母選手はワールドカップの実績があり、メダルの期待もあると言われています。少し穿った見方をすれば、素行よりもメダルの可能性を選んだのではないでしょうか。もっとも素行の悪さを理由にメダル有望な選手を代表から外したら外したらで今度は「そんなに目くじら立てなくても」という抗議がくるんじゃないかと思います。オリンピック代表選手の選定条件に「お行儀のよさ」という基準を加え、それで選手のレベルが下がってもそれは仕方がないと国民は納得するのでしょうか。
今回の「国母バッシング」は商業化し、プロスポーツをどんどん許容していうオリンピックのあり方とも矛盾するのだと思います。ハーフパイプなどの競技は、「Xスポーツ」と呼ばれる競技イベントでも運営されていますが、エンターテーメント化が進んでいて、国母選手のファッションスタイルも「Xスポーツ」ではごく一般的なものだとされています。日本選手団の旗手を務めていた岡崎朋美選手がXスポーツを「あっちの世界」と批判していたようですが、オリンピック自体が「あっちの世界」を取り込んでいるのが現状なのですから、岡崎選手の批判は理解はできますが、的外れだと思います。
話は国母選手から外れますが、国の代表ということを考えるとき、オリンピックに出場するため国籍を変える選手もいますが、そのことをどう考えるのでしょうか。日本人でもオリンピック出場のため、ロシア国籍を取得し、ロシア代表として参加した、フィギュアスケートの川口選手がいます。個人的にはアスリートの可能性を広げるため、「あり」だと思います。
さて、国母選手、本番ではどのような成績を残すのでしょうか。メダルでも取ろうものなら「腰パン王子」としてもてはやされるのでないでしょうか。「勝てば官軍」ですから。
国母あわや強制送還 謝罪会見やり直しも反省の色ナシ!?(夕刊フジ) - goo ニュース
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スポーツ
2010-02-13T22:37:01+09:00
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「偉大なるローカル企業」トヨタの蹉跌
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日本一の自動車メーカー、トヨタが迷走しています。
昨年、三代目プリウスを発表し、一昨年の低迷から回復基調に転じたのも束の間、欧米ではアクセルペダルの問題、国内では回復の原動力だったプリウスのブレーキの問題が発生し、対応に追われています。アクセルペダルは既にリコールを発表しており、対象車両は800万台を超えると言われています。
トヨタといえば、カンバン方式を代名詞とするそのムダを徹底的に排除する生産方式が日本国内だけでなく、世界の生産現場から規範とされており、書店に行けばトヨタものの本が書棚の何列かを占めています。ただし、よくタイトルと見ると必ずしもトヨタ礼賛ものだけだはなく、「下請けいじめ」、「非正規雇用者いじめ」といったトヨタの闇を告発する内容のものも少なからず見られます。
日本のメーカーは「ケイレツ」と呼ばれる下請け企業による部品供給体制が敷かれています。特にトヨタは2000年からConstruction of Cost Competitivenss 21 (CCC21)と呼ばれる、部品供給業者と一体となった原価低減活動を行いました。元々「乾いたタオルから水を絞る」と形容されるコスト削減を行っているトヨタだけに、この活動は部品供給業者に大きな負担を強いたことが要求されます。ところが昨年末にトヨタは更に部品調達コストを3年間に30%引き下げるとし、系列の部品メーカーに協力を要請したそうです。コストを優先させれば、部品メーカーとしては品質を下げざるを得ないでしょう。最近、「過剰品質」や「適正品質」なる言葉があるそうですが、品質を下げることのエクスキューズに過ぎない、と思います。
最近発生した欧米でのアクセル問題は、米国で調達した部品だそうですので、前述の「系列いじめ」と直接関係はありませんが、海外の部品メーカーは系列メーカーのようにトヨタの言うことを利かないではないかと思います。海外メーカーは品質の維持向上が日本メーカーと比較して難しく、一旦高い品質を達成してもその維持には労力がかかるようです。日本のメーカーと同じ感覚で「価格を下げろ」と言えば、その分品質を下げて納めてくる可能性もあります。プリウスのブレーキの場合は、電子化が進んで中身がブラックボックス化し、品質の確保や安定にはこれまでとは違ったアプローチが必要になる、ということを示唆しています。機械屋とソフト屋がコラボレーションしないと良いものができない、ということだと思います。
トヨタは世界に冠たるグローバル企業ですが、その本質はローカル企業ではないかと思います。もちろんグローバル企業の中でも業種や企業の成り立ちから、グローバルとローカルは企業によって配分が違うでしょうが、トヨタはローカルの比率が高い企業だと思います。新社長が創業家から出たというのも、そこに根ざしているのではないでしょうか。一連の問題とその対応の悪さは、トヨタのローカル企業としての悪い面が出た、と考えています。特に、品質担当の役員の記者会見の応対振りは頂けなかったと思います。何か横柄な印象を与えましたし、顧客をないがしろにしている、と言われても仕方ないでしょう。世界的に成功してしまったローカル企業が奢り高ぶり、墓穴を掘ってしまった、そういう印象がしてなりません。
リコール問題 信頼回復へ土俵際 トヨタ社長会見「品質は生命線」(産経新聞) - goo ニュース
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Weblog
2010-02-06T23:26:58+09:00
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この週末
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一月も三週間が過ぎました。
土曜日は先週の残務整理のため出勤、貴重な休日が失われました。
日曜日は先日申請していたパスポートを受け取りに三宮へ。実は帰国早々切れたのですが、そのままにしていたら、上司から「急な出張があるかもしれないから取っておいて」と言われ、年明けに申請しておりました。今のところ、具体的な渡航予定はありません。
ということで前のパスポートを眺めると、この10年間いろいろなところに行って来ました。イタリア、アメリカ、韓国、アイルランド、ベルギー、ドイツ、スウェーデン、イギリス、シンガポール、スイス、オーストリア、カナダ、メキシコ、計13カ国。次の10年間はどうだろうと思います。まあ、これまで程ではないと思いますが。
年末年始の休みを利用して、読んでいた本があります。日本経済新聞社の酒井綱一郎さんの書いた「ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント(日経ビジネス人文庫)」です。経営やマネジメントに関わっている人にとって「経営の神様」とも呼ばれるピーター・ドラッカーはおなじみの人物で、ご本人も数々の著書がありますし、解説本もたくさん出ています。しかしながら、経営とかビジネスの世界に疎いこともあり、私はつい最近までその名前を知りませんでした。しかしながら、マネジメントなどから逃げることもできなくなり、とりあえずドラッカーさんのことを書いた薄い本を読もうとして見つけたのがこの本です。この本は酒井さんが日経ビジネスのニューヨーク支局長時代にドラッカーさんにインタビューを何度か行いまとめたものです。最初のページにドラッカーさん本人から「私の仕事ぶりを総合的に知る本」と推薦されていました。もちろん、これを読んだからといってドラッカーさんの経営の考え方が全て理解できるわけではありませんが。
一番興味深かったことは高度成長期の日本の成長の原因は日本式経営ではなく、「低コストの賃金を使えたことと裾野の広い産業を持っていたこと」だということです。製造業で何が大事かというとやはりコスト、ということになるのでしょう。最近「ニッポンのものづくり」という言葉がよく使われていますが、この言葉が観念的に使われて単に高度経済成長時代の回帰となり「プロジェクトXよもう一度」と願うだけなら、日本の製造業に明日はないと思っています。
先程NHKスペシャルで東芝の多機能テレビの開発が取り上げられていました。このTVは高性能のデジタル機器で、PCより遥かに高機能のプロセッサーを搭載しています。そうなるとハードだけでなく、ソフトウエアが製品の開発に重要な位置を占め、機器の微調整などで威力を発揮するこれまでの感覚的な暗黙知だけではやっていけなくなりました。また、デジタル技術の中心部は東芝だけでなく他社の技術が使われています。ドラッカーさんが奇しくも言った「変化の激しい時代には、外部の情報の方が内部情報より重要だ。」、これはこのテレビに関して言えば、いわばテレビとPCの結合であり、それぞれの部分はより高機能となっています。これらを全て自社の技術として社内に取り込むことは現実的ではありません。どこかで外部とコラボレーションする必要があります。
日本の企業組織を見たとき、欧米企業と比較して内向きではないかと思います。それはある程度日本の歴史や文化風土に根ざしたものなのかもしれません。日本企業はアウトソースが上手ではない、という批判もありますが、これは暗黙知を吸収する能力が高い反面、それを「見える化」して提示する能力が十分ではない、ということかもしれません。「21世紀のものづくり」には「Mono」から「Multi」、「内部」から「外部」への精神的、組織的な転換し、ユニバーサルな言語・表現で語る必要があるのではないかと思います。
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Weblog
2010-01-24T22:18:33+09:00
https://blog.goo.ne.jp/o_sole_mio00/e/612d64f0a8c05883e72264d53738e2ce
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この週末@大阪ドーム
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この週末、関西は厳しい冷え込みに見舞われました。
といっても最低気温でも0℃前後で、-10℃以上場合によっては-30℃前後というイリノイ州北部と比べればかなりマイルドな季候ですが、ここで何度も書いていますが、セントラルヒーティングが利いているアメリカの家であまり寒いと感じたことはありません。日本の場合東北や北海道などを除けば(当然ながらここ関西も)、セントラルヒーティングではないでしょうから、家の中でも結構寒いことがよくあります。
その中、本日大阪ドームで「ワールド・ホビー・フェア」なるものが開催され、子供達にせがまれ行って来ました。ワールド・ホビー・フェアは、小中学生に人気のあるゲームやアニメ関連のイベントでキャラクターグッズの販売やゲーム大会などが行われました。
行ってみると我々のような家族連れで大盛況、ドーム周辺は入場待ちの行列が延々と続き、一般会場の入場は30分以上、スペシャルグッズの販売会場は2時間半待ちでした。子供達は思い思いに好きなアイテムのあるブースに行き、グッズを物色していました。しかし、この熱気、これが不景気な日本なのか、と信じられませんでした。まだまだビジネスチャンスは転がっているのかもしれないな、と思った次第です。
しかし、大阪ドームに行ったのは今回が初めてで、野球の試合ではなかったのは少し寂しいです。また近鉄バッファローズがなくなってから、バッファローズを吸収したオリックスとタイガースがたまにホームとして使用していますが、パーマネントなフランチャイズとしての球団がないのも少し残念です。
大阪ドームと東京ドーム、関西空港と成田空港、この比較を見ても大阪(関西)の凋落傾向が実感されます。
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Weblog
2010-01-17T22:27:59+09:00
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有史以来、最短距離の超新星爆発か?
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最近ヒットした映画に「2012」という映画があります。
これは2012年に大規模な天変地異が発生し、人類滅亡の危機に瀕するというもので、TVでも予告画像が流れました。2012年に人類が滅亡するという話はどうやらマヤの暦が2012年12年までしかない=それ以降は必要ない=人類が滅亡している、という解釈のようです。また新手の「ノストラダムスの大予言」か、と思っていました。
ところが少し気になるニュースがありました。オリオン座の一等星、ベテルギウスが超新星爆発の兆候を示している 、とのことです。オリオン座といえば冬の代表的星座で、明るい星が多いため、星の見えにくい都会でも比較的容易に全体が把握することができます。2つの一等星と三つの星が並んだいわゆる「三ツ星」が特徴的です。なお毛利家の家紋である「一字三星紋」はオリオン座をモチーフしたもの、とも言われています。太陽のような恒星には寿命があり、星の質量によって様々な終わり方がありますが、質量の大きな恒星は、「超新星」と呼ばれる大爆発を起こします。世界各国でしばしば「昼間に星を見ることができた」という記録が残っていますが、これは超新星爆発によるもの、と考えられています。
ベテルギウスは、赤色巨星と呼ばれる非常に大きい恒星ですが、収縮が進んでおり、表面の凹凸も出てきており、これが超新星爆発の予兆だそうです。気になるのはベテルギウスと地球との距離ですが、これまで観測された超新星が地球から数千光年以上離れているのに対して、ベテルギウスと地球の距離は約600光年と1/10の距離です。超新星爆発ではガンマ線バーストと呼ばれる大量のガンマ線の放出があり、そのガンマ線によってオゾン層が破壊される可能性があります。これまでの研究では超新星爆発で大きな影響を受ける距離は50光年とのことで、その12倍の距離がありますが、これが十分なセーフティマージンなのかというと、起きてみなければ分からない部分もあるのではないかと思います。かつて地上に繁栄した生物が突然姿を消したという現象が確認されていますが、その背景には超新星爆発があったとする説もあります。
気になる超新星爆発の時期ですが、「明日かもしれないし、数万年先かもしれない」とのことです。
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時事
2010-01-14T23:32:51+09:00
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2010年の新年あけましておめでとうございます
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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
年末の仕事を終えて、2009年最後の更新をしてから、早くもお正月休み最終日の夜となりました。昨年はアメリカでお正月らしきことをほとんどやらずに新年を迎えましたので、今年は2年ぶりのお正月となりました(日本の食材は入手できましたので、雑煮は食べました)。ということで嫁さんと私の実家に帰省して、昨夕自宅に戻りました。
昨日はETCの休日割引もあり、高速道路が混んでいました。中国道の上りは宝塚IC付近が渋滞の名所ですが、昨日は山陽道の分岐を超えて15km過ぎた三木JCTまで伸びて計30kmになっていました。30kmの渋滞を避けるため姫路で一旦山陽道を降りて播但有料道路で北上し、中国道に乗り換えたところ、渋滞は約半分ですみましたが、それでも抜けるのに約1時間かかりました。1000円余計にかかりましたが、効果は投資に見合っていたのでしょうか。
今年のキーワードは「正念場」ではないかと考えています。例えば、鳩山民主党政権ですが、課題や懸案事項の決着をどう付けるのか、停滞した日本経済をどのように活性化させるのか、鳩山・小沢両氏にある金銭に関わる疑惑をどのように説明、あるいは責任を取るのか、更に今年は参院選が予定されており、これらを乗り切ることができなければ、民主党政権は短命に終わってしまうかもしれません。
私自身ですが、今年も忙しい一年になりそうです。更新頻度が更に落ちないようにしたいと思いますが、どうなることやら。
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Weblog
2010-01-04T22:26:06+09:00
https://blog.goo.ne.jp/o_sole_mio00/e/8e573a2916deff389c7170483e8e8cc7