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今年の「#文学」
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<記事概要> 「オリンピックで街に経済効果を!!」というのは全くでたらめ、というのはオリンピックを研究しているウエスタンオンタリオ大学オリンピック研究センターのケビン・ウォルムスリー代表。1984年に開催されたロサンゼルス夏季大会以外は、結局借金を作っただけだと研究結果を語っている。 最も身近な例はモントリオール夏季大会。大盤振る舞いの建設費は結局15億ドルの借金を作り、完済したのは去年の話という。実に30年以上もオリンピックの付けを払っていたことになる。 そして今、バンクーバーにもその悪夢が襲いかかろうとしている。 Vancouver Sun(2009年1月14日) <解説> ウォルムスリー代表は、オリンピック開催は、都市再生方法でも経済的波及効果を期待するイベントでもなく、これまでの開催都市に共通しているのは、利益どころか費用超過による負債を抱えるだけだと結論付けている。 その証拠に、
写真は、ヴェネツィアの大運河に現れたデビルマンです。漫画界の巨匠、永井豪がヴェネツィアの地方紙記者の求めに応じて描いたもので、5月4日付地方紙イル・ガッゼッティーノ紙に載りました。ちなみに見出しは「マジンガーはヴェネツィアを救えるか」でした。高潮の被害が増え、水没の危機がささやかれる観光地の嘆きが表れています。 永井氏がイタリアを訪れたのは、4月下旬にナポリで開催されたコミックフェアに招待されたためです。5月上旬にかけてローマ、ヴェネツィアにも滞在しました。 滞在中、メディアからのインタビューは相当数あったようです。日刊紙「ラ・レプッブリカ」は特集を組んでいましたし、経済紙の「イル・ソーレ24オーレ」も文化欄にインタビュー記事を載せています。 漫画家・永井豪が、イタリアのアニメオタクにとって、いわゆる「神」であることは知っていました。しかし、大手メディアまでが彼のイタリア訪問を取り上げてい
メディアサボール制作 ビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」 第20回目の対談企画。 テーマ: 「人材育成の成否が経営を左右する時代」(放送時間:90分) ■ゲスト:酒井穣 インタビュアー:永江朗 ゲストの酒井穣氏は、「誰でも最高のマネジメント知識へアクセスしうる今日においては、いかにモノやカネを動かしたところで、競争優位は確保できない。ヒトこそが企業経営に残された最後の開発ターゲットである」と提唱されています。人材育成が重要だという認識を持っている企業は多いものの、場当たり的なOJTであったり、外部の研修サービス会社が作ったカリキュラムに依存しているケースが少なくないのではないでしょうか。つまり、その中身や効果について深く踏み込んだ設計がなされていない現状があります。酒井氏は、これからの人材育成の実務は、受動的な「研修のデザイン」ではなくて、社員の自発性を促す「経験のデザイン
メディアサボール制作 ビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」 第19回目の対談企画。 テーマ: 自分を生かす働き方(放送時間:104分) ■ゲスト:西村佳哲 インタビュアー:永江朗 仕事がしたいのに何をしたらいいか分からない人が増えているといわれています。成熟化、飽和化の時代の中で、揺らぐ職業観、仕事観。どんな仕事に就いたにせよ、「私自身」を仕事に込め、「自分の仕事をつくる」、「自分をいかして生きる」ことに腐心するかしないかで充足感は大きく異なってきます。お客さんでいられないこと、他の人には任せたくないことの足元に、その人ならではの、掛け替えのない<自分の仕事>の鉱脈が隠れています。プランニング&ディレクターの仕事以外に、働き方研究家としての顔を持つゲストの西村佳哲氏は、デザイナーや作り手の働き方についての取材を通して「やり方が違うから結果も違う」という気づきを得ました。そして
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」 第16回目の対談企画。 ■ゲスト:吉池理 インタビュアー:神田敏晶(ジャーナリスト) テーマ: 「情報波及の大きさで考えるウェブPR攻略の核心」(放送時間:97分) マスメディア広告と異なり、次から次と、様々なツール、手法が登場し、変遷してきたウェブ上のプロモーション施策。どこから手をつけていいかわからない、反応が怖い、といった声も多く聞かれます。多様性があり、ゲリラ的なのがウェブPRの特徴であり、今後も創造性溢れるやり方が編み出されることが期待される中、実効性の高さや情報波及の大きさから優先順位を考え、PRの核となる施策をどんなものにするのかという戦略の重要性を再認識しなければなりません。それは、ウェブ上における注目度の高いサイト、情報ソースが何なのか、あるいはウェブ特有の情報連鎖の態様を分析することで、明確に浮かび上
「スマイリーな所がかわいい」「海に潜るときのウェットスーツ姿がたまらない」「なんたって貴公子よね」女子の間でこんな会話が飛び交うTV番組といえば、ロマンチック・コメディかソープなドラマだろうか。いやいや、答えはなんとBBC(英国国営放送)の教養モノドキュメンタリー番組なのだ。 スマイリーなカレは、太陽系を解説する新番組「ワンダーズ・オブ・ソーラーシステム」のプレゼンター、ブライアン・コックス。物理学教授の肩書きだが、愛称は「ロック・プロフェッサー」。10年前には、売れっ子バンド、D:Reamのキーボード奏者だった。ツアー中にも研究を怠らずにPhD(博士号)を取得という離れ業を成し遂げ、バンド解散後に母校マンチェスター大学の教壇に立つやたちまちキャンパスの人気者に。 番組の中で語られるのは、離心率だの質量だの後記爆撃期だの、高校の授業で聞いた時は単に居眠りを誘うだけだった話だ。ところが、童顔
サンフランシスコ出身の2人のアーティスト、アンジー・ミョンとテッド・ヴァダカンが、2004年にロサンゼルスではじめたアートビジネス「Poketo(ポケト)」(http://poketo.com/)。ユニークなインディーズアートプロジェクとして、アーティストがプロデュースする「限定生産の財布」の販売。何となくのプロジェクトがビジネスへ発展。不況の中、大躍進を続けている。 「手軽に手に入れられる芸術(Affordable Art)」をコンセプトに事業を成功させてきたPOKETO。7割がアート系のショップやブティックなどへの卸業で成功してきた同社は、昨年売上が50万ドル(約4500万円)を超えた。 オーナーの一人であるテッド曰く「自分達は一度も起業家になりといと思った事はなかった」という。会社を立ち上げる1年前の2003年、2人はサンフランシスコをベースに、アンジーはアートを学ぶ学生、テッドは映
(記事要約) 地元ビジネスをユーザーの批評で格付けするソーシャルネットワーク・サイトYelpに、新しい機能が加わる。これまではユーザーが一方的にレビューを書くだけのシステムだった。今後はビジネス側にサイト上で直接回答する機会が与えられる。 例えばユーザーが事実に反するレビューを書いた場合、ビジネス側に釈明の余地が与えられる。Yelp側は広告主であるビジネス側が満足できるよう公平な措置を考えたと、Yankee Groupの消費者リサーチャーCarl Howe氏は解説する。 2009/4/10、公共ラジオ放送NPRのビジネス・ニュース『Market Place』 より Yelpのサイト上で始まった、新機能に対する議論。 多くのユーザーは「いいかげんな批評を抑制できる」 と好意的なコメントをしている。 Yelpのリンク:http://www.Yelp.com (解説) 2004年10月サンフラン
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」 第13回目の対談企画。 ■ゲスト:神保哲生 インタビュアー:永江朗(ライター) テーマ: 広告に依存しない「ビデオニュース・ドットコム」激闘の軌跡 (放送時間:86分) 2010年現在いまだ、オンラインの有料課金メディアビジネスの困難さが喧伝される状況であるにもかかわらず、2000年のニュース専門インターネット放送局開始の2年後には、課金モデルの情報サービスをスタートさせた「ビデオニュース・ドットコム」。日本のオルタナティブ・メディアの代表格といっていいでしょう。欧米社会においてはマスメディアを代替するオルタナティブ・メディアの層が厚く、市民オリエンテッドな情報が豊富に提供されています。日本ではオルタナティブ・メディアが育ちにくく未発達な環境ですが、障壁が高い日本において気を吐いている独立系メディアです。 広告や外部資本に
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」 第12回目の対談企画。 ■ゲスト:櫻井孝昌 インタビュアー:宮田理江(ファッション・ジャーナリスト) テーマ: 世界を回って肌で感じた日本人が知らない「アニメ」「カワイイ」カルチャーの浸透度 クールジャパン(CoolJapan)などといわれ、日本の文化面でのソフト領域が国際的に評価されている現象は、かなり以前から伝えられ、周知のこととなっていますが、実際に海外のイベントや流通シーン、現地の人とのふれあいの中で直に感じ取ったことがある日本人は少ないのではないでしょうか。今や日本のアニメやマンガに限らず、日本の食、ファッション、言語、伝統文化などの分野にまで、海外での関心領域が広がっていますが、当の日本人は意外とその実態を知りません。大規模な集客を誇る海外での日本イベントは、世界各地で開催されていますが、一部の国のイベントを除
ビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ─読む×『聴く』で仕事にレバレッジ! ビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」は2010年7月配信分をもって終了いたしました。 <ビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」対談ラインナップ> (新聞+雑誌+書籍)×『ロングインタヴューズ』で情報をインテリジェンスに変換 ! <2010年7月配信分>
1月12日に隔月刊誌の「ジャパン・ライフスタイル」の8号目が発売された。発行部数3万5000部のこの雑誌の特徴は、漫画やアニメで日本オタクになった18歳から24歳頃の若者達に、日本のファッションや文化、ハイテクものを広く紹介する雑誌だ。ヨーロッパにおけるアニメ雑誌の草分け的存在の「アニメ・ランド(AnimeLand)」の出版元が発行している。アニメ・ランドは、1991年に同人誌から始まり、現在は発行部数5万部の月刊誌にまで成長した。ジャパン・ライフスタイル副編集長のヴィオレッタ・ヴァシック(Violetta Vasic)さんに、フランスにおける日本文化の位置づけについて聞いてみた。 ───フランスではいつから日本のアニメの人気がでたのですか? (ヴィオレッタ・ヴァシック) フランスでは80年代から90年代に、日本のアニメをほとんどの子供達がみるほどの人気になりました。 ───なぜアニメや漫
http://www.pcworld.com/article/186989/job_seekers_watch_your_walls_employers_check_facebook.html 1月17日、米国PC Worldの記事に寄ると、CareerBuilder.co.ukに登録する53%の企業担当採用者/雇用主がFacebookなどのソーシャルネットワークサイト(以下SNS)を利用して、採用者候補を選んでいるという事実が分かった。同サイトによれば、43%がサーチエンジンなどを使い、自社に合う人間を探したり、また12%がFacebookを、さらに他の12%はLinkedInを好んで候補者の職業履歴などを確認しているという。また5人に2人の雇用主は、SNSに書き込まれた内容を見て、候補者の採用を取りやめたと言っている。 CareerBuilderヨーロッパの代表ヤシン氏は、「SNSは、
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」 第10回目の対談企画。 ■ゲスト:夏野剛 インタビュアー:本田雅一(テクニカルジャーナリスト) テーマ: ビジネスイノベーターの流儀 (放送時間:94分) ベンチャー企業と大企業において、 革新的なサービスの実現に取り組んできた過程、手法など夏野流仕事術を公開。 ITインフラビジネスの特質のほか、IT業界の動向を多面的に解説。 保守的な日本企業社会に渇を入れ、多様化する現代社会における ビジネスパーソンのキャリア形成の考え方についても言及。 ////////////////////////////////////////////////// <夏野剛>プロフィール 1965年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、東京ガス入社。ペンシルバニア大学ウォートンスクールにてMBA取得。ハイパーネット副社長を経て、1997年
ファッション界に2009年、新ミューズ(女神)が舞い降りた。その名は「レディー・ガガ(LADY GAGA)」。挑発的な衣装でゴシップの種にされがちなガガだが、実はそのスタイリングは極めて精緻に計算されていて、むしろ今の取り上げられ方は過小評価とさえ言える。ガガの装いを読み解くと、ファッションの現在が見えてくる。 露出が多い衣装のせいで、話題作りだと誤解されがちだ。しかし、本人がインタビューで答えている通り、ガガの衣装は自発的な表現であり、ガガそのもの。 誰かの真似でもないし、スタイリストのお仕着せでもない。ガガ自身が自分の求める服を探し出し、コーディネートを決定している。一般にファッションリーダーと呼ばれる有名人でも、お抱えスタイリストのアドバイスや、ブランド側からの提供商品から選ぶケースが実は多い。 しかし、これまでの常識を破るガガのチョイスには、ガガ一流の目利きが働いていて、有力デザイ
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」第9回目の対談企画。 ■ゲスト:三浦展 インタビュアー:河尻亨一 テーマ: 増殖する「シンプル族」のライフスタイルと消費性向 (放送時間:104分) 広告や供給側の仕掛けが効きにくくなっている要因は、メディアの多様化だけでは なく、コンシューマーの意識や志向変化も見逃せない。静かに増殖する「シンプル族」は その象徴であり、今後のサービス創出や商品開発で無視できない存在となっている。 --------------------------------------------------------------- <三浦展>プロフィール 1958年生まれ。82年一橋大学社会学部卒、パルコに入社、マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務、その後同誌編集長として「第四山の手」「新人類」「世界商品」などのキーワードを使い、時代、世代、
ニューヨークのオフ・ブロードウェイで、ロサンゼルスのダンスカンパニー「Groovaloo」(グルーヴァルー)が12月1日より公演を開始した。Shoozこと、ブラッドリー・ラパイアがはじめた同カンパニーは、フリースタイルのダンスパフォーマンスが特徴。クラブと同じライブ感を舞台で表現したといっても過言でない。様々な新聞やオンラインニュースで、「注目の舞台」として話題を呼び、ニューヨークポストは、「<フェイム>や<コーラスライン>クラスのストーリーラインに、ヒップホップを加えて混ぜたような舞台。目が飛び出るような素晴らしいパフォーマンス」と絶賛している。 http://www.groovaloo.com/ http://www.youtube.com/watch?v=9T2JLVmIzRA http://nyunews.com/entertainment/2009/dec/08/groovalo
以前、自分のブログに「電子書籍で読みたいもの」という記事を書いたことがある。2004年だから、5年ほど前のことだ。 http://www.h-yamaguchi.net/2004/07/post_12.html この記事では、電子書籍が以前からあったがなかなか普及しないこと、当時の商品は品揃えに問題があったこと、個人的には専門書や論文の類を電子書籍化してほしいこと、などを書いた。その後日本では、ケータイ小説の「徒花」的ブームを経て、いまだに悪戦苦闘が続いている状況、といったところだろうか。ソニーが電子書籍専用端末「LIBRIé」(2004年発売)の生産を終了したのは2007年5月だった。ところがここへきて、主に欧米で、電子書籍が急速に盛り上がりを見せていて興味深い。 いわゆる「台風の目」的な存在はやはりアマゾンの「キンドル」だろう。アマゾンの取り分が多すぎる、安売りしすぎて儲からないなどい
2009年の旅行・観光業界を振り返ると、新型インフルエンザのパンデミックや、リーマンショック後の世界的な景気後退による大打撃などが真っ先に上げられるが、その陰で地殻変動のごとく、グラグラと観光産業のゆるい地盤を揺らし続けているものが、一つある。 それは、2009年3月末からスタートした高速道路のETC割引による上限1000円化だ。 何が変わったか? まず、ロングドライブによる日帰り化が一気に増えたため、観光地の旅館の宿泊者が減った。一方、航空機や鉄道、フェリーなどの公共交通機関の利用者が減った。さらに、マイカードライブ&ネット(携帯)宿泊予約の増加で、旅行会社の利用者が減った。当然、土・日・祝日の高速道路の激しい渋滞が増えた。 つまり、旅行者個人にとっては相当に割安である一方で、旅館やホテルの年間宿泊者数の減少、航空会社や鉄道会社などの公共交通機関の利用者減、そして旅行会社離れと、観光産業
2009年、ボクにとっての衝撃のトップ3は、 1. twitter 2. iPhone 3GS 3. Amazon kindle 日本発売 であった。 【1】 twitterブームは、一度忘れられようとしていたクラウドサービスの奇跡の復活。 これはまさしく、UGC(ユーザー醸成コンテンツ)の法則どおり、ある程度、知人の利用が増えたことによりブレイクしたと考えられる。それと「RT」というユーザーが勝手に使いだした拡張ルール。プロトコルは誰かが決めるのではなく、ユーザーに委ねられるというスタイルも新たなトレンドだろう。そして、リアルタイムなウェブ。googleの過去の検索ではなく、「なう」な世界観の共有と数時間先の予定など、自分に関わりのあるニュースが、まるで「回転寿司状態」のように自分を中心として回り始めている。 【2】 そして、iPhone3GSは、もはや“Phone”という名前が不似合い
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」第五回目の対談企画。GTのクリエイティヴ・ディレクター 伊藤直樹氏と元 「広告批評」編集長の河尻亨一氏との対話(放送時間 102分)の一場面から切り取った内容を掲載いたします。 コミュニケーションの態様が多様化する現代社会においては、広告のあり方も大きな転換を求められています。21世紀型広告をリードするクリエイティブ・ディレクター 伊藤直樹氏の「インテグレーテッド・キャンペーン」の組み立て方や考え方を、伊藤氏をよく知る河尻氏が引き出した未来の広告の手がかりです。 伊藤直樹 音声本編の配信先は株式会社オトバンクが運営する「FeBe」上です。 http://www.febe.jp/podcast/mediasabor/index.htm <伊藤直樹>プロフィール ----------------------------------
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」第六回目の対談企画。プログラム開発者であり、投資家、ブロガーとしても活躍の小飼弾氏と井上トシユキ氏との対話(放送時間 81分)の一場面から切り取った内容を掲載いたします。「仕組み」の活かし方から貧困救済案まで、幅広い話題が奔放に飛び出す対談です。 <小飼弾>プロフィール --------------------------------------------------------------- 1969年生まれ。ブロガー/プログラマー/投資家。1991年12月米カリフォルニア大学バークレー校中退。その後、帰国し、ネットワーク技術者として活躍。1996年ディーエイエヌを設立し、代表取締役に就任(現任)。1999年オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)のCTO(取締役最高技術責任者)として、上場前の同社の礎を築く。2004年、ブログ「
2009年11月最後の3連休、みなさんはいかがお過ごしでしたか? レジャーを楽しんだ人もいるでしょうが、この連休中ラッキーカードや特売品を目当てにユニクロの60周年セールに足を運んだ人もいたのではないでしょうか? http://www.uniqlo.com/fr60/ そのセールの内容を見ると、あのユニクロのセールにしても法外な内容にびっくりします。そして、このユニクロの60周年記念セールが実施される前日に突然公開されたのがツイッターのユニクロ公式Twitterアカウントでした。これまでにも、Twitterのユニクロのアカウントというのは存在していましたが、いずれも海外のアカウントでした。また、ツイッターのホーム画面右上にはバナー広告も登場し、ユニクロ何をするんだろう? とクリックすると、なんと非公開アカウントになっているという謎だらけのアカウント(もちろんフォローリクエストは可能です)。
メディアサボールのビジネスポッドキャスト「ロングインタヴューズ」の第三回目の対談企画。株式会社インフォバーン CEO 小林弘人氏と井上トシユキ氏との対話(放送時間 60分)の一場面から切り取った内容を掲載いたします。 --------------------------------------------------------------- <小林弘人>プロフィール 1965年生まれ。メディアソリューション事業を核とする株式会社インフォバーンCEO。 94年、インターネット黎明期に米国で勃興するインターネット文化を伝える雑誌 「ワイアード」日本版を創刊。98年、「サイゾー」創刊。03年頃から、有名人ブログの プロデュースに携わり、高橋がなりや眞鍋かをりなど、雑誌やブログのコンテンツを 書籍化し、ブログ出版の先鞭をつける。2006年、全米で著名なブログメディア 「ギズモード」の日本版を立ち
2005年に日本では犯罪防止などの理由により廃止された長者番付、すなわち高額納税者番付がフィンランドでは根強く残っている。今年の番付は11月2日に各主要、地方新聞及びネットメディアで公示され、瞬時にして各市町村における高額納税者トップ1000名の氏名、納税額、税率など(各市町村別にはそれぞれトップ300まで)が公開された。 オレンジ色の表で紙面の半分にズラリ。 各都市トップ300の高額納税者の名前が公開された。 さて、この長者番付に自らの名前が発表されるとどうなるか。シミュレーションしてみよう。まず、遠い親戚から用もないのに突然電話がかかってくる。近所の人や友人、知人、実の兄弟姉妹を始めとする親戚縁者の態度が少々ぎこちなくなり、よそよそしくなる。かと思うと、それはもうストレートに「ねぇ、どんなお仕事をなさっているの?」と子どもが通う幼稚園や小学校の同級生の保護者の一人に直撃インタビューされ
久しぶりの東京は、またも大きく変貌していた。 赤坂、六本木、丸の内、大手町…都市再開発の波を受け、多くの街でそれまでにあった、馴染みのある建築物や街並が消え、巨大なビルやコンプレックスが出現。以前知っていた街というつもりで訪ねても、ほとんど見覚えのない、私がまったく知らない街にすっかり変わっていた。 なかでも、一番ギョッとさせられた風景には、東京駅丸の内南口から築地へ行くために乗った都営バスの中で遭遇した。かつてあった重厚な丸の内八重洲ビルは取り壊され、そこにはクラシックな洋館、そしてその後ろには、全く質感の異なる高層ビル群がそびえ立っている。後に、それが復元された三菱一号館と、その後ろに立つ34階建ての丸の内パークビルディングだと知ったのだが、あの異様な光景に、私は無意識に「狂気の沙汰」という言葉を心の中で思い浮かべていて、自分でも驚いた。 いつかSF映画の中で見たような風景、というか、
「ハローキティ(Hello Kitty)」が11月1日、35歳の誕生日を迎えた。日本オリジナルのキャラクターとしては、世界トップクラスの知名度の高さと言っても過言ではないだろう。5万種類にも及ぶ関連グッズはビジネス面でもサンリオの看板キャラとして経営を支える。浮き沈みの激しいキャラクタービジネスで35年も衰えないその成功の理由を探った。 通称は「キティちゃん」だが、本名は「キティ・ホワイト」。最初はなかったラストネームが後から命名された。この事からも分かるように、キティのキャラクター設定は最初からすべてが定まっていたわけではなく、徐々に整えられていった。しかし、場当たり的な決め方を避け、時間をかけて丁寧に世界観を作り込んでいった選択は、結果的にキティの性格が段々とはっきり像を結ぶ展開を生んだ。ちなみに、血液型はA型、得意なことはクッキー作り、双子の妹はミミィというように、家族構成や得意科目
就職についての希望を聞くと、「ボランティア団体」と答える学生がいる。自分の勤務先の大学に限らない。特に入学してからあまり時間がたっていない学生に多いような気がするのは、就職がまだ身近な問題ではない、よってまじめに就職先について調べたり考えたりしていない、ということの反映ではないかと思っている。別にボランティア団体で働きたいという希望がだめだとかいっているのではない。人の役に立ちたいという真摯な願いは尊いと思う。ただ、どうもこうした学生の少なからぬ一部が、「非営利団体で働くことは営利企業で働くことよりも価値がある」と考えているように思われて、懸念している。実際のところ、この種の考え方、あえて「バイアス」と呼んでおくが、このバイアスはけっこう世間にかなり広く見られるものでもあろう。その意味では、世間に対してものをいいたい気分でもあるわけだ。 というわけで、手短に。 最初に脱線しておくと、このバ
メディアサボールの新たなプロジェクト オンライン音声対談番組「ロングインタヴューズ」の第一回目の対談企画。社会学者 鈴木謙介氏とジャーナリスト 井上トシユキ氏との対話(放送時間 70分)の一場面から切り取った内容を掲載いたします。 <鈴木謙介>プロフィール ---------------------------------------------------- 1976年生まれ。関西学院大学 社会学部 助教。 国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員。専攻は理論社会学。 インターネット、ケータイなど、情報化社会の最新の事例研究と、政治哲学を 中心とした理論的研究を架橋させながら、 独自の社会理論を展開している。 2006年より、TBSラジオで「文科系トークラジオLife」のメインパーソナリティを つとめる。 同番組は2008年、第45回ギャラクシー賞ラジオ部門において大賞を受賞。
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