今年も小松基地航空祭に行ってきました。
去年が初訪問・航空祭デビューでしたが、その時は早起きして公共交通機関で行って、朝7時すぎにはJR小松駅に着いていたのに、駅前からシャトルバスに乗れるまで30分ほど待たされ・・・。最初の展示飛行は小松駅前で見たのでした。^^
ということで、2回目の今回はちょいと知恵?を働かせ、マイカーで今日の朝5時には小松入り! すでに駐車場は各所満杯で(前日入りして車中泊している人たちでしょうね)、いきなり苦戦。でもなんとか空いている駐車場を見つけ、駐車(駐車場のリスト、プリントアウトしておいてよかった!)。機材を背負って徒歩で基地を目指します。
で、開門の1時間以上前の朝6時20分には「自衛隊前」という名の交差点に達するも、すでに小松基地の入り口となる東門からは長蛇の列が! 最後尾を辿って行くと、門から優に800mは離れているところまで行く羽目に。コンクリートの壁が終わって、金網越しに基地が覗ける辺りです。列の最後尾に達したのが6時40分ごろでしょうか、そこから7時半まで約50分まったく動きなし。(滝汗) 最初の展示飛行は7時45分だというのに、これは去年の二の舞いか?、と端から暗澹たる気分に。。。
が、ようやく7時半になんとか列が動き始め、最初の展示飛行が始まるまでには目指す脚立エリアに到着。もちろん、先頭から800mも後ろに並んでいたわけだから脚立エリアのいい位置は完全に確保されてしまっています。
確保している人たちはおそらく真っ暗なうちから、場合によっては前日から徹夜組で並んでいた人たちでしょう。カメラもレンズも椅子も脚立も半端ないレベルのもので、この人たちが途中で移動するなんてことはありえないし、「今ごろ来て前に出ようなんて思ってるのか?そんなことさせんぞ!」との殺気立ったオーラがその場の人たち皆から発せられていたので、早々に脚立エリアを離れることにしました。
で、どこに向かったかというと一般エリア。ここでも既に仕切りのロープから二重三重の人垣が出来ていて、前には行けそうにありません。脚立エリアと違って、一般エリアは脚立はもちろん、三脚も折りたたみ椅子の使用もできないはずですが、使用している人多数。。。自衛隊の案内係の人もあえて注意はしないので、ここも後に空くことは期待できそうになく。。。
ということで、一般エリアの中でも、あまりコアなファンじゃなさそうな、ピクニック気分で来てそうな人たちの後ろに陣取ることに。そんな場所の方が雰囲気が和んでいてよさげだったし、なにより脚立エリアのようなピリピリした緊張感、殺気立った感じがない!
で、そこで3列目にいて午前の飛行展示撮ってたんですね(飛んでしまえば上空ですから、別に最前列じゃなくてもたいていのものは撮れるんですよ)。そしたらyoss70の前にいた数名がいつの間にかいなくなってて、空白になっていたので自然と3列目から2列目に「昇級」! さらに昇級後もおとなしく2列目で撮影してたら、前にいたカップルの女の子の方が「モデル撮影に行きた~い!」ですと。。。
主導権は彼ではなく彼女の方にあるようで、そそくさと荷物まとめてビニールシート畳んで立ち上がっちゃったので、念のため「ここ、空くんですか?」と尋ねてみると、「ええ、よかったらどうぞ」と、やはり彼女の方がしきって勧めてくれたので、ありがたく入らせてもらうことに。
で結局、なんの交換物も求められない「わらしべ長者」よろしく最前列を確保でき、そのまま待って午後のブルーインパルス、いい場所で見られました。v^^ まあこんなラッキーは二度とないだろうから、来年はもっと精進します。
ということでやっと写真。
なんの障害もなくタキシングが間近で撮れるなんて感激! 好天ということで、陽炎がすごいのですが。。。
4機編隊のスモーク飛行。
くるっと回転したところで、鳥撮りで言う「背打ち」も。
展示も佳境、コークススクリューも押さえ、
カメラを持ち替えて、ハートも、
星も無事ゲット!
それにしても鳥を撮っても、飛行機を撮っても、EF 400mm F5.6L USM、いい仕事してくれます。鳥と違って飛行機の場合、たしかにズームレンズの方が便利だな、とは航空祭2回体験しただけで十分わかりますが。
見よ、このすごい解像度!(大袈裟!(*^_^*)) パイロットの姓、SAWAMURAもSONODAも十分判読できるほど!!
●使用機材:EOS-1D X, EF 400mm F5.6L USM(星とハート以外)