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今年の「#文学」
totuka.hatenadiary.org
何と申しましょう。何から始めましょう。とにもかくにも静岡県から人口が大流出しておりまして、北海道に次ぐ全国第2位の勢いで人口が減少しているみたいです。 静岡県と言えば神奈川と愛知に挟まれ、東海道新幹線だの東名だのが走り、愛知から連続したような自動車産業が盛んな土地柄であり、人口の流出なんてのは考えたことがあまりありませんでした。しかしまあよくよく考えてみると空洞化の見本みたいなところではあります。 新幹線「のぞみ」は静岡県に停車しないし、リニアはかするだけだし、東名とか新幹線とか静岡県長過ぎとかよく言われるし、どうも横浜のすぐ隣に名古屋があって欲しいような空気は薄々感じてた。そこへ持ってきて実際のところリーマン・ショックからこっち、製造業的には活況というところまで戻らず、具体的に言うと、大量に帰国したブラジル人は結局戻ってきていないのよね。ブラジル人に限らず、流動性の高かった派遣労働者の方
田舎と都会に引っかかりまくっている。 先日「東京」と冠している千葉のアミューズメントパークへ行ってきたのですが、11月の土曜日ということで宿泊が浦安近郊では全く取れず、同じく千葉県の鎌ヶ谷市のホテルを利用した。そこから浦安の某施設まで車で1時間程度というロケーション。ホテルの真横にイオンショッピングセンターがあり、田舎者一同はテンションが上がりました。もはやイオンがあることが安心であり、娘などはネズミかイオンかぐらいにイオンのことも好きであります。 さて、鎌ヶ谷市までは車で行ったのですが、カーナビでは4時間かからない所要時間で出たのですが、まあ子連れの旅でもあり、首都圏を通過しますので、実際にその時間では着かない。それはそれとして、それなりに千葉県まで車で行くことはできました。カーナビが分岐を案内し、ETCが決済してくれる。途中のPAでは快適なトイレ休憩が過ごせます。絨毯の上にいるような。
2年前に、「実家から送られてきたお米」のできるまでという日記を書いたのですが、実は当時育休から復帰して4ヶ月ぐらいのエセ税務課職員だったので、それから確定申告を2シーズン経験した感覚でもう一度総括してみたいと思います。 今年から我が市では、農業に関わる確定申告から手を引きました。税務署の会場で作成して下さい、ということになっています。そもそもが農業の確定申告をしたい人が領収書の束を持ってきて「何にも書いてきやへん」「はぁおじいだでわかりゃへん」「そっちでいいようにやってくれやい」等おっしゃることに対して市職員が農業で赤字の確定申告書を作成し、還付金をせしめさせていた、というのが今考えればなかなか剛気でした。その結果、大量の行政に頼りきる確定申告難民を生んでしまったことは反省すべきことだと思います。 そもそも赤字の農業申告が恒常化していたことがちょっとあんまりなことです。農業、業というのは「
ファスト風土化する日本って本を昔読んだことがありまして、その当時は「ジャスコ許すまじ」とか思ってたんですが、2004年ってと24歳なのな。時期的にはイオン志都呂ができた直後ぐらいの時期で、行ったことがあったかどうか。 まああったにしろ当時の僕には印象は強くなかったでしょう。イオン志都呂は単身マニア寄り男性には向いてないので。それはともかく、当時はジャスコ=楽しいってのはなく、世間的にもまだそういうイメージがついていたわけではないところ。 地元商店街とか駅前VS郊外大型店舗やロードサイド店とかって、かろうじて駅前デパートがちょっと面白いだけで、後は全然面白くなかった。この時点で地元商店街は瀕死だったし、浜 松以外の駅前なんて何にもなかった。対する郊外大型店もロードサイド店も安かろう悪かろうの似た様なものばかりで、全然面白くなかった。 ちょうどこのころスーパーとしてのジャスコ、いわゆるマックス
生活保護受給者の97%が日本人、という話があります。3%のうち、南北朝鮮の人が半分ちょっと。南北朝鮮の人が55万人ほどで、その中で特別永住者が39万人であり、経緯から見ても特別永住者は日本人と同様に考えていいと思うので、イメージ的には生活保護受給者の98〜99%ぐらいは日本人と考えていいのではないか。 さて、外国人が生活保護を受ける難しさについて考えてみる。私が一番目にしている外国人といえば当然ブラジル人ですので、主にブラジル人の話だけど、20万人日本にいるのに、生活保護受給者は2000人ぐらいだという。1%ぐらいなので、むしろ日本人より少ないぐらいだ。 「むしろ」、というのは彼らの置かれた状況にある。リーマン・ショック後には在日ブラジル人の半数が失職(雇い止め等。みんなハケンで働いていたから。雇用の調整弁として。)するという凄まじい状況になった。ブラジル人コミュニティはほとんど干上がった
窓口で仕事をしている時に、ブラジル人の方から「漢字は読めない」と言われたことがあって、内心「いやあ俺も読めないよ」と思ったことがあります。 中国語では漢字に対応する音は一種類だけだそうです。これならばすべての漢字を知っていれば「読める」ということになりますが、日本語における漢字の発音は複数あるので、漢字が読めるかどうかってのは、前後の文脈に合致したその漢字群の読み方を知ってるかどうかってだけの話になる。地名などが顕著ですが、例えば私たちは「東京」のことを「とうきょう」と読むことを知っているから読めるだけであって、知らなければ「とうけい」なのか「ひがしきょう」なのか普通読めるわきゃーないんです。*1 そんなわけで、戸籍の仕事の話。人が生まれると、市役所に出生届を出さなきゃいけないんだけど、まあそこで人の名前が決まるわけね。この名前ってのも何でもいいってわけじゃなくて、「子の名に使える漢字」と
なんで税金についての日記をいくつも書いてんだろう、と思い返してみると、伝えたい事があって書いてるのだった、と。 僕が伝えたいメッセージは(そして税制が伝えたいメッセージも同じだと僕は思っている)、 1、働けば働くほどいい 2、所得が少なければ負担は減る 3、事情は考慮される というもの。 所得税と住民税を見ていたら、結局労働を奨励しているんだなあと僕は感じる。税制が専業主婦を奨励しているってのは間違った見方で、少なくとも、103万円(少なくとも以上)までは働いたほうが完全に得だし、実は一番損なのが「働かないこと」。ついでに言えば給与所得者になることを奨励しているイメージがある。 1と2は対になっているところがあって、いわゆる累進課税のことを差している。働けば働くほど所得が増えるってのは、税金が稼ぐより多くなることはないってこと。103万の壁とか言って、壁を超えた後で、税金が所得を逆転するこ
税務担当の裏話的なことを少し。うちの市では所得のわからない人全員に「所得ありましたか?あったら申告してください。なかったら連絡下さい。」みたいなハガキを送っている。その調査の結果、「育休で1年間所得なしです」って回答の人がちょこちょこいる。実はこれって結構もったいないことだなー、と税務担当としては思っている。 税金に絞った話です。 このお尋ねハガキ、控除対象配偶者とか誰かに扶養されている人には送っていない。つまり、「育休で1年間所得なしです」って回答した方は、基本的に配偶者の方が、配偶者控除に取っていない、ということなんです。しかし、実はこういう場合は配偶者控除に取ってもいいのだ。 収入には、いわゆる非課税のものがあって、産育休の時に貰える補償金や、失業手当なんかは非課税になる。このオカネに関してはナンボ貰うても全く非課税で所得はゼロ。例えば3年間の育休を取る場合、1月から12月までの1年
子ども手当が消え去ろうとしています。控除から手当への流れの中で、子ども手当創設、年少者の扶養控除廃止、と来ていたのですが、ここに来てハシゴを外されるように子ども手当がなくなるような気配です。その場合、児童手当は復活するでしょうが、年少者の扶養控除が廃止された事実と含めて、混乱は必至でしょうね。 さて、一人の行政に片隅で関わる人間として、「控除から手当」に変わる意味を考えてみました。 控除ってのは基本的に所得がないと意味がありません。控除=経費としてみれるもの、ということですから、収入より経費が上回ったって、「へー、そうなんだ。大変だね。」で終わりです。税金が0になれば、それ以上経費がかかったって、現状では税務署も市町村もお金はくれません(給付付き税額控除という考えが導入されたらお金をくれるようになるでしょう)。 ※余談ですが、確定申告を受けていると、所得より控除が大分上回っているのに、医療
「個人情報を守るためには、情報の一括管理が必要」ってちょっと前に書いたのと、行政や公共料金がOpenIDなら楽だなあ、って考えてたのが結びついた。民間企業がOpenIDのリアル版を、ってのが結局OpenID使ってない僕の限界。そう考えれば住民基本台帳ってのはもともと戸籍から生まれたOpenIDだったんだっけ。 レジ袋有料化によって買物の度に5円を払う僕は、地球温暖化防止に貢献していると思う*1。まあ月に1回ぐらいのことなんだけど。多分レジ袋が100円になっても買うだろうと思う。 *1:この5円が地球温暖化防止に使われるなら、ね 端末に囲まれている。市民課のシステムはスタンドアローンなものが多いので、それぞれに1台のパソコンが必要だったりするのだ。住民票・印鑑証明・税務証明・税金の納付書発行・住基異動・国保のために1台。インターネット・庁舎内LAN・火葬予約のために1台。戸籍のために1台。以
今年から子ども手当を貰う年齢の子ども達の扶養控除がなくなるわけですけれども。で、1月の給料からその影響が出ていて、人によっては引かれている税金が増えているということもあるらしい。うちは扶養は妻に取ってもらってたんでわからないですが。 さて、この扶養控除とはなんぞや?そもそも控除とは、「ある金額から一定の金額を差し引くことである」らしい。扶養控除というのは、ある人を助け養うためにお金がかかるから、その分を経費として所得から差し引きましょう、というものである。 わかりにくいですね。 もっと簡単に言うと、「会社の経費で落ちる」って時の経費と同じです。その人を養うことが社会的に必要だから、その分は税金かけないよっちゅーこと。 でも、今年からなくなる、と。なんでなくなるの?いや、子ども手当あげてるじゃん。それでなんとかしてよ、と。交通費や交際費のように、すでに税金から手当として支給されているのだから
通学区について少し整理する。 学校教育法施行令第5条の2により、市町村内に2以上の学校がある場合は市町村教育委員会は就学すべき小中学校を指定しなければならない。 この通学区はあらかじめ決めておかなければならないというぐらいで、決め方の決まりはない。 決め方に関しては多分いろいろある。これが住所とも限らないし、住所と町字(というのがいいのか、町内会等の単位)は違う。 ・住所 ・町字 のどちらかであることが多いと考えられるが、これがどちらにしても、はっきりしていないのだ。どちらも人に紐付いているからぐらぐらしている。 実は住所は土地(地番)と紐付いていないのだ。 (余談で言えば、本籍地は土地(地番)と紐付いているため、本籍を住所と同じにできない場合がある。100番地という土地があるとして、2つに分けて枝番を振ることができる(100番地1 100番地2)が、住所はそれによって自然に変わらない(1
権力と空気について考えている。これらは同じではないが、重なり合っている部分がある。 時代劇等での権力は、今見ると滑稽なほどだ。太刀持ち、露払いなどは一体なぜその地位に従事するのか。ところがそれと同じ名前の役割が大相撲にもあり*1、海外から来た若者がその任に当たることもある。序列が形成される中で本人がそれにコミットメントすることで、権力に同意する、一部となる。それは行使する側でもあり、される側でもある。 今でも権力は形成されうる。その最たる場所が職場や学校だろう。なぜ権力は形成されうるのか。それには条件があり、逃亡不可能なこと、情報量に差があること、閉鎖していること、等がある。いやこれ自分の感覚でそう思ってるだけなんですけどね。 逃亡不可能なことの中には、自らの利益によって逃亡ができないことも含まれる。例えば職場や学校では本来的には逃亡可能であるが、自らの利益の上で逃亡が不可能だ。特に学校は
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