Macを快適に使い続けるためには、ストレージの容量をそこそこ残しておくことは大切だと思います。
そこで私はMac内に余計なデータを保存しておかないで済むように、「box」や「Dropbox」などのストレージサービスを活用しています。
ただ、Evernoteだけは使用頻度が高いため、アプリ版を使ってデータをローカルに持ち続ける必要がありました。——でも、もう限界です。
Macのストレージがパンパンな原因はEvernoteかも
Evernote自体はオンラインで管理できるメモサービスですので、データの根本はウェブ上に存在しています。マスターデータとでもいえば良いでしょうかね。
ですがMacアプリの場合、そのデータと同期して、Mac内で編集できるようにするために、Mac内に同じデータを保存しておく必要があります。
ほら、アプリのEvernoteを開いたときに、サクッと画像が開いたり、添付してある資料を開けたりしますよね。通信しなくても開けるってことは、Macの中にデータを持っているってことです。
Mac内のEvernoteのデータ容量を確認する方法
じゃあ実際にどれほどのボリュームのデータがMac内に保存されているか、確認してみます。
方法はいろいろあります。私の場合は「OmniDiskSweeper」というアプリを使いました。これを使うと「Macの中でサイズが大きいフォルダごとに一覧にしてくれる」というもの。
非常にシンプルなUIですので、インストールしてみれば簡単に使い始められると思います。もちろん無料。
「OmniDiskSweeper」を使ってみると、私のEvernoteアプリだけで 32.5 GBもの容量を占めていることがわかります。これを削除できたら気持ちいいですよね!
FinderからEvernoteの容量を調べたい場合
Finderを開いた状態で、左上のメニューの「移動」を開き、キーボードの「option」を押しながら「ライブラリ」を選択します。
その後「Application Support > com.evernote.Evernote」と進めば、それがEvernoteアプリ内に入っているデータになります。
Evernoteアプリの関連ファイルをごっそり削除する
Evernoteアプリを削除しようとして、アプリ自体を削除しても、関連するファイルが残ってしまう可能性があります。それでは意味がありませんので、Evernoteに関係するファイルを一括で削除します。
使うのは「AppCleaner」というアプリ。このアプリを起動して、削除したいアプリをドロップすると、関連するファイルをサーチして表示してくれます。
あとは右下の「Remove」ボタンを押せば、ごっそりとゴミ箱に捨ててくれます。
ゴミ箱に捨てるだけなので、最後に「ゴミ箱に捨てる」だけなので、最後にゴミ箱を空にするのを忘れずに。
AppCleaner のダウンロードリンクはこちら
ウェブ版Evernoteのアプリ化
さて、今後はウェブ版のEvernoteを使うことになるわけですが、毎回ウェブブラウザを開いてからEvernoteサイトにアクセスするのは面倒くさいですよね。
そこで私は、ウェブサービスをアプリ化できるアプリ「Fluid」を使います。このアプリを使うと、ウェブサービスをアプリ化してくれて、Macのアプリケーションフォルダに入れることができます。
Fluid のダウンロードはこちら
有料版のリンクもありますが、無料版である「Free Download」で大丈夫です
使い方は簡単。以下の動画の通りで、アプリ化したいウェブサービスのURLを入力して、名前と保存先を指定するだけ。
Fluid from Todd Ditchendorf on Vimeo.
こうすると、アプリケーションフォルダにEvernote(ウェブ版)ができあがります。今後はこれを起動するだけで、アプリのような感覚でEvernoteを使えますよ。
執筆後記
久しぶりにMacの中のファイルの大掃除をしておりまして、「なんか最近Evernote使う頻度も減ってきたし、少し身軽になっておくかー」って思ったのが、今回の発端でした。
もし「やっぱりもとに戻したい!」って思ったら、またEvernoteアプリをインストールして同期すればいいだけですので、あんまり深刻にならず、えいやぁで削除しちゃえばいいと思いますよ。