Future of the Net

待望だった「Google Voice」の招待が来ました！
いやー待ち望んでいました。



3月からプレビュー版として始まったサービスで、電話番号を一本化する無料の音声電話サービス。Leve3 Communicationを通じて、今年5月現在100万件の電話番号を取得しているとのこと。
電話番号に限りがある為、招待制でサービスへの加入が可能となっている。

早速、表記されているURLへアクセスしたところ、、、
「アメリカ以外からはアクセスできません。」との表示。 orz

IPアドレスによるフィルタリングかと、米国のProxyを試すが上手く行かない。
なぜ？なぜ？と串を差し替えるが、どの串でも上手く行かない。

もしかして、HTTP-Proxyはフィルタリングで拒否されているのかも？と、
USにVPNを張ってアクセスすることに。



使ったソフトは、AnchorFree。
ダウンロードして、インストール。起動して、NYにVPN！ビューン！

再度、Google Voiceのinvite URLにアクセス。
ログイン成功！

しかし、、、な、、なんと・・・米国内の電話番号が必要です。。だと？？　　orz×2回目

落ち着きを取り戻して、電話番号を無料で取得できないか？を調べたところ、
「海外の電話番号を取得しよう！」というまさにそのものを解説してくれているページを発見。

1つ目に紹介されていた StanaPhone が既にサービス終了していたため、
2つ目の IPKall を試す。



まず、IPKallの利用のためには、 PSTN - sip proxy が動作している SIP電話サービスへの加入が必要です。私は、Gizmo（旧SIPphone） を利用しました。



Signup 後、登録した電話番号を IPKall に紐付けます。



Gizmo 番号のエイリアスとして米国ワシントン州の番号が設定できました。そして、一般の PSTN からの電話を自分のパソコンの Gizmo5 クライアント で受けることができました。

この取得した電話番号はリアルにはワシントン州にあるので、日本からは国際電話でつながります。気分は、シアトル！です。

さぁ、この（360）から始まる番号をおまちかねのGoogle Voiceに紐付けます。



お好きな google voice の番号をどうぞ♪

これで、基本的な設定は完了！



使ってみましたが、とっても面白い。
US国内通話無料です。SMSについては世界中への送信が無料です！
通話の成立のさせ方も面白い！通話先、通話元へGoogleが通話を成立させる。いわば仲立ちしている格好。いってみたら交換機としてGoogleが機能するんですね。

是非テストCallとして、Voicemailを残してみてくださいな。
(530) 282-5864

さて、Gizmo5クライアントをイツモ立ち上げておくのは、なんか嫌。

なので、いつも使っているSIP電話クライアントへ転送してしまいましょう。
私はSkypeへ転送してみました。



これで、常時起動すべきアプリを減らせますね。

ちなみに、一度ログイン後は、VPNなくともアクセス可能です。
クッキーと連携しているのでしょう。

Google ホント可能性のある企業ですね！