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今年の「#文学」
lalaladolcevita.hatenablog.com
フルーツパーラー・フクナガさんから「佐藤錦パフェスタート」のお知らせが届きました。わぁ行きたいなぁ。そわそわ。そわそわ。 アメリカンチェリー、お別れの時期が着実に近づいております。でもまだ別れたくない(涙)。 というわけで、本日のおやつは「チェリーマフィン」。普段お菓子には缶詰のチェリー使っていて、それはそれでおいしいんですけど…。フレッシュな実は色鮮やかで味も香りも全く違います。 生地にじゅわーとしみだしたさくらんぼの甘酸っぱさ。焼きたてのほわほわを頬張る瞬間。一抹の寂しさを覚えつつ幸せをかみしめるのでした。 混ぜていくだけの簡単レシピ↓ 「Muffins aux cerises(チェリーマフィン) 」 【材料 水 100g サラダ油 100g 全卵 2個 カソナード(グラニュー糖でもOK) 100g 塩 ひとつまみ 薄力粉 200g ベーキングパウダー 小さじ2.5(10g) アメリ
さくらんぼ活動継続中です。 写真は、「アメリカンチェリーのタルトアイスのっけ」。な、なんだろう。このセンスのないネーミングは(苦笑)。 ザクザクしたシュトロイゼルに、サクランボのコンポートを重ね、トップにヨーグルトのアイス。アイスが目立っていますが、主役はもちろんアメリカンチェリーであります。 しかし、アイスを撮影するのは難しいですね。盛ってる間からとけてくとけてく。カメラ握る手がじっとり(汗)。 さくらんぼのシロップ漬け(→過去レシピ))に、もうちょっと砂糖を入れて、もうちょっとお酒も入れて105度まで煮詰めました。形は残したままトロリ。 ヨーグルトアイスは、シャリシャリ&後味さっぱり。ちょこりと塩味もきかせました。蒸し蒸しと暑いこの時期にピッタリかもしれません。さくらんぼのシロップ漬けとも抜群の相性であります。 「Glace au yaourt sale(塩ヨーグルトアイス)」。ヨーグ
今月は栗で締めたかったんですけど、急にハロウィンのことを思い出しまして・・・。 久しぶりに「かぼちゃプリン」を作りました。 えー、ご存じのように、プリンには「焼き」と「蒸し」の2つの方法がありまして・・・。カボチャプリンのように水分の少ないアパレイユ(プリン液)の場合は「焼き」が適していると言われているのですが、そこをあえて「蒸し」でトライ。 「蒸しプリン」のよいところは、口当たりがなめらかになるということと、なにより時間が大幅に短縮されること。そう、すぐ食べたかったんですワタシ。がるるるる! 「今すぐプリン派」の方はご一緒に。 レシピはこちら↓ 「Pumpkin Pudding (かぼちゃプリン)」 【準備】 プリンカップの内側にバターをぬっておく(型出ししない場合はぬらなくてよい) 蒸し器にお湯をはっておく(80度くらい) かぼちゃをゆでて裏ごししておく 【材料】(130ccプリンカッ
GWはいかがお過ごしでしたか?私は後半体調を崩して寝込んでいました。もうやつれてゲッソリ(気持ちが)。 そんなわけで、しばらくおやつ生活からも遠のいていますが・・・。元気になったら作りたいなぁと思うのは「シュガーバターラスク」。 バターとお砂糖でふんわりしあげたクリームを、パンの表面に厚く塗りこんで焼き上げたミルキーなおやつ。 ↓にレシピを書きました。私は全快までに時間がかかりそうなので(涙)、それまでの間、どなたか試していただけたら嬉しいです。 二日目のバゲット。ちょい堅くなってしまった食パン。そんな子達を見つけましたら是非是非。あまりパン、ばんざーい♪ 「Sugar Butter Rusk の作り方 」 【材料】 バゲット1/3 (厚さ1cm×10枚分) or 食パン2枚(5枚切か6枚切のもの) 無塩バター 50g 粉砂糖 40g バニラエクストラ 1滴 (なくてもよい) 【作り方】
バレンタインと聞いても、対岸の火事のように思える今日この頃ですが・・・(悲)。 でも「チョコレート」のお菓子には、いつまでもときめきたいと思うのであります。はい。 というわけで、今日のお菓子は「ガトーショコラ」。 定番中の定番とよばれるお菓子ですが、実にさまざまなレシピが存在します。 まったくもうどれを信じていいのやら?? 毎回違うレシピに手を出しては、「うーん。なにかが違う」と試行錯誤を繰り返していました。 しかし最近とてもいいレシピに出会ったんです。 それは、Gaston Lenotreのレシピ→(こちら)。 チョコレート、バター、卵は同量。粉はほんの少し。外はさっくり、中はしっとりの仕上がり。生チョコレートのようにやさしい口溶けです。 外国のレシピの常で、いったいどんな型使ってるんだという分量指定なのですが(苦笑)、18cmの型に合わせて調整しました。 私のつたない訳&勝手な解釈を加
フィガロの北フランス特集でブルターニュ地方が紹介されていまして・・・。ブルターニュといえばクレープの本場。読んでいたら無性に「そば粉のガレット(クレープ)が食べたくなってしまいました。しかし近所にはクレープリーなどという洒落たお店はなく・・・(涙)。そして昨夜かのら雪(ひゅるる〜)。遠出どころか一歩たりとも外に出たくない。というわけで、家で作ることにしました。 参考にしたのは、「ル・ブルターニュ」さんのレシピ→ こちら。 10枚分だと多いので、半量でトライです。作り方は1つのボールに材料を入れて混ぜるだけ。一晩寝かせなければなりませんが手順はとてもシンプル。ただ日本のそば粉とフランスのそば粉では少々勝手が違うようで・・・。分量の水だと濃度が濃すぎて生地がうまくのびませんでした。焼く直前に20ccほどプラスして調整(様子をみつつ)。 「生地は薄ければ薄いほどいいので、頑張って焼いてください」
こないだ作ったバナナクグロフ。手前味噌で恐縮ですが、なかなかおいしかったのでまた作ってしまいました。今日はちっちゃい王冠型を3つ。焼き上がりを待つ間、スノウボウルとサンタクッキーの下準備にかかります。オーブンがうなる音。つけっぱなしのテレビの音 (海老蔵がむにゃむにゃ・・)。夜が深々と更けていきます。明日は雪が降るそうです。 レシピ書いてみました。よろしかったらのぞいてください↓ 「Kouglopf Banane」 【材料】 無塩バター 100g グラニュー糖 100g 全卵 2個(120g) バナナ 1本(100g) レモン汁(オレンジ汁でも◎) 小さじ1 準強力粉(薄力粉でも◎ ) 90g アーモンドプードル 40g ベーキングパウダー 小さじ 1 レモンの皮 or オレンジの皮 少々 バナナリキュール or ラム酒 適宜 【準備】 10cm×5cmのミニクグロフ×3個を用意
フルーツ王国として名高い岡山。いま市をあげて「フルーツパフェの街おかやま」という企画を進行中とのことで、いろんなお店で旬のフルーツを使ったパフェが食べられるそうです。今は白桃!! 大好きな白桃!これは放ってはおけません。いそぎ車を飛ばしました。 写真↑は、岡山珈琲店さんの「白桃パフェ」。トップには白桃のスライス、下の方には桃のコンポートがはいっています。真ん中がアイスクリームではなくソフトクリームというところがまたよかったです。 こちらは、前回倉敷にいったときに三宅商店さんでいただいた「白桃フローズンパフェ」。中が桃シャーベットというところがニクイ。もう一度食べにいきたい(よだれ)。 岡山遠征のときは必ず立ち寄る総社の「オールウェイズ」。写真は「エビのバゲットサンド」。揚げたてのエビにオーロラソース。あぁ・・(以下省略)。 そして、岡山みやげはもちろん白桃。夏の間にもう一度行きたいと思いつ
毎日のケーキを、ヨーグルトに変えて2週間。気のせいか胃腸の調子がよいような?? そして気持ちやせたような(あくまで気持ち)?? 信じることが大切なのです。はい。 さて、かもし活動も5回目になりました。今日は「バニラヨーグルト」です。 今回は、元種に「小岩井生乳100%ヨーグルト」を使用。ご存じの通り、小岩井は酸味がマイルド。そしてクリームのようになめらか。バニラにとても合うと思ったからです。 ヨーグルトを変えたのでレシピも少し変えました。ミルクの味がやさしく、あっさりした口当たり。ひと匙すくうとバニラビーンズのつぶつぶが顔を出し、ちょっこしテンションがあがります。 まだ改良の余地ありのレシピですが、もし試してみたい方がもいらっしゃいましたら、↓をのぞいてみてください。時間はかかりますが、とても簡単ですし、万が一うまくかたまらなくても、ドリンクヨーグルトと思えば大丈夫(?)。 Yaourt
時々無性に食べたくなるドーナッツ。本気でダイエットしないとやばいというタイミングで、この波がやってきます。そして決して抗えないのです。ざざー(流されていく音)。 「焼きドーナッツ」にした方がカロリー的には◎なのでしょうが、脳裏に浮かぶのは「揚げドーナッツ」。 イーストを使って発酵させた生地は、空気をふくみフワフワの仕上がり。かみしめたときの弾力、口の中にジュワっと広がるおいしさは、イーストドーナッツならではのもの(そして油の力)。 グレイズは「メープルシロップのバターグレイズ」。聞いただけで倒れそうな名前です。 小鍋にメープルシロップ、バター、生クリームを熱してとろりとさせ、すこーし塩をきかせ、ドーナッツにまとわせます。 ハイリスクハイリターンなドーナッツほど甘く誘惑的なものはないと思うのです。 一人で流されるのは寂しいので、あなたも道連れ。レシピはこちら↓。うふ(こわい) 「Maple
先日の日記では、スターをたくさんいただきありがとうございました。 おかげさまで、父は水曜日に退院し、日に日に元気になっています。 私もお役御免となり、自分の家に戻りました。 いやぁ、当たり前の話でありますが、入院はしたくないですねぇ。なにがつらいってご飯が食べられない。もちろんおやつもありません。うぅ。 点滴で栄養は補給できても、日々の生活から「食べる」という幸せがなくなったら、人生はなんと味気ないものでしょう。 おいしいものを、おいしいと感じられることの有り難さを、父の入院であらためて感じたのでありました。 ま、私の場合は、1週間くらい絶食したほうがいいのかもなんて気がしたりしなかったりするんですが・・・。 さて、今日のおやつは、「Macarons aux Fraises(イチゴのマカロン)」。 普通のマカロンの倍の大きさ、6cmのコック(生地)を焼き、中にイチゴのクリームとフランボワー
みぞれまじりの雨が降る日曜日。フランスつながりの友人たちが鎌倉に集まりました。目指すは西口(江ノ電側出口)から徒歩5分のところにあるビストロ「OSHINO」。改札を出てレザンジュの前を通ってひとつめの角を左折して100メートルほど行った右手の半地下(ぶつぶつつぶやいて歩く)。それはカウンター席とテーブルが4卓ほどの小さなお店。 写真は前菜「田舎風パテとハムの盛り合わせ」とメイン「鶏肉のなんとかかんとか」(すいません)。塩味もびしっとキマっていて(これ大事)、こりゃワインがあうわいと、クピクピ飲んでいい気持ち。前菜とメインを1品づつ選んでコーヒー付きで2000円。10種類ほどあるグラスワインは600円〜700円。鎌倉はいつもランチ場所に困るので、よいところを覚えました。 食後のケーキは、北鎌倉にほど近い「欧林洞」さんへ。元は美術館だったという建物。洋館好きにはたまりませぬ。その優雅な雰囲気に
美しい器に出会いました。 白磁に藍の唐草模様が映える角平皿は、高山・渋草焼「芳国舎」さんのもの。 飛騨九谷と評される赤絵の艶やかさ。大胆かつ繊細なタッチ(私の中では飛騨の柿右衛門??) 久々に物欲の炎が燃え上がりました。しかし、お値段も麗しくてですね。火消し隊が向こうの方から走ってくるのが見えました(涙)。 でも、運命の出会いには「次」はありません。ほしい物は「今」手に入れないと。というわけで、うんうん悩んだ末、二枚を選びました。 写真は、イチゴ&フランボワーズソースを添えたパンナコッタ。深紅のピュレに負けない藍色の迫力。うーん。きれいだー(お皿が)。 ひと目で恋に落ちて連れ帰った器ですが、本当の価値は、日々手に取り食卓に並べていくうちにわかってくるものなのだと思います。棚の飾りにしないように、じっくりとおつきあいしていきたいです。 「渋草焼・芳国舎」 直売店;岐阜県高山市上二之町63番地
ときどき無性に食べたくなるおやつがあります。それは昔、母が作ってくれたドーナッツ。 あげたての熱々を、お砂糖の上で転がしてあちあち言いながらかじりつく。人差し指と親指についた粗目(ざらめ)もこぼさないようにそっとなめる。 ドーナッツと聞いて真っ先に浮かぶのは、ミスドでもクリスピードーナッツでもなく(死ぬほど好きだけど)、子どもの頃に食べたあのドーナッツ。寒い寒い冬の午後。温かい牛乳とドーナッツがなにより素敵なおやつでした。 今日は昔を思い出しながら、さつまいもバージョンで。ほくほく。 「さつまいもドーナッツ」 (30g×16個) 【材料】 さつまいも 250〜300g (小1本) さとう 60g バター 20g 卵 1個 牛乳 60cc 薄力粉 150g ベーキングパウダー 小さじ2 【作り方】 さつまいもを皮付きのままラップしてレンジ500wで7分
高松市牟礼町に行ってきました。市内中心部から車で20分ほど。瀬戸内海に面し、カキの養殖が盛んなところです。毎年10月〜3月の間、海沿いの道に「カキ小屋」が出現します。小屋を開いているのは、カキの養殖家の皆さん。普段は作業場とおぼしき部屋に、大きな鉄板が配置され、「焼きガキ」を囲む人でにぎわいます。殻が焼けるパチパチという音、醤油の焦げる香り。入り口にはいった瞬間に、お腹がグーっと鳴りました。 100分間食べ放題。食べるはしから、スコップでわっさわっさとカキが継ぎ足されていきます。呆気にとられる私たちに、「お客さんと私の勝負やね」と、必殺カキ焼き人のおばちゃんがニヤリ(各テーブルに一人ついてくれます)。体のどこかにパチリとスイッチが入りました(どこよ?)。左手に軍手、右手にナイフ。髪を後ろで結わえて準備完了。がんがん焼いちゃって下さい。はい。 焼け具合を見計らって、おばちゃんがカキを鉄板の端
焼き菓子倶楽部最終レッスンは、永遠のスタンダード「Quatre-Quarts(カトルカール=パウンドケーキ)」です。粉と砂糖と卵とバターを1/4ずつ。黄金比率から生み出されるしっとりとした生地はまさに魔法。お菓子の神様に感謝したくなるケーキです。 パウンドケーキは、長方形の型を使いますが、焼き上がりは「まっしかく」ではありません。そこには美しい曲線が存在します。それは「お・で・こ」。 マドレーヌ編では「でべそ」がテーマでしたが、パウンドは「fronte Bombe(突き出たおでこ)」に注目です。さぁ、今日はとびきりキュートな「でこちゃん」じゃなかった「カトル・カール」をつくっていきましょう♪ えー、お見苦しい写真で申し訳ないのですが、↑はパリ7区のパティスリー「Jean Millet(ジャン・ミエ)」のウィークエンドケーキ(シトロン味のパウンドケーキ)。 パリで見るパウンドは、どれも立派な
子供の頃、母と一緒に作ったお菓子の中で、とてもよく覚えているのは「チョコチップクッキー」です。チョコレートは刺激が強いという理由で、5歳まで食べさせてもらえなかったので、チョコとのはじめての対面がこのときだったのです。その美味しさにくらくらしたのを覚えています。 でも一緒に作ると言っても、粉をはかったり、生地をまるめるぐらい。もっぱら、ボウルに残ったクリームを指ですくってなめたり、チョコレートでベトベトの手であちこちスタンプしたりする仕事にいそしんでおりました。ま、今も残ったクリームをなめるのはやめられませんが。 というわけで、今日のおやつは、チョコチップクッキーです。レシピはパリの製菓学校「エコール・ルノートル」の子供クラスのもの。6歳から10歳くらいまでの子が対象なのですが、レシピを見るとこれがどうして本格的。ミルクチョコではなくビターチョコレート(VARHONA社 EQUATORIA
スコーンと言えばイギリスですが、フランスでも親しまれているお菓子。パリの製菓学校では、スコーンをはじめ、マフィン、ブラウニー、サンドウィッチ、カクテル風の小さなグラス入りスープなどなど、英国式ティータイムのお菓子が数多く登場しました。そこで習ったのは、焼き込みの深いざっくりとしたビスケットタイプ。でも私「ふんわりタイプのスコーン」も好きなんですよね。えへへ。 というわけで、今日は僭越ながら「cipolinaのふんわりスコーン」をご紹介したいと思います。これは10年以上作り続けているお気に入りレシピ。今回、フランスで習ったものを参考にすこーし改良。今までは生地にクリームチーズを練り込んでいたのですが、”ヨーグルト”で作れるように! クリームチーズと違ってヨーグルトなら常に買い置きがあるし、あまったらどうしようと悩む必要もありません。「こりゃ助かるわい!!」と小さく万歳中です。 焼き菓子倶楽部
先日は、焼き菓子倶楽部に脳内参加してくださり、ありがとうございました。わたしゃホントうれしいです。ひとりじゃないってステキなことね〜(ふる)♪ ・・・と鼻歌歌いながら、今日は第二弾、フランス・ブルターニュ地方に伝わるクッキー「サブレ・ブルトン」を作りたいと思います。今回もレシピを書いてみました。引き続き脳内参加絶賛歓迎中です。ささ、ズズズイっと奥へどぞ。 フランス北西部に位置するBRETAGNE(ブルターニュ)は、フルール・ド・セルとよばれる「塩」の産地。その塩を使った良質のバターもまた有名であります。日本でも大人気となった「塩キャラメル」もブルターニュのお菓子。あれを最初に食べたときの衝撃は今も忘れられませんが、「サブレ・ブルトン」の塩パンチもそれに匹敵するものでした。贅沢に使われたバターがうみだすザクザクとした空気の層。甘さとしょっぱさのバランス。サブレ・ブルトンは塩とバターを知り尽く
台風が近づいているようです。夜になって雨脚が強くなってきました。低気圧のせいなのかそれとも風邪なのか。午後から頭痛が少々。皆さまもどうぞ温かくしておやすみください。 今日のおやつは「バナナケーキ」。フランスのルノートルのレシピを参考にレーズンを加えてみました。そして香り付けにひとつまみの紅茶の葉を。湯気のたつマグカップ。バナナの甘い香り。心をなぐさめてくれるやさしい時間。 「Pain aux Bananas (バナナケーキ)」 【材料】 無塩バター 100g グラニュー糖150g 全卵 2個 レーズン 60g バナナ 200g 薄力粉 150g ベーキングパウダー 8g 塩 少々 紅茶の葉 小さじ1〜大さじ1(お好みで) 【下準備】 バターを室温にもどす レーズンをぬるま湯で洗い、水気をふきとっておく バナナをフォークなどを使ってつぶしておく 紅茶の葉を細かくしておく 粉
焼き菓子倶楽部、ひそかに開始です。初日は「はちみつマドレーヌ」です。仕込みをしながら、入部希望者がこないかなぁと、ポーっと待っています。一人でがんばれると思っていましたが、人恋しい秋。やっぱり仲間がほしいよぅ。しくしく(泣きマネ)。しかたない。つきあってやるか。という方は次のページへ。レシピあります。くいくい(手まねき)。 お、きてくれたんですね。ようこそようこそ。お近づきのしるしにマドレーヌをお一つ(桃太郎か)。 さて質問です。 みなさんはマドレーヌを手に持った時、どこに注目しますか? 私は「おへそ」です。プリっとキュートな「でべそ」を見ると、愛おしさで胸が苦しくなります。 もうひとつ大事なのは「こんがりと焼けた肌」。マドレーヌの美しさは焼き色で決まると言っても過言ではありません。 というわけで、今日はこの2点を頭におきながら、とびきり美人なマドレーヌに挑戦です。 「はちみつマドレーヌ」
今日は金沢で出会ったうまかもんの話を。一番の思い出は、「小松弥助」さんのお寿司。ご主人の森田さんは今年喜寿を迎えられたとのことですが、つややかな頬、鮮やかな手さばき、お年よりずっとずっとお若く見えます。魚が好き。人が好き。そんなお人柄がにじみでるような、ふんわりと握られたお寿司たち。やさしい語り口のご主人とお客さんたちのかけあいも楽しくあっという間の一時間。「お店を開けるのは11時半から4時ぐらいまで。今日は酢飯が切れたからこれでお終いです。みなさんよく召し上がってくださいました」。空になった寿司桶を持ち上げていたずらっぽくニヤリ(時計をみると午後3時半)。 下段右の写真はお土産に握っていただいた「弥次喜多」さん。マグロ、イカ、トロなどを煮きり+醤油+ワサビでヅケにしたものを海苔でくるみ、それを寿司飯でにぎった特大おにぎり。「お米がしまって味もなじんでくる三時間後が食べ頃。今日はありがとう
本場のガトー・バスクとガトー・ベレーを食べたい! そんな思いにかられて、はるばるバスクまでやってきたわけですが、いざどこで食べるかという段になると悩むこと悩むこと(苦笑)。 トップ写真は、↑ミールモンの「ガトー・ベレー」。バスクはベレー帽発祥の地。帽子に見立てたガトー・ベレーはチョコレートクリームが半ドーム状に盛られたやわらかなケーキでした。 そして、もう一つのケーキは「ガトー・バスク」。ざくざくとした生地の中にはパティスリークリームが詰められています(さくらんぼ入りもあり)。時代に左右されない美学。長い時を経て受け継がれてきたお菓子の持つ力強さ。かみしめるほどに、なつかしいような愛おしいような不思議な気持ちで胸が満たされていくのでした。 ホテルのマダムが「町一番のお菓子屋さん」と推薦してくれたのは、「HENRIET(アンリエ)」。ビアリッツの海や空ような水色がテーマーカラー。お店には数多
だいぶん間があいてしまいましたが、バスク旅行の続きを書こうと思います。まずはビアリッツから。前回「サン・ジャック・ド・リュズ編」はこちらでどぞ → 「バスクの旅1・サン・ジャン・ド・リュズ編 - CIPOLINAの甘い生活」 ビアリッツはパリから電車で約5時間(飛行機で1時間少々)。フランス南西部・バスク地方にある海辺の町です。日本ではニースやカンヌほどには知られていませんが、華やかな歴史にいろどられたヨーロッパ有数のリゾート地。1854年、ナポレオン三世がこの地に別荘をかまえ、以来イギリスのヴィクトリア女王、スペインのアルフォンソ王など各国の王族や貴族が夏の休暇を過ごす保養地として栄えました。1900年代に入るとピカソ、コクトー、デュマ、ココ・シャネルなどベル・エポック時代を代表する芸術家や文豪、デザイナーたちがつどい、夏の社交場として一時代を築いたそうです。 往時の面影はうすれてもなお
Examanはいろいろありつつも、なんとか終わりました。一生分の涙と汗を使い果たした一ヶ月でした。フランス語は相変わらずひどいもんですが、「mechante」(意地悪)、「Ce n'est pas ma foute」(私のせいじゃありません)だけはしっかり覚えました。自分の立場をあきらかにする、正当性を主張する、日本では普段していないことをやらなくてはいけない。ここでは遠慮や譲り合いは決して美徳ではないということをたたきこまれました。パリは甘くないなぁと思います。いやもしかしたら今までの私に覚悟が足りなかったのかもしれません。お菓子だけではなく、自分の生き方についても考えさせられました。えぇほんと鍛えていただいています。ここの人たちには(苦笑)。 金曜日はDIPLOME授与式。シャンパングラスを掲げ「felicitations!(おめでとう)」とハグの嵐。出会ったときから別れる日がわかって
一時は深刻だった「バター不足」ですが、昨年末あたりから徐々にスーパーに戻ってきました。製菓材料専門店のクオカや冨澤商店などでも、今年に入って販売制限を解除(昨年は一回につき一個しか買えませんでした)。バターのことを悩まずにお菓子が作れるとはなんと幸せなことでしょう。 バター不足が騒がれていた間に、グっと注目されるようになったのは「コンパウンドマーガリン」。植物性油脂と動物性油脂の両方を配合し、マーガリンの軽さにバターの香りをプラスした新しいタイプのマーガリンです。お菓子もパンも軽い仕上がりが好まれる今、多くのパン屋さんのデニッシュやクロワッサン、ケーキ屋さんのパイ生地は「バター」から「コンパウンド」へとシフトしていると聞きます。 でもねぇ。私は、バターにはバターにしかないよさがあると思うのであります。いや、バターでなくてはダメだというときがあるのです。とくに、こんなお菓子を作るときは…。
こんにちわ。「ひみつのプリン」の時間です。 あまりたいした「ひみつ」でもないんですけれども・・・(汗)。というか、きわめて普通なプリンなんですけれども・・・(汗汗)。心ひそかに愛しているマイプリンをご紹介したいと思います。 えー、プリンには、大きく分けて2種類あります。オーブンで湯煎焼きする「どっしりタイプ」と、お鍋で蒸す「なめらかタイプ」。皆さんそれぞれ好みのプリンというものがあると思いますが・・・私がここ数年取り組んでいるのは「なめらかタイプ」のほうです。大事にしているのは、口溶けのよさ。コクもあるけどキレもある(どこかで聞いたような・・)。そん名プリンです。 なめらかにするには、火の入れ方が命。あたりのやわらかなスチームがでるように火加減にはとても気をつけています。卵黄(全卵ではなく卵黄のみ)、砂糖、ミルク、生クリーム、バニラビーンズ。そしてキャラメルのアクセント。特別なものはありま
ショコラ祭り第二弾、「タルト・オ・ショコラ・オ・レ」(チョコレートタルト)を作ってみました。 タルト台は、ヘーゼルナッツのサブレ生地。そこにミルクチョコレートをたっぷり流し込みます。とてもシンプルなケーキですが、なめらかなチョコレートガナッシュと、サクサクのサブレの組みあわせに私はいつも心とろかされてしまいます。 今回は、バレンタインを意識して飾りチョコも作りました。usauraraさんがクリスマスにやってらした「天使の羽」を思い出してチャレンジしてみたんですが・・・・あまりうまくいかなかったので、途中から「ハート」に切り替えました(なぜ)。しかし、ハートも難しくてですね(悩)。そんなわけで、最終的に葉っぱになりました。天使の羽→ハート→葉っぱ・・・。えぇ、見た目は葉っぱでも中身は愛なんです。愛とは見た目ではよくわからないものなのであります。ねぇ?(誰にきいてるのか) そうそう、先日マリア
京都のあと、東へ南へとフラフラしていましたが、ようやく戻ってまいりました。 なんとなくまだ旅ボケ中なのですが・・・。カカオの香りで目覚めました。そうだ、バレンタインだ。ショコラ祭りだ! というわけで、どーんと1キロチョコを購入しました。これで安心して失敗できるというものです。 第一弾は、フォンダン・ショコラ。スプーンで割ると、チョコレートがとろけ出すアレです。 いろいろな作り方があると思うのですが、今回はコニャック風味のトリュフを別に準備しておき(前日用意し冷やしておく)、真ん中に入れました。 スフレのようでもあり、やわらかいガトーショコラのようでもあり、フワフワ&トロトロがいっぺんに押し寄せてくる至福のケーキなのであります。 贈るお菓子というよりは、うちで一緒に食べたいケーキですかね。 別名「誘うケーキ」??(ほんとうか?)。 チョコレート菓子、続きます。 ↓レシピを書いてみました。ちょ
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