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今年の「#文学」
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どうも。 X使えない生活に入って2日目です。これ、日本でも少し話題だと聞きました。 僕の生活実感ですけど、メディアが煽るほどこの件に関してブラジル人が「検閲」とかと言ってる感じはしません。僕の体感で過半数は最高裁判断に賛成してる感じなので。facebookのニュースサイトの絵文字反応とか書き込み内容見てもそれは明らかというか。 これはアメリカのタイムのfacebookの記事のコメント欄なんですけど、この件に関して「いいニュースだね」「他の国も続けよ」「ブラジルにとっていいことじゃないか」というコメントが多くあって、「ブラジルでは独裁が行われて検閲が」と言う投稿に笑いマークつけられてます。これが僕のブラジルでの体感がそうですね。文句言ってるのは極右連中のみ。大半が「世界的な金持ちだからってブラジルなめんな」「ブラジルのルールに従えよ」というのがほとんどですね。 というか、これ、ブラジルのSN
どうも。 いや~、こっちは今、大変です。こんなの前代未聞ですよ。 僕の住んでるブラジルで X(ツイッター)が使えなくなりそうなんですよ!いや~、これ、昨日言われて面食らいましたね。 これ、ことの発端は何かと言いますと このアレッシャンドレ・デ・モラエスという最高裁判事がいまして、この人がXに対して、フェイクニュースとか、民主主義を否定する類の暴力的な煽りを行ったアカウントの削除をずっと求めてきてたんですね。 彼は、僕がここで何度もクソ大統領と罵ってきた極右のボウソナロって前大統領のすっとぼけた政策、何度も止めた人なんですよね。それで今や、ブラジル住んでる人、誰でも知ってる存在になってます。一番わかりやすい例で言うと、コロナ起こった時、ボウソナロ、隔離に反対してみんなに外出て働かせようとしたんですよ。その時にこの、普段「シャンドン」と呼ばれてるのでここからシャンドンと呼びますけど、この彼が「
ブランキー・ジェット・シティと矢野顕子さんがサブスク解禁されたので、日本のアルバムのオールタイム・ベスト、作り直します! どうも。 今、僕はこれ聴いてる真っ最中です。 はい。ブランキー・ジェット・シティと矢野顕子さん、この二組がサブスク解禁されたので、まさに聴いてる最中です。 これ、もともとブランキーが2週間くらい前に待望の全作解禁を宣言して楽しみに待ってたんですけど、数日前に矢野さんが、これまで聴けずじまいになってた一番の代表作がある時期の作品13作分を解禁したんですよね。もう、うれしくてうれしくて。 矢野さんはちょっとした思い出がありまして。それは、僕がまだギリギリ10代だったと思うんですけど、まだ邦楽そんなに聴いてない時代に、数少ないアルバム借りたり買ったりした日本人アーティストなんですよね。僕がそういう経験したの、ライブビートをはじめる25歳くらいまで5組くらいしかいないんですよ。
どうも。 では、連載行きましょう。 Girls In The Band、ガールズ・ロック、ガールズ・バンドの歴史。今回がラストの4回目。21世紀に入ってから現在までを語っていきます。 ①ガールズ・ロックが直面した「低年齢化」 一般に「ミレニアル」と言われ方をするカルチャーは「90年代から地続き」だと思われますが、それは表面が似ているだけで、持ってる意味合いは全然違います。まずはそのことから話していきましょう。 2002年、当時17歳だったアヴリル・ラヴィーンが世界的にブームを巻き起こします。 これ、サウンドそのものは90sからのオルタナティヴ・ロックのサウンドに近く聞こえるんですけど、90sにどっぷり20代だった僕から言わせると全く違いますね。 それはそもそもマーケッティングで狙ってるそうが根本的に違ったんですよね。オルタナのイメージとしてそれまでターゲットになってたそうって、10代後半か
連載「Girls In The Band〜ガールズ・ロック、バンドの歴史(洋邦対応)」③価値観逆転!その後の女性ロックのルーツの90s どうも。 では、連載企画、進めてまいりましょう。 ガールズ・ロック、ガールズ・バンドの観点からロック史を紐解く「Girls In The Band」。今回はその第3回。今度は、現在の女性のロックにつながる 地点になってます90年代、オルタナティヴ・ロックの時代のガールズ・ロック、これに迫ってみたいと思います。 ①80s末に、これまでと異なるダークで内向きな流れ これ、①と銘打ってはいますが、僕の気持ちの中ではむしろ「ゼロ章」に近いです。 前回のテーマとなった70年代後半から80年代にかけてという時代は、ある種の躁状態というか、世界的にかなり賑やかで見かけ上はハッピーに見える時代でした。そんな時代、音楽の主張もド派手になりがちでした。それは、どんなに暗いこと
連載「Girls In The Band〜ガールズ・ロック、バンドの歴史(洋邦対応)」②パンクが変えたロックの女性像と80年代 どうも。 では、連載「Girls In The Band」、2回目に行きましょう。 今回はズバリ 今回は1976年から1980年代いっぱいまでのガールズ・ロック、ガールズ・バンドに迫ることにしましょう。 ①パティ、デビー、ティナ・・・。ロッックを変えた女性たちがニューヨークから。 こと女性のロック史において、やはり客観的に見て一番讃えられるべき時期ってやはり、1970年代のオリジナル・パンクの時期ではないかなと思うんですよね。やる気とセンスさえあれば女性でも自由に参加できる。それは音楽だけでなく、ファッションにおいてもそう。これがやはり大きかったと思いますね。ヒッピー・カルチャーからアリーナ・ロックに至るまでのバンド・カルチャーにおいて、「表現する方」にいつしか女
どうも。 久しぶりに大型企画行こうかと思います。 桃の節句から国際女性デーにかけてこういう企画をやろうと思います。 ガールズ・ロック、ガールズ・バンドの歴史、これに迫ってみたいと思います。 女性の観点から見た、バンド・サウンドに特化した歴史観って、そういえば見たことないなと思っての企画です。洋楽・邦楽混ぜながら全4回でいく予定です。まず1回めは、ロック黎明期から重要な年、1975年までをいくこととします。 ①「ロックンロール・ガール」のルーツ では、まず、「ロックを歌う女子のルーツ」、これがどの辺りになるのかというと、これが非常にややこしいものではあります。 昔はこういう風には言ってはなかったことですが、今日的に説得力あるのはこれなんじゃないかな。 このシスター・ロゼッタ・サープではないでしょうかね。ジャンルのくくりはゴスペルなんですけど、シャウトしながら、かなりのエレキギターの腕前まで見
どうも。 これ、こんなに早くやる予定とかでは全くなかったんですけど、夕べ、ちょっと、これを聴いてうちのめされまして。 というのは The Smileの新作「Wall Of Eyes」を聴いて、打ちのめされましてね・・。 僕、もとからThe Smileに対しては反対の立場だったんですよ。トムとジョニーって、レディオヘッドの首脳でしょう?その二人がレディオヘッドを置いておいて、他のプロジェクトやるということが、レディオヘッドに対しての裏切りのように思えてたから。しかも、一昨年でたアルバム聴いても、どこをどう、レディオヘッドと差別化しているのかも良くわからないアルバムで。 で、その時はそこまでピンと来なかったこともあり、「まあ、この一作で終わってくれたら」という、一縷の望みがあったんです。 が! 思いもよらぬ、1年半でのセカンド・アルバム発表。これだけでも、「また、レディオヘッドの新作、無期延期
どうも。 10月14日はこれから40周年でした。 シンディ・ローパーのデビュー・アルバム「Shes So Unusual」が発表されてから40年が経過しました。日本の当時からの洋楽ファンからすると「NYダンステリア」というタイトルだったんですけど、これがのちにご法度となりまして(笑)、原題読みが慣例になりました。まあ、その前から誰もダンステリアなんて言ってなかったんですけどね(笑)。なんかシンディを介してダンステリアなるものを流行らせたかったらしいんですが、壮大に失敗したようです(笑)。 ただ、実はその約1ヶ月ほど前に 先行シングルだったGirls Just Want To Have Fun、これやっぱ、カタカナで書かないと感じでないですね、ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン、これが一足先に40周年を迎えていました。 これ、今の感覚だとややもすると、「だから1983年のヒット曲だ」と思
#2000年以降の邦ロックベストソング100 これにて終了です😌 投票して頂いた250名の方、盛り上げてくださった皆様のおかげで素晴らしいランキング企画をすることが出来ました! こちらが100位までのランキングです! そして監修して頂いた@RAoVqpOM2rRDW5q さん、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/oxhrOjKQhf — (❤︎ (@fulu_groove) September 27, 2023 この「2000年以降の邦ロックベストソング」というオールタイム企画。結構、賛否も含め盛り上がってましたね。僕も多少、発言しています。 僕は日本に長いこと住んでないこともあって知らなかったのですが、邦ロックという言葉、半ば蔑称的に使われてるようですね。その原因は人によって色々のようで、僕の意見もその中のワン・オブ・ゼムでしかないと思っています。 ただ、気
どうも。 今日の話は今週ずっと考えていたことです。 こんな感じです。 ズバリ、「ボーイバンド」の歴史、これをやってみたいと思います。 もう、「アイドルの一般イメージ」といえば、もはやソロじゃなくてグループ、女性もですけど、国際的に見て、でもやっぱり男性グループの方が強いかな。こういうグループは、いわゆる「ボーイバンド」と呼ばれるんですけど、これがどのような形で国際的に形成されていったか、これについて分析したいと思います。 テーマ的に、今、なかなかきわどいことは十分わかっていますが(苦笑)、こういう時だからこそ、歴史の成り立ちをわかっておくのは良いことなのではないかと思って思い立ちました。 きっかけはですね。 このウィキペディアにあるBoy Bandにかんしての英語のウィキペディア、これがですね、ちょっと僕、個人的に気に入らなかったんですよね。それで、考えてみようかということになりました。な
どうも。 では、連載「ロック、これからの課題」、3回目、良く気が変わるんですけど(笑)、それが変わらなければこれでラストになります。 このタイミングは、この名作アルバムが出て10年の節目でもありました。 はい。アークティック・モンキーズのアルバム「AM」が世に出て10年が経ちました。 これはですね、もう、現在の視点に立つと、「今日、最大のロック・アルバム」、そう言い切っても良いものだとさえも思います。 当noteではこれまでもこのAMの重要性は何度も語ってきています。その偉業を改めてここで言っておきますね。 まず 発売以来、1度も全英アルバム・チャートのトップ100から落ちたことがない! これ、すごいことですよね。10年でこれ、1度たりとも無いんですから。今週もこれ、入ってるんですよ。じつに521週め。しかも順位は19位です。 さらに Spotifyでは収録曲すべてが1億ストリーム超! こ
こうやってNew Jeans人気に関して違和感を唱えている人は少なくないようだよ、ということを書いたのですが こんな風に、つい最近もYahoo!でこんな記事が上がっててびっくりしました。「すごく引きずってるトピックなんだなあ」と思ってですね。 これ、いろいろ考えたんですけど、 「せっかく好きになったKポップなのに、そしたら文句を言われるってか!」 という人も少なくはないんだろうなあ、と思ったんですよね。 僕に関しては、上の記事にも書きましたけど、New Jeansに関してはニュートラルです。毎週更新中の僕のプレイリストに、そこまで高い位置ではないにせよ入れるくらいには抵抗ないです。ただ、彼女たちそのものに対しての興味は今も湧いてはいないし、むしろXGの方に「メンバーの名前、把握しようかな」と思い始めている頃でもあります。まだ決定的ではありませんけど。 ただ、ですね、僕自身も、もし3年前にK
どうも。 なんか日本で話題になってましたね。 このブログでも7月20日の週あたりから報じていました「バーベンハイマー」。「バービー」と「オッペンハイマー」、この2つの批評的評価の高い映画で、アヴェンジャーズの「エンドゲーム」以来の興行的大成功を得たという話。続編映画しか当たらないハリウッドの状況に一石を投じるすごくポジティヴなものとして世界の映画ファンの間ではかなり好意的な感じで受け止められてました。 ところが こうした原爆を茶化しているのかと思えるミームが出回りまして、これに対してワーナーの「バービー」の公式が「忘れられない夏になる」、あるいはキノコ雲を髪型にして「いかしたスタイリスト」なるレスをやっちゃったんですね。 これが日本人の逆鱗に触れて猛抗議が起きまして、「バービー」の公式が日本人の投稿で荒れまして、日本の公式、さらにアメリカのワーナー本社が謝罪するという事態に出て、 こういう
どうも。 今日、実は言いたいことが、とあることだけなんですけど、行きましょう。全米チャート。 SINGLES 1(-)Seven/Jungkook feat Latto 2(-)Try That In A Small Town/Jason Aldean 3(1)Last Night/Morgan Wallen 4(2)Fast Car/Luke Combs 5(4)Calm Down/Rema & Selena Gomez 6(7)Fukumean/Gunna 7(3)Vampire/Olivia Rodrigo 8(9)Cruel Summer/Taylor Swif 9(6)Flowers/Miley Cyrus 10(8)All My Life/Ll Durk fet J Cole https://www.youtube.com/watch?v=QU9c0053UAU BTSのジョン
どうも。 今日から3日間は、久方ぶりに「ロック定点観測」。この特集が僕にとっては、僕のブログに取っても非常に大切なことの訳ですが、今回のは、今後を占う意味でかなり重要だと思っています。 今日お話しするのは、僕が今、目下、すごく気になっっていることです。 こういうことです。 今、現在、イギリスにガールズ・ロックバンドのブームが来つつある! という話です。 実はこの話、すでにもう前振りはしておりまして ここでも、もうすでに2紹介していますが、まさにその2つを皮切りに、今後のシーンがガラッと変わりそうな、そんな予感がしています。 まずはこちらを聴いてもらいましょう。 このザ・ラスト・ディナー・パーティというバンドがとにかくやばい! これがこないだの金曜に出たばかりのセカンド・シングルなんですけど、このバンドの見せ方、ハンパなくかっこいいです! ガールズ・バンドでここまで構図がかっこよかったバンド
どうも。 今日は5月5日。この日にこの企画をとっておきました。 これです! 昨日はアメリカのカントリーについて特集しましたが、今日はメキシコのカントリーについて特集しましょう。 何で、この日をこの企画に選んだかというと、メキシコではこの日、向こうふうに言うなら「シンコ・デ・マヨ」と言って大切な祭日なんですね。そのことを僕らの一家も知ってるので、今日の晩はブリトー作るんですけど、それはさておき(笑)、この日にこの特集を何週間も前からために貯めて待ってました。 「メキシコのカントリー」なんていうと、マニアックな印象があるでしょ。普通、何も知らなければそうだと思います。 が! 今、世界で、この音楽ほど流行ってる音楽、他にありません! それがどれくらいのものなのか、説明しましょう。 まずはSpotifyの最新のグローバル・デイリー・チャートで該当作品、見ていましょう。 1.Un X 100To/G
どうも。 今日はですね、久々に邦楽ネタをやります。随分、久しぶりな気がしますけど。 そのお題は はい。Buck-Tickですけどね。これ、前からすごくやりたかったんですよね。 というのも、実はこれ、以前に伏線がありまして。 僕、彼らの前作の「Abracadabra」、これを2020年7〜9月の10枚、という3ヶ月に1度の恒例企画の際に、「惜しかった、もう10枚のアルバム」に選んでたんですよね。 このときに、すごくBuck-Tickのファンの方が反応していただきまして、すごく嬉しかったんですよね。僕、Buck-Tickの原稿って振られたことはないから全くの新参者に見えたでしょうに、そんなこと関係なしにすごく喜んでいただいて。 それに関して感謝の意味も込めて何かしたかったのと、加えて僕のツイッターのTL、かねてから彼らすごく人気あったんですよ。僕は以前から「僕のTLは邦楽に関しては日本一信じら
どうも。 いやあ、今週1週間はこのアルバムを何度も聴きましたよ。 パラモアですよ! 今回のアルバム、5年以上ぶりに出たんですけど、イギリスとオーストラリアで早速1位。ビルボードも予想、3位だと聞いています。 えっ?「それはエモ・リバイバルがあったからか」って? あるのかもしれないですけど、あんまり関係ないと思います。 なぜなら 今回のこの「This Is Why」、批評家ウケが抜群なんですよ。レビュー総合サイト、Album Of The Year(AOTY)によりますと、24媒体がレビューした総合得点が85点、満点レビューも5つくらいあったんですよね。うるさ型のひとの多い一般ユーザーからも80点とかなりの高得点を受けています。 実際、もう、エモうんぬんが関係ないことは この頃からえらく変わってますよね。これが今から14年前ですけど。 なにが違うって、まずギターですよね。まだエモブームの頃は
どうも。 いやあ、今週の前半はちょっとモヤっとしてまして。 ここで話そうか話すまいかも考えたんですが、一応話しましょう。 12日にスーパーボウルのハーフタイム・ショーでリアーナが出たんですね。 これ今回、日本ではあまり生では見れなかったと聞いてます。なので日本語の報道をあんまり見ないなとも思ったんですけど、これがですねえ〜、 僕個人的にはそうとう微妙だったんですよね〜。 僕は今回、楽しみにしてたんですよ。彼女のことは2007年の「Good Girl Gone Bad」というアルバムからずっと好きだし、2016年からアルバム出してなかったこともあり、5年ぶりのステージ、どうなるかすごい期待してたんですよね。未確認情報ではあったものの、「ニュー・アルバムやツアーの発表もあるだろう」なんて報じてるところが、少なくともブラジルにはありましたしね。 それに去年、ドクタードレー、スヌープ、エミネム、メ
どうも。 今日はこういう話をしましょう。 アメリカの映画業界誌の老舗「ヴァライエティ」が最新の映画オールタイムを発表しましたが、これがすごくいいんですよ! こんな感じです。 1.サイコ(1960 アルフレッド・ヒッチコック) 2.オズの魔法使い(1939 ヴィクター・フレミング) 3.ゴッドファーザー(1972 フランシス・フォード・コッポラ) 4.市民ケーン(1941 オーソン・ウェルズ) 5.パルプ・フィクション(1994 クエンティン・タランティーノ) 6.7人の侍(1954 黒澤明) 7.2001年宇宙の旅(1968 スタンリー・キューブリック) 8.素晴らしき哉、人生(1946 フランク・キャプラ) 9.イブの総て(1950 ジョセフLマンキビッツ) 10.プライベート・ライアン(1998 スティーヴン・スピルバーグ) 11.雨に唄えば(1952 スタンリー・ドーネン) 12.グ
どうも。 今日は、このブログで何ヶ月に一回か話している気がします、「日本の音楽界のサブスク普及の遅れ」の問題、これをまた書こうかと思います。 そのことに関しては前回 6月にこういう話を書いたばかりです。このとき僕は、「アーティストがサブスクを解禁しようがしまいが自由だが、しないという自由を選択した場合、日本の音楽界にどういう影響が及ぶのか」ということを書きました。 まあ、「選ばない自由」は認めつつも、それはもう、今のこの時代に音楽界にとってプラス面はほとんどないよ、ということを延々書いたコラムだったんですけど(笑)、つい最近ですね 【賛否】川本真琴「サブスク考えた人は地獄に堕ちて」収益減嘆きネット議論https://t.co/06YQcSIm1N 川本がツイッターでデジタル音楽配信サービスのサブスクリプション(定額聴き放題)の急拡大による収益減に言及。「文化破壊でしかない」「画期的で罪はな
どうも。 このところ、女性のロックについて考えることが増えているのですが、そうしていたら 羊文学が素晴らしいアルバムを出していましたね。彼女たちのことは、前も取り上げたことあるし、2020年の年間ベスト・アルバムでも27位くらいだったと思うんですけど、GEZANとともに初めて僕の年間ベストに名を連ねた日本人アーティストにもなってるくらい好きなんですけど、歴代の日本のバンドの中でも、ことセンスの良さに関しては上位レベルにまでなってる気がするんですよね。 世界的に見ても、女の子のシューゲイザー・バンドって数はあるんですけど、ここまで楽曲完成度、ギターの音色センス、強力なバックコーラス、タイトなリズム隊持ったバンド、なかなかないですよ。世界のインディの中でもシューゲ人気は高いし、女性のロックが国際的に熱い今、紹介されればいいのになと思ってます。ウケますよ。 彼女たちのことを考えるに「そういえば、
どうも。 一昨日から今日にかけて書いてる内容は、実はテーマは一貫してます。三部作です。この3つの記事を読めば、最近の洋楽のインディ・ロックの趨勢がわかるような書き方をあえてやってます。 ラストの今日は、おこ最近、インディ・ロックが巻き返し傾向にある中で、どのレーベルに勢いがあるか。それについて語りたいと思います。実、はかなり、勝ち組、そうでない組、はっきり分かれてる話でもあります。 まず、最初に皆さんに覚えていただきたいレーベル、それが deddoデッド・オーシャンズ!ここ、今、勢い、ダントツじゃないかな。何せ ミツキ、フィービー・ブリッジャーズ、ジャパニーズ・ブレックファストの3人娘、いますからね。 あと、イギリスからはシェイムもこのレーベルです。これだけ揃ってたら、さすがに強いです。 2010年代の後半から’急速に力伸ばしてきてますよね、ここ。そういうところがなぜ、売り上げまで伸ばして
ドキュメンタリー「カンボジアの失われたロックンロール」 東南アジアの意外なロックシティ、プノンペンの悲しいロックの歴史 どうも。 このところ毎日映画見続けています。基本、過去の名作を見てるんですが、その中で別ルートで気になってこの映画を見てみました。 「CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭」というイベントのサイトで見た、この映画、ドキュメンタリー「カンボジアの失われたロックンロール」です。 カンボジアのロックに関しては このオムニバス・アルバム「Cambodian Rocks」で4年ほど前から知ってました。僕が「非英語圏ロックの名盤選」やるときも、このアルバムは必ず入れます。それくらいに地域的にロックが起こった場所としては不思議で、かつ、驚くほど完成度が高いんですね。 ただ、このムーヴメントがポルポト政権によるクーデターで中心人物たちが処刑されて終わったことはわかっても、
どうも。 本当は別のことを書く予定だったのですが、ちょっとこれは問題だと思えることが浮上したので、こちらを書かせてください。 それは はい。小山田圭吾氏がメンバーのひとりでもあるMETAFIVEが8月に予定していたニュー・アルバムの発売を「中止」しました。 注目していただきたいのは「延期」でなく「中止」であることです。さすがにこれは、僕もあまりにも納得がいきません。 今の社会的なバッシング状況の中で「延期」は仕方がないとは僕も思います。購入すること自体が社会悪ともとらえられかねない状況ですからね。タイミング的によくないと思います。 しかし、「中止」というのはどうなのでしょう。まず、多くの人が反論として真っ先にあげるであろう「他のメンバーには全く関係のないことなのに、なぜ連帯責任を」というのももちろんあります。これだけでも十分に行き過ぎです。 ただ、僕はこの、実質「処分」と解釈していいような
どうも。 今日、投稿が遅くなったのは、当初書く予定だったものが、ある投稿を読んでいるうちに止まらなくなり、検証してしまったためです。 実は書くテーマは同じだったんですけど、これを読む前は別の観点から書く予定でした。いずれにせよ、小山田圭吾問題のことでしたけどね。僕の場合は、実はツイッター、facebookに思うことは多少書いているんですけど、「やったことは最低なんだから同情は一切しないものの、今、現在の彼がやったことを本当に悔いて反省していないのか。現在の心境の状況による」という考えでした。 しかし、その考えさえ、「彼のことを疑っていた」と思うので、整理はつききっていないですが、変わりつつあります。 というのは 小山田圭吾の今回の炎上のもとになった1995年のクイックジャパン3号の特集「いじめ紀行」。ここで彼は、和光小学校・中学・高校での、自らがかかわった「いじめ」について語っていて、これ
どうも。 別のことを書く予定だったんですが、これはちょっと、音楽に携わるものとして看過できない問題だと思ったので、こちらの話をさせていただきます。 8月7日から9日に行われる予定だった、茨城県ひたちなかでのロック・イン・ジャパン・フェスティバルが中止になってしまいました。 中止の理由はリンクした公式のサイトに詳しいいきさつが書かれています。要点をかいつまんで言うと、数日前に医師会がやってきて「延期にするなりの対処」を求められた上に、会場の写真を撮るなどの行為をして帰っていった、とのことなんですね。 主催の責任の渋谷陽一さんは、「開催1ヶ月前にそのような勧告を受けること」で生じる絶大な損害、ならびにフェスの現状の運営上で犠牲になることを、当事者の立場が生々しく僕らにも理解できるようにかなり詳細に書いています。気になる方は是非、原文を読むことをお勧めします。 僕自身、このフェスには足を運んだこ
どうも。 ここ最近、ツイッターでやって、やたら反応があったネタを今日はやろうと思います。 それは イギリスとアメリカにおける、今のインディ・ロックの状況、どっちがいいか。これをチャート上実績で比較した結果を述べる、というものです。 これがねえ。「こういうことって知られてないんだなあ」と思って、僕自身もびっくりしてるんですよね(笑)。思った以上に、すごい反響があって。「やっぱ、思い込みって怖いなあ。ちゃんとした客観事実をデータで示さないと」との思いを強めた次第です。 で、この答えなんですけど。まあ、このブログを以前から読んでる人には答えは歴然だとは思うんですけど もう、圧倒的にUKです!今の日本の洋楽の、ファンだけじゃないですね、これ、批評家界隈にも言えることですけど、あまりにこの認識が足らない!これ、もうちょっと重要視されていい話です。そうすれば、欧米のロックに対して取るべき意識、だいぶ変
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